うざい上司の発言や行動の特徴とは？対処法や上手に付き合うコツも！

あなたの上司の中にうざい上司はいますか？部下は上司を選べませんが、毎日顔を合わせなくてはいけないので、うざい上司がいるとため息をつきたくなりますね。うざい上司にはどんな特徴があるのでしょうか。今回そんな上司の特徴について、徹底的に掘り下げてご紹介します。

うざい上司とは、どのような上司のことをいうのでしょうか。ここではうざい上司がよくする発言について5つ紹介していきます。

うざい上司は部下にイライラをぶつけてきます。ミスを必要以上に責め立て「やる気あるの？」と言い放ちます。「もういい！」という発言も定番です。自分の上司やお客様にはにこやかに応対しているのに部下には真逆の応対をします。部下には何を言っても許されると完全に勘違いしるのかもしれません。

トラブルの再発防止のために怒られるのは仕方のない面もありますが、大勢の前で大声で怒るのはNGです。「使えないな」「お前に頼んだ俺が馬鹿だった」と言われると、プライドが傷つきます。また「言っている意味わかる？」と何度も小馬鹿にした発言も連発します。

部下の力量を考えず「自分で考えて」と仕事を丸投げし、結果が思うようにいかない時は「ちゃんと考えた？」と言います。うざい上司は、仕事がうまくいかないのは100％部下のせいにしたがります。また「前にも言ったよね」という、全くやる気に繋がらないセリフも得意です。

うざい上司は「なんでこんなこともできないの？」とミスに絡めて心無い言葉を言い放ちます。仕事だと割り切るものの、心が乱れて仕事が進みません。部下なりに工夫した仕事でも「頭が悪いんだから言われたことだけやっていればいいんだ」と自分の方法しか認めません。

仕事中の自慢話は、はっきり言って迷惑ですよね。「俺の若い頃は」から始まる話は要注意間違いなしです。「私があなたの立場なら」と、まるで部下のことを考えているふりをしながらうざい話を始める上司も少なくはありません。

次は行動面の紹介です。うざい上司の行動はどのようなものがあるのでしょうか。発言と同じように5つ紹介していきます。

部下の都合も考えず仕事を丸投げするくせに、手柄は当然のように横取りをします。このタイプは褒められるのが大好きで、何が何でも自分が一番になりたいという気持ちが非常に強い人です。当然ですが成果を横取りされた部下の気持ちなんて無視しています。

部下から些細なミスを指摘された時、それがどんなに正しい指摘であってもいつまでも根に持つタイプの上司もいますね。ミスを指摘されたことを根に持つだけではなく、それを逆恨みして部下に対してパワハラなどの嫌がらせを始める上司もいます。

指示が曖昧で分かりづらい上司のこともうざいと思ってしまいますよね。単語だけの指示や、こそあど言葉ばかりの指示も自分本位な上司の性格をよく表しています。また、曖昧な指示にも関わらず部下が理解できないと部下のせいだと怒り出すこともあるでしょう。

人間だれしも機嫌の悪い時はありますが、それを会社などの公的な場所で表現するのはよくありませんよね。特に自分よりも立場の弱い部下に対してそのイライラを発散されたら居心地が悪くなってしまうでしょう。部下の気持ちを考えない上司ほど扱いに困るものはありません。

同じように頑張っているつもりなのに、評価される部下とされない部下がいると後者のやる気は減ってしまうでしょう。評価だけではなく、同じミスをしても許される人と許されない人がいる場合もあります。部下を能力ではなくお気に入りかどうかで判断するのは間違いなくうざい上司ですね。

うざい上司が嫌いでも、なかなか簡単に仕事を辞めたり異動希望を出すことはできません。では、うざい上司に対してはどのように対処すれば良いのでしょうか。

うざい上司をうざいと感じる理由は、上司に指示や許可をもらうために接する必要があるからです。そうした機会を減らすために自分の仕事で成果を出して周りから認められればあなたの味方も増えるでしょう。うざい上司よりも上の立場になることを目標にスキルアップに取り組みましょう。

無視される、パワハラを受けるなど、自分だけで解決できそうにないと感じたら、社内の信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。相談する時には、日頃からどんなことに困っているのか記録をつけたものも用意します。一人で悩む必要はないのです。

うざいからといって無視すると仕事に支障をきたすので「仕事の受け答えだけはしよう」と割り切りましょう。自慢話や行き過ぎたジョークなどには付き合わず、さらりと流してしまうのです。我慢しすぎるとストレスが溜まっていく一方です。

あまりおすすめではないのですが、完全に無視して割り切って働くのもひとつの方法です。顔を見るのも嫌になるほどうざい上司の場合は、心を閉ざさないと精神を病んでしまいます。自分を守るための緊急の対処法としての無視ならば、やむをえません。

どれだけ対処法を考えてもどうしても我慢できないこともあるでしょう。そんな時は転職を考えるのも悪いことではありません。自分の心が疲れてしまうために、うざい上司から距離を置きましょう。

転職をしても異動をしても、どこにでもうざい上司がいるかもしれません。そんな時には、スマートにその人とも付き合うことが必要になる場合もあります。うざい上司と上手に付き合う方法も覚えておいて損はありません。

人生に無駄になることなどありません。うざい上司の行動や発言を、わが人生の踏み台にしてしまえばいいのです。うざい上司は部下に嫌われる存在ですので、その上司のような行動をしないように注意するとあなたが上司になった時に部下に慕われる上司になれるでしょう。うざい上司は反面教師として利用しましょう。

一度怒り始めると、過去の自分の自慢話を始めるなど際限なく話が長くなってしまう上司もいるでしょう。そうした上司には怒られるようなスキを作らないのがおすすめです。自分のスキルアップにも繋がるので、無駄な努力にもなりませんね。

嫌な発言は聞き流してすぐに忘れてしまうのも悪いことではありません。もっともな指摘は受け止めるべきですが、難癖をつけてくるような内容に関しては容赦なく聞き流してしまいましょう。適当に相槌を打っていれば意外と気付かれませんよ。

上司の話に付き合うのも仕事の一つだと割り切って考えるのもおすすめです。「仕事をしなくても話を聞いて適当に相槌を打つだけでお金がもらえる」と考えると少し気持ちが楽になるかもしれませんね。円滑な人間関係を作るのも大事な仕事だと考えましょう。

ここでは、実際に存在しているうざい上司について紹介していきます。信じられないようなうざい上司もいるんですね。

直属の上司なんですが、年中鼻をすすっています。仕事だと割り切りたいけれど気持ち悪いです。ティッシュがあるのに使おうともしません。花粉症らしいですが「お金がもったいない」と言って病院に行こうともしません。憂鬱です。（20代・女性）

お客様からの受けはいいのですがいい加減な上司がいます。今日もお客様から「いつになったら所長と連絡が取れるんだ！あんたが伝えるのを忘れたんじゃないのか！」とブチ切れられました。連絡を忘れたのは上司なのに、お客様の前では猫を被っているのでいつも私が被害に遭います。(30代・女性）
 

同僚にとても気性の激しい人がいます。突然機嫌が悪くなったりするし、一度嫌いになった人とは口もきかないような感じです。その人とトラブルになるのが面倒なので気持ちは分からないのではないのですが、上司はその人ばかりを贔屓して楽な仕事を渡します。しわ寄せを受ける僕たちのことなんて、忘れているのかもしれませんね。(20代・男性)

嫌な上司はたくさんいますが、ではあなたの理想の上司はどんな人でしょうか？上司になってほしいと思われている有名人を3人紹介していきます。

「理想の上司」ランキングでは1998年から常にベスト10入りしているのが所ジョージさんです。所さんを理想の上司に選ぶ理由は「一緒に仕事をしたら楽しそう」「職場の雰囲気がすごく良くなりそう」「面倒見がよさそう」などが多いですね。確かに、所さんとならどんな仕事も楽しくできそうです。

サッカー日本代表のキャプテンとして活躍した長谷部誠選手は、派手なプレーではありません抜群の安定感を誇ります。監督やメンバーからの信頼も厚いので、上司となっても上手くマネジメントしてくれそうですよね。

「さわやかで知的」「姉御肌」「たとえ上司であっても、言わなくてはいけないと思ったらはっきりと意見を貫いてくれそう」と、天海さんのイメージは頼りになる上司そのものですね。もちろんかっこいいだけではなく、バラエティなどでは可愛らしい一面を見せているのも人気の秘密です。

うざい上司はたくさんいますが、明日から簡単に改善してくれることはありませんよね。うざい上司に悩んでいる人も、ここで紹介した対処法などを参考に、なんとか向き合っていきましょう。