ベタベタ汗を対策しよう!すぐに始められる改善方法2選!

夏になると避けられないのがベタベタ汗との闘いです。様々な対策を講じても、ベタベタ汗をかき続けていると根本的な問題の解決にはなりません。今回は、汗の種類やベタベタ汗の対策、ベタベタ汗を改善する方法を紹介します。この夏は、ベタベタ汗のストレスから解放されましょう。

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目次

  1. 1ベタベタ汗をかくのはどうして?何が原因なの?
  2. 2汗ってどんな種類があるの?良い汗と悪い汗の特徴を紹介!
  3. 3ベタベタ汗にはどんなリスクがあるの?改善しないとどうなる?
  4. 4ベタベタ汗のストレスを軽減させる対策7選!
  5. 5【ベタベタ汗の改善方法①】汗腺を活性化させる入浴方法
  6. 6【ベタベタ汗の改善方法②】有酸素運動や筋トレ
  7. 7汗の特徴と役割を理解して、気持ちよく夏を乗り切ろう!

ベタベタ汗をかくのはどうして?何が原因なの?

夏になると気になるのが大量の汗ですよね。汗でベタベタするのは嫌なものです。ベタベタ汗をかくのはどうしてなのでしょうか。まずはベタベタ汗の原因を見ていきましょう。

なぜ

汗腺の機能の低下

ベタベタ汗の原因1つ目は、汗腺の機能が低下してしていることです。汗は体温調節をする機能もあるのですが、この時に汗腺の機能が低下していると、ベタベタとしたクサい汗となってしまいます。汗腺機能が正常の時には、同じ汗でもベタベタせず、体温調節も効率的に行われるそうですよ。

偏った食生活やストレスが原因の場合も

偏った食生活やストレスもベタベタ汗の原因になり得ます。お肉や香辛料は汗の臭いの原因になりやすいのです。野菜を中心とした、バランスの良い食生活を心がけるようにしましょう。特に、ショウガや玉ねぎは発汗を促す作用があるのでおすすめです。また、海藻類は汗の臭いを抑えてくれますよ。

たまねぎ

汗ってどんな種類があるの?良い汗と悪い汗の特徴を紹介!

汗にも種類があるのをご存知でしょうか。実は汗には「良い汗」と「悪い汗」があります。汗は99%が水分なで、残りは老廃物から成っています。この老廃物の質が「良い汗」になるか「悪い汗」になるかを左右します。では、「良い汗」と「悪い汗」はどのような違いがあるのかを見ていきましょう。

良い汗の特徴

まずは良い汗の特徴から見ていきましょう。

・小粒
・サラサラ
・乾きやすい
・無臭
・薄い


これらが良い汗の特徴です。良い汗は乾きやすいため、体温調節しやすくなります。良い汗をかくことは身体にとって大切なことです。

汗

悪い汗の特徴

悪い汗の特徴は以下の通りです。

・大粒
・ベタベタ
・乾きにくい
・臭い
・濃い


このような特徴を持つため、悪い汗をかくとなかなか汗が引きません。老廃物が多く含まれているため、臭いの原因になります。熱中症や身体のダルさの原因になることもあるそうですよ。

汗

ベタベタ汗にはどんなリスクがあるの?改善しないとどうなる?

良い汗と悪い汗があることが分かりましたね。同じく汗をかくならば良い汗が良いですが、悪い汗をかいてしまうこともありますよね。一体、ベタベタ汗にはどのようなリスクがあるのでしょうか。ベタベタを放置して改善しないとどうなるのかを紹介していきます。

放置すると臭いが出る

悪い汗のリスクとして有名なのが、臭いです。汗の臭いに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。悪い汗を放置しておくと、生乾きの雑巾のようなクサい臭いが発生します。これは悪い汗とともに出てきた塩分やミネラルなどが、長時間放置されることで皮膚などの雑菌と混じって臭いを発してしまうからです

におい

かゆみや脱水症状を引き起こす

ベタベタ汗はかゆみや脱水症状を引き起こすこともあります。ベタベタ汗をかくと、老廃物が汗腺を塞いでしまいかゆみを引き越してしまうこともあります。ひどい場合には「あせも」になることもあります。

また、汗をかきすぎることで汗の中に含まれるミネラルがどんどん流出してしまい、脱水症状を引き起こすこともあります。

大量に発汗した時は疲れやすい

ベタベタ汗は効率的に体温調節をすることができないため、良い汗をかく時よりも多くの汗を流すことになります。すると、身体にとって大切な成分がどんどん体外へと流出することになってしまいます。その結果、大量に汗をかくことで疲労感を感じることに繋がります。

犬

室内熱中症のリスクが高まる

ベタベタ汗は汗腺機能が低下している場合にかきやすいものです。汗腺機能が低下していると、上手に体温調節を行うことができません。クーラーが効いている室内にいる時でも、身体の中に熱がこもることもあります。そんな時に汗腺機能が低下していると、汗をうまくかけず、室内にいるのに熱中症になるリスクもあるのです。

エアコン

熱中症は屋外にいる時になるというイメージがあると思います。しかし、室内で熱中症になる人も増えてきています。屋外にいる時には熱中症対策をする人は多いですよね。これからは「室内にいる時でも熱中症になることがある」というリスクを念頭に置いて、室内でも熱中症対策をするよう心がけてください。

秋バテの原因になる

「夏バテ」という言葉をよく耳にすると思いますが、ベタベタ汗をかきやすい人は「秋バテ」になるリスクを持っています。これも汗腺機能が低下していることに起因しています。夏場は外の暑さと室内の冷たさを行ったり来たりする生活ですよね。そのような生活を繰り返すことで、汗腺機能がより低下していってしまいます。そうすると汗をうまくかけなくなるので、眠りの質が落ちて寝ても疲れが取れない状態になってしまいます。

代謝が下がり冷え性になる

汗腺機能の低下は冷え性も引き起こしてしまうリスクがあります。汗をうまくかけないと身体の中に熱がこもってしまいます。それではいけないと、身体が熱を出さないように代謝を抑えてしまうそうです。すると、身体全体の代謝が下がってしまい、体温が下がります。これを繰り返すことで、慢性的な冷え性になってしまうのです。

寒い

ベタベタ汗のストレスを軽減させる対策7選!

ベタベタ汗はとてもストレスを感じてしまうものです。ここでは、ベタベタ汗のストレスを少しでも軽減させるための対策を7つ紹介します。簡単にできる対策ばかりですので、ベタベタ汗にストレスを感じている人は試してみてください。

汗をかいたらすぐに拭き取る

ベタベタ汗の対策として初歩的な方法が、汗をかいたらすぐに拭き取ることです。悪い汗は放置することで様々なリスクが高まります。そこで、汗をかいたらすぐに拭き取るようにしましょう。ハンカチやタオル、デオドラントシートなどを持ち歩く習慣を付けましょう。

タオル

たくさん汗をかいた時はシャワーを浴びる

外出先から帰った時やスポーツをした後など、たくさん汗をかいた時はシャワーを浴びるのも良い対策です。シャワーを浴びることで、悪い汗を身体からさっぱりと流してしまいましょう。その際には、着替えもするとなお良いでしょう。

シャワー

夜はしっかり湯船に浸かる

夏になると入浴をシャワーだけで終えてしまいがちですよね。しかしこれでは不十分です。シャワーはかいた汗を流すことはできますが、身体の中に溜まった汗を出すことには繋がりません。夜は5分でも良いので、湯船に浸かって身体の中に溜まった悪い汗を出してしまいましょう。

ランジェリーにほのかな香りをのせる

臭いは下から上にあがってくるものです。そこで、ランジェリーにほのかな香りを付けておくのもストレスを軽減させる対策の1つです。ランジェリーを着ける前に、フレグランスミストなどをシュッとひと吹きしておくだけです。ただし、強い臭いは禁物ですよ。

ランジェリー

毎日パジャマを洗濯する

人は寝ている時にも汗を大量にかいています。1回着ただけで洗濯するのは抵抗があるかもしれませんが、悪い汗によるストレスを軽減するためには、毎日パジャマを洗濯するようにしましょう。寝汗をたっぷり含んだパジャマを放置しておくと、日中に雑菌がわいて、臭いの温床になってしまいますよ

朝起きた時に汗ケアをする

たっぷりと寝汗をかいた身体は、朝起きた時にケアすることも大切です。目に見えない汗ですが、菌の元が身体中に付着しています。汗の対策は簡単で、デオドラントシートで拭くだけでも効果はありますよ。時間に余裕がある場合には、朝からシャワーを浴びるのも良いでしょう。

シャワー

状況に合わせて制汗剤を使い分ける

制汗剤には様々なタイプがありますよね。これらを状況に合わせてうまく使い分けることで、ベタベタ汗のストレスを軽減することができます。

・スプレータイプ:汗をかいた後の臭い対策
・シートタイプ:汗を拭きとる
・ロールオンタイプ:汗をかく前の対策
・クリームタイプ:足の裏や脇などの強い臭い対策


あなたに合った制汗剤を見つけて対策してみてください。

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【ベタベタ汗の改善方法①】汗腺を活性化させる入浴方法

ベタベタ汗には多くのリスクがあります。ストレスを軽減するために対策を講じても、ベタベタ汗自体を改善しなくては問題は解決しませんよね。まずは、入浴方法によって汗腺を活性化させる改善方法を紹介します。汗腺を活性化させるには、日々の入浴をシャワーで済ませないことが大切ですよ。少し時間がかかりますが、身体もスッキリしますのでぜひ試してみてください。

①手足高温浴で汗腺を目覚めさせる

代謝を高める方法として「半身浴」が有名ですが、汗腺を目覚めさせるために、まずは「手足高温浴」を行いましょう。これは手足だけ入浴する方法です。就寝する1時間半前までに行うのがポイントです。浴槽に42~44度の熱めのお湯を浅く張ってください。そこに、手と足だけが浸かるように入ります。四つん這いで入るイメージになります。これを10~15分行いましょう。身体の末端を温めることで、血液が全身を巡って良い汗をかくことができるようになります。

②半身微温浴で身体を中心から温める

手足高温浴で血液が巡り始めたら、今度は浴槽に37~38度のぬるめのお湯を足して半身浴をしましょう。全身浴だと、汗が蒸発できずにのぼせてしまいます。そこで、上半身は外に出る状態の半身浴を行います。これも10~15分行ってください。じんわりと良い汗をかくことができます。粗塩をお湯に溶かすと、塩の温熱効果でよりゆっくりと温まることができます。

お風呂

③汗が自然に引くまでクールダウンする

手足高温浴と半身微温浴を行うことで、良い汗をかくことができました。入浴後は、汗が自然に引くまでクールダウンしてください。いきなり冷えた部屋に入って一気に汗を引かせるのはNGです。せっかく入浴で活性化した汗腺が閉じてしまいます。どうしても暑い場合には、うちわで扇いだり、扇風機の微風に当たったりする程度にしましょう。

扇風機

入浴中もですが、入浴後も水分補給は忘れないようにしてください。ここでも、キンキンに冷えた飲み物はNGです。汗を急に止めてしまっては、入浴で汗腺を活性化した意味がありません。できれば常温の飲み物を飲むようにしてくださいね。

【ベタベタ汗の改善方法②】有酸素運動や筋トレ

ベタベタ汗の改善方法として有酸素運動や筋トレも効果的です。理想的な身体作りも兼ねて、汗腺を活性化していきましょう。

有酸素運動で適度に汗をかこう

有酸素運動を行って適度に良い汗をかくようにしましょう。例えば、ウォーキングやジョギングを20~30分程度行う習慣を付けましょう。難しい場合は、日常生活で有酸素運動を取り入れてみるのもおすすめです。

・普段よりも歩幅を大きくして歩いてみる
・1駅分は歩くようにする
・階段を使うようにする


このようなことなら普段からできそうですよね。

ジョギング

筋トレを並行して行うと更に効果的!

有酸素運動だけでなく、筋トレを並行して行うとより効果的です。筋トレは、代謝を高めて脂肪を燃焼しやすくするので良い汗をかきやすい身体を作ることができます。ダイエットやシェイプアップを兼ねて、筋トレに挑戦してみましょう。これも簡単なものからでOKです。テレビを見ながらスクワットをしたり、腹筋をしてみましょう。汗をかいたらタオルで拭いたり、シャワーを浴びるなど、汗対策も忘れず行ってくださいね。

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汗の特徴と役割を理解して、気持ちよく夏を乗り切ろう!

汗には2種類あることが分かりました。汗をかくこと自体が不快なのではなく、悪い汗をかいてしまうことが不快感に繋がるのです。汗をかいた時には、シャワーを浴びるなどしっかりと対策を行うことが大切です。そして良い汗をかける汗腺作りをしていくことで、汗のストレスから解放されます。汗の特徴と役割を理解して、夏を乗り切りましょう。

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この記事のライター
一期一会堂
2児の女の子のママです! 読んでくださる方々との出会いを大切に、記事を書いていきます。 よろしくお願いいたします。

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