離婚後に復縁した体験談4選!相当な覚悟が必要?
離婚後に相手の存在価値に気付き、復縁を望む人もいるのではないでしょうか。実際、離婚後に復縁する夫婦も少なくありません。この記事では、離婚後に復縁した体験談を詳しくご紹介していきます。復縁を望んでいる人は、是非参考にして自身の復縁に繋げてくださいね。
目次
離婚後に復縁した人って本当にいるの?
夫婦間でたくさん悩んだり話し合った結果、離婚になってしまうこともありますよね。たくさん話し合って自分で決めたはずなのに「やっぱり復縁したい…」と思うこともあるかもしれません。しかし、未婚のカップル同士が別れて復縁するのとは違い、離婚後の復縁はとても難しいとも言われています。
まず離婚は離婚届を出したりと様々な書類の手続きも必要です。更には引っ越しなど、精神的な面だけでなく体力面でもとてもエネルギーを使いますよね。そこまでして離婚をしたのに、復縁を望むことはそれなりの忍耐と覚悟が必要です。
そうなると「やっぱり復縁は無理かな…」と諦めてしまう人もいるかもしれません。しかし、それで諦めてしまうくらいであれば復縁しないほうが良いでしょう。世の中には離婚後に復縁して幸せになっている夫婦もたくさんいます。やはり復縁するまでに時間がかかっている夫婦が多いです。では、どのようにして復縁したのか体験談を見ていきましょう。
【離婚後に復縁した体験談①】何でも当たり前になっていた自分に気付いた
≪38歳/男性≫
女友達の友達だった妻に一目惚れし猛アプローチした結果、2年間交際して結婚することができました。新婚当時は一緒に居れることが幸せで、何の不満もなかったんです。ただ、やはり毎日一緒に居るとイライラすることも増えました。
当時、妻に「食事の時に美味しいとかありがとうとかないの?」とよく言われていました。しかし、毎日一緒にいるし毎日毎食言う必要もないと思って「なんで毎回言わないといけないの?」と僕もよく言い返していたんです。そんな小さな喧嘩が増えていき、ある日僕から離婚を切り出しました。
「毎日仕事で疲れてるのに、くだらないことで喧嘩して疲れる」と言ったんです。もちろんその時も「くだらないことって何?」とまた喧嘩になりました。僕達には子供がいなかったので離婚は案外すんなりと決まりました。
復縁を考えたきっかけは?
別々に暮らすようになって初めは「毎日自分のペースで好きなように過ごせるし離婚して良かった」と思ってたんです。しかし、僕は結婚するまで実家を出たことがなかったので家事がほとんどできませんでした。「家事は女性がするもの」「家事はそこまで大変じゃない」なんて勝手に決めつけていたんです。
仕事から帰ってきてご飯を自分で作ったり、休日も洗濯したりと家事の大変さに初めて気付きました。そんな日々が続いて「妻の料理が食べたい」と心の底から思うようになったんです。その時に、以前自分が言った「なんで毎回ありがとうとか美味しいとか言わないといけないんだ」「くだらない」という言葉を思い出しました。妻が毎日僕の為に一生懸命作ってくれていたご飯に対して何のお礼も言わずに当たり前に思っていたことがとても恥ずかしかったです。
どうやって復縁したの?
それから妻に「家事がこんなに大変って初めて知った。いつも感謝できてなくて本当にごめん。できるならやり直したい」とストレートな気持ちを伝えました。すると妻から「そうなんだ。やり直しても、きっとまた当たり前になるよ。あなたはそういう人だから」とキツイ一言を言われたんです。そりゃそうですよね。そんな態度を僕は何年も取ってきたんですから。
それから僕は毎日料理を頑張って作るようになったんです。そして妻に「一時間でいいから会えないかな?」と時間を作ってもらいました。そして初めて僕の料理を食べてもらいました。妻は「美味しいね」と言ってくれたんです。こんなに「美味しい」っていう言葉が嬉しいものなんて思いもしなかったです。
僕が妻の為に料理を頑張ったことで、妻は復縁に向けて前向きに考えてくれるようになりました。そこからは毎回妻の為に料理をして、時にはアドバイスをもらったり一緒に作ったりすることで距離を縮めて復縁することができました。復縁後ももちろん料理をする時もありますし、お互い感謝の気持ちを忘れないようにしようと誓っています。
【離婚後に復縁した体験談②】子供に何度も復縁を望まれて…
≪39歳/女性≫
当時4歳だった娘に夫との復縁を望まれて復縁した話です。子供ができるまではとても夫婦間の仲は良かったんですが、子供ができてから心に距離ができました。夫自体はそこまで変わっていなかったのかもしれませんが、私自身が変わってしまったんです。どうしても子供が一番大切になってしまいますから。
今までは、家事全般私がやっていたんですが、小さい子供がいると正直「手伝って欲しい」と思うことも増えました。育児もどうしても私任せになることが多く「たまにはご飯くらいあげてよ」と夫に対してイライラすることが増えていったんです。
そして子供が3歳の頃に耐え切れず離婚しました。家事、育児ほとんど私だったので、休日は夫がいる方がやることが増えてとても苦痛だったんです。
復縁を考えたきっかけは?
娘にとって父親は夫だけなので、面会は割と頻繁にしていました。普段の生活のイライラを除けば夫は優しくてとても良い人なんです。離れて暮らしていると夫に対しても穏やかな気持ちで接することができました。
夫と離れて暮らしてしばらくして娘に「なんでパパはお家に帰ってこないの?」と初めて聞かれたんです。隠しても仕方ないので「ママとパパは離婚したの。だから別々に暮らしているけどパパに会いたい時はいつでも言ってね」と言いました。
その時は納得していたんですが、それから毎回面会後に「パパとも一緒に暮らしたい」と娘にしつこく言われるようになったんです。あまりにもしつこくて一度大きな声で怒ってしまったこともあります。最低ですよね…。それからも娘は何度も言ってきていたんですが、ある日夫から「2人で話がしたい」と言われました。なので娘を私の親に預けて2人で話をすることに。
どうやって復縁したの?
娘は私だけでなく夫の方にも「ママと3人で一緒に暮らしたい」と言っていたようです。しかし、復縁してまた家事育児を任せっきりにされるのは正直うんざりでした。
ですが、夫は「1人でやろうと思わなくていい。なんなら全部俺がする。たぶんちゃんとできないこともあるから、その時は言ってくれたら直すから。今まで任せっきりにしてごめん」と言ってくれたんです。それでも少し迷ってはいましたが娘のために復縁しました。今は見違えるほど夫も家事や育児に積極的で、とても家庭円満ですよ。
【離婚後に復縁した体験談③】自分の気遣いの無さが原因だった
≪40歳/男性≫
妻の実家が関西で僕の実家が四国なんですが、毎年正月とお盆に妻と子供の家族三人でお互いの実家に帰省していました。僕は転勤族で当時東北地方に転勤だったんです。なのでお互い実家も遠く、友達もおらず毎年の帰省を楽しみにしていました。
妻の実家が関西なので、帰省する時は妻の実家を経由してから僕の実家に帰るようにしていたんです。僕の実家は四国の田舎なので、帰省すれば親戚がたくさん集まっていました。僕は生まれが田舎育ちで親戚が集まってワイワイしたりすることに慣れていたんですが、妻は生まれも育ちも都会なので、それがすごく居心地悪かったみたいなんです。
しかし、当時はそんな妻の気持ちを理解することなく、たくさん親戚がいる中で妻を一人にして僕と子供だけで出かけてしまうことも多かったです。そして結婚して3年目の時に「もう帰省したくない」と言われました。僕には全く理由がわからなかったので、妻に聞くと「小さい子供がいるのに遅くまで話をしないといけなかったり、親戚が大勢集まってるのも苦手」と言われたんです。
僕は「遅くまで話をしてしまうのは、みんな悪気はないと思うよ。田舎だから大人数集まるでしょ」と親戚のフォローをしてしまいました。その時に少しでも妻に対して気遣いができていれば良かったんでしょうね。そこから妻との関係は悪化して、離婚することに…。
復縁を考えたきっかけは?
離婚して1人で住んで気付くことがたくさんありました。まず、妻は実家も遠く友達にもなかなか会えないところで、ほとんど育児も1人でしてすごく孤独で辛かっただろうなと。
帰省の時くらい羽を伸ばして自分の実家でゆっくりしたかっただろうなと後から「もう少し気遣ってあげてれば…」と思う部分がたくさん出てきました。親戚が遅くまで話をしていたら、僕が切り上げてあげればいいだけの話ですからね。そもそも無理に家族で帰省する必要もなかったなと思いました。
どうやって復縁したの?
妻の苦しさに気付くようになってしばらくして連絡しました。「本当に寂しく辛い思いをさせてごめん。もう遅いかもしれないけどやり直したい」と言ったんです。妻からは「もう遅いね」ときっぱり言われました。しかし、子供の面会で妻と顔を会わす機会もあったので、僕は諦めませんでした。
自分に足りていなのは気遣いなので、まずは相手の立場になって物事を考えることを心がけました。そうしていくうちに、妻も僕に心を開いてくれるようになってきたんです。そして僕はもう一度妻に告白して復縁に成功しました。妻が快適に過ごしてくれればそれでいいので、今は僕だけで実家に帰省しています。初めからこれができていたら一度も離婚せずに済んだのかもしれませんね。
【離婚後に復縁した体験談④】とにかく綺麗になる努力をした
≪39歳/女性≫
結婚して4年目で結婚当初よりも20キロ太っていた私…。妊娠と出産で体系の変化もあったんですが、好きなものを好きな時間に好きなだけ食べるという生活を送っていたのが原因です。夫はかなり優しい性格で私が太っても何も文句を言わない人でした。
しかし、私はそんな夫に甘えてどんどん太っていき、家事も怠るようになっていたんです。子供ができた時は正直本当に家事をする余裕がない日もあり、ただ毎日がむしゃらに生きてるという感じでした。それは夫も理解してくれていたので、率先して家事を手伝ってくれたり優しい言葉をかけてくれていたりしたんです。子供が保育園に行くようになると少し手も離れて、家事をできる余裕はありました。
私のパートも週2の短時間だったのでそこまで忙しく思うこともなかったです。私は子供が保育園に行っている間にお菓子を食べてダラダラと過ごしたり、何時間も昼寝をして…という生活をしていました。今思い出しても恥ずかしいです…。そして、ある日夫から離婚を切り出されたんです。思い当たる節がありすぎて、私はサインせざるを得ませんでした。
復縁を考えたきっかけは?
離婚後は生活するために仕事量を増やして、必死に働きました。そうやって働いていくうちに「夫が毎日一生懸命働いている中私は何してたんだろう…」と情けなくなってきたんです。
夫が必死に働いて稼いでくれたり、優しいままでいてくれていることに何も感謝していなかったんだと気付きました。私は決して性格がいいわけでもないし、特別容姿が整ってるわけでもありません。そんな私に対して何も言わずに傍にいてくれていた夫の事を本当に愛おしく思いました。
どうやって復縁したの?
夫に対しての愛情もあったので、私はまずは外見を磨くところから始めました。毎日ダラダラと食べていたお菓子をやめて、ボサボサだった髪の毛もバッサリ切って気合を入れてダイエットを始めました。今の状態のままでは復縁を迫っても断られるのは目に見えてますからね。
そして、15キロ痩せることができたんです。見た目が変わると中身も変わります。今までは何でも後回しにしたり夫任せにしていたことも、自分で率先してやるようになりました。夫とは子供の面会で割と会っていたので、痩せてどんどん生き生きしていく私の変化に気付き「なんか綺麗になったね」と言われました。そしてなんと夫の方から復縁を申し込まれたんです!復縁後も夫は相変わらず優しくて何も言いませんが、その優しさに甘えずにちゃんと女性らしくする努力をしようと思っています。
離婚後の復縁は冷静に考えることが大事!
離婚後の復縁はやはり相当な努力が必要なようですね。離婚後に復縁が成功する夫婦は、お互いに冷静に考える時間を持てたことが特徴とも言えます。冷静に考えることなく、ただ寂しいという理由だけで復縁することは難しいです。もし、復縁できたとしてもまた離婚する羽目になるでしょう。離婚には必ず理由があるはずです。その理由を冷静にじっくりと考えて、それでも復縁したいか、復縁するためには自分がどうすれば良いのかをしっかりと見極めることが大切です。