インスタ映えする羊羹が芸術的すぎると話題!値段や味はどうなの?

羊羹がインスタ映えすると聞いて、ぱっとイメージがわくでしょうか。近頃の羊羹は味だけでなく見た目もまるで芸術品のようにこだわったインスタ映え間違いなしの商品がたくさんあるのです。この記事を読めば、あなたも羊羹インスタグラマーの仲間入りです!

インスタ映えする羊羹が芸術的すぎると話題!値段や味はどうなの?のイメージ

目次

  1. 1インスタ映えする羊羹の見た目が芸術的すぎる!
  2. 2【インスタ映えする羊羹①】本家長門屋『Fly Me to The Moon』
  3. 3【インスタ映えする羊羹②】京都匠七條甘春堂『天の川』
  4. 4【インスタ映えする羊羹③】京都匠七條甘春堂『金魚』
  5. 5【インスタ映えする羊羹④】彩雲堂『満天』
  6. 6【インスタ映えする羊羹⑤】亀屋清永『星づく夜』
  7. 7【インスタ映えする羊羹⑥】俵屋吉富『雲龍』
  8. 8【インスタ映えする羊羹⑦】とらや『四季の富士 夏』
  9. 9【インスタ映えする羊羹⑧】ジャズとようかん『ジャズ羊羹』
  10. 10【番外編】羊羹の語源や由来とは?
  11. 11インスタ映えする羊羹は目でも舌でも楽しめる!

インスタ映えする羊羹の見た目が芸術的すぎる!

「羊羹」と聞いて、あなたはどんなものを連想しますか?やはり、黒い練り餡の長方形の塊を思い浮かべる人が大多数だと思います。しかし、近頃の羊羹は違います。インスタ映え間違いなし、まさに芸術品といえる羊羹が多数販売されているのです。ぱっと見ただけではとても羊羹とは思えない美しい商品の数々にきっと驚くでしょう。しかし、侮ることなかれ。お味も間違いない折り紙付きの老舗の品々をご紹介いたします。贈答品やお土産にすれば喜ばれること間違いなし、自分へのご褒美にももってこいのインスタ映えする羊羹の世界を見ていきましょう。

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【インスタ映えする羊羹①】本家長門屋『Fly Me to The Moon』

Fly Me to The Moonは、切るたびに断面の絵柄が異なり、三日月から満月へ鳥が羽ばたいていく様子が描かれた羊羹です。様々な味わいを楽しめることで有名な本家長門屋のFly Me to The Moonは、そのロマンチックな見た目と芸術的センスでインターネットでも話題です。

本家長門屋は1848年に会津で創業された老舗菓子店で、時の藩主松平容敬公から「庶民のための菓子を作れ」との命を受け、菓子作りを始めたのが始まりだそうです。そんな老舗菓子店のFly Me to The Moonの値段・味・賞味期限について見ていきましょう。

本家長門屋『Fly Me to The Moon』の値段は?

Fly Me to The Moonの値段ですが、正味重量約500gで税込み3,500円となっています。賞味期限は製造から2ヶ月で、中身のサイズは高さ6cm×横14cm×縦9.5cmです。1.5~2cm幅にカットして7切れ前後が目安となります。この厚みだと、お皿に立てた状態で自立するため、インスタ映え抜群です。ぜひ試してみてください。保存方法なども詳しく公式HPに記載されていますので自分用にも安心して購入できますね。

本家長門屋『Fly Me to The Moon』はどんな味?

本家長門屋のFly Me to The Moonは、会津産鬼クルミ・クランベリー・レーズン・レモン羹・シャンパンBRUT錦玉羹・小豆羊羹と盛りだくさんの6種類の味わいで贅沢に構成されています。切った場所で1切れの味わいが変化し、月や鳥の位置も変化します。公式サイトの紹介文によると「暮れ行く空色、変わりゆく山並みがジャズのメロディーのような味わいの羊羹」と評されています。お気づきの方もいるかと思いますが、商品名であるFly Me to The Moonはジャズの名曲にちなんだ名称であり、ジャズファンからも注目されているのです。

【インスタ映えする羊羹②】京都匠七條甘春堂『天の川』

七條甘春堂は慶応元年(1865年)創業の京都の歴史ある老舗和菓子店で、かの有名な三十三間堂前に店を構える由緒正しき京菓匠として知られています。良い水・良質の素材・伝統に培われた技で信頼を集める七條甘春堂が夏季限定で販売しているのが天の川です。夏の夜空をイメージした濃い青の琥珀羹に銀箔の星をちりばめ、揺らめく星屑をイメージした七夕の世界が芸術的に描かれています。気になる天の川の値段・味・賞味期限についてもご紹介いたします。

京都匠七條甘春堂『天の川』の値段や賞味期限は?

天の川は芸術的嗜好をこらした美しい見た目が目を引きますが、お値段は1本240gで税込み1,080円と非常にお手頃です。賞味期限は製造から25日とのことです。公式HPでは熨斗がけ・個別包装も受け付けていますので、贈答用にも喜ばれそうです。入金後2~3日で届くそうなので、急ぎのお土産などにもおすすめですね。七夕に合わせて取り寄せておきたい1品です。

京都匠七條甘春堂『天の川』はどんな味?

さて、七條甘春堂の天の川の気になるお味ですが、深く澄んだ青を表現したこの芸術的で美しい琥珀羹の下部分は味甚羹と小倉羹の2層からなっていて、甘すぎず、あっさりとした夏らしい味わいに仕上がっています。お茶はもちろん、上品な甘さはコーヒーにも合うと非常に好評です。つめたく冷やしてからいただくのがおすすめの食べ方だそうです。晴れた七夕の夜のお茶請けにあれば最高でしょう。

【インスタ映えする羊羹③】京都匠七條甘春堂『金魚』

同じく京都の老舗七條甘春堂からもう1つ、金魚の羊羹をご紹介します。まるで美しい川の景色をそのまま切り取ったような、一目では羊羹とはわからないほど芸術的な見た目が印象的です。七條甘春堂の金魚の気になる値段・味・賞味期限について見ていきましょう。

京都匠七條甘春堂『金魚』の値段や賞味期限は?

優雅な金魚が済んだ川で悠々と泳ぐさまを映し、金箔を散らすことで夏の華やかさを表現した羊羹・金魚は、ひとつひとつ餡細工で手作りされているという工芸菓子で「同じ景色は2つとありません」と紹介されている、まさに芸術というにふさわしい1品です。お値段は1本約240gで税込み1,118円で、賞味期限は製造より30日とのことです。袋入り羊羹のため、熨斗がけすると見栄えがよろしくないそうで、袋のままの見た目で世界観を楽しんでほしいと紹介されています。

京都匠七條甘春堂『金魚』はどんな味?

七條甘春堂の金魚は、琥珀羹と練り羊羹で構成されている、オーソドックスであっさりとした味わいが特徴の羊羹です。羊羹の中で泳ぐ金魚や小石の餡細工の食感が楽しめます。工芸菓子といわれるだけあり、じっくりと鑑賞してからでないともったいなくて食べられないという声が多く聞かれます。芸術的で繊細な見た目とは裏腹に、かなりしっかりと食べ応えがあるという感想も聞かれました。羊羹通もうならせる1品といえるでしょう。初夏の爽やかな風景を思い浮かべながらいただきたい1品です。

【インスタ映えする羊羹④】彩雲堂『満天』

彩雲堂は、神話の国出雲で明治7年創業した松江の老舗和菓子店です。「菓子を通してお客様に心豊かなひとときを提供します」という理念を掲げた彩雲堂の満天は、夏の夜空いっぱいに瞬く満点の星々を小豆羹と錦玉羹の棹菓子に写した、夏限定の芸術的な見た目の羊羹です。金箔で夜空に煌めく星を描いているのが非常に印象的です。彩雲堂の満点について詳しくご紹介いたします。

彩雲堂『満天』の値段や賞味期限は?

涼やかな淡い瑠璃色に浮かぶ星々と雲の描く世界が芸術的な満天の値段は、1箱税込み1,404円です。注文可能な期間が決まっていますのでご注意ください。賞味期限は製造から20~30日の日持ちとあります。さらに期間限定で早割キャンペーンも実施しているようなので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

彩雲堂『満天』はどんな味?

彩雲堂の満天はその涼やかな見た目とはうらはらに、ぷりっとした歯ごたえがあり、しっかりとした甘さで濃い目のお茶によく合う味わいです。こちらも冷やして食べることを推奨しています。星を表した金箔が美しく、もったいなくて食べられないという声も続出しているのも頷けますね。おもてなしのお茶請けに喜ばれる1品といえるでしょう。

【インスタ映えする羊羹⑤】亀屋清永『星づく夜』

満天の星が輝く夜空を思わせる星づく夜は、元和3年(1617年)創業の京菓子店として名高い亀谷清永が夏季限定で販売している商品です。亀屋清永は京都は祇園、八坂神社の前に建つ情緒ある和菓子店です。雲1つない夜空に満天の星が輝く、そんな景色を連想させる幻想的で美しい和菓子です。

亀屋清永『星づく夜』の値段や賞味期限は?

星づく夜には小・中2つのサイズがあり、小が750円+税・中が1,100円+税となっています。販売期間は6月~8月の期間限定で、賞味期限は製造から20日とのことです。七夕にピッタリのお菓子ですので、訪問の際のお土産などに重宝しそうです。

亀屋清永『星づく夜』はどんな味?

「まるでマグリットの世界がお菓子になったよう」とまで評される芸術的な星づく夜は、ほのかにパッションフルーツとレモンが香るさっぱりさわやかな味わいが特徴の羊羹です。冷やしていただくとなおいっそうおいしいと紹介されています。まるでおとぎ話の世界から飛び出したようなかわいらしい見た目で、食べるのがもったいないという声も多くきかれました。

【インスタ映えする羊羹⑥】俵屋吉富『雲龍』

「菓心求道=常にいい菓子を求め、菓子道に励む」ことを志に掲げ日々菓子作りに邁進する俵屋吉富は、宝暦5年創業の老舗菓子店です。御用先には宮内庁京都御所をはじめ、金閣寺・銀閣寺など名だたる名所が連なります。そんな俵屋吉富の代表銘菓と名高い雲龍は、非常に珍しい手巻きの羊羹です。雲龍の名付け親は大本山相国寺・故山﨑大耕老師という、大変歴史のある1品です。夏季限定ということはなく、通年して購入することができます。

俵屋吉富『雲龍』の値段や賞味期限は?

京銘菓雲龍は、1棹と半棹の2サイズが販売されています。1棹が1,620円・半棹が1,080円です。賞味期限は季節によって異なりますが、平均して製造から20日前後と覚えておきましょう。

俵屋吉富『雲龍』はどんな味?

雲龍には、直営店のみで購入できる「復刻京銘菓雲龍」と通販でも購入できる「京銘菓雲龍」、白小豆を用いて作られた「京銘菓白雲龍」の3種類が存在します。京銘菓雲龍は、国産大粒大豆製の粒餡と村雨餡を1本ずつ手巻きにし、雲に乗る竜の姿を表現した意匠棹菓子です。小豆本来の旨みを味わってもらうため、甘さを抑え、しっとりとした生菓子ならではの食感に仕上がっています。粒餡好きにはたまらない1品です。

【インスタ映えする羊羹⑦】とらや『四季の富士 夏』

羊羹といえばとらやを真っ先にイメージされる方も多いのではないでしょうか。室町時代後期に京都で創業された老舗中の老舗です。歴史あるとらやの御殿場店限定の商品が、こちらの四季の富士です。四季折々の美しい富士を表しており、春夏秋冬それぞれの四季の富士がこれまでに販売されています。今回は「四季の富士 夏」についてご紹介いたします。

とらや『四季の富士 夏』の値段や賞味期限は?

「四季の富士 夏」は竹皮包の24.5×6.0×4.0cm・330g×2本のタイプと、箱入りの中型で12.7×6.3×4.1cm・330gの2タイプが存在します。値段はそれぞれ税込み3,888円・1,944円です。賞味期限はどちらも製造から65日と明記されています。

とらや『四季の富士 夏』はどんな味?

「四季の富士 夏」は、ブルーの琥珀羹と緑の練り羊羹でその涼し気な見た目を再現しています。見た目の美しさにふさわしい、あとに残らない上品な甘さが好評です。あっさりといただけるので、食欲のない夏にはぴったりのお菓子といえるでしょう。羊羹の概念を超越したおいしさと評する人もいるほどの人気商品です。

【インスタ映えする羊羹⑧】ジャズとようかん『ジャズ羊羹』

湯布院からジャズに合う「洋羹」をお届けいたします。公式HPを見るとまず目に飛び込んでくるこのキーワードに引き込まれます。ジャズに合う「洋羹」とは、一体どんなものなのでしょう。大分県は湯布院にある旅と音楽、そして雨を愛する小さなお店"CREEKS."から生まれた和洋折衷のお菓子がこれからご紹介する「ジャズ羊羹」のようです。

ジャズとようかん『ジャズ羊羹』の値段や賞味期限は?

ジャズ羊羹はそのポップな見た目とは裏腹に「刷り込み」という伝統技法によって1つ1つ丁寧に手作りされています。サイズは20×4×3cmで値段は税込み2,160円です。賞味期限は、やはりドライフルーツが含まれているためか、他の羊羹より少し早い製造より14日とのことです。季節限定商品にジャズ羊羹gingerなどもあるので、ぜひチェックしてみてください。

ジャズとようかん『ジャズ羊羹』はどんな味?

ジャズ羊羹はいわゆる普通の羊羹ではありません。フォークで切ってみると、中にはワインに漬け込んだ2種類のドライいちじくが入っています。口に入れた瞬間、ふわっと鼻を抜ける黒糖の風味とさっぱりした甘さが広がります。確かにお茶よりもコーヒーと一緒にいただきたくなるような羊羹なのです。甘さも控え目に創られているので、和菓子が苦手な方でも美味しくいただけると高い評価を得ています。商品紹介によると、ワインとの相性も抜群とのことで、ぜひ一度ジャズを聴きながらいただいてみたいものです。

【番外編】羊羹の語源や由来とは?

そもそも羊羹とは、どんなお菓子なのでしょうか。言語由来辞典によると「羊羹とは、餡に砂糖を加え、蒸したり寒天を入れて固めた棹物の和菓子」とあります。鎌倉時代以降、禅宗とともに日本に伝わったもので、中国では文字通り羊肉の羹(あつもの)で、羊の肉を入れたお吸い物を意味していました。中国で日本の羊羹と似た食べ物には、羊の肝に似せた小豆と砂糖で作る蒸し餅の「羊肝こう」「羊肝餅」があります。

羊肝こうが日本に伝来した際、「肝」と「羹」の音が似ていたことから混同され、「羊羹」の文字が使われるようになったといわれています。やがて、地方名物となる岐阜県大垣市の「柿羊羹」や長野県小布施の「栗羊羹」などが作られるようになったそうです。

コーヒーと羊羹

インスタ映えする羊羹は目でも舌でも楽しめる!

いかがでしたか?まるでおとぎ話や絵画の世界から飛び出した芸術品のように美しい羊羹の世界をご紹介しました。シンプルなお皿に1切れ盛り付けるだけでインスタ映え間違いなしの羊羹たちをぜひご自身で、お友達やご家族との楽しいひと時に添えて楽しんでみてください。芸術的で涼やかな羊羹たちを目でも舌でも味わって、インスタ映え&幸せ気分を思う存分堪能しましょう。

羊羹

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この記事のライター
のちのち
趣味は着物と珈琲とクラフトビール、町歩き。

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