倦怠期の意味とは?来やすい時期と乗り越え方6選!簡単に別れないで!
倦怠期には時期があるとか。元々は既婚カップル向けの意味がある『倦怠期』の意味や期間や特徴やパターン、倦怠期がやってくる理由や乗り越える方法などご紹介します。彼氏彼女やパートナーと倦怠期を乗り越えてくヒントにいかがでしょう。
目次
倦怠期のそもそもの意味とは?
倦怠期の意味とは、恋人に飽きてイヤになってしまう時期のことを意味します。つきあい始めた頃のトキメキが薄れて恋というよりは、彼氏や彼女に会っても「当たり前」のことになってしまうという時期という意味です。
元々は結婚している夫婦の冷めた関係や期間を意味しているようですが、今は彼氏彼女など結婚していないカップルにも使われています。倦怠期は、結婚していてもしていなくても起きるシチュエーションという意味でもありますね。
倦怠期の意味は、恋愛というドキドキが無くなってしまって恋人の存在が日常になっているという意味もあります。恋人と言うよりもっと近い存在と感じるという意味で言えば、倦怠期は今の彼氏彼女やパートナーと次のステージへ乗り越えてゆく分岐点や見極める期間、という意味も含んでいるのかもしれません。
そんな倦怠期の期間や特徴やパターン、倦怠期がどうしてやってくるのかといったお話や乗り越える方法などご紹介します。彼氏彼女やパートナーと倦怠期を乗り越えてくヒントにいかがでしょう。
倦怠期が来やすい時期はいつ?期間は?
遊園地で乗るジェットコースター、初めはいつ落ちるのかどんなスピードか分からな怖さが面白さやドキドキになって楽しめたのに、何度も乗っていると飽きてきます。
恋愛のときめきもそんなジェットコースターと同じで、同じ彼氏彼女と同じ頻度で同じ場所で同じようなことを続けていると飽きてしまうというのは、人として仕方が無いという一面もあるのではないでしょうか。
そんな倦怠期がやって来やすい期間をご紹介します。月に1回くらいしか会えない人と毎日会っている人など会う頻度やマンネリ度でもこの倦怠期の期間は異なります。こちらでは、よく言われているおおざっぱな期間のご紹介をします。
付き合って【3か月頃】
付き合って1ヶ月はふわふわっとして実感が薄く2ヶ月目で恋人と会いたいと積極的に思えたりして3ヶ月目に実感が定着するというような感じではないでしょうか。もっと短い期間で実感までたどり着くと、倦怠期も早まるような気もします。
ふわふわとしていた頃から随分と落ちついて恋人を観察してしまう期間かもしれません。「この仕草ヤだな」とか「価値観が違うと思ってたけどやっぱり」とか、ふわふわしていた時から感じていた小さな事柄へジャッジの目を向けてしまう人もいる期間です。
恋人は他人です。自分と同じ人はいません。誰しも良い面も悪い面もありますから、取り立てて非常識だったり肉体的・精神的に追い詰められるようなことでないならば、もう少し観察しても良いのかもしれません。もちろん「好き」という気持ちが大前提ですよ。
付き合って【半年頃】
3ヶ月の次に言われるのが付き合って半年の期間です。節目とも言えます。半年は「我慢してみよう」「がんばってみよう」と日頃気になることを溜めている人は特に半年頃にあふれ出てしまうかもしれません。
節目を目指して溜めていた不満があまり強いなら、彼氏彼女と大げんかに発展することもあるでしょう。ネガティブキャンペーンになってしまっては元には戻れませんからご注意ください。
変えてほしいことなど具体的なことの要点を伝えることを意識してみましょう。溜まった膿を出し切ってすっきりとしたら次のステップかリスタートか判断してみても良いかもしれません。
付き合って【1年頃】
彼氏彼女もお互いに素の部分をさらけ出して自然に過ごしている頃ではないでしょうか。1年の期間を一緒に過ごしたんだと実感するとなんだか嬉しく思いますが、ダラダラしている姿の方が目に付くとマンネリ感は増します。
付き合って1年というと思い浮かぶのは「付き合い始めた記念日を覚えていない」パターンです。それを発端にけんかなんてことにならないように、お祝いをしたい意思があるならば事前にほのめかしておきましょう。
マンネリ感を打ち消すために、1周年のアニバーサリーデートを2人で考えてみてはいかがでしょう。
付き合って【3~4年頃】
1年目はお互いの良い面も悪い面も含めて新しく知ることで過ぎてゆき、2年目は落ちついた2人の世界を作ることができ、3年目からはなんだか家族みたいになってきたなと感じる人も。長く一緒に過ごすと刺激は少なくなります。
話しがお互いに届かずデートもご無沙汰、ときめきって何でしたっけ、恋ってどんな感じでしたかという雰囲気、もしかして倦怠期なのかもしれません。大きなトラブルやけんかはなくてもマンネリという倦怠期がやってきます。
逆に毎日刺激的な人と何年も一緒に日常は過ごせない人の方が多いはずです。刺激も含めて日常へスライドしていくという感じです。
大きなけんかもなく3年も過ごせているということは彼氏彼女の相性は良いはずです。リフレッシュのために改めて時間を持ったりいつもと違うことにチャレンジしてはいかがでしょうか。
倦怠期カップルの特徴8パターン!いくつあてはまる?
つきあい始めは楽しかったな、あのときめきはどこへ行ったのかな、なんて考えているならば、恋人も同じことを思ったり感じたりしている期間、いわゆる倦怠期かもしれません。倦怠期のカップルにありがちな特徴をこちらで8つご紹介します。
①デートするのを面倒だと感じる
倦怠期のカップルは恋人への興味が低くなり会いたくないと感じる特徴があるようです。つまり、デートをすることが面倒だと思うわけです。連絡をして日時を決めてお店を予約したり探したりして何をするか決めてといったデートに関することが全て面倒に思えてしまいます。
②会っても会話が少ない
倦怠期は彼氏彼女がお互いの言動に慣れてきた期間でもあります。つまり、こういう話題だとこういう返事がくるだろうなとか、こういう話をしても興味ないだろうなとか、自分が話したい話題に対する恋人の反応が先に読めてしまうことが原因だったりもします。または、ただ単に恋人へ話を投げかけることすら面倒になっているのかもしれません。
③恋人の言動が癇に障る
上の『会話が少ない』と重なりますが、倦怠期には返す言葉が読めてしまって会話すら面倒になるという特徴があります。つまり、予想できる彼氏彼女が返す言葉が気に入らないから会話をスタートしないというわけです。話しの流れや答えが癪に障って会話がイヤになっているんでしょう。
また、慣れてきたと言っても根本的にイヤな行動や言葉使いは長い年月積み重ねていて変えられないこともあります。そんな言動に嫌気がさしてしまっているのが倦怠期の一つの特徴と言えます。
そんな言動を彼氏彼女の性格や特徴の一つとして笑って過ごせるのならベストですが、心がついて行かないこともあります。
④恋人の悪い面に目がいく
会話も面倒で言動も癪に障る倦怠期。つまり、つきあい始めはときめきさえした彼氏彼女の言動に苛立ちさえしています。なんとなく悪い面ばかりが目についてしまうという特徴が倦怠期にはあるようです。
⑤メールや電話の回数が減った
彼氏や彼女など恋人からの連絡が極端に減るという特徴が倦怠期にはあるようです。デートをするのが面倒な倦怠期ですから、連絡するのも面倒なことの一つになります。
メールや電話をしても相手が返してくる言葉が読めることで面倒な感じがするということもあるでしょう。
⑥恋人よりも他の人を優先している
彼氏や彼女とのデートが面倒になってしまっているので他の事を優先してしまうという特徴が倦怠期にはあるようです。
つきあい始めは友達からのお誘いも会社の飲み会もスルーして何よりも優先していた恋人とのデートが、倦怠期には逆転します。恋人と会う約束をしていても、後から誘われた方へ興味があれば行ってしまうこともあるようです。
⑦恋人にドキドキしない
目が合うだけで待ち合わせ場所で立っている姿を遠くから目にするだけでふわっとときめいていたつきあい始めとは違って、倦怠期には恋人が近くにいてもドキドキしません。むしろイラッとする人もいるようです。
⑧セックスの頻度が減った
デートも連絡も会話も面倒で近くにいれば癪に障る倦怠期。会わなければセックスもできませんから、倦怠期にはセックスレスとなります。セックスレスというカップルもいますし、つきあい始めとセックスの頻度が少なくなるカップルもいますし、遠距離になってできないという物理的なこともあるでしょう。
倦怠期のセックスレスは、恋人の言動などでセックスする気持ちをお互いに抱けないという特徴があるようです。
倦怠期が来るのはなぜ?4つの理由から徹底解明!
倦怠期の特徴はいくつか当てはまる人と一つがネックになる人と様々だと思います。こちらでは倦怠期が来る理由を4つご紹介します。
①『忙しい』を理由にしているから
人生には恋愛以外にも大切なことはたくさんあります。家族や友人との付き合い、会社や仕事のスケジュール、趣味やスキルアップのための習い事など、その重要さは個々で様々です。恋愛を最優先する人は少ないと言えます。
恋愛脳の人よりも仕事やスキルアップなど目標を持って輝いている人の方が素敵に感じる人は多いのではないでしょうか。
だからと言って、付き合っている人や恋愛をないがしろにして良いわけではありません。恋愛を最下位においていると倦怠期を自ら招いているとも言えます。忙しくてもメールを送ったり時間を作る努力は必要です。その労力を面倒だと感じているならば倦怠期が近くやってきてしまうかもしれません。
②自分磨きをしなくなったから
倦怠期は恋人への関心が薄くなってしまう時期です。つきあい始めはがんばっていた様々なことに手を抜いていってしまうこともあるでしょう。それの度が過ぎると、一緒に過ごす彼氏彼女も嬉しくはありません。
身だしなみを整えたり会って楽しんだりする姿勢は付き合って何年たっても持っていたいですね。
③デートを手抜きするようになったから
倦怠期の特徴に連絡が面倒という特徴がありました。つまり、デートを適当にしてしまうという意味もあります。倦怠期かもしれないと感じたら無理に会わず、行きたいカフェを見つけたり、恋人も自分も好きな映画や展示を見つけたりした時に連絡してみるという方法もありますよ。
④結婚を意識し過ぎているから
片方が結婚を意識しすぎているために無用なプレッシャーを恋人に与えてしまって、せっかく楽しかったそれまでの付き合いに影を落としてしまっているということもあるようです。
確かに、付き合っているのですから結婚はいずれ考えて欲しいというのが女子心だと思います。
彼氏も結婚を考えていないわけではないようですよ。何かタイミングを計っているのかもしれません。結婚を意識しすぎて倦怠期を招くより、2人の時間を楽しむ気持ちも大切です。
倦怠期を乗り越える効果的な6つの方法!もう1度ラブラブになりたい!
倦怠期が起きる理由を探ってみましたが、こちらでは倦怠期を乗り越える方法を6つご紹介します。無理にやるという感じでは無く、できることをやってみようという感じでスタートしてみてくださいね。
距離を置いて恋人の大切さを考える
倦怠期を迎えても彼氏彼女への執着や情は残っています。ある程度の期間を一緒に過ごしたのですから当然ですよね。倦怠期を無理に一緒に過ごすと悪いことばかりが目についてもっとイヤになってしまうこともあります。一度距離を置いてみましょう。
今までの頻度では会わないというパターンも良いですし、会うのはやめてメールだけにするとか、○週間とか○ヶ月とか期間を決めてこの日に改めて連絡を取ろうというパターンでも。会う頻度を減らすなら1人でもできますが期間を決めるなら2人で話すなどしてみてはいかがでしょうか。
2人で新しいことを始めてみる
デートのマンネリ感が強くて倦怠期を感じているならば、2人で新しいことを始めることで乗り越える方法もあります。できればどちらかが好きなものではなく、2人が興味を持つことが理想です。スイミングや陶芸・ボルダリングやカヌーなどスポーツ系やレジャー・旅行の計画を立てるなど、いかがでしょうか。
2人で決めたことを楽しむ時間やスキルアップすることを通じてマンネリや倦怠期を乗り越えて新たな強い関係を結ぶことができると良いですね。
手紙を書いてみる
一緒に過ごす時間が長いと相手が分かってくれているだろうという思い込みで行動してしまっていることもあります。恋人が折れてくれているのかもしれませんし、自分の我が強くなっていることもあります。
倦怠期にはいつもは伝えられないことを手紙で少し伝えてみるのもおすすめです。その際に「ありがとう」や「ごめんね」といった素直な気持ちも簡潔に伝えると良いようです。
恥ずかしい気持ちが強いならば、手紙を渡さないという前提で書いてみては。書くことで考えがまとまることもありますし、ペンを持って紙に向かうという非日常的な時間が自分の心に違う風を呼び寄せてくれるかもしれません。
恋人の良い面を褒める
褒められてイヤな人はいません。天邪鬼な人も出てくる言葉は否定的でも心の中では喜んでいるはずです。倦怠期を乗り越えるために恋人の良い面を積極的に探して褒めるという方法もあるようです。倦怠期には悪いところばかりに目が行ってしまいがちです。
付き合い始めはキラキラして見えたあんな面こんな所を思い出すきっかけにしてみても良いですね。
くれぐれも、褒めた後にけなしたり褒めながら嫌味な意味を盛り込んだりしないように注意しましょう。
デートをひと工夫してマンネリ化を防ぐ
連絡が面倒な倦怠期を乗り切るためにデートにひと工夫してみるという方法でマンネリ感を乗り越える方法もあります。
連絡が面倒ならば行きたいところを見つけてそれに合うデートコースを考えてみたり、恋人が好きそうな映画に誘ってみたり、その季節にしかないイベントや好きなアーティストのライブなどに行ってみたりしてはいかがでしょうか。
2人で話し合う
倦怠期を乗り越えるにはやはり2人で話し合うという方法が一番シンプルとも言えます。倦怠期を乗り越えるためのイベントやデートなどの企画を色々やってあげたのにその態度は何なのさというけんかが目に浮かぶなら、無理に出かけるよりも美味しいコーヒーや好きなお酒などを飲みながら、話す時間も大切です。
嫌味を伝えたり自分の要望を伝えるだけが話し合いではありません。愛情を確かめ合えるような時間になると良いですね。コメディ番組を見て一緒に大笑いしたり、感動の映画に2人で涙したり、共感できる時間を持つことができると良いですね。
倦怠期は2人の関係を考える良いチャンスと思おう
倦怠期は恋愛のドキドキが薄れて恋人の存在が日常的になってしまうという意味がありました。恋人の存在が日常に自然に馴染んでいる時期とも言えます。一緒に過ごした時間が今の2人の関係を作っているわけですから、重ねた時間を大切にする気持ちも大切です。
日常に馴染みすぎてジャージでお尻をぼりぼりしながらポテチを食べてテレビを見てるなんて状態は誰でもうんざりするものです。親しき仲にも礼儀ありで、もう一度、隣にいる彼氏彼女との時間を愛しんでみましょう。
倦怠期を乗り越えようと色々やってみたけれど、どうしてもダメだと思ったら次のステップへリスタートの時期としましょう。どちらにしても、倦怠期は今までのお付き合いからステップが変化する期間ともなりえます。倦怠期をうまく乗り越えて素敵な時間をお過ごしください。