年齢確認を徹底解説!コンビニでの年確の必要性や未成年飲酒の罰とは?

ストレス発散や疲れている時に、キンキンに冷えたビールは格別ですよね。でもコンビニなどでお酒を買う時に、必要なのが店員さんによる年齢確認。レジでのタッチパネルボタンの必要性や、年齢確認に有効なものは何かなど、今回は徹底的に調べてみましたのでご紹介していきます。

年齢確認を徹底解説!コンビニでの年確の必要性や未成年飲酒の罰とは?のイメージ

目次

  1. 1コンビニやお店で年齢確認されたことはありますか?
  2. 2コンビニの年齢確認が面倒!意味や必要性は?
  3. 3コンビニでの年齢確認は何を買う時にされるの?
  4. 4コンビニでの年齢確認『タッチパネルボタン』とは?
  5. 5年齢確認されないコンビニはあるの?
  6. 6未成年飲酒するとどうなる?罪や罰則を解説!
  7. 7成年の飲酒の責任は店側や同席した成人にある?
  8. 8未成年かもしれない場合は身分証明書の提示が必要!
  9. 9未成年に見られやすい人必見!年齢確認されない対策を紹介!
  10. 10年齢確認の注意点2つ!
  11. 11年齢確認は未成年の飲酒や喫煙を増やさないために必要!

コンビニやお店で年齢確認されたことはありますか?

あなたは、コンビニやお店で何かお買い物をされた際に、店員さんから年齢確認された経験はありますか?自然に社会に溶け込んでいて、考えるまでもなく、対象商品を購入する際には違和感なく実施されている年齢確認制度。そもそもなぜ年齢確認がなされるようになったのか、深く考える機会はなかなかないですよね。

確認

コンビニの年齢確認が面倒!意味や必要性は?

タバコやお酒など、法律で未成年への販売が禁止されている嗜好品をコンビニなどのお店で買おうとすると、必ずと言っていいほど確認されるのが年齢確認ですよね。
特に忙しい仕事や家事の合間、わずかな電車への乗り継ぎ時間で買いに来ている時は、必要性は分かっていても、イライラしてしまうことは誰にでもあると思います。

ではその面倒な年齢確認、誰が何のために行っているのか、考える機会ってなかなかありませんよね。コンビニのレジを待つ人がどんなに並んでいようが、必ず店員さんが求めてくる年齢確認。今回はその年齢確認の意味や必要性は何かあるのか、徹底的に調べた結果を以下にまとめてみました。

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コンビニでの年齢確認は何を買う時にされるの?

そもそもコンビニでは、どんな商品を購入した時に年齢確認を求められるのでしょうか?皆様も経験がおありかもしれませんが、お酒タバコを購入する時には身分証明書の提示や、自ら押して同意する年齢確認ボタンにより、成人であることを店側の店員さんに証明しないといけません。

お酒

コンビニでの年齢確認『タッチパネルボタン』とは?

ではコンビニでは、お客様に対してどのように年齢確認を行っているのでしょうか?1番ポピュラーな方法が『タッチパネルボタン』ではないかと思います。
『タッチパネルボタン』とは、コンビニのレジでお酒やタバコを購入時に表示される成人確認のボタンのことを指します。

大抵のコンビニのレジで「20歳未満」「20歳以上」といった趣旨の2択のタッチパネル式ボタンが表示され、自分で「20歳以上」のボタンを押して成人であると自己申告し、店員さんが確認し終わった後に購入出来るシステムとなっています。

タッチ

年齢確認されないコンビニはあるの?

急いでいる時にはわずらわしく感じてしまいがちな年齢確認。ではコンビニによって、年齢確認をされない所はあるのでしょうか?
原則的に成人の嗜好品であるお酒やタバコを購入する時は、必ず購入の際に年齢確認ボタンを自分で押すか、店員に身分証明書の提示が必要となるため、年齢確認されないコンビニは基本的にはないと考えておいた方がいいでしょう。

なし

未成年飲酒するとどうなる?罪や罰則を解説!

もし未成年が飲酒してしまった場合、何か罪に問われたり、罰則など課される事があるのでしょうか?ご存知かもしれませんが、日本では「未成年飲酒禁止法」という法律があり、満20歳未満の方の飲酒は禁止されています。

意外に思われるかもしれませんが、飲酒した未成年本人への罪や罰則は定められていません。この理由は、未成年が飲酒することによる悪影響や危険から、未成年を保護するために定められた法律だからです。

しかし、法律で罪に問われなかったとしても、学生であれば所属する学校によって退学や停学などの重い罰則を受ける場合があります。こういったの学校側の処分に関しては、法律的にも教育指導処分権に基づいているため、合法とされているのです。

少女

成年の飲酒の責任は店側や同席した成人にある?

店側に責任がある?

未成年本人への飲酒の罪が問われないのであれば、その場に同席した成人や、お酒を提供したお店側に対しては、罪や罰則に該当する可能性はあるのでしょうか?
お酒を提供したお店側には、未成年が飲酒することを知りながらお酒の販売や提供してしまった場合、50万円以下の罰金という重い罰則に処されてしまいます。

また、未成年飲酒黙認による罰則を受けたお店側は、酒税法の酒類販売業免許の取り消し要件に当たるため、お酒の販売の営業出来なくなってしまうことすらあります。

そのため、お酒の販売や提供をする際には、必ず成人であるかの確認が必要ですし、それを怠った場合には、お店側の責任が問われるのです。たとえ年齢確認をしていたとしても、未成年が成人であると嘘の申告をした場合、法律では未成年にではなく、お店側が確認しなかったとして罰則に問われるのです。

泣く

同席した成人の責任は?

「未成年禁酒法」では、未成年の親権者、あるいは教師などの未成年を監督する代行者が、未成年の飲酒を制止しなかった場合、罪に問われるとされています。この場合、千円以上1万円未満の範囲内で定額の罰金に処されます。
ですので、例えば同席した大学サークルの先輩などは、未成年の日常的な生活を保護しているなどの特殊な場合でない限りは、監督代行者とは解釈出来ないため、罰則の対象とはならない場合が多いです。

大学生

未成年かもしれない場合は身分証明書の提示が必要!

未成年に見えてしまう童顔の方、新成人になりたての方は特に、お店側から身分証明書の提示を求められることが多いのではないでしょうか?では具体的に、成人である身分証明書として有効なのは、どういったものなのか次から一緒に見ていきましょう!

保険証など生年月日がわかるもので証明

身分証明書として確実なものは、健康保険証、運転免許証など生年月日が明記されているものが1番間違いないでしょう。顔写真がついているものなら尚更、成人であることを手軽に証明出来るので、急いでいる時にももってこいの証明方法だと思います。

カード

年齢確認は【学生証】でもOK?

大学生や専門学生の方はもちろん学生証でも、顔写真と生年月日が明記されているため、身分証明書として活用出来ます。
未成年の方の中には残念ながら、成人である家族やお友達の健康保険証を使って購入しようとされる方もいらっしゃるので、コンビニや飲食店によっては、むしろ顔写真の載っていない証明書だと購入や入店を断られる場合もあるそうです。

メガネ

未成年に見られやすい人必見!年齢確認されない対策を紹介!

では、コンビニのお酒を購入する際、未成年に見られやすい幼い顔つきの方に有効な、年齢確認をされない対策は何かあるのでしょうか?結論から先に言うと、ありません。むしろ販売店に課された厳しい罰則もあるため、だんだん年齢確認は厳しくなっている風潮があります。

ただし、特に年齢確認をされやすい傾向にある方はいらっしゃるようです。例えば、着古したジャージなどの家着で清潔感がない人、金髪や明るい茶髪など目立つ髪色の人、不自然にサングラスやマスクで顔を隠している人などです。傾向的に、社会人として働いているように見えづらい方に多そうに感じました。

とはいえ、成人には未成年を飲酒の危険性から守る責任があります。身分証明書やタッチパネルによる年齢確認は義務なので、面倒に感じてもこれからも協力していきましょう。

スーツ

年齢確認の注意点2つ!

ちなみに、お店で年齢確認を受ける物を購入したい場合、何か注意した方がいいことや必要な持ち物などはあるのでしょうか?具体的には、以下の2つの事例に気をつけて頂きたいと思います。詳しく一緒に見ていきましょう。

ノート

明らかに高齢者でも年齢確認は必要!

一見して明らかに高齢者の方は、年齢確認をするまでもないように感じてしまいがちだと思います。しかし実際は、どんなにお年を召している方でも年齢確認をしなければならない責任を負っているのです。

なぜなら、社会全体として本来ならば19歳以下でお酒を買えない未成年が、ゴネればお酒を買えてしまうという危険な若者が出ないように細心の注意を払う必要があるからです。明らかに見た目で分かるだろう、とイライラしてしまう気持ちも十分理解できますが、未成年を飲酒の弊害から守る責任を果たし、きちんと成人として未成年に規範を示すためにも、今後も年齢確認は怠らないようにしましょう。

家族

未成年はお小遣いであってもお酒を買ってはダメ!

察しの良い方はもうお気づきかもしれませんが、未成年はたとえお小遣いの範囲内であったとしても、お酒を買うことは絶対に出来ません。未成年のうちに飲酒や喫煙をしてしまうと、心も体も深く傷つき、取り返しのつかない大変な事態を招くことに直結するのです。自分のお金だからいいだろうと安易に考えず、親御さんから授かったかけがえのない身体を大切に自分自身でも守っていきましょう。

サイン

年齢確認は未成年の飲酒や喫煙を増やさないために必要!

未成年の飲酒や喫煙は、心身を病んでいき、生活に悪影響を及ぼす危険性がある事から禁止されています。身体的には、成長期の脳細胞を破壊する危険性や、必要な性ホルモンが十分に分泌されなかったり、臓器が未発達な事による急性アルコール中毒になってしまう可能性が高いです。

精神的にも影響があり、集中力が続かなかったり、怒りやすい自己中心的な性格に変わってしまうこともあるのです。特に未成年のアルコール依存症は、日常的に飲酒を始めてから数ヶ月〜2年という短期間で発症するケースが多いとされ、将来的な悪影響も心配されるのです。

こういった理由からも、コンビニなどで求められる身分証明書の提示や年齢確認ボタンによる成人の証明は、未成年の飲酒や喫煙を増やさないために必要不可欠なことなのです。

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