2021年02月27日公開
2021年02月27日更新
ラルフローレン偽物の見分け方!コピー品のタグや刺繍は?【POLO正規品】
一流ブランドから庶民層向けブランドまで、偽物の浸食は止まる所を知りません。ラルフローレンも、タグや刺繍などの見分け方を知らずにいると偽物を掴まされることもあります。タグや刺繍など、ラルフローレンの偽物の見分け方を詳しく解説していきます。
目次
ラルフローレンの魅力
出典: http://gqjapan.jp
ラルフローレンのアイコニックポロ
私達はラルフローレンと聞くと「ファッションの定番」、「老舗ブランドの王道」、などそれぞれ様々なイメージを持たれると思います。
ラインナップも幅広く、デザイン性・クオリティーともに非常に高く、今でも人々を魅了させてくれます。
出典: http://gqjapan.jp
ラルフローレンのカントリーポロ
馬の他にもネオンカラーのマークが入っています。
出典: http://item.rakuten.co.jp
タグ、刺繍、ボタンまで?ラルフローレン、偽物商品の実態
新品の場合では本物のラルフローレンがほとんどですが、中古やジャンク品の場合、本物の中に偽物が混入していることが稀にあるようです。
日本のラルフローレン正規店で販売されている商品は、基本的にはきちんと製造されていますが、本国のラルフローレンでは稀に偽物が流通しているようです。
偽物はすべてを真似て作ります。
ポロシャツ自体の生地は、本物、偽物ともにそこまで差はなく単体では外観での判別はほぼ不可能なレベルです。
ボタンも、本物でも原産国でそれぞれ異なるボタンを使用し、偽物の中には意外と凝っているボタンもあります。
洗濯タグも偽装しますが、見えないところを手を抜くのが偽物です。
生産国のみで区別するのは賢明とは言えません。
例えばバーバリーブルーレーベルの商品は、三陽商事が中国で製造しています。
イギリスのバーバリーも、安価なTシャツ、ポロシャツ類、タオル・ハンカチは、中国やマカオなどで製造されてます。
ラルフローレンのどの商品がどこで作られているのかまでは不明です。
また、一流ブランドでも「コーチ」などは、あちこちの国々で作られているので中国製のコーチのカバンや靴などが現存します。
ルイヴィトンも、古い商品を含めるとカバン類だけで、フランス、スペイン、アメリカ製も有ります。
他の有名ブランドも、縫製は中国→最終仕上げはイタリアで行い、「イタリア製」と記載されることもあります。
中国製品が跋扈する近年のアパレル業界
近年のファッション業界は中国製品を無視できない状況です。日本の職人が、最新機器を持ち込み人手を減らせば製造の格差が出なくなります。
生地は、吝嗇に徹すればコストダウンになりますが、韓国や中国などでは工賃が安いので、本物と偽物との間に差が出にくいです。
このように、見た目では判断できませんが仮に偽物だった場合、生地の質が悪いので破れ易いと言われています。
ラルフローレンに限らず、最近の偽物はかなり精巧に作られているので判りにくいです。
香港の露天商で売り出されているような商品は、パッケ-ジの外から偽物を見分けるのは困難です。
また、あからさまに3枚1000円~1500円といった破格でまとめ売りされていることもあります。そのため、ギフト用に購入してしまう人も多いです。
見分け方のひとつに、本物のラルフローレンを偽物と疑わしき商品の横に置き、生地の厚みや縫製の荒さを見比べる方法があります。
偽物は洗濯タグの製造国が「中国」「香港」と記載されています。
本物も原産国がバラバラです。1枚タグと2枚タグなど、印刷の状態なども参考にはなるかもしれません。
また、ポロシャツだけでなくシャツ類も本物と判らないほど精巧に作られています。
また、偽物ではなくてもアメリカ製のラルフローレンの商品の中には
・刺繍が荒い
・タグが付いていない
などの雑念とした商品も含まれています。
知っておいて損はなし!タグ刺繍など~ラルフローレンの本物と偽物の見分け方~
非正規の流通ルートを辿り、楽天、yahooなどのオンライン通販やzozotownなどのファッション専門通販サイトをはじめ、ネット市場の至るところに影を落とすラルフローレンの偽物。
ここでは、タグ、刺繍、販売価格など本物と偽物の判別方法を詳しく紹介していきます。
ラルフローレンの偽物を見分け方5つのポイント
【見分け方①】本物タグには製品情報が詳しく記載されている
出典: http://chill-time.tokyo
ラルフローレンの製品には「インパクト21」「ナイガイ」「パートナー21」「アクティ21」などの日本企業のタグが付いているものがありますが、これらは決して偽物ではありません。
偽物との見分け方において、タグでの判別は重要なポイントのひとつとも言えます。
ラルフ・ローレンの商品だと偽った偽物も普及しており、特にビッグポニーロゴの商品に多く見られる。 そういうものは、ポニーの刺繍や、刺繍の裏側が雑であったりする。 また、タグ部分に「ポロ ラルフ ローレン(株)」、「ラルフ・ローレン・ジャパン」、「オンワード樫山」、「ナイガイ」、「インパクト21」、「パートナー21」、「アクティ21」、CHAPS RALPH LAURENの場合には、「全紳連(全日本紳士服工業組合連合会)」、「日登美株式会社」、「トレンザ株式会社」といった日本の代理店名が表記されていれば正規品だと判断できる材料になるが、中には代理店名までタグにコピー表記してある悪質な偽物も存在する。但しその場合は代理店名のみの表記であり、住所や電話番号まではタグに表記されていない。
【見分け方②】タグだけじゃない⁉『馬のマーク』も判別ポイント
出典: http://chill-time.tokyo
ブランドのトレードマークでもある馬のタグに注目してみましょう。
本物は4本の脚と尻尾がありますが、偽物は刺繍が荒く、足の本数が少なかったり、新品の段階で既に輪郭が滲んでいたりします。
(※画像は正規品)
【見分け方③】偽物は極端に安い販売価格
オンライン通販でファッション関連商品を購入する際に「正規店では8000円なのに某店舗では年末年始のセールでもないのに半額以下の3500円で売られていた」という事例があります。
正規店以外の店で相場よりも極端に安い表示価格で販売されている場合、偽物やコピーである可能性が高いです。
ラルフローレンに限った話ではなく、ファッションブランド全般に言えることですが、yahooや楽天などのネット通販では稀に新品の正規品が半額以下の値段で売られていることがあります。
激安を謳う新品が売られている場合、見極めの目が必要かもしれません。
【見分け方④】タグの裏に隠された判別ポイント
出典: http://review.rakuten.co.jp
本物はタグの折り返しの四隅に三角状に補強が入っていますが、補強が入っていないタグの場合は偽物である可能性が高いです。
【見分け方⑤】BIGPONNY(ビッグポニー)の刺繍を確認せよ!
出典: http://review.rakuten.co.jp
本物
本物はビッグポニーのポロスティック付近に補強布が施されています。
出典: http://review.rakuten.co.jp
偽物
本物は真っ直ぐですが、偽物は表からだとポロスティックの歪みが確認できます。
裏は本物だとスティック部分には大きめに補強布が入っています。
なお、刺繍の補強は生産国によっても差があるようです。
また、偽物でなくても中古品でも稀に補強布が外れている状態で販売されていることもあります。
まとめ
出典: http://e-dracaena.com
出典: http://e-dracaena.com
ラルフローレンの偽物の見分け方、いかがだったでしょうか。
外観で見分けるのは至難の業ですが、刺繍やタグ、ビッグポニーの補強などは慣れてくると素人目でもなんとなく判別できるようにはなります。
また、ラルフローレンに限らず、服の本物・偽物の判別はプロの目を以てしても難しいものもあると言われています。
「偽物やコピーを掴まされたくなければ正規店で買うべき」という意見は古臭いと思われるかもしれませんが、yahooや楽天、amazonといったネット通販が普及している昨今では偽物の商品を避ける上で重要な選択肢のひとつです。
どうしても偽物を避けたい!という人は
・メルカリなどのネットフリマでファッションアイテムを買わない
・楽天やyahooなどのネット通販や、ネットオークションでファッションアイテムを買わない
・リサイクルショップでファッションアイテムを買わない
など、偽物を避けるための選択肢は色々あります。
もちろん上記で取り扱っているラルフローレン製品のほとんどは本物ですが、100%偽物を避けたい!という方はこれらを徹底して心掛けましょう。
それにしても、市場には衣類に限らず「完成度の高い偽物」もあれば「完成度の低い本物」もあるようで……混沌としています。
出典: http://www.buyma.com
オーセンティックなスタイルのスニーカー。
ラルフローレンに限らず、靴やスニーカーは通販よりも店舗で買った方が安心で確実です!