猫なで声で話す女性の特徴や心理とは?男性は要注意!!
「猫なで声」と聞いてどんな声をイメージしますか。女性が男性に話しかける場面を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。もしかしたら無意識に使っている方もいるかもしれません。猫なで声を出す女性の印象や心理、周囲との関わりについてご紹介していきましょう。
目次
猫なで声で話す人が気になる!
男性に対していつも猫なで声で話す女性が気になることはありませんか。その高い甘えたような声が妙に癇に障ることもあるでしょう。彼女たちが猫なで声で話す心理や特徴についてご紹介します。
そもそも猫なで声とは?
そもそも猫なで声とはどんな声なのでしょうか。猫なで声とは、異性や可愛らしい動物・小さな子供に対して発せられる、トーンが高めの甘えた声です。特に女性が男性に対して発することが多いですが、不自然にトーンが高く相手に甘えている印象を与えるため、不愉快に思う人も多いでしょう。
猫なで声の意味
猫なで声には大きく分けて二つの意味があります。一つ目は「猫が撫でられる時に出すような、媚びを含んだ声」、二つ目は「猫を自分に懐かせようと甘く呼びかける声」です。どのような状況で、どんな声を誰に対して使うかによって意味が変わってきます。
猫なで声はどんな声?
猫なで声はどんな声に聞こえているのでしょうか。一般的には猫の鳴き声にような声と言われています。また人が動物や子供を可愛がる時に出す声という定義もあるようです。しかしどんな声にしても、どちらの見解にも共通するのは、猫なで声は相手に媚びを売るような甘えた声であり、あまり良い印象はありません。
猫なで声の英語表現
英語で「猫なで声」はどのように表現されるのでしょうか。英語では"coaxing voice"、または"wheedling voice"と言われます。"coaxing voice"は「甘いことを言う」「なだめすかすような話し方」という意味で、二つ目の"wheedling voice"は「上手いことを言って誘う」という意味です。英語では「猫」という表現はなく、実際の動作を直接表すような表現になっています。英語は日本語に比べて、直接的な表現が特徴なのでよりわかりやすいですね。英語と日本語の感性のギャップが面白い言葉です。
猫なで声で話す女性の特徴3選!
ここまでで、猫なで声はあまり良い印象を持たれていないことがおわかりいただけたと思います。そんな中で猫なで声で話す女性にはどのような特徴があるのでしょうか。3つのポイントにまとめてご紹介します。
①男ウケが良い
猫なで声を発する女性は一部の男性に対してウケが良いです。どのような男性にウケが良いかと言うと、女性に慣れていない男性です。女性に不慣れな男性は、女性の甘えたような猫なで声を聞くと「可愛い」と思ってしまいます。英語の意味にあったように、上手いことを言われて誘われてしまうのです。しかし女性に慣れている男性には逆効果なので要注意です。女性に慣れた男性は、猫なで声を発する女性を倦厭する傾向があります。
②女ウケが悪い
猫なで声を発する女性は、同性である女性からは嫌われる傾向にあります。女性は男性に甘えている他の女性を嫌うという特徴があります。たとえ友人であっても、猫なで声で男性に甘えていたら嫌悪感を覚えるでしょう。
③可愛い
猫なで声を使う女性の特徴として「自身を可愛いと思っている」ことが挙げられます。女性の中には自身の可愛さを主張するために、猫なで声を使う人が多いのです。しかし上記でも述べたように、猫なで声を高評価してくれるのは女性に不慣れな男性だけです。自身の評価を上げるために猫なで声を活用することはおすすめできません。
猫なで声で話す女性の心理5選!
猫なで声で話す女性は、どのような心理で男性に呼びかけているのでしょうか。その心理を5つのポイントにまとめてご紹介します。
①頼みたいことがある
普段は強気な職場の同僚や先輩が、猫なで声で妙に優しく話しかけてくることはありませんか。人は何かを頼みたいことがある時に猫なで声を発することがあります。英語の意味にあった「なだめすかすような話し方」をしてくるかもしれません。しかしそんな時は「何か仕事を押し付けられるかもしれない」と身がまえてしまうものです。良い印象を持つことは難しいのが正直なところです。
②後ろめたいことがある
相手に対して後ろめたいことがある時にも猫なで声を使うことがあります。例えば女性が彼氏に対して浮気を隠していたり、子供が母親に物を壊したことを隠している時などです。正直に話して、素直に謝罪できればいいのですが、それが言えない時には「許してほしい」という気持ちから、猫なで声が出るようです。
③かまってほしい
女性は誰かに甘えたい・かまってほしいと思っている時に猫なで声を出す傾向があります。プライベートで甘えたい、かまってほしいと思った時には、意中の人に猫なで声で話しかけてみてはいかがでしょう。猫なで声を使うと自分の脳に対して癒し効果があります。あまり良いイメージがない猫なで声ですが、使いようによっては相手との関係を深める重要アイテムになるかもしれません。
④男性を意識している
男性を意識すると、女性は猫なで声になりやすくなります。それが意中の人であれば尚更、感情が高ぶり甘えた声になるのです。恥ずかしく思いながらも、ずっと一緒にいたいという思いが声にも現れてしまいます。また前述したように、男性に何か頼みたいことがある場合にも、女性は意識的に猫なで声を作って話しかけることがあるでしょう。
⑤可愛さをアピールしたい
女性は自身の可愛さをアピールしたい時にも猫なで声を使います。この場合は男性を意識して使う場合が多いです。高めの声で甘えたように話すことで、自身の可愛さをわかってもらおうとアピールするのです。そんな女性は大抵、近くに意中の男性がいなかったり、女性だけで集まっている場合には、猫なで声とは対照的に低くしっかりした声を出しています。
猫なで声で話す人の印象6選!
そんな猫なで声をだす人に対して、周囲はどのような印象をもっているのでしょうか。周囲との関わりについてご紹介していきます。
①本音がわからない
猫なで声で話している人を見ると「本音で話しているのだろうか」と疑問に感じることはありませんか。猫なで声は裏がありそうだという印象を与えるため、相手は本心がわからず不愉快な気持ちになってしまいます。人は本音を話す時、無意識に低い声になります。そのため猫なで声で話す相手にはつい不信感が募ってしまうのです。
②嘘っぽくて気持ち悪い
一般的に人は嘘をつく時、妙に甲高い声になります。そのため不自然に高い猫なで声は「嘘っぽい」という印象を相手に与え、関わりを持たないようにしようと疎遠になってしまうケースも多々あります。
③自信がなさそう
自分に自信がある人は落ち着いた声で冷静に話すことができますが、自信がない人は「誰かに頼りたい」という意識が前面に出てしまうので、猫なで声になりやすい傾向があります。そのため猫なで声で話している人は、自信がない人と思われがちなのです。
④陰口を言っていそう
前述したように、猫なで声で話す人は「本音がわからない」「嘘っぽい」など裏がありそうという印象を相手に与えます。そのため「裏で陰口を言っていそう」と思われ、関わりを持たないようにしようと相手から離れることも多いのです。
⑤可愛いと思う
ここまではネガティブなイメージをご紹介しましたが、猫なで声で話す女性を可愛いと思う人がいるのも確かです。女性に不慣れな男性は特にそう思うでしょうし、自分に好意が向けられていれば尚更でしょう。甘えた声で自分を頼ってこられれば悪い気はしないというのが、一般的な男性の心理です。
⑥ぶりっこで不愉快
猫なで声で話す女性は、「ぶりっこに見えて不愉快」という方も多いでしょう。人は自分自身を可愛いと思っているぶりっこに対して、苦手意識を覚えます。また男女ともに高すぎる声は聞いていて良い思いはしないものです。普段より高いトーンの猫なで声は、多くの人を不愉快な気分にさせてしまいます。
猫なで声で話す人との関わり方の3つのコツ
一般的に猫なで声で話す人は、ネガティブな印象を抱かれていることがおわかりになったと思います。それではそんな人たちとどのように関わっていけばいいのでしょうか。猫なで声で話す人との関わり方について、3つのポイントをご紹介します。
①信頼せずに警戒心を持つ
意識して猫なで声を使っている人とは、すぐに信頼せずに少し距離を置きましょう。何らかの意図を持って猫なで声で話す人は、ずる賢い人が多く騙されてしまうことがあります。話してみて「なんだか裏がありそうだな」と感じた場合には、警戒してあまり親密な関わりを持たないようにした方がいいかもしれません。
②本心を引き出すように話す
猫なで声で話す人と、不信感を持ちながらもどうしても話す必要がある時には、本心を引き出すように話してみるといいでしょう。相手の本心を引き出すためには「つまり貴方が言いたいのはこういうことですか?」「もう少し具体的に教えてください」など、単刀直入に聞いてみるのも効果ありです。
③気にしない
猫なで声を聞くと不快に思ってついつい腹を立ててしまうものですが、あまり気にしないで関わりを持たないようにするのが一番です。猫なで声を出す人はきっとそれが癖になってしまっているので、「またやってる」くらいに思って流してしまうのが、お互い快適に過ごせるでしょう。
猫なで声の出し方の4つのポイント!
ここまで猫なで声がどんな声か、また猫なで声で話す人の特徴やその人との関わり方についてお話してきました。では、実際に猫なで声はどのように発せられているのでしょうか。猫なで声の出し方についてご紹介します。
①甘えた雰囲気
猫なで声は普段よりトーンが高めで、甘えた雰囲気を発しています。出し方としては、相手に「甘えたい」という気持ちを前面に押しだして話してみるといいでしょう。
②声は高め
猫なで声は普段より声が高めです。自分が普段発している普通の声より、ワントーン高めの声を意識する出し方がおすすめです。
③小動物に話しかけるように
猫なで声の二つ目の意味として、「動物や小さな子供に話しかける時の声」とありました。そのとおり小動物や小さな子供など、可愛らしいものに対して話しかけるように声の出し方を意識してみましょう。自然と高く、甘い声になるはずです。
④浅めの呼吸で話す
より具体的な出し方として、お腹から声を出すよりも、首や胸のあたりで呼吸をすることを意識してみると猫なで声になりやすいです。この出し方だと人によっては裏声になってしまうかもしれません。猫なで声は通常より浅めの呼吸で発せられているのです。
猫なで声は時と場合を考えて出せるようにしよう!
猫なで声を普段から耳にしていても、それがどんな声なのか、またその声を使う人の心理や関わり方などを改めて考えることはあまりなかったのではないでしょうか。猫なで声はネガティブなイメージの方が強いですが、一概に悪いことばかりではありません。親しい間柄での猫なで声には癒しの効果もあるので、夫婦・親子・恋人と仲良く過ごすための潤滑油になりえます。出し方を知り、時と場合を考えて上手く使い分けられるといいですね。