バナナの賞味期限はどのくらい?日持ちする保存方法も!常温・冷蔵庫
バナナの賞味期限はご存知でしょうか?バナナが黒くなると、食べられるのかな?食べても大丈夫なのかな?と不安になりますね。さらに冷蔵庫にしまうの?どうやって保存するのか不安になります。そこで、バナナの賞味期限や冷蔵庫?それとも常温?なども詳しくご紹介いたします。
目次
バナナはどのくらい美味しく食べられる?
栄養価の高いバナナは朝食やおやつに最適です。しかし、気が付くと黒くなっていたり傷んでいたり、バナナの賞味期限っていつ頃までかと不安になってしまうことありますよね。また、常温保存なのか冷蔵庫にしまうべきか、冷凍しても大丈夫なのか保存したバナナの賞味期限はいつまでかと気になる点ばかりです。そこで、まずはバナナはどのくらい美味しく食べられるのかを、ご紹介していきます。
バナナの賞味期限は?常温と冷蔵、どちらがおすすめ?
バナナを購入して自宅で保存するとき、皆さんどうされてますか。バナナは冷蔵庫で冷やすのか、常温保存でいいのか賞味期限はあるのか色々と知らないことが多いです。そこで、まずは常温したときの賞味期限と冷蔵で冷やす場合の賞味期限、どちらが日持ちするのか確認していきましょう。
常温で保存した場合の賞味期限
バナナを常温保存する場合は、適温温度が15℃前後が良いとされています。そのため、バナナは常温保存には適している果物です。バナナを常温で保存した場合の賞味期限は、夏場は2~3日程度、冬場は7~10日程度が目安となります。しかし、夏の暑い日や冬に暖房器具で温めた部屋での常温保存は傷みが進む原因となってしまいます。ですので、バナナの賞味期限は季節ごと、気温や室温で変わります。
冷蔵で保存した場合の賞味期限
バナナを冷蔵庫で冷やす方法の賞味期限は、野菜室での保管で約10日程度です。しかし、バナナは温度が13℃以下になると成熟が止まってしまうため、早いうちから冷蔵庫で冷やす保存をしてしまうとバナナは追熟することができません。バナナを冷蔵庫で保存するときは、バナナの皮の様子を確認して賞味期限を確認してくださいね。
バナナは常温保存がおすすめ
購入したバナナの状態を見て保存方法を見極める必要がありますが、黄色いバナナやまだ少し青いバナナは早いうちから冷蔵庫に入れて冷やすことはせず、黒いシュガースポットが現れるまでは常温で保存するのがおすすめです!
バナナの常温保存の方法を紹介!日持ちさせるには?
気が付くとなんだか黒く変身しているバナナ。そんなバナナを冷蔵庫には入れずに常温保存で賞味期限をより長く日持ちさせる方法をご紹介いたします!
バナナスタンドを活用する
バナナをそのままテーブルに保存すると、果肉が柔らかいためテーブルと接触している部分は黒くなり傷みやすくなります。傷んでしまうと賞味期限も短くなってしまいますよね。そこで、黒くなるのを防ぐために使用するアイテム【バナナスタンド】です。バナナスタンドを使用して保存すると、テーブルなどと接触せずに保存できるので、黒くならないですし、傷んだりせずに保存することができ賞味期限も長くなります。
バナナの根元をラップで包む
バナナの茎からエチレンガスという追熟を促してしまうガスが出ているため、バナナを房のまま保存していると早く熟してしまい賞味期限が短くなります。バナナの賞味期限を長く日持ちさせるためには、1本1本房から外し根本部分にラップを強めに巻き保存させると、賞味期限をより長く日持ちさせることができます。
バナナを房からばらす
また、バナナから出ているエチレンガスはバナナを追熟させてしまいますので、バナナが房に付いている状態で保存していると隣り合ったバナナからエチレンガスが出てしまい、お互いをどんどん追熟させてしまい賞味期限が短くなります。追熟を防ぐにはバナナは房から外し1本ずつ保存することが、賞味期限を長くし日持ちに繋がります。
バナナを冷蔵庫で保存する方法を紹介!おすすめのやり方は?
バナナを冷蔵庫で冷やす保存方法をするには、どうすればいいのか解説していきます。ご自宅にある新聞紙やラップを使うだけで黒くならない!簡単な方法もあるので、バナナの賞味期限をより長くすることができるんですよ!バナナを冷蔵庫で保存する前に、ぜひ参考にしてください!
バナナを冷蔵保存する方法
バナナは温度や保存状態によって賞味期限が変化していきます。常に安定した温度を保てる冷蔵庫の中でバナナを冷やすと賞味期限は長くなり、より日持ちさせることができます。しかし、買ってきたばかりの少し硬くまだ青いバナナを冷蔵庫に入れて冷やすと、追熟がうまくできず食べ頃が遅れてしまいます。賞味期限としては長くなりますが、まだ硬くて青いようなバナナの冷蔵保存はおすすめしません。そのようなバナナは少し常温のまま保存しておき黒く斑点(シュガースポット)がではじめた頃に、1本ずつばらしてから新聞紙で包み冷蔵庫で冷やす方法が良いですよ。
新聞紙やラップで包むと黒くなりにくい
またバナナを冷蔵庫に入れ冷やすときは、新聞紙やラップに1本ずつ包んでから冷やすと黒くなりにくくなります。新聞紙やラップで包むことによりバナナに冷気が直接当たるのを避けることができます。バナナが空気に触れないことによりバナナは黒くなりにくくなり、賞味期限を長くさせることができます。ひと手間かもしれませんが、ご自宅にある新聞紙やラップを使い、バナナを冷蔵保存してみてください!
テレビで紹介された皮が黒くならない方法とは?
テレビで紹介されたバナナが黒くならない方法をご紹介します。この方法を試すとバナナが黒くならないことに加え、なんと賞味期限が2週間も長くさせることができる方法なのです。ぜひ参考にしてください。
- バナナは房のままではなく、1本ずつ切り離す
- 40~50℃のお湯にバナナを5分漬けておきます
- お湯から出したバナナを最低でも1時間常温保存させておきます
- 1時間常温保存が終わったら、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で冷蔵保存します
バナナにとっては50℃は強いストレスを感じるようです。そのためそのストレスをはね返そうと熱ショックたんぱく質という物質が生まれてきます。するとバナナの抵抗力が上がり、バナナから出るエチレンガスにも抵抗することができるので、バナナの賞味期限を2週間日持ちさせることができるようになります。またバナナを50℃以上のお湯につけたことにより、冷蔵庫に入れても黒くならないメリットも!ぜひ試してみてくださいね!
既に黒くなっているバナナには効果がありません。ご注意ください。
バナナを冷蔵庫で保存する場合の注意点は?
バナナは本来常温保存で良いのですが、より賞味期限を長くすることができるのが冷蔵庫で冷やす保存方法です!しかし、保存方法を間違えてしまうとバナナが黒くなってしまったり、熟成せず甘くなかったりします。それでは、ここからはバナナが黒くならないように冷蔵保存する際の注意点をご紹介します。
バナナを冷蔵庫に入れると黒くなる!
もともと暖かい気候の中で育つバナナは冷気に弱く、10℃以下の環境で冷やすとストレスを感じてしまいます。それによって、不飽和脂肪酸が大量に増えてしまい細胞が破壊されてしまいます。そうなると、酸素の働きが活性化しポリフェノールが発生し低温障害が起こります。その低温障害によってバナナは真っ黒になってしまいます。
また、バナナは自身から発生するエチレンガスによって熟成していきますが、同じ冷蔵庫内にあるエチレンガスを発生させてしまうりんごやメロン・アボカドなどの影響によって、バナナも追熟が進んでしまい黒くなってしまいます。バナナが黒くならないようにするには、冷蔵庫の中の他の食材にも注意が必要です。
バナナが黒くなる理由は?
バナナが黒くなってくると食べてもいいのか不安になりますが、バナナが黒くなっているのは熟成が進んでいるという証拠なのです。バナナによく見かける黒い斑点は【シュガースポット】と呼ばれています。このシュガースポットは増えれば増えるほどバナナの甘味も増しているんですよ。
黒くなったバナナは食べられる?
バナナの皮に見られる黒い斑点【シュガースポット】がたくさんある状態でも、食べることはできます!むしろ黄色いバナナよりも熟成が進み甘くて美味しいかもしれませんね!しかし、バナナの中身が黒くなっている場合は、熟成が進みすぎて賞味期限ギリギリまたは、すでに傷みはじめている可能性もあります。ご注意ください。
バナナを長期保存したいなら冷凍するのがおすすめ!
いくらバナナを新聞紙やラップを使用して冷蔵庫で冷やす保存方法をとったとしても、賞味期限に限度があります。そこでさらに賞味期限を長くしたい場合は、冷凍保存がおすすめです。そこで、ここからはバナナの冷凍保存の方法と賞味期限の目安をご紹介いたします。
バナナを冷凍保存する方法
バナナを冷凍保存するとき、バナナが変色しないようにレモン汁を用意しておくと良いですよ。バナナを1本ずつ保存する方法と、バナナを切ってから保存する方法をご紹介いたします。
バナナを1本ずつ冷凍保存する方法
- バナナの皮をむき、両端を切ります
- バナナの変色を防ぐために、レモン汁を全体にかけます
- ラップをぴったりと巻いて冷凍庫に入れます
バナナを切ってから冷凍保存する方法
- バナナの皮をむき、お好みの大きさにスライスします
- バナナの変色を防ぐために、レモン汁を全体にかけます
- 切ったバナナをフリーザーパックに重ならないように並べます
- 空気を抜いてから冷凍庫に入れます
冷凍したバナナの賞味期限は?
冷凍したバナナの賞味期限は、おおむね1ヶ月です。しかし、賞味期限内でもなるべく早めに食べてしまいましょう!
バナナの食べ頃はいつ?美味しいバナナの選び方も!
さて、バナナの保存方法や賞味期限は分かりましたか?ここからはバナナがいちばん美味しく食べられる食べ頃はどの状態のときなのか?美味しいバナナの見分け方をご紹介致します。
皮に黒い斑点が出たら食べ頃!
バナナの食べ頃は、バナナの種類にもよりますが黒い斑点(シュガースポット)がでてきた頃が、食べ頃です。黄色いバナナよりより甘さが増して、美味しいバナナが食べられます。バナナの食べ頃を見逃さずに、甘くて美味しいバナナを食べてくださいね。
美味しいバナナを選ぶポイント
食べ頃のバナナが見つかったら、次に美味しいバナナを見分けるためのポイントをご紹介します。
- バナナの房の付け根が、しっかりしている
- 茎が太くて短いもの
- バナナの形は角ばっているよりも、丸みのあるもの
- バナナ全体が黄色くなっているもの
- 傷がないもの
バナナが腐っている時の特徴を紹介!変色との違いも!
腐ったバナナの特徴
腐ったバナナは、
- バナナの中身がドロドロで溶けている
- 臭い・酸っぱいなどの異臭がする
- カビが生えている
- 変な味がする
変色しただけのバナナは食べられる
バナナの中身は柔らかいので、接触した部分が少し黒くなっていることがあります。それは腐っている訳ではないので賞味期限としては食べても問題ありません。また、バナナの皮が真っ黒になっていても中身に特に変わりがなければ食べることができます。
【番外編】バナナを使ったお菓子の賞味期限2選!
バナナの賞味期限が迫ってきたときに、簡単に作れるバナナを使ったお菓子を2つご紹介します。これで、賞味期限の迫ったバナナが美味しいデザートに早変わり。賞味期限最後まで美味しく食べられますね。
バナナケーキ
材料
- バナナ(2~3本)
- バター50g
- 油 30g
- たまご 2個
- 砂糖 50g
- ホットケーキミックス 200g
作り方
- バターをレンジで溶かします。オーブンを180度に設定し余熱します
- 生地の中に入れるバナナはフォークなどで潰します。ケーキの上にのせるバナナは潰さずに保存しておきましょう
- バター・油・たまご・砂糖・ホットケーキミックス・潰したバナナをボールに入れて混ぜ合わせます
- 3で混ぜた物を型に入れて上にバナナをのせ、オーブンで30分焼いたら完成です!
賞味期限ギリギリのバナナが美味しいバナナケーキに大変身のレシピです。ホットケーキミックスを使用した簡単レシピなのでぜひ作ってみてください。
バナナジャム
こちらも賞味期限ギリギリのバナナが甘くて美味しいバナナジャムに大変身する簡単レシピです。材料も少なくて時間もあまりかかりません。しかし、作ったバナナジャムの賞味期限は翌日までです。作りすぎにはご注意ください。
材料
- バナナ2本くらい(200g)
- レモン汁 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
作り方
- 耐熱ボールに皮をむいたバナナを入れて、フォークなどでペースト状になるまで潰します
- 1にレモン汁と砂糖を加えて10分ほど置きます
- ふんわりラップをかけ、電子レンジ600wで3分30秒まわします
- 取り出してムラのないように混ぜ、冷めたら完成です
バナナは工夫すれば日持ちする!美味しいバナナを長く楽しもう!
いかができたでしょうか?バナナの賞味期限の長くするには、新聞紙をつかったりラップを巻いたり、また黒くならないようにお湯にひたしたりと様々な工夫がありましたね。冷蔵庫で冷やしたり冷凍して賞味期限を長くしたりと、バナナを長く味わうことができます。また、美味しいバナナの見極めポイントも簡単でしたね。ぜひ美味しいバナナを購入して、ひと手間かけてバナナを日持ちさせ賞味期限を長くしてくださいね!