セミロングのセルフカット方法を分かりやすく解説!不器用でも大丈夫!
「美容室へ行くお金がない!」「毛先を揃えるだけにお金をかけたくない!」なんてセミロングの女性は必見!ショートヘアに比べると、セミロングはセルフカットしやすいので、思い立った時にすぐにカットすることができます。今回はセミロングのセルフカット法を詳しく解説します。
目次
セルフでセミロングカットしたい!
セミロングヘアの女性が美容室へ行くとなると、カットやカラーだけでも2〜3時間はかかってしまうもの。それが1〜2ヶ月に1度のペースで通わなければならないとなると、少し億劫になってしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし中には、毛先を揃える程度なら自分でカットしてしまう、市販のヘアカラー剤で髪を染めてしまう、なんて女性もいて、「ここ数年は美容室に通っていない」というツワモノも!セミロングほどの長さであればセルフカットも比較的簡単にすることができるので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
【基本①】セミロングの長さの基準やメリットは?
セミロングの長さ
セミロングとは、髪の毛で肩が隠れるくらいのロングヘアよりも少し短めの長さを言います。肩に当たるので髪の毛が跳ねてしまう原因にもなりますが、これくらいがちょうどアレンジもしやすくて、女性に人気の長さなのです。
セミロングのメリット
様々なヘアアレンジが可能といった面はもちろん、ロングヘアと比べると手入れがとてもラクになるのもセミロングのメリット。また、ミディアムヘアやロングヘアと比べるとセミロングヘアは髪の毛をまとめやすく、どの世代の女性からも人気の長さなのです。
【基本②】セルフカットに必要な6つの道具とは?
①カットバサミ
セルフカットをする時に必ず用意しなければならないのがカットバサミです。これがなくてはセルフカットが始まりませんね。最近では切れ味の良いカットバサミも1,000円程度で手に入れることができますし、100均でも気軽に手に入れることができるようになりました。
②スキバサミ
カットバサミと一緒に用意しておきたいのがスキバサミです。毛量を調節するためにすくのはもちろん、カットバサミでまっすぐに切り揃えられた髪の毛先を整えることもできます。
③ダッカール・ヘアゴム
セミロングヘアに限らず、髪の毛をセルフカットする時はダッカールやヘアゴムも用意しておきましょう!セルフカットはとにかく慎重に切り進めていくことが重要なので、前と横、後ろの髪をブロッキングしてからカットをすると失敗することが少なくなります。
④鏡
セルフカットをする時は、洗面台やお風呂場の鏡を利用する人も多いのではないでしょうか。大きな鏡を利用するのもセルフカットを成功させるポイントですが、もう一つ鏡を用意しておくと尚良いでしょう。合わせ鏡で後ろの髪の毛も確認するのも重要です。
⑤ブラシ・コーム
慎重に切り進めなければならないセルフカットは、ブラシやコームで髪の毛を綺麗に梳かしながらカットするのがポイント。「思っていた長さと違った」という失敗を防ぐためにも、ブラシやコームの準備は必要です!
⑥霧吹き
美容室で髪を切ってもらう時に霧吹きで髪の毛を濡らす光景を見かけたことはありませんか?しかし、見よう見まねで霧吹きを吹きかけてセルフカットをするのは失敗する可能性があるので注意しましょう!
セルフカットで霧吹きを使用する時は、髪の毛の長さを切り揃える時です。毛量を減らす時に髪の毛を濡らしてしまうと、乾かした時に思っていたよりも薄くなっていた、なんてことがあるので絶対にやめましょう。
【セミロングのセルフカット方法①】長さ調節編4ステップ!
①ブラッシングする
セミロングのセルフカットを始める時は、まず髪の毛全体を丁寧にブラッシングしましょう。髪の毛の長さを調節する時は、髪の毛が乾いた状態では長さを切り揃えることが難しいので、霧吹きを使って濡らしておくのもおすすめです。
②ブロッキングしてゴムで結ぶ
セミロングくらいの長さだと、失敗を恐れずに毛先をザクザクと切り進めてしまう方もいるかもしれませんが、切っているうちに短くなってしまうので必ず慎重に切り揃えるようにしましょう!切りすぎないためにも、まずはヘアゴムを使って髪全体を両サイドと後ろ髪を半分に分けた4箇所をブロッキングします。
③切りたい長さの位置までゴムをずらす
切りたい長さの位置まで、結んだヘアゴムをずらしていきましょう!セミロングヘアをセルフカットする時、この作業が一番難しいかもしれません。4箇所ブロッキングした髪の毛の長さが均一になるよう、両サイドに結んだヘアゴムを鼻先に持ってきて、ヘアゴムの位置が同じ場所にくるよう合わせましょう。後ろ髪も両サイドに合わせます。
④ゴムの結び目の上の位置でカットする
ヘアゴムの結び目の上側にカットバサミを入れて、髪の毛をカットしましょう。この時、一気にヘアゴムの上側をカットしてしまうと切り口が斜めになって失敗の原因に。少しずつ鏡をよく見ながらヘアゴムの上側を切り揃えるようにしてください。
【セミロングのセルフカット方法②】毛量の調節編4ステップ
①ブラッシングする
髪の毛をすく毛量の調節も、長さの調節と同様にまずはブラッシングからスタート!セミロングヘアに毎日ストレートアイロンをしている女性は毛量調節の前にアイロンをかけておくと、ヘアセットをした時でも馴染むようになりますよ。
②ブロッキングしてクリップでとめる
セミロングヘアをブロッキングしたら、クリップでとめていきましょう!髪の毛をすく時は表面だけでなく内側も丁寧にすくのがポイントなので、可能なら8箇所くらいブロッキングしておくと失敗が少なくなりますが、簡単なことではないので後ろ髪を上下に分けて、さらに半分に分けた4つにブロッキングします。
③内側から順にすく
セルフカットでセミロングの髪の毛をすく時は、内側から順番にすくのが重要!後ろ髪が見えにくいですが、合わせ鏡でゆっくりと慎重に切り揃えるようにしましょう。スキバサミのハサミは縦に入れるのもポイントです。
④ねじってスキバサミを入れる方法も
セミロングの髪の毛を1束とってねじって、2〜3箇所にスキバサミを入れる方法も簡単でおすすめ!ただし、根元付近をカットしてしまうとアホ毛のように髪の毛がツンツン飛び出してしまうので、真ん中〜毛先くらいを目安にスキバサミを入れましょう。
セミロングでも後ろ髪は見えにくいので、1束とったら頭上に上げてからねじってカットすると失敗を防ぐことができます。
【セミロングのセルフカット方法③】レイヤー編5ステップ
レイヤーの種類
ハイレイヤー
レイヤーカットというのは、トップの髪の毛を短めにカットして毛先に向かうにつれて長くなる、段差をつけるカット法です。そしてハイレイヤーカットというのはレイヤーカットをさらに強調させたヘアスタイルのことをいいます。トップにボリュームが出せるので頭の形がよく見え、さらに小顔効果も期待できるのです。
ローレイヤー
ローレイヤーカットとは、ハイレイヤーカットと比べて髪の毛の低い位置から小さく段差をつけるカット法です。毛先に軽さが出るだけでなく、髪の毛が広がるのを防ぐヘアスタイルでもあります。
①ブラッシングする
決して簡単には見えないレイヤーカットですが、コツさえつかめばセルフカットでも作ることが可能です!まずはセミロングの髪の毛をカットする基本のブラッシングからスタートしましょう。
②髪を4つにブロッキングする
可能であればセミロングの髪の毛を8つにブロッキングしたいところですが、簡単にできることではないので毛量調整と同様に後ろ髪を上下に分けて、さらにそれを半分に分けた4つにブロッキングしましょう!
③床に平行になるように毛束を持ちゴムで結ぶ
セルフカットでセミロングの髪にレイヤーを入れる場合は、床と平行になるようにカットバサミを入れるのがポイント。難しい場合は、長さ調節と同様にヘアゴムで髪の毛を結んでカットするのが簡単でおすすめです。
④ゴムから下の部分をカットする
セミロングヘアを結んだヘアゴムから下の部分をゆっくりとカットしていきましょう。この時も一気に切らず、様子を見ながらカットしてください。ヘアゴムを使ったカット方法でも難しい場合は、カミソリを使って段を作っていくとより簡単にレイヤーを入れることができます。ただしこちらは髪の毛が傷みやすいので、カット後のケアを忘れずに!
⑤バランスを見てスキバサミで整える
ヘアゴムから下をカットしたら、レイヤーを入れた部分を馴染ませるようにバランスを見ながらスキバサミを使って整えていきましょう!毛先を中心にスキバサミを入れると軽い印象になり、イマドキらしいヌケ感もゲットできますよ。
セルフカットで失敗しないコツ5選!
①理想のスタイルをしっかりイメージする
セミロングヘアのセルフカットをする時は、まずは理想のスタイルをイメージすることが大切です!毛先を整えるくらいであればカットする行程をイメージするだけでも良いですが、ヘアスタイルを大きく変える時は理想のセミロングヘアを調べて見ながらカットしたほうがうまくいきます。
②少しずつカットする
セミロングのセルフカットをする時は少しずつカットすることが重要です。セルフカットは慎重に行っていくと時間もかかって疲れてしまうので、頭ではわかっていても少し大胆にカットして失敗、なんてこともあります。疲れた時は一度しっかりと休みましょう。
③髪の濡らし加減に注意する
セミロングのセルフカットする時は、髪の濡らしすぎにも注意が必要です!全体をがっつり濡らしてしまうと、乾いた時に思い描いていた長さよりもはるかに短くなります。髪の長さを変える時は毛先を集中的にしっとりと濡らす程度で良いでしょう。
④ハサミは縦に入れる
セミロングのセルフカットの時は、カットバサミで切り揃えてからスキバサミで整えることが多いかと思いますが、スキバサミで整える時はハサミを縦に入れるようにしましょう。この時もざっくりとカットせず、髪の毛をすくいながら慎重に。
⑤やりすぎない
セミロングのセルフカットをする時はやりすぎないこともポイント。もう少し、もう少し、と進めていくうちにかなり短くなってしまうので、初心者の方は自分の腕を過信せず、定期的に毛先を整えたり毛量を調整したりするだけにして慣らしましょう。
セルフカットにおすすめのアイテム3選!
①GATSBY(ギャツビー)ヘアセルフカット セット
ギャツビーのヘアセルフカットセットは、カットバサミとスキバサミの2本セット。美容師さんが使うような重いハサミとは違い、セルフカットでも手が疲れにくい、小さくて軽い設計なのが女性にも嬉しいポイントです。セルフカットの方法も付いているので、初めてのセルフカットにおすすめの商品です。
②LICEL SUS420高級ステンレス製 カットシザー/セニングシザー
LICELのSUS420高級ステンレス製カットシザーは、その名の通り見た目も上品でカッコ良いハサミです。切れ味も抜群なので、イメージ通りにカットすることができそうですね。保管用のケースが付属されているのも嬉しいポイントです!
③Facetoworld 高級ステンレス製 カットシザー
Facetoworldのカットシザーは、セルフカット初心者でも握りやすい手にフィットする設計です。乾いた髪でもカットしやすいほど切れ味も抜群!スキバサミも髪に引っかかりにくいので簡単に扱えておすすめです。
セルフカットで整ったセミロングヘアを維持しよう!
セルフカットは難しいイメージがありますが、コツさえ掴めば髪の毛をカットしたい時にすぐに実行することができます。特にお子さんを持つ女性は自分の子供の髪の毛を切り揃える機会も多いので、セルフカットに慣れて自分の髪の毛もついでにカット、なんてこともあるはず!
セルフカットさえできれば美容院へ行く時間もお金も節約することができます。皆さんも是非セルフカットでセミロングヘアを楽しんでくださいね。