2020年の夏休みはいつからいつまで？【小学校・中学校・高校・大学】

夏休みが一体いつからいつまであるのか、その期間を前もって知ることで旅行などのイベントや家庭学習、趣味などの予定が組みやすく休みを計画的に過ごすことができます。しかし夏休み期間は地域や学校によって異なるため、いつからいつまでが夏休み期間なのかを確認しておくことが重要です。2020年の夏休みの過ごし方をより充実したものにするために、早めに計画を立てて見ましょう。

幼稚園や保育園に通っていた頃、夏休みがあったかどうか覚えている人は少ないのではないでしょうか。ここではまず、幼稚園や保育園の夏休み期間がいつからいつまであるのかについてご紹介します。

幼稚園は文部科学省が管轄している学校教育施設です。そのため一般的に幼稚園の夏休みは、小学校と同じくらいか少し早い時期に始まります。2020年は多くの幼稚園が7月18日～8月31日までが夏休みですが、各幼稚園によって多少前後するためいつからいつまでが夏休みなのか確認することをおすすめします。

幼稚園では1ヶ月以上の夏休みがありますが、保育園はいつからいつまでが夏休み期間なのでしょうか。保育園は幼稚園と異なり厚生労働省が管轄する児童施設です。共働きや病気など様々な理由で子どもの面倒を見ることが難しい家庭を支援するための施設であるため、基本的には夏休みはありません。

しかしながら多くの保育園では、8月13日～8月15日にお盆休みを取るなど園によって対応が異なるため、夏休みがあるとするならばいつからいつまでなのかを確認することが大切です。

小学生が最も楽しみにしている休みと言えば夏休みなのではないでしょうか。ここからは、小学校の夏休みがいつからいつまでなのかを確認していきましょう。

数年前までは「海の日」が7月20日に固定されていたため、その日から夏休みが始まっていた小学校が多かったようです。しかし2020年の小学校の夏休みは、一般的に7月18日～8月31日までになっています。

日本は小学校・中学校・高校の夏休み期間は全国一律とはなっていません。その地域の土地の気候や風土によって期間の長短があります。冬に寒く雪がよく降る地域では、冬に通学できる日数が減ってしまう分夏休みが短く、例えば北海道の一部の小学校では7月25日～8月20日までが夏休み期間となっています。

部活動や補修授業も始まる中学校は、いつからいつまでが夏休み期間なのでしょうか。小学校の時よりも忙しくなる分、中学校の夏休み期間を把握して有意義な過ごし方を前もって計画して見ましょう。

中学校の夏休みも、小学校とほぼ同じくらいの期間が一般的です。中学校の夏休み期間は、7月21日頃～8月31日までが最も多くなっています。

中学校も小学校と同様、地域によって夏休みの期間に差があります。最も期間の短い北海道の中学校だと、7月23日～8月19日までの28日間です。一般的な夏休み期間の中学校と比較すると、約2週間も短いですがその分冬休みが長くなっています。

高校になると、夏休み期間は公立高校か私立高校かによって異なります。また、私立高校の場合も学校によって期間に差があるのが特徴です。ここからは高校の夏休み期間がいつからいつまであるのかについてご紹介します。

高校の夏休み期間は、小学校や中学校よりも少し長めになっていることが多いです。しかし多くの高校では夏休みの前半と後半に「夏期講習」や「補修」など学習のために登校しなければならないため、実質的な休み期間は短くなると思います。

概ね7月18日～8月31日までと、一般的に8月いっぱいまで夏休み期間という高校が多いです。また2学期制の高校か3学期制の高校かによっても、期間に多少の差が出るようです。

高校も地域によって夏休みの期間が異なります。一般的な高校の夏休み期間が40日ほどあるのに対し、夏に比較的涼しい地域では7月28日前後～8月18日頃までしかありません。

大学生になるとアルバイトをしたりサークル活動を楽しんだり、イベントや旅行に行きたいと考える人も多いのではないでしょうか。いつからいつまでが夏休みなのかを事前に確認しておくと、どんな過ごし方をするのか計画を立てやすくなります。

一般的な大学の場合は、8月上旬～9月下旬までが夏休みであることが多いです。約2ヶ月ほどあり、高校までの夏休み期間と比べると1.5倍ほど期間が長くなります。

大学の夏休み期間は約2ヶ月もありますが、大学によっても期間の長さが違います。期間が短い大学だと8月上旬～9月中旬ほどのこともあります。年間予定で決まっているため、自分の大学がいつからいつまでが夏休みなのかを確認するとよいでしょう。

社会人になると小学校から高校、大学までのようなとても長いお休みはありません。しかし一般的な夏休みの期間と年末年始は、社会人がまとまった休みの取れる貴重な時間です。ここからは、社会人にとっての夏休みがいつからいつまでなのかを見ていきましょう。

社会人になると夏休みのことを「お盆休み」と呼ぶようになってきます。お盆休みは一般的に8月13日～8月16日とされており、その期間中が社会人の人も連休になっていることが多いです。

社会人の夏休み期間はいつからいつまでかは、勤務先によって異なります。2020年はお盆前後の「山の日」や土日と合わせた8月8日～8月16日までの9連休の人もいるでしょう。しかし、例年通りお盆の間の4日間だけが休みの人や飲食業界など、書き入れ時の職場だと休みではないこともあります。

夏休みがいつからいつまであるのかを考える際に、2020年の夏限定ですが「東京オリンピック」の影響を受ける可能性があります。毎年7月の第3月曜日が「海の日」、8月11日が「山の日」なのはご存知ですね。しかし、2020年だけは海の日が7月23日、山の日を8月10日に変更され祝日が移動します。

例年夏休みは7月20日から始まる学校が多かったのですが、この特例法により7月20日の直前の土曜日である7月18日から夏休みとする学校が多く出てきたようです。

イベントがたくさん開催される夏休み期間は、前もって過ごし方を決めておくことでより有意義に楽しく過ごすことができます。ここでは、夏休み期間中におすすめの過ごし方をいくつかご紹介します。

毎年夏休みは家族旅行に行っているというご家庭も多いのではないでしょうか。夏休みはお父さんやお母さんのお盆休みと合わせて、普段は時間がなくて行けない遠くまで旅行をすることができますね。避暑地に涼みに行ったりおじいちゃんやおばあちゃんの家に行ったり、何処に行きたいかを計画して早めに飛行機などの予約を取るとよいでしょう。

夏休みは「自然体験プログラム」や「親子で楽しむキャンプ」と銘打って、様々なキャンプ場で申し込みを募っています。普段の学校生活では経験することのできない、自然との触れ合いによる学習や集団生活の楽しみを味わうことができます。色んな経験ができるキャンプは、夏休みの忘れられない思い出のイベントとしておすすめの過ごし方です。

長い夏休みは、普段できないことをするとよいでしょう。海やプール、ラフティングなどの屋外レジャーやスポーツを思いっきり楽しむという過ごし方もおすすめです。やってみたいアウトドアスポーツやイベントについて調べ、いつから予約できるのかなどを前もって確認しておくと、より夏休みを有意義に過ごすことができます。

夏休みには家族だけでなく、友達とのイベントもあるとより充実します。バーベキューを友達や家族とみんなでするのもおすすめです。お互いの家族の都合を合わせる必要があるため、事前に夏休みがいつからいつまでなのかということと一緒に、相手の都合のよい日程を調整するため早めに計画するとよいでしょう。

ゆっくりと時間をかけることのできる夏休みは、家庭学習に力を入れるのもよいでしょう。また、夏休みの宿題はいつから始めていつ終わらせるかという計画を立てて実行すれば、自分が頑張りたい学習にも取り組めます。大人も休みの日には、勉強の仕方や分からない問題の解き方を教えてあげたり、夏休みは家庭学習の定着にうってつけの期間です。

子どもから大人まで、野球やサッカーなどのスポーツを大きなスタジアムで観戦することは、刺激的で楽しいイベントになるでしょう。テレビ画面で見ているだけでは分からない、選手やサポーターたちの雰囲気を肌で感じるスポーツ観戦は夏休みの最もおすすめの過ごし方の1つです。

今までできなかった苦手なことを克服するのも、夏休みの長い期間を使えば可能です。よく分からない苦手な科目の学習をしたり、縄跳びや鉄棒など苦手なスポーツの練習をしたり、色んなことにチャレンジすることができます。ただ闇雲に実行するのではなく、「いつからいつまでにできるようにする」など目標を持って取り組むとよいでしょう。

夏休みは期間が長い分、無計画に過ごすとあっという間に終わってしまいます。旅行やイベントに行く人も大勢いるため、夏休みがいつからいつまでなのかをチェックしておかなければ予約が取れなかったり、必要以上に疲れてしまったりということが起こる可能性もあります。そうならないためにも、今から計画を立て夏休みをより刺激的で楽しいものにしましょう。