トルコキキョウの花言葉を色別に紹介！品種や花束の贈り方も！

トルコキキョウはリンドウ科・ユーストマ属の植物で、可憐な美しい花を咲かせます。原産地はアメリカで、学名はEustoma grandiflorum、和名はトルコ桔梗（トルコギキョウ、トルコキキョウ）です。英名ではLisianthus, Eustoma, Texas Bluebell, Tulip Gentian,Prairie gentianなどがあります。
 

トルコキキョウの開花時期は温暖地では5月～8月、寒冷地では8～9月ごろまでです。春から夏にかけて見頃であると覚えておくと良いでしょう。また、花もち期間は1～2週間ほどあります。

トルコキキョウの名前の一部である"トルコ"についての由来は、①原種の青色の花びらの色がトルコ石のようであること、➁蕾（花そのものとも言われている）がトルコ人のターバンに似ていること、➂海外からやってきた植物であること、この3つの説があるとされています。

また名前の一部の"キキョウ"についての由来は、①一重咲きの花の形がキキョウによく似ていたこと、➁主な花の色である紫やピンクがキキョウの花の色と似ていること、の2つの説があります。

また属名の学名である"Eustoma(ユーストマ)"は、ギリシア語の「eu=良い」と「stoma=口」が語源とされており、釣り鐘状の花の形がその名前の由来であると言われています。

トルコキキョウには約300種以上もの園芸品種があります。グリーン色が美しい"ロジーナグリーン"、カスタードのような淡い黄色の"シュークリーム"、ピンク色が鮮やかな"パレオピンク"、華やかな薄紫色の"ささやき"、バイカラーが美しい"一番星"など、さまざまな品種があります。

トルコキキョウの花言葉である"すがすがしい美しさ"は、まっすぐに伸びた茎がまるで背筋を伸ばしているようで、すがすがしく見えることが由来であるとされています。

他にも、品種改良によって作られた美しい白色のトルコキキョウが、夏に咲く花の中で際立ってすがすがしく見えることが由来であるとも言われています。

トルコキキョウの花言葉のひとつである"優美"、トルコキキョウの美しさを表すぴったりの花言葉ですよね。その花言葉は、花を逆さにするとドレスやとスカートを広げたような見た目になることが由来であるとされています。ブーケにすると、よりいっそう美しさが増しますよ。

トルコキキョウの原産国はアメリカですが、日本で品種改良が行われたことで、現在のような美しい花へと発展しました。品種改良に成功したトルコキキョウは日本から世界へと発信する花であり、その美しい花に未来への希望を託すという思いから"希望"という花言葉がつけられたとされています。

トルコキキョウは"永遠の愛"という花言葉も持っています。まっすぐに伸びた茎や花の姿が、変わることのない美しさを持ち合わせていることから、"永遠の愛"という花言葉がつけられたとされています。恋人やパートナーへの贈り物にピッタリですよ。

トルコキキョウが咲き始めるとき、そのつぼみの姿が、喜びの中にも不安や憂いを持つ花嫁の姿によく似ていることから、"花嫁の感傷"という花言葉がつけられました。花の見た目もあいまって、花嫁にぴったりのお花ですよね。ブーケにすると見た目もとっても美しく上品ですよ。

白色のトルコキキョウの花言葉は、「良い語らい」「希望」「思いやり」「すがすがしい美しさ」「永遠の愛」です。なかでも"すがすがしい美しさ"は、可憐で優雅な見た目の白色のトルコキキョウによく合っています。

"永遠の愛"という花言葉にちなんでウエディングブーケなどに使用すると、見た目の華やかさも加わりとても素敵ですよ。

紫色のトルコキキョウの花言葉は、「希望」です。鮮やかな色合いでありながらも、どこか落ち着いた気品を感じさせる紫のトルコキキョウ。

紫色であれば男女問わず贈りやすいので、花言葉の意味的にも仕事でお付き合いがある方にプレゼントするのも良さそうです。

青色のトルコキキョウの花言葉は、「あなたを思う」です。神秘的でありながら心が落ち着く青色は、陰ながら穏やかに相手を思う気持ちを表現するピッタリな色です。大切な人へのさりげない贈り物として良いのではないでしょうか。

緑色のトルコキキョウの花言葉は、「よい語らい」です。友人や、これから仲を深めたい人にプレゼントすると良いでしょう。花言葉を添えてプレゼントすると、相手も喜んでくれるはずですよ。

ピンク色のトルコキキョウの花言葉は、「優美」です。見た目の可愛らしさとよく合った花言葉です。女性への贈り物としてブーケにすると良いでしょう。

自分のお部屋に飾るのも、お部屋が明るく優しい雰囲気になってステキですよ。

キャンディイエローのトルコキキョウの花言葉は、「毅然とした態度」です。愛らしい見た目でありながら、なかなか力強い花言葉を持っています。

何があっても動じない！という強い意志を感じさせる花言葉なので、なにか強い気持ちを持って進んでいきたいときに自分にプレゼントしてみてはいかがですか？

力強い花言葉はステキですが、誰かにプレゼントするときは少し注意が必要かもしれません。

トルコキキョウの英語での花言葉は、「appreciattion=感謝」「calming=穏やか」です。日本語の花言葉も贈り物としてピッタリですが、英語の花言葉もステキですよね。

なかなか英語で花言葉を伝える機会も無いですし、メッセージカードに英語の花言葉も書いてプレゼントすると、よりオシャレな贈り物になりますよ。

「花嫁の感傷」という花言葉に始まり、「永遠の愛」「優美」「すがすがしい美しさ」など、どれも花嫁にピッタリの花言葉です。

希望と一緒にちょっとの不安や寂しさを持つ花嫁の美しさを、より一層際立たせてくれますよ。白色のトルコキキョウをベースに、「優美」という花言葉をもつピンクのトルコキキョウを合わせるのもステキです。ぜひ花嫁のブーケにトルコキキョウを使ってみてはいかがですか？

何もイベントはないけれど相手を喜ばせたい、感謝の気持ちを伝えたい、なんてときには一輪だけトルコキキョウを贈るのがおススメです。一輪であれば相手も気兼ねなく受け取ることができますし、贈る花の花言葉の意味もより際立ちますよ。

花屋さんでラッピングしてもらうのもステキですが、相手のことを思いながら自分でラッピングするのも良いです。一輪挿しと一緒にプレゼントするのも喜ばれるのではないでしょうか。可愛い一輪挿しがたくさんあるので、ぜひ選んでみてくださいね。

せっかく思いを込めて花束やブーケを贈るのであれば、その花の花言葉を書いたメッセージカードも添えると、より思いが伝わりますよ。

"あなたを思う"なんて普段は照れて言えない言葉も、花言葉としてなら伝えやすいのではないでしょうか。日頃の思いを大切な相手に伝える、良いチャンスですよ！

貰ったお花、できることなら少しでも長く眺めていたいですよね。そんなお花が大好きな相手には、鉢植えでトルコキキョウを贈るのはいかがですか？可愛いリボンを鉢にかけて贈るのもステキです。

貰った側はお花を育てる楽しみも増えますし、贈った側としてもお花を長く楽しんでもらえると、凄く嬉しいですよね。

白色のトルコキキョウは7月12日、7月20日、7月30日の誕生花です。ピンク色のトルコキキョウは6月28日、7月10日の誕生花です。

もし知り合いにその誕生日の人がいたら、それぞれの色のトルコキキョウをブーケや花束にしてプレゼントすると、きっと喜ばれるはずですよ！

白やピンク、紫といった花の色が美しいトルコキキョウ。ふわっとひらひらした花びらが上品で、とても可愛らしいお花です。

"永遠の愛"といった美しい日本の花言葉に始まり、"appreciattion=感謝"や"calming=穏やか"といった英語の花言葉もステキです。なかなか英語の花言葉を贈る機会も少ないのではないでしょうか。

そんな贈り物としてピッタリのトルコキキョウに、ステキな日本語と英語の花言葉を添えて、ぜひ大切な人にプレゼントしてみてくださいね。