実家暮らしの男は気持ち悪い？女性の本音や結婚事情など紹介！

実家暮らしをしている男性は、なぜ一人暮らしを始めないのでしょうか。一人暮らしには生活面の手続きや金銭的な面での不便もたくさんありますが、それでも実家暮らしよりも時間が自由になるなどもメリットもたくさんあります。

この記事では、実家暮らしを続ける男性について特徴を紹介したり女性の本音も紹介していきます。今実家暮らしをしている男性は、ぜひこのまま実家暮らしを続けるか一人暮らしを始めるかの参考にしてみてください。

実家暮らしを続ける社会人の男性は珍しいと言われていますが、実際はどれくらいの人が実家暮らしをしているのでしょうか。

2015年の国勢調査の結果では、30～40代の未婚男性のうち約6割が実家暮らしをしているという調査結果が出ています。もちろん実家で暮らしている理由は人それぞれですが、もし今後も不景気が続くようであれば男性だけではなく女性も徐々に増えていくかもしれませんね。

大学進学や就職を機に一人暮らしを始める人が多い中で、なぜ実家暮らしを続けるのでしょうか。ここでは、実家暮らしを続ける男性の心理を紹介していきます。

最初の家の契約から始まり、一人暮らしは料理や洗濯、掃除や買い出しなど実家暮らしではそれほど負担する必要がなかったことも自分でやらなければなりません。そうした手続きのことを考えると、自由と引き換えに実家暮らしを選ぶ人もいるでしょう。

敷金・礼金から始まって毎月の家賃・光熱費・家電や家具などの購入など一人暮らしをするには意外とお金かかります。こうした経済的な理由の他にも、とにかく貯金をしたいから実家で暮らしたいという男性も少なくはありません。

そもそも職場が実家の近くで一人暮らしをする理由がないなんて男性の割合も増えているのではないでしょうか。わざわざ一人暮らしをしても出費が増えるだけなら実家暮らしのほうがコスパがいいですよね。

女性の中には一人暮らしの男性を「気持ち悪い」と思ってしまう女性もいます。では、どのような男性は気持ち悪いと思われてしまうのでしょうか。一人暮らしの男性の主な特徴を紹介していきます。

実家暮らしの場合、どうしても家族の話題が多くなることもあるでしょう。しかしながら、会話の大半が家族の話題だと、話題のレパートリーが少ないだけではなく女性には気持ち悪いと思われてしまうかもしれません。実家暮らしの男性は、一度自分の会話の内容がどのようなものか考えてみても良いかもしれませんね。

一人暮らしとは違い、多くの場合は実家で暮らしていると金銭的な余裕があります。毎月、実家に生活費としてお金を渡していても余裕はあるでしょう。結果的に、良い店で飲み会をしたりお金のかかる趣味をしたりと、実家暮らしの男性は金遣いが荒いという特徴を持っている人が多くなります。

実家暮らしでもしっかり家事の分担をしている男性の場合は当てはまりませんが、そうではなく親に家事を頼ってしまっていては家事が出来なくなってしまいます。自分の食べた食器を下げなかったり、洗濯機の使い方すら分からないという男性も珍しくはないようです。

家族といえど共同生活をしている上では、お互いの生活時間をある程度把握しておくことも必要になるでしょう。そのため、一人暮らしの男性とは違い実家暮らしの男性は帰りの時間に敏感になります。門限を気にしていたり、二次会までは参加しても三次会以降は出席しないという人もいるでしょう。

実家暮らしが長ければ長いほど、自分のために尽くしてくれる女性を好みだと思う男性は増えていきます。そのため、実家暮らしの男性は「一歩下がって自分を立ててくれるようなおしとやかな女性」と恋がしたいと考える人が多いと言われていますよ。

では、なぜ女性は実家暮らしの男性のことを気持ち悪いと思ってしまうのでしょうか。女性の本音を紹介していきます。

家族との距離が近い男性と付き合うと、常に彼の母親や姉妹と比べられてしまうことがあります。また、彼氏の家に気軽に遊びに行ったつもりが両親や家族と会ってしまうなど、一人暮らしの男性とは違う苦労が生まれることもあるでしょう。

実家暮らし＝家事や金銭的な面で自立していないというイメージを持つ女性は少なくはありません。男性の年齢が上になればなるほど「事情があって実家暮らしをしている」というよりは、金銭的な理由や家事能力が低いという理由で、自立できないため一人暮らしをしていないという印象を持たれてしまうこともあります。

実家暮らしの男性を気持ち悪いと思う女性が多いのは、やはり実家で暮らしているとマザコンだと思われてしまうからでしょう。実家暮らしの男性が全員マザコンというわけではありませんが、小説やドラマなどの影響でマザコンの男性が多いと思われてしまいがちです。また、多くの場合マザコンの男性は気持ち悪いと思われてしまうので、実家暮らしの男性のマイナスポイントになることもあるでしょう。

それでは、実家暮らしの男性と結婚する場合はどうなるのでしょうか。気持ち悪いというイメージしか持っていない女性にとってはデメリットしかないように感じられるかもしれませんが、実は実家暮らしの男性と結婚するメリットも存在しています。メリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。

実家暮らしだと、自然と家族を大切にする考えが育ちます。帰りの時間に対してしっかり連絡をしてくれたり、帰りが遅くなった時に迎えに行くなどの習慣を持っているでしょう。大切にされたい女性にとっては大きなメリットになりますね。

実家暮らしのメリットには金銭的な余裕が持てるという点があります。もちろん金遣いが荒い男性の場合は実家暮らしでも貯金はありませんが、しっかり貯金している男性も少なくはありません。実家暮らしの男性と結婚することで、スタート当初から金銭的に余裕がある生活が送れることもあるでしょう。

家族と一緒に生活するので、当然ながら生活リズムもしっかりしています。休みの前日だからといって無意味に徹夜することもなければ、休日の朝もしっかり起きて朝食を食べるでしょう。平日も休日もある程度同じような生活リズムで過ごすことで、健康にも良い生活が送れます。

実家暮らしの男性はメリットだけではなくデメリットも存在しています。今まで一人暮らしの手続きをしたことがない男性の場合は、自立していない人も多くて頼れないこともあるでしょう。契約などの手続きの際に「俺は分からないからよろしく」と丸投げされてしまう可能性もあります。

親離れ・子離れしていない関係の場合は結婚後も彼の両親から干渉される可能性があります。独立した世帯だという認識が薄い場合、頻繁に訪問されるなど過干渉に悩んでしまうこともあるでしょう。男性がマザコン気味の場合は、嫁姑問題まで発展してしまうこともあります。

一人暮らしをしたことのない男性の家事能力は、基本的に低いでしょう。実家で基礎的な家事ができるようになっていても、一人暮らしの経験がないと毎日継続出来なかったり細かい点に目が行き届かないということもありえます。しかしながら、基本的な技術があれば上達することもないわけではありません。

婚活の際に、実家暮らしだと告げると不利になってしまうのでしょうか。どれくらいの年齢から不利になってしまうのか、実家暮らしでもマイナスポイントにならないようにはどうすれば良いのかを紹介していきます。

実は、実家暮らしでも20代のうちはそれほど気持ち悪いという意見は聞きません。30歳になるまでは仕事に慣れていなくて疲弊してしまったり、金銭的な余裕がないため実家から会社に通う人の割合は大きくなります。20代で婚活を始めている人は、それほど負い目に思わなくても良いでしょう。

しかしながら、30代になると徐々にマイナスポイントになってしまいます。特に30代の後半になると「マザコンかもしれない」などと思われる可能性は高くなるので注意が必要です。

実家暮らしでも一人暮らしでも、頼もしい男性であることをアピールすることが大切です。「実家暮らしでもしっかり家事をして頼れる男性」と「一人暮らしなのに他力本願で基本的には周りの人に助けられている」という場合では、前者の方が魅力的に見えるでしょう。どういった状況で暮らしていても、頼れる男性になるようにしましょう。

実家暮らしで生活していると女性に気持ち悪いと思われてしまうのではないかと不安になる男性はいますが、実はしっかり自立して生活できるのであればそれほど大きなデメリットにはなりません。実家暮らしでも一人暮らしでも、女性に頼られるような自立した男性になっていきましょう。