愛嬌の意味とは？男子から好かれる愛嬌を身に付ける方法7選も！

「愛嬌」とはそもそもどういった意味なのでしょうか。また類語にはどのようなものがあるのでしょうか。「愛嬌のある女性」を目指す前に、まずは「愛嬌」についての基本知識を知るところから始めてみましょう。言葉の意味や類語、使い方などを知ることで、より理解が深まりますよ。

「愛嬌」の辞書的な意味は、以下の通りです。

これらの意味を一通り理解してからあらためて「愛嬌のある人」を想像すると、「にこやかで相手を喜ばせる言葉や振る舞いができ、ひょうきんでかわいらしい人」というような人物像を指すということが言えますね。想像するだけで誰からも愛される可愛い女性像が浮かぶのではないでしょうか。

「あいきょう」という言葉は、「愛嬌」の他に「愛敬」と書くこともできます。意味に違いはあまりありません。実は昔は「愛嬌」という言葉はなく、「愛敬」の漢字を使っていました。読みも「あいぎょう」だったようです。それが次第に「あいきょう」の読みに変わっていき、「愛嬌」の漢字が一般的になっていったとのこと。昔は「可愛い」というだけでなく、尊敬の念を持たれるような人物のことも指していたようですね。

「愛嬌」には「しおらしい・愛らしい・キュート・可愛い・愛くるしい・いじらしい」などの類語があります。類語とは意味の似通った言葉という意味ですが、どの類語も「愛嬌のある人」をさらに具体化したようなものばかりですよね。また「愛想がいい」という言い方で使われる「愛想」も「愛嬌」の類語のひとつです。「愛想」は少し「愛嬌」とはニュアンスが違ってくるので、後ほど詳しくご紹介しますね。

「愛嬌」という言葉は、実際の会話の中では以下のような使い方があります。それぞれ意味に応じた使い方やニュアンスの違いがあるので、参考にしてみてくださいね。

1：「あの人のしぐさにはどこか愛嬌が感じられる。」

これは人のしぐさや振る舞いに対して可愛らしさや愛らしさを感じた時の「愛嬌」の使い方です。自然と愛嬌が感じられるしぐさができれば周りからも好かれそうですね。もちろん人だけでなく、動物のしぐさなどに対しても使えます。

2：「愛嬌をたっぷり振りまく。」

「愛嬌」は「振りまく」という言葉といっしょに使うことができます。この場合の「愛嬌」は笑顔だったり、相手が喜ぶような言葉・振る舞いだったり、様々なパターンが考えられます。よく「愛想を振りまく」という言葉を使う人がいますが、実は少し前までは間違った使い方でした。現在は愛嬌と愛想のどちらも「振りまく」という言葉を使えるようです。

3：「今の失敗はほんのご愛嬌ということでお願いします。」

この場合の「愛嬌」は、「大目に見て、寛大に許してもらいたい」という意味で使われる使い方です。ちょっとした失敗や至らない点など、笑って許してほしい場合に使えます。大目に見れないような失敗をしたときに使うと相手を怒らせてしまう可能性が高いので気を付けましょう。

先ほどからも少しご紹介していますが、「愛嬌」に似た言葉に「愛想（あいそ）」という言葉があります。「愛想」の意味は、「好感をもたれる言葉遣いや表情・態度」、「人を喜ばせるための言葉や振る舞い」というように、「愛嬌」とほぼ同じですが、ニュアンスや使い方に違いがあるので注意しましょう。

たとえば「愛想」は接客業などでお客様に対して好感の持てるサービスや振る舞いをする時によく使われます。「あの店員さんは愛想がいい」、「あの人は挨拶もせず、愛想がない」といった使い方をしますよね。この場合の振る舞いは相手を喜ばせるための表面上のものです。

それに対して「愛嬌」はもっと内面からにじみ出てくる可愛いしぐさや表情のことを指しています。その人がもともと持っている可愛らしさや、自然と出るキュートな表情などを意味するのです。

このように「愛想」は意識して行動するもの、「愛嬌」はもともと備わっている性格や性質という違いがあります。相手に好感を持たれるという点では同じですが、それが表面上の行いなのか、内面から来るものなのかという違いがあるのですね。

愛嬌のある女性はモテますよね。正直特別美人や可愛い女性ではないのに、なぜかモテる人というのは、愛嬌のある女性という場合が多いです。なぜ愛嬌があると好かれるのか、その主な2つの理由を紹介します。

まず愛嬌のある女性はなんといっても「親しみやすさ」が特徴です。そもそも愛嬌のある人というのは、「いつも笑顔でひょうきんな人」を指します。このような女性には話しかけやすく、いっしょにいても嫌な気持ちになりませんよね。この「親しみやすさ」が好かれる理由の1つです。

愛嬌のある女性というのはとにかく「可愛いから」というのがもう1つの理由です。にこやかな笑顔や、チャーミングなしぐさなどは、男性からは女性らしくて可愛いと思われます。女性に癒しを求めたいのが男性の性なので、愛嬌のある女性は必然的にモテるというわけです。

愛嬌はそもそもその人が持っている性質と言いましたが、愛嬌はその特徴を学ぶことで身に付けることが可能です！愛嬌のある女性に憧れている方、異性にモテたい方、下記の特徴を参考に愛嬌たっぷりの愛され女性を目指してみましょう！

基本的なことのように思えますが、実はちゃんとできている人って少ないんです。男性は女性から明るく挨拶されただけで「親しみやすい」という好感を抱きます。異性に限らなくても、明るい挨拶ができる人って気持ちいいですよね。まずは笑顔で挨拶をすることから始めてみましょう。

失敗の程度にもよるかもしれませんが、失敗する度にクヨクヨと落ち込んでいては周りも接しにくくなってしまいます。失敗しても笑顔でエヘヘとやり過ごせば、「あの子は明るくて愛嬌のある子だな」と思ってもらえるはず。周りも親しみやすく感じてくれるでしょう。また自分の失敗に限らず、相手の失敗に対しても笑顔で受け流せることも重要です。

初対面の相手に対しても、明るく笑顔で接することができる人は「愛嬌のある可愛い人」と受け取られます。第一印象というのはとても重要なので、ぜひ気さくに話しかけるようにしましょう。どうしても緊張してしまい自分からは話せないという人も、まずは笑顔で相槌を打つところから始めてみましょう。聞き上手な女性というのも必ず好感を持たれるものです。

愛嬌には「ひょうきんさ」という意味もあります。何でも真面目に受け答えする女性より、ユーモアがあって冗談の通じる女性のほうが愛嬌を感じられますよね。急にユーモアを持つのは難しいかもしれませんが、自分の失敗を笑って話したり、相手の冗談を笑顔で受け入れたりすることも周りにとっては「愛嬌」に感じられます。決して人を不快にしないユーモアで周りを笑顔にさせてみましょう。

愛嬌のある女性というのは甘え上手です。甘え上手というのは、ただベタベタくっついたり、ぶりっ子したりという意味ではありません。愛嬌のある甘え上手は、「自分の弱さをさらけ出せる」ということ。失敗したときに素直に助けを求めたり、困ったときに頼ったりできる女性というのは、愛嬌のある可愛い人と受け取られます。男性は頼られるのが好きなので、素直に甘えられると弱いのです。時には力を抜いて、誰かに甘えて頼るということが大切ですよ。

楽しい時に大笑いしたり、サプライズには「わっ！」と素直に驚いたり、感情がわかりやすく出る女性というのは愛嬌があり可愛いと思われます。もちろんオーバーリアクションの中にも女性らしさは忘れてはいけませんが、素直に感情を表に出すことが大切です。たとえば何かをプレゼントしたときに、相手の喜んだ顔が見れると誰だって嬉しいですよね。普段の何気ない会話でも、相手の話にわかりやすく反応をするだけでも好感を持たれるものですよ。

愛嬌のある女性は人懐っこさがあるのも特徴です。さきほどの「初対面でも人見知りしない」という特徴にもあるように、誰に対しても物怖じせずにコミュニケーションをとる女性というのは周りからも愛される傾向にあります。人懐っこいというのは、「人が好き」とも言い換えられるかもしれませんね。自分から気さくに話しかけたり、困った時に素直に甘えたりできる女性は「愛嬌のある女性」です。

素直になるというのは難しいと感じる方もいるかもしれませんね。愛嬌のある女性の「素直」というのは、感情を素直に出したり、困った時などに素直に助けを求めたりできる「素直さ」です。また失敗したときに素直に謝ることができる「素直さ」も愛嬌のある女性の特徴でしょう。もちろん時と場合によっては感情を押し殺して取り繕うことも大切ですが、普段は強がらずに素直にふるまう女性というのは「愛嬌」を感じられます。

あなたの周りにも、「愛嬌のある人」と言われている人はいませんか？まずはその身近な人のまねから始めてみるのも一つの方法です。文字で読むより、実際に愛嬌のある人のしぐさや表情などをお手本にする方がわかりやすいはず。自分自身とその人との違いを見つけてみることが、「愛嬌のある人」と言われる人物になるための近道です！

韓国のアイドルは日本に比べて愛嬌重視の仕草や表情をすることが多いので、とても良いお手本になります。韓国では愛嬌を「エギョ」と言い、韓国アイドルたちは各々自分の魅力をたっぷりと魅せられる「愛嬌（エギョ）」を持っています。可愛い子ぶったり、ぶりっこしたりするのが恥ずかしくて苦手な日本人に比べ、韓国のアイドルたちは愛嬌を振りまくのが得意なので、ぜひ参考にして真似してみるといいですよ！

日本でも人気のある韓国アイドルですが、その愛嬌はダンスの振り付けからも学べます！韓国アイドルたちの愛嬌を振りまく様子に注目して、真似できそうな動きを盗んでみましょう！

ここまで「愛嬌のある女性」の特徴などをご紹介してきましたが、逆に「愛嬌がない女性」とはどういう人なのでしょう。愛嬌のある女性になりたい方は、ここで紹介する「愛嬌がない女性の特徴」をしっかりと学んで、反面教師にしてください！

サバサバしている女性というのは、同性からはとても好まれますが、男性からは「可愛げのない女性」として捉えられてしまうことが多いです。普段サバサバとした性格の方も、好きな男性の前だけでは素直に甘えたり弱さを見せたりすることが大切です。男性は女性から頼られると愛嬌を感じ可愛いと思うので、ぜひ恥ずかしがらずに甘えてみましょう。

話しかけると「話しかけないでオーラ」を出す女性、たまにいますよね。人付き合いが苦手なのかわかりませんが、話しかけた側からすると不愉快な気持ちになります。たとえ忙しかったり疲れていたりして話しかけて欲しくない状況だったとしても、笑顔で応対するように心がけましょう。愛嬌のある女性というのは人懐っこさや親しみやすさが特徴なので、話しかけられた時に嫌がってしまうと「愛嬌のない、可愛くない女性」認定されてしまいますよ。

「挨拶をしない」というのは、愛嬌のない女性以前に人としてマナーがなっていないという感じがしますが、これも「愛嬌のない女性」として認定されてしまう特徴の一つです。挨拶というのは初歩的なコミュニケーションですから、会話するのが苦手な方も、まずは笑顔で自分から挨拶するようにしてみましょう。それだけでも「可愛い女性」という印象を持たせることが可能ですよ。

愛嬌を振りまく女性というのはとにかく表情が豊かです。笑顔はもちろん、驚いたときや困っている時など、表情がクルクル変わる素直な女性というのは男性からも好感を持たれるものです。だから無表情な女性というのは逆に愛嬌のない女性だと思われてしまいます。感情を素直に出すのは恥ずかしいかもしれませんが、愛嬌のある女性を目指すなら、まずは無表情にならないように努力してみましょう。

「愛嬌のある女性」の最大の魅力は「笑顔」といっても過言ではありません。いくら美人でも全然笑わない人は「可愛い」とは思われにくいですよね。いつでもにこにこと笑顔を絶やさず、ちょっとしたことでも笑うように心がけるだけで、「愛嬌のある女性」という印象を持たれます。笑顔は女性の武器でもありますから、まずは常に笑顔を意識して生活してみるようにしましょう。

愛嬌はもともと備わっている部分も大きいですが、努力次第では誰でも愛嬌を身に付けることができます。これまでにご紹介した特徴などを理解して、まずはできることから始めてみましょう。ぜひ愛嬌を振りまく「愛され女性」を目指してみてください！