【結婚式マナー】ストライプスーツはあり？おしゃれな着こなし術も！

ストライプスーツは着こなしが簡単で、ビジネススーツとして定番です。しかし結婚式となると、ストライプスーツを着て出席していいものか悩む方も多いですね。今回の記事では、ビジネスシーンではなく結婚式でのストライプスーツについてご紹介していきます。

ストライプスーツは結婚式で着ても大丈夫なのでしょうか。これからご紹介する4つの判断基準をおさえて、正しい着こなしをして参列しましょう。

結婚式に招待される時に最も重要なのは、主役である新郎新婦との関係性です。親族であったり、職場での上司・部下、友人といった関係性によってストライプスーツはNGになる可能性があるので注意しましょう。

ストライプスーツを着てもいいのかどうか、それは結婚式の格式でも判断することが出来ます。結婚式の格式によっては、「正礼装」「準礼装」「略礼装」と服装が異なります。最も格式の高い「正礼装」ではストライプスーツは失礼に当たるため着用出来ません。

「昼間」「夕方から夜」それぞれで適した服装は異なります。一般的に夕方以降は正装を求められることが多いため、結婚式でストライプスーツを着る場合には昼間の結婚式のみにしましょう。

近年では結婚式のドレスコードは厳しくなく、ストライプのような柄物のスーツで参列しても大丈夫なことが多いです。しかし、ドレスコードがしっかりしている結婚式では男性はネイビーなど無地のスーツでなければいけない場合があります。

結婚式には服装についてマナーがあります。恥をかかないように、男性が結婚式に参列する際の基本的な服装のマナーについてご紹介していきます。

ゲストとして結婚式に参列する際には、基本的なマナーとして新郎新婦よりも目立たない服装であることというものがあります。結婚式の主役は新郎新婦なので、ゲストの男性・女性共に目立ちすぎない服装を選ぶ必要があります。

男性が結婚式で着るスーツは、黒の無地が一般的です。しかし近年では、カジュアルな雰囲気で行われる結婚式が多いのでネイビーやグレーのスーツで参列しても問題ないでしょう。

フォーマルスーツには、「正礼装・準礼装・略礼装」の3つの種類があります。新郎新婦の親族として招待された場合には正礼装となり、ゲストとして招待された場合は略礼装となります。黒以外のネイビーやストライプのスーツは、略礼装の時に着用しましょう。

結婚式でストライプスーツを着用しても大丈夫かどうかは、主役との関係性で判断することが出来ます。3つの関係性についてご紹介しますのでご覧ください。

親族や直属の上司の結婚式の場合には、ストライプスーツは避けた方がいいでしょう。正礼装または準礼装が求められるので、ネイビーなどではなく黒無地のスーツに白いシャツを選ぶ必要があります。

受付や司会をお願いされた場合、あなたは新郎新婦にとって特別なゲストだと言えます。親族や上司に呼ばれた時同様、控えめな格好が基本ではありますが柄の薄いシャドーストライプであれば着用可能です。スーツではなく、白シャツに蝶ネクタイといった着こなしをしましょう。

友人の結婚式に参列する場合には、親族や上司の結婚式と違い略礼装のためスーツの柄や色にある程度融通がききます。しかし色が薄いものはNGである可能性があるので、暗めのネイビーやダークスーツを選びましょう。

ビジネスシーンでも多く使われるストライプ柄のスーツには、シャドーストライプなど5つのパターンがあります。5つのパターンについてご紹介しますので、結婚式でもOKなものを知りましょう。

太いストライプやコントラストがはっきりしたストライプスーツは、着こなしの難易度が高いのであまりおすすめは出来ません。スーツそのものの存在感が強いため、新郎新婦よりも悪目立つしてしまう可能性があり結婚式には不向きです。

ペンシルストライプとは、鉛筆で線を引いたような太さの等間隔の柄のスーツです。着こなしが簡単でビジネススーツとして人気が高いですが、輪郭がはっきりしているものは目立ちすぎる場合もあるので結婚式には輪郭の薄いものを選びましょう。

チョークストライプはペンシルストライプと似たような柄ですが、ダークシャドーの記事に白いチョークでストライプを書いたような柄が特徴です。輪郭は少し薄いので、ビジネスシーンだけでなく結婚式でも着用出来ます。

ピンストライプとは、まっすぐのラインではなくピン（針）の頭を縦に並べたような柄をしたストライプです。ネイビーに白いラインが入ったスーツが多く、あまり目立たないので結婚式で着用出来ます。

シャドーストライプは、光の角度によってストライプが浮き上がってくる柄のことです。着るだけでおしゃれに見えるため、着こなしが簡単でビジネスシーンや結婚式で着用することが多いです。

ストライプスーツの色によっては、結婚式での着用はNGになってしまいます。失敗しないよう、3つの色ごとに結婚式でもOKかどうかご紹介します。

無地のスーツでも黒は一般的なことから、ストライプスーツも黒を選ぶことが無難です。シャドーストライプのように、ストライプのラインも薄い色ではなく黒に近い色のスーツがいいでしょう。

薄い色ではなく、濃いグレーとにシルバーのストライプラインが入ったスーツであれば品がよくおしゃれな着こなしが出来ます。シャツは濃いスーツの色と反対の、白いシャツを選ぶとよりおしゃれになります。

ネイビーのストライプスーツには、チャコールグレーのストライプラインが入ったものを選ぶと着こなし上級者の男性に見られます。結婚式でも着ることが出来ますが、薄い色のものは目立ってしまうことがあるので濃い色のネイビーを選びましょう。

ストライプスーツに合わせやすいおすすめのシャツについてご紹介します。

白シャツは最もストライプスーツに合わせやすいシャツだと言えます。スーツにストライプ柄が入っているので、シャツは白のような落ち着いた無地を選びましょう。値段も白シャツはそこまで高くないので、お財布にも優しいですね。

薄いブルー無地のシャツも、ストライプスーツに合わせやすいおすすめのシャツです。しかし濃い色のシャツでは目立ちすぎてしまうので、薄い色を選び主役より目立たないようにしましょう。

ストライプスーツに合わせるのにおすすめのネクタイについてご紹介します。結婚式だけでなく、ビジネスシーンでも活用できるので男性必見です。

スーツにすでにストライプ柄が入っているので、ネクタイは無地にするのが無難です。シャドーストライプに黒いネクタイなど、同系色で揃えるとよりおしゃれになります。自分に合ったネクタイを選べば、100均などの安い値段のネクタイでも高級感が出ますので是非自分に合ったネクタイを選んでください。

ストライプスーツに白いシャツと蝶ネクタイを合わせる着こなしもおすすめです。しかし、蝶ネクタイは目立つことがあるので受付や司会として呼ばれた際に付けるようにするのがいいでしょう。

柄物ネクタイはビジネスシーンでも合わせるのが難しいですが、ストライプのスーツやシャツと合わせるとおしゃれな着こなしになります。柄によってはストライプと喧嘩する可能性があるので、主張が強くない柄を選びましょう。

ストライプスーツをより楽しむために、結婚式におすすめなおしゃれな着こなしについてご紹介します。

ピンストライプスーツはストライプのラインが薄いので、差し色ネクタイと合わせるととてもおしゃれな男性に見られます。差し色には、蛍光色のような強い色ではなく落ち着いたワインレッドやグリーンを選びましょう。

ストライプスーツには、青とネイビー・黒とグレーのような同系色のネクタイを合わせるのがおすすめです。この場合ネクタイは多少の柄は問題ありませんが、やはり無地のネクタイを選ぶのが無難です。

麻素材や白のポケットチーフは、最もフォーマル度が高いアイテムなので必ずつけていきましょう。結婚式での着こなしのマナーとしても、ポケットチーフは大切だと言われています。シャドーストライプに白のポケットチーフを合わせれば、よりおしゃれ上級者に見られますよ。

結婚式でのおしゃれな着こなしとして、ジレ（ベスト）を取り入れたスタイルもおすすめです。このようなレイヤードスタイルは、フォーマル感が強くなるためよりおしゃれな男性になります。

服装にかける値段についてなど、結婚式で男性が紳士的に着こなすためのポイントについてご紹介します。

結婚式において、主役は新郎新婦であり参列者は親族であっても引き立て役だということを忘れてはいけません。スーツや小物などに値段をかけて悪目立ちするのではなく、ある程度値段を抑えて主役より目立たないようにしましょう。

祝いの席だからと高い値段のコーデを足し算するのではなく、引き算でストライプスーツならシャツは無地にするなど控えめなコーデを心がけましょう。値段の高いコーデで足し算をした男性よりも、引き算でおしゃれに着こなす男性の方がより紳士的に見えます。

カフスやタイクリップなど、そこまで高くない値段で楽しめる男性のアクセサリーはいくつかあります。結婚式でもおすすめのアイテムですが、付けすぎは下品な印象になってしまうのでアクセサリーは最小限にしましょう。

結婚式でのストライプスーツについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。ストライプスーツをよりおしゃれに着こなすコーデを参考に、紳士的でおしゃれな男性を目指してくださいね。しかし、親族としての参列などストライプはNGという場合もあるので注意しましょう。