アイロン台がない時の代用品8選！注意点や便利なアイロングッズも！

現代ではシワが付きにくい素材の服も増えていますし、おしゃれ着などはクリーニング店に出す人も多いため、自宅にアイロン台を用意していない方もいるのではないでしょうか。しかし、突発的にアイロンがけが必要になることもあります。アイロン台がなくても、代わりの物でアイロンがけが出来るのでしょうか。

アイロン台の代用品を使うことでアイロンがけが可能になります。それぞれメリットとデメリットがありますので、4例紹介します。代わりの物を使うべきかアイロン台を用意すべきか検討してみましょう。

アイロン台は場所を取りますし、少し値が張るように感じられる場合もあります。アイロン台にかける分、他の家具や生活用品を購入したいという方もいるかもしれません。買わないですむならその方が良いと考える場合があるでしょう。

一人暮らしをするタイミングでは、アイロン台を買いそびれてしまう人もいると思われます。また、何かの拍子にアイロン台の布を破損させてしまったり、脚が折れてしまったりして、すぐに購入出来ないケースもあります。代用品があることを知っていればアイロン台が使えない場合でも、急いでアイロンがけ出来るでしょう。

アイロン台はアイロンがけがしやすいように工夫されているため、シワを伸ばすのに時間をかけずに仕上げられるメリットがあります。代わりの物では、時間をかけて何度もアイロンがけをしてもシワが取れにくいこともあるでしょう。ワイシャツの襟や袖口などの細かい部分を、綺麗でハリのある状態に仕上げるのが非常に難しいです。

アイロン台の代わりには、段ボールなどの丈夫な紙製品や、大判のタオルやベッドや布団などの布製品と寝具類などが挙げられます。これらの代用品を使うと傷んでしまうことがあります。素材にも注意をしないと破損する恐れもあるため、使い捨てをしても大丈夫な物を代わりに使うようにした方が良いでしょう。

アイロン台ではなく、代用品を使ってアイロンがけをした方が良い方もいます。どのような方に代用アイロン台がおすすめなのか例を挙げてみます。当てはまる方は検討してみてください。

アイロン台を購入せずに代用品を使うのがおすすめなのは、あまりアイロンがけをする機会がない方です。アイロンがけが必要な衣服はクリーニング店に出して頼むという方もいます。必要な時だけアイロンを使いたい方は、アイロン台がなくても代わりの品で問題ないでしょう。

アイロンがけをする量が少ないという方も、アイロン台はあまり必要ない場合があります。シワになるシャツをあまり着用しない方、シワ加工をされた衣服が多い方はアイロン台がなくても代わりの物で十分でしょう。ハンカチなどの小さな物であれば、代用品で構いません。

一人暮らしをしている場合、部屋に十分なスペースを取るのが難しい場合があります。アイロン台は畳んで置ける物もありますが、場所を取るように感じられるため難しいと感じる方もいるでしょう。また、引っ越しや模様替えを簡単に出来るように、必要最低限の物だけを置きたいという方もいるかもしれません。代わりの品でアイロンがけをする方が向いているでしょう。

アイロン台の代わりに使える物を探している人に、代用出来る条件を挙げます。3例紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

アイロン台の代わりに使う場合、平らなものや水平な場所が理想的です。安定していないとアイロンをひっくり返す心配があり注意しなくてはいけません。シャツのような大きな物は斜めになっていると折りジワがついてしまうこともあります。せっかくアイロンがけした所を再度やり直さなければいけなくなることもあり面倒です。

アイロンがけをする時には、シワを伸ばすために高温の状態に温めなくてはなりません。代わりに使う物が熱に強くないと溶けたり燃えてたりする危険があり注意が必要です。火事や事故の原因となることも考えられます。アイロンがけをする衣類にも溶けた代用品が付き、後から取るのが大変になりますし手間もかかります。

板のような固い物で代用をした場合、袖や襟などの丸みを帯びた部分はアイロンがけをしても綺麗に仕上がらないことがあります。ある程度弾力があるクッション性があり、程良い固さがある物を使うと形が整えやすくなるでしょう。

アイロン台の代わりになる条件を前項で3例挙げました。その条件に合う代用品として具体的に8つ紹介します。身の回りにある日用品で十分に対応出来ますので、アイロン台の代用品に興味がある方は試してみましょう。

タオルはフェイスタオルのような小さなサイズよりも、バスタオルのような大きなサイズがおすすめです。タオルが劣化しても良いように、新品よりも使い古しのタオルを選ぶと良いでしょう。綿100％の方が熱に強いです。テーブルの上に3～4枚程度敷いて使うのも良いですし、バスタオルを折り畳んでワイシャツのカフスやボタンや襟元などの小さな部分をアイロンがけするにも使いやすいです。

自宅に何年も使っている毛布がある場合は、大きさも厚みもあることから折り畳んでアイロン台の代わりとして使うことも可能です。クッション性も、程良い固さもあるためにとても使いやすいです。ナイロンやポリウレタン、アクリルなどの化学繊維が使われている物よりもウールの方が熱に強いでしょう。しまう時には熱を冷まして、風通しの良い所で乾燥させるように注意して下さい。そのまま押し入れなどにしまうと湿り気が出てカビが生える場合があります。

敷布団を使っている場合は、上に綿のシーツを掛けたり、タオルを敷いたりしてアイロン台の代わりに使うのもおすすめです。大きさとしては赤ちゃんや子供用の敷布団が丁度良い大きさでしょう。大人用の敷布団はサイズが大きく重みもあるため、子供サイズの敷布団の方が出し入れも楽になるでしょう。使用後はアイロンのスチームをかけて冷めるまで置いておくと、布団の除菌と消臭も兼ねられます。

ハンカチなどの小さな物をアイロンがけするのであれば、ある程度の厚みと弾力がある座布団をアイロン台の代用にするにもおすすめです。テーブルの上に載せてアイロンがけをしますが、食卓に使うテーブルに置くのが気が進まない場合は、テーブルに未使用のバスタオルやシーツなどを敷くと良いでしょう。

使う座布団は中綿が綿100％である物で代用するように注意が必要です。座布団を代わりに使う時、中綿がポリエステルなどの化学繊維だと熱に弱く焦げてしまう恐れがあります。

小さいサイズの物なら2～3日分の新聞紙をそのまま四つ折りにして固定して重ねたり、雑誌を束ねたりしてアイロン台の代わりに使うのも良いでしょう。

新聞紙や雑誌そのままでは印刷面からインクが付いてしまう恐れがあるため、毛羽立っていらなくなったバスタオルで包んで使います。新聞紙と雑誌や不用なタオルの組み合わせは、使い捨てのアイロン台としても代用可能です。

段ボールを使う場合は、スーパーなどで無料で入手出来るためとても便利です。段ボールは同じ大きさの物をいくつか重ねて、上からバスタオルなどで包んでアイロン台代わりに使えます。段ボールを組み立てて同じ大きさの物を並べてテープで固定しておくと、アイロン台のようにある程度の高さになります。上にタオルを敷いたり座布団を載せたりすると小さな物をアイロンがけしやすいです。

ベッドは一人暮らしの人でも使っていることが多く、マットレスの上でそのままアイロンがけをすると良いでしょう。畳ベッドなどの場合は、敷布団などの厚めで熱が伝わりにくい代用品を置いてアイロンがけをしましょう。ベッドのマットレスは固めの物が弾力があってかけやすいです。

キッチンテーブルなどの大きなテーブルが望ましいですが、一人暮らしの場合は難しいと思われます。ローテーブルやちゃぶ台をアイロン台の代用で使うと良いでしょう。そのままではテーブルの天板を傷めてしまう恐れがあるため、上にクッション性のある座布団や段ボールや雑誌や新聞紙などの紙製品を重ねた物にタオルを巻いて即席のアイロン台として使うことをおすすめします。

代用品でアイロンがけをする時に注意をした方が良いポイントを5つ紹介します。アイロン台の代わりに安全に使うために十分に心がけて使うようにしてください。

ベッドマットレスや布団類が薄手の場合、アイロンがけをした際に裏面まで熱が通ってしまうことがあります。ベッドやテーブルが変色したり、強度が弱くなる恐れもあるため注意した方が良いでしょう。最初にアイロンがけをしてみて底部分を触れてみて熱さを感じるようであれば、タオルや新聞紙や段ボールなどの厚さを足して調節するようにしましょう。

新聞紙や段ボールや雑誌はアイロンがけで熱を加えると、傷みが激しくなることがありますし、変色する恐れもあります。代用品として割り切り、使い捨てにするつもりでいらない物を使うようにしましょう。

アイロンの代用品を包むタオルなどの布は、必ず綿素材の生地を使うようにしましょう。綿は耐熱性が強くて丈夫です。アイロンで熱を加えても、余程のことがなければ繊維が溶けたり焦げたりすることがありません。化学繊維や混紡の生地を使わないように注意してください。

段ボールや不用な雑誌や新聞紙と不用なタオルであれば問題ありません。けれども、テーブルなどの家具や、ベッドや布団などの寝具類を使う場合はアイロン台の代わりに使う品が傷まないように注意して下さい。テーブルの塗装面がはげたり、ベッドや布団に焦げなどが出来たりすると見栄えが悪くなります。

アイロン台の代わりに使った物で燃えやすい物については、火災に十分注意して下さい。段ボールなどの紙類や布団などの布製品は、アイロンがけをしている時はその場から離れないようにしましょう。うっかり熱が伝わりやすくなっている所を触って火傷などの怪我をしないように気をつけましょう。子供がいる時には特に配慮する必要があります。

アイロン台の代わりに使える便利なアイロン用グッズを紹介します。使い勝手が良く多くの人から好まれています。3例紹介しますので、参考にしてください。

アイロンマットはアイロン台の布と同じように耐熱性がある生地が使われたマットです。使わない時には畳んだり巻いたりして保管出来るため、場所を取らないのが魅力です。テーブルの上にそのまま置いてアイロンがけに取りかかれます。

スチームアイロンは通常のアイロンにも付いている、蒸気をかけてシワを伸ばしやすくする機能に特化したアイロンです。スーツやブラウスをハンガーにかけたまま蒸気をかけてシワが伸ばせるため、急いでいる時にも便利です。たばこなどの気になる臭いも取ることが出来ます。

アイロンミトンは利き手と反対側の手にはめて、アイロン台代わりに使える便利グッズです。耐熱性の生地が使われているため、手にはめても火傷をする心配がありません。小さいサイズの物や部分的にアイロンがけをしたい時にも使いやすいでしょう。

家にある家具や寝具や日用品が、アイロン台の代わりになります。ただし、それぞれ工夫が必要だったり、使う前にある程度手間がかかったりすることがあります。代用品のサイズや厚みなどで一長一短がありますので、アイロンがけしたい物や自分の身の回りにある物を選んでやりやすい方法を試してみると良いでしょう。