青森の方言（津軽弁）15選！挨拶や可愛い・面白いものも！

青森に旅行に行った人などは、青森の方言の訛りにびっくりされる方も多いのではないでしょうか。青森の方言にも2種類あり、津軽地方の津軽弁と南部地方の南部弁があります。

特に津軽弁は、青森に住んでいる人でも良くわからず、びっくりする人もいるほど訛りが強いです。今回は、そんな青森の方言の津軽弁について詳しくご紹介していきます。

青森といえば「りんご」や「雪国」というイメージが強いですよね。青森は一体どんなところなのか、やっぱい冬は寒いのか、それぞれ見ていきましょう。

青森は本州最北端で、北は北海道が近く、南は岩手と秋田に接しています。北緯40.5度に位置しており、ニューヨークや北京、ローマなどと同じ緯度にあたります。日本海側に面しているのが津軽半島で、太平洋側に面しているのが下北半島になります。

青森の年間での平均気温は10.5度と低く、夏はカラっとして過ごしやすいですが、冬はやはり雪が積もり氷点下の日が続くほど寒いのが特徴です。

また、寒い期間が長いのも特徴で、5月頃に雪が降ることもあるようです。普段雪の降らないところに住んでいる人はびっくりしますよね。日本海側と太平洋側で積雪量が異なり、日本海側の方がかなり雪が積もります。

青森は自然が豊かで海の幸も豊富なのが特徴的で、マグロやホタテなども新鮮で美味しいものを食べることができます。海の幸が豊富なので海鮮丼などをやっている店も多く、リーズナブルな値段で新鮮な海の幸を味わうことができるところも魅力です。

青森の方言には津軽地方の津軽弁と南部地方の南部弁の2つの種類があります。どちらの方言も訛りがあって可愛い方言になっています。

津軽弁のほうがやや訛りが強く、濁点の多い訛りが多く、少し男性的な方言になっています。南部弁も訛りはありますが、語尾に丁寧な表現のつく言葉になっているので、やや女性的で柔らかい雰囲気の方言になります。

青森の方言には津軽弁と南部弁の2つの種類がありますが、特に津軽弁は訛りが強く、言葉に濁点のつく表現が多いので、初めて津軽弁を聞いた人は、びっくりしてしまうでしょう。

津軽弁は2010年に「トヨタ・パッソ」のCMに使用された際に「フランス語に聞こえる」と話題になったほど訛りの強い方言になっています。同じ日本でも地域や住む場所によってこんなにも違うのかと思うと、方言は面白いですね。

青森の津軽弁の挨拶の方言についていくつかの種類をご紹介いたします。青森は挨拶の方言も独特で可愛いので、方言好きの方はぜひチェックしてくださいね。

青森の津軽弁の方言で「おはようございます」の挨拶は、「おはよごす」という言葉になります。おはようございますの挨拶よりもやや短い言葉になっていますね。訛りはありますが、よく聞けば旅行者でもわかる方言かもしれないですね。

青森の方言で「ありがとうございます」の挨拶は、「ありがどごす」という言葉になります。一般的な「ありがとうございます」の挨拶よりは語尾が短縮されていますが、津軽弁の特徴で全体的に濁点の多い言葉になっています。

青森の方言で「こんばんは」の挨拶は、「おばんです」という言葉になります。「こんばんは」よりもなんとなく言いやすい感じもしますね。

青森の方言で「元気です」の挨拶は、「まむしい」という言葉になります。これは初めて聞いた人だと「まぶしい」に聞こえてしまうかもしれませんね。このように挨拶の言葉であっても、語尾だけでなく全体的に言葉が変わってしまっているので、津軽弁は方言の中でも非常に難しい方言とも言われています。

青森の方言で「またね」の挨拶は、「へば」という言葉になります。青森の方言の挨拶の中で一番多く使われている言葉で、別れるときは基本的に「へばね」や「へばな」といって使われていることが多いです。

初めて青森の方言を使う人も取り入れやすく、別れ際に「へばね」というだけでとても親しみやすい印象になるので是非使ってみてくださいね。

青森の方言といってもとても多くの種類がありますが、その中でも可愛い方言をいくつかご紹介していきます。男性は方言が好きな方も多いので、恋愛テクニックとして可愛い青森の方言をさりげなく取り入れてみるのもいいかもしれませんね。

青森の方言で「私のことどう思ってる？」という言葉は、「わのことどう思うっちゃ？」という方言になります。「～ちゃ」という語尾を聞くと、とても可愛い印象になってグッときてしまいますよね。また、語尾だけに限らず「母っちゃ」などの名詞につける場合もあります。

青森の方言で「くすぐったい」という言葉は、「もちょこちぇ」という方言になります。「もちょこちぇ」とだけ聞くと、初めて聞く人は何を言ってるのかよくわからずびっくりしてしまう人もいるかもしれませんが、可愛い雰囲気の方言になりますね。

青森の方言で「何で」という言葉は、「なして」という方言になります。この方言は青森の沢山の種類の方言の中でも比較的わかりやすい方言になっております。首をかしげながら「なして？」と聞かれると思わず好きになってしまいそうな可愛さですね。

青森の方言で「可愛い」という言葉は、「めごい」という方言になります。青森は北海道が近いので、北海道の「めんこい」という方言が混ざって「めごい」という方言になっているのかもしれませんね。

青森の方言で「ありがとう」という言葉は、「ありがどーごし」という方言になります。語尾に「ごし」がつくことで、とても友好的で可愛い印象の方言になりますね。だれかに何かをしてもらった時などに「～してくれてありがどーごし」というような使い方になります。

青森の方言の種類の中には、可愛い方言もたくさんありますが、面白い方言もたくさんあります。では、青森の方言の種類の中から面白い方言をいくつか紹介していきます。

青森の方言の中で面白い方言に語尾に「んだっきゃ」という方言があります。「そうだよね」という意味で使われており、「あの子○○さ似でるっきゃ」というと「あの子○○に似てるよね」というように使われています。語尾に「きゃ」とつくことで非常に可愛らしく面白い方言になっていますね。

青森の面白い方言には「け」や「けろ」という方言があり、「～してください」という意味で使われています。「～してください」と言うよりも友好的な感じがしますね。とても可愛らしく面白い方言で「手伝ってけろ」や「また遊びに来てけ」という使い方がされています。

青森の面白い方言には語尾に「だびょん」とつける方言があります。「～だろう」という意味で使われており、「多分」というニュアンスで使われています。語尾に「だびょん」とつくと冗談を言っているかのような面白い優しい雰囲気になりますね。

青森の面白い方言で自分のことを「わ」と言う言葉があります。「私」などの意味と同じで、「わも好き」というと「私も好き」という意味で使われています。この方言も青森の方言に慣れていない方でも割と聞きやすい方言になっています。

青森の面白い方言で「かちゃくちゃね」という方言があります。こちらも非常にわかりやすく「ぐちゃくちゃ」という意味になっています。「部屋がかちゃくちゃね」というと「部屋がぐちゃくちゃだね」という意味になるので、割とわかりやすい方言になっています。

青森の方言は聞きなれない方が聞くとびっくりする人も多いですが、よく聞いてみるととても可愛い方言です。可愛い方言を使って告白してみるなど、恋愛のちょっとしたテクニックに使ってみてくださいね。

青森の方言で「好きです」という言葉は「好きだじゃー」という方言になります。「好きです」と伝えるよりもとっても可愛らしくキュンとしてしまいますよね。「好きです」というよりも割とくだけた雰囲気で言いやすいので、緊張しやすい人などは是非取り入れてみてくださいね。

青森の方言で「すごく好き」という意味の方言は「わや好きだはんで」という方言になります。「わや」は「すごく」「とても」という意味があるので、すごく好きという意味の方言になります。

青森の方言の中でも今回は津軽弁についていくつかご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。青森に旅行に来た人は、方言にびっくりされる方も多いですが、意味を知ればとても可愛くて面白い方言がいくつもありますね。

青森の方言を知って、是非日常でも使ってみてくださいね。青森に旅行に来た際にも方言を少しでも理解できると、また更に青森のことが好きになるはずですよ。