細かい人の心理や特徴！相手別の上手な対処法も！【パートナー・職場】

細かい人とは、気が付かなくてもいい些細なことに気が付いたり、小さいことを気にしたりする人のことです。細かい人という言葉自体は、ネガティブな意味で使われることが多く、反対に似ている言葉でポジティブな表現には「細やかな人」という言葉があります。

細かい人には共通の心理や特徴があります。以下の見出しで詳しく紹介していきますので、周囲に細かい人がいて困っている方や、細かい人と仲良くしたい方はぜひ参考にしてください。

英語では細かい人を1つの単語で表す名詞は存在しません。そのため、細かい人を英語で表現すると"meticulous person"となります。"meticulous"は非常に几帳面な、小心者なという意味を持つ形容詞で、名詞である"person"(人)を説明する役割があります。

"meticulous"以外にも似たような意味の形容詞が存在しており、"fussy"（細かいことにこだわる）や"picky"（口うるさい）などがあります。これらの形容詞を名詞"person"につけることで、細かい人という意味になります。

細かい人は普通の人では気が付かないような些細なことに気が付くという特徴があります。そのため、他の人よりもストレスを感じやすく、さらにストレスが溜まってしまう心理状態に陥ります。また、細かい人は周囲からの理解を得られ難いため、職場や恋愛で嫌われることによってさらにストレスを感じるでしょう。

細かい人は神経質という心理的特徴もあります。細かい人は神経質になることで、周囲の様子に過剰に反応をしたり、気に病んだりしてしまいます。そのため、普通の人よりも生きているだけで多くの刺激を感じるでしょう。

当たり前だと思って他人に指摘することも、厳しいと思われて嫌われることがあります。このように、神経質であるという心理的特徴は、人付き合いにおいては嫌われるなど悪い結果をもたらすことが多いでしょう。

完璧にこだわりすぎる心理から、細かい人になってしまうことがあります。人は誰しもが失敗するものですが、完璧主義の細かい人は自分や周囲の失敗を許すことができません。その厳しい態度から周囲の人から嫌われることが多いはずです。

さらに、職場では緻密な計画を立てて、その通り完璧に進まないと嫌がるでしょう。一人で行う仕事であれば完璧主義でも構いませんが、仕事のほとんどはグループで行う場合が多いでしょう。そのため、あの人とは一緒に働きたくない、と同僚や部下から嫌われる恐れがあります。

承認欲求の強い人は、他人から認められたいという心理が強く働きます。他人から認められるために、職場では仕事の細部までこだわったり、他の人の細かい失敗に対して強い注意をしたりします。

細かいところまで気にしていても、周囲の人たちの気持ちを考えれば人から嫌われる言動はしません。その場合は細かい性格が長所となるため、細かい人とは呼ばれません。細かい人と呼ばれる人は、他人に自分の考えを押し付けるなど、自己中心的な考え方をすることが多いでしょう。

細かい人たちは基本的に真面目であることが特徴です。真面目故に職場で部下の小さなミスを見つけてしまったり、細かい指摘をしてしまったりします。この特徴のある細かい人は間違ったことは言いませんが、周囲の人からは厳しいと嫌われることがあるでしょう。

細かい人の特徴として、他人にも自分にも厳しいということがあります。細かい人は完璧主義の方が多いですが、その完璧さは他人だけではなく自分にも求めます。そのため、自分の仕事もきっちりとスケジュール管理をし、緻密な計画を立てることが多いでしょう。

細かい人は承認欲求が強かったり、完璧主義者であるため周囲の評価や反応を過剰に気にしてしまいます。そのことから、被害妄想にとらわれやすいという特徴を持ちます。他人が何気なく言った悪気のない言葉に、自ら悪意を見出して「嫌われている」と思い込むこともあるでしょう。

被害妄想に振り回されると本人に大きなストレスがかかります。この特徴によって、元々ストレスを感じやすい細かい人は、さらにストレスを溜めてしまうでしょう。

料理や洗濯、掃除など家事は細やかな作業が多いため、細かい人は家事能力が高い特徴があります。そのため、女性であれば恋愛で有利に働くことがあります。洗い物の後にシンクを拭く、ごみ捨ての後にゴミ袋をつける、などの細かな家事も、細かい人は自ら気が付いてすぐに行動ができるでしょう。

細かい人は他人の発言や言動を、過剰に悪く受け止めてしまうために、喧嘩っ早いという特徴があります。他の人よりも周囲の人から馬鹿にされていると感じやすいため、手や口を出すことが我慢できずに喧嘩をしてしまいます。周囲の人からすると、そんなことでそこまで怒らなくても、と思われることもあるでしょう。

あなた自身やあなたのパートナーなど周囲の人が細かい人か気になる、という方は下記で紹介する細かい人診断を行ってください。7つの項目のうち、当てはまる数が多ければ多いほど細かい人の傾向が強いでしょう。

本屋で積んである雑誌や棚に並んでいる本が崩れていると、思わず直してしまうという方は細かい人である可能性が高いです。普通の人は、自分の家の本棚以外である本屋の本棚の本までは直しません。

割り勘を1円単位まできっちりとしたい方も、性格が細かい人である傾向が強いでしょう。一緒に行った相手が自分の分を多めに払ってくれる時でも、1円単位まできっちり割り金をしたい人は細かい人です。しかし、自分が損をしない場合は割り勘にこだわらない場合は、この項目には当てはまりません。

上記のように、友人関係でも1円単位まできっちり割り勘にこだわる相手は好まれませんが、恋愛関係においてはなおさら嫌がられる可能性が高いでしょう。

仕事のメールはできるだけ早い返信が求められますが、細かい人は遊びのメールでも返信が遅いとイライラしてしまいます。そのため、ついつい返信が来る前に何度もメールを送ってしまい、友人や恋愛相手から嫌われることがあります。

細かい人は真面目な方が多いため、冗談が好きではありません。冗談を真に受けてしまい、馬鹿にされていると怒ってしまうこともあるでしょう。そのため、職場などの人間関係で浮いてしまうことも多々あります。

周りの人たちから真面目や神経質だと言われたことがある人は、周囲から見て神経質だと思われるような言動や行動を既にとっているため、細かい人である可能性が高いです。

他人にも自分にも厳しい細かい人なので、生涯を共にする結婚相手に求める条件は具体的に考えています。そのため、身長や年齢などの具体的な数字や、相手の家族構成、そして理想の性格などを細かく決めていることがあります。

人のミスが目につきやすく、さらに被害妄想をしてしまうこともあるため、細かい人は人と衝突することが多いでしょう。また、真面目故に見逃せばいいことも見逃せずに、真っ向から正論をぶつけてしまうこともあります。

パートナーが細かい人だった場合に必要な対処法は、相手を否定しないことです。パートナーの細かい人が男性でも女性でも、恋愛相手にはありのままの自分を受け入れてもらいたいという気持ちがあります。そのため、細かい性格に関しても、否定をしないように気を付けましょう。

パートナーとは長く一緒にいたいと思うでしょう。そのため、どうしても細かいところを直して欲しいのであれば、直接直して欲しいと伝えるのも対処法の1つです。恋愛関係にある人の言葉は心に響きやすいため、相手を傷つけないように直して欲しい、と伝えれば相手もやる気になってくれるでしょう。

直接伝えても状況が厳しい場合は、友人に相談するのもおすすめの対処法です。共通の友人であれば、あなたの代わりにパートナーへアドバイスしてくれるかもしれません。共通の友達ではなくても、新しい意見を教えてくれたり、ストレス解消になったりするでしょう。

上記の3つの対処法でも上手くいかない場合は、別れて他のパートナーを探すという対処法もあります。人の性格を直すというのは、大変厳しいことです。新しい恋愛を始めることが、一番簡単で確実な対処法でしょう。

職場に細かい人が居る場合は、相手はそういう人だと割り切ると気持ちが楽になるでしょう。あなたがどう動いても、相手は細かい人のままです。まずは割り切って考えて、それからどう接するのかを考えていきましょう。

職場に細かい人がいるとストレスが溜まってしまうため、仕事以外の恋愛や友人との遊びで、ストレス発散をすることがおすすめです。休日に思いっきり遊んでストレス発散をすることにより、細かい人たちとも上手に付き合うための心の余裕が生まれるでしょう。

細かい人と一緒に働くことでストレスを感じ、仕事の効率が落ちるようであれば迷わず上司に相談をしましょう。細かい人が同僚や部下であれば直属の上司に相談してください。もしも、細かい人が自分よりも目上の立場であれば、さらに上の上司に相談するといいでしょう。

細かい人と上手く付き合っていくのが厳しい、と感じるのであれば、なるべく関わらないようにするのも賢明な対処法です。業務上の連絡など関わりを必要最低限とすることで、ストレスを感じ難くなるでしょう。

本記事では細かい人の特徴や心理、そして対処法について紹介しました。細かい人たちはストレスを感じやすく、周囲に敵を作ってしまいます。もしかしたら自分は細かい人かもしれない、そう思った方は、ぜひ細かい人を卒業して視野を広げてみてください。