女性の使う『可愛い』の意味とは？女性独自の感性を徹底解説！

女性であれば共感する人も多いと思いますが、女性同士の会話の中でよく「可愛い」という言葉が出てきませんか？可愛いという言葉が口癖のようになっている人も中にはいます。今回は女性が使う「可愛い」について説明していきます。男性にとっては意味不明な部分も多々あると思います。男性と女性の可愛いの違いや女性が使う可愛いの種類などを紹介していきます。

そもそも可愛いの本来の意味は知っていますか？可愛いという言葉は、日本の形容詞ですが、今の若者が使う「可愛い」は本来の正式な意味とかけ離れている使い方をされます。まずは、可愛いの正式な意味と使い方を紹介していきます。

「可愛い」という言葉の正式な意味はご存知でしょうか？可愛いという言葉は、日本語の形容詞です。正式な意味は、「愛情を持って大事にしたい気持ちを覚えるさま」「小さいもの、弱いものなどに心を惹かれる気持ち」「物が小さくて愛らしく見えるさま」です。愛着があるもの、愛らしく思うことを可愛いと言います。

使用例としては、「出来が悪い子ほど可愛い」（愛情を持って大事にしたい）など赤ちゃんや愛くるしいものに対して「可愛い」とい言葉を使います。

「かわいい」ではなく「かわいそう」という言葉がありますよね。漢字だと「可愛そう」なのか「可哀そう」なのかどっちが正しいのでしょうか？また違いはあるのでしょうか？まず、両方とも意味合い一緒です。「可哀想」「可哀相」と別れる場合がありますが、これも意味は同じです。「かわいそう」は形容動詞で弱い立場にあるものに対して"同情"をする、不幸せな状況から救いたいと思う気持ちをあらわします。

ではなぜ漢字が異なるのでしょうか？「可愛そう」は元々の「可愛い」の意味である小さかったり弱いさまを見て愛くるしく思う気持ちから「可愛そう」という漢字になったと考えられます。小さい・弱いものに手を差し伸べたくなる感情が「可愛そう」と表さられるのでしょう。

「可愛い」という言葉を口癖のように使う女性が多いですが、男性の皆さんは女性が使う「可愛い」の意味をご存知でしょうか？男性が使う可愛いとは少し違いがあるので、意味を知っておかないと女性との間に勘違い・すれ違いが起きるかもしれませんので、女性が使う「可愛い」の3つの大まかな意味を紹介します。

男性と違い、女性は会話をとても重視します。男性はどちらかというと会話がなくても信頼できる人を大切にしますが、女性同士は何時間でも立ち話やカフェでのお喋りをすることができますよね。女性にとって誰かと会話をすることでストレス発散になるのです。その会話のスムーズにする為にも相槌として「可愛い」という言葉を使うのです。

可愛いという言葉を発するだけでその場の空気が明るくなり、会話の流れがスムーズにいくのです。男性にとっては意味不明だと思いますが、女性ならではの相槌ですね。

男性は目的（解決）脳、女性は共感脳と言われているのをご存知でしょうか。女性は共感を求める生き物なのです。悩み相談で例えると分かりやすいですよね。男性は悩みに対しての解決策を聞きたくて相談をしますが、女性は「その気持ち分かるよ」「辛いね」と共感をしてもらうことでスッキリするのです。

女性の「可愛い」という言葉も共感を求める言葉です。例えば、「見て～これ可愛くない？」と質問をして相手に共感を求めます。「本当だね。可愛い！」と相手が共感をしてくれるのを待っているのです。共感を求める女性には、「可愛いね」と共感をしてくれれば良いので、どこが可愛いかなど具体的な意見は不要なのです。女性は気付かないうちに会話の中で共感を求めているのです。

女性の可愛いという言葉は色んな意味が込められていますが、実はマイナスな意味を込めていることもあるのです。可愛いという言葉がマイナスな意味があるということに男性の皆さんは驚いたのではないでしょうか。

例えば、失敗をした友人に対して「かわいい～」と発言しているのは、ドジで可愛いねという意味があります。ドジということに対してマイナスに捉える人もいればマイナスに捉えない人もいますが。他にも「（こんなことも知らないなんて）かわいいね～」など。こちらもマイナスの意味で言っている人もいます。ストレートに言ってしまうと雰囲気が悪くなるので可愛いという言葉で済ますのです。中にはわざとマイナスな意味で嫌味として「可愛い」という女性もいますので要注意です。

女性が使う「可愛い」の種類って知っていますか？女性が使う可愛いは年々増えてきているのです。可愛いの種類はたくさんありますのでいくつか紹介していきます。

とても可愛いという意味で可愛いの最上級です。

カッコいいと可愛いが積み重なったもの。若手俳優などに対してよく使います。

気持ち悪いけど可愛いの略です。人ではなく物に対して使うことが多いです。

ブスだけど可愛いの略です。パグなどがぶすかわと言われていますよね。

最近ハロウィンが人気ですよね。ハロウィン時のような奇抜なメイク、グロテスクなメイクや服装に対して使います。

夢みたいな世界観の可愛い雰囲気のことです。

ラフでルーズなファッション。だるく見えるけど可愛い服装。

どうですか？ざっと挙げただけども女性はこんなに多くの種類の可愛いを使い分けているのです。

女性が使う「可愛い」は種類がたくさんあると紹介しましたが、同じ「可愛い」という言葉でも場所や状況によっても意味が変わりますので、場所や状況で変わる意味5選を紹介します。

元々「可愛い」という言葉の意味として挙げられるのはこの「愛らしい」という表現です。主に小動物や子供に対して言う言葉であり、自分より年下に対して言う「可愛い」はこの「愛らしい」という意味を持ちます。しかし、愛らしいの感覚は人それぞれで周りから見るとそれ可愛いの？って思うものに対しても愛らしいという意味で可愛いと言う人もいます。

女性は、似合うという意味でも可愛いという言葉を使います。女性同士がショッピングをしているところを見ているとよく「可愛い」という言葉が飛び交っていると思います。ファッションだけではなく、髪型を変えた女性の友人に対して「可愛いね」というのは「似合っているね」という意味でもあります。もしくは似合っていないけど、似合っていないと唐突に言えないので、可愛いねという事で言われた側は似合っているってことだと受け取る場合もあります。

愛嬌がある人に対して、「可愛い」という言葉を使います。これは男性も一緒なのではないでしょうか？顔が特別可愛いわけではないけど愛嬌がある人って可愛く見えますよね。そういう人には愛嬌があるという意味の「可愛い」という言葉を使います。これは男性も一緒なのではないでしょうか。「女は愛嬌」なんて言葉があるくらいです。

男性と違って、女性は食べ物に対しても「可愛い」と言います。最近ではインスタ映えを狙っているカフェや飲食店も増えましたよね。それは完全に食べ物に対しても可愛いという女性の心をくすぐるものです。パンケーキやスイーツなど、料理の盛り付けに対して「可愛い」と言っているのですが、「美味しそう」という意味も込めています。

男性は、美味しそうだと思ったら単純に「美味しそう」と言葉にすると思います。女性も美味しそうと言えば良いのですが、美味しそうだと思っていても可愛いという言葉が先に出てくるんですね。美味しそう・見た目も可愛いという意味も込めて一言で「可愛い」と発言します。本来料理は見た目でも楽しむものですよね。ですので、男性は、女性と食事に行って料理に対して「可愛い」と言い写真をとる女性の行動が意味不明でいらっとしてもそこは黙って撮り終わるのを待ってあげてくださいね。可愛い＝美味しそうという意味があることも覚えておいてあげてください。

女性同士の会話には「可愛い」という言葉が頻繁に出てきます。人や物に対してでもなくです。男性は共感できないと思いますが、女性は相槌として「可愛い」という言葉を使います。例えば、「今日通学途中こけてすりむいちゃった～」に対して「可愛いねー」と言ったりします。意味不明ですよね。"おっちょこちょいで可愛いね"という意味のようです。

他にも「これ可愛くない？」と写真を見せる友達に対してみてもいない、可愛いと思っていなくても女性は相槌で「可愛いね～」と言います。これは女性同士ではあるあるなので、話聞いてるの？と喧嘩になることはあまりないようですが、男女の違いとして、男性がこの相槌の可愛いを使うと恐らく大半の女性は話聞いてる？本当に思ってるの？と言ってくるので男性は注意してください。

よく女性と男性の可愛いは違うって言いますよね。女性が可愛い子を男友達に紹介をしたら、男友達からがっかりされることもあります。
そこまで女性と男性の可愛いに基準は違うのでしょうか？男女が思う「可愛い」の違いについて紹介していきます。

可愛い女友達を男友達に紹介をしたらがっかりされた経験ってありませんか？有名人を対象にしても、女性が可愛いと思う人と男性が可愛い人と思う人は異なったりしますよね。それは、女性と男性では可愛いの基準が違うからでしょう。

男性は、女性に対して「顔」が可愛いかどうかを求めますが、女性は雰囲気やファッション、髪型、メイクなど容姿全体を見て可愛かどうかを判断します。男性は顔のみで判断し、それも化粧ではなく「素」の要素を感じられる根っから顔が整っている人のことを「可愛い」と言います。また、女性は素直で愛嬌があるなど性格を見て「可愛い」と言いますが、男性は性格が悪くても、ブリッコ的な行動や発言に対して「可愛い」と思います。

女性は可愛い＝好きという感覚ではありません。男性にとっては意味不明ですよね。例えば、女性が以前可愛いと言っていたものを男性がサプライズでプレゼントをしたとしましょう。男性は可愛いって言ってたから絶対喜んでくれるだろうなと思うでしょう。しかし、女性の反応はイマイチなんてことよくあります。

女性にとって可愛いという言葉は深い意味はなく、その時に心が惹かれいるだけで好みでなくても口癖のように可愛いと口にしてしまうのです。男性にとってはめんどくさい話ですが、勘違いしないように気を付けましょう。

この文章を読んだ男性の皆さんは、男性の感覚と女性の感覚の違いや種類の多さに驚いたのではないでしょうか。また意味不明だった女性の「可愛い」の持つ意味もお分かりいただけましたか？

女性にとって「可愛い」は女性同士の合言葉のようなもので、共感をしめしたり、相槌の変わりなどコミュニケーションを円滑にする言葉でもあるのです。男性にとっては意味不明だと思いますが、女性は「可愛い」を言葉に出すことでコミュニケーションを円滑に行っているのです。もちろん女性が全員こういうタイプではありません。

また、女性は可愛い＝好きではない場合もあり、可愛いがマイナスな言葉として使われることもあるので、男性は勘違いをする可能性もあるので要注意です。