バランスボールのおすすめ10選!選び方・効果・エクササイズ方法も!
そろそろ夏に向けてシェイプアップしたいけど、激しい運動は無理!というあなたには、バランスボールがおすすめです。今回はバランスボールを使った効果的なエクササイズや、おすすめのバランスボールの選び方などを詳しくご紹介します。是非参考にしてみてください。
目次
バランスボールは人気のエクササイズグッズ!
バランスボールは、エクササイズ用品の一種として有名ですね。プロのアスリートだけでなく、家庭でも手軽に扱えることで人気です。忙しい主婦の方でも、家事や育児のスキマ時間でダイエットに取り組むことが出来るのでおすすめです。
バランスボールの効果とは?
それでは、バランスボールにどのような効果があるのかご存知でしょうか。バランスボールを効果的に使うために、まずはバランスボールの効果を知っておきましょう。
インナーマッスルを強化できる
バランスボールを使ったエクササイズでは、まずインナーマッスルを強化することが出来るという効果があります。インナーマッスルとは、表面から見えない深いところにある筋肉のことを指します。
インナーマッスルを強化すると、内臓の動きも活発化されて老廃物の排出も促進されます。足のむくみやセルライトで悩んでいる方にも、バランスボールのエクササイズは大変効果的でおすすめです。
体幹を鍛えられる
体幹とは胴体のことで、背中・腰回り・お尻・胸部・腹部はすべて体幹の一部となります。それぞれを鍛えるためには個別の筋力トレーニングが必要となりますが、バランスボールを使うことで複数箇所をまとめて鍛えられます。
体幹を鍛えることにより、姿勢や腰痛を改善できたり、疲れにくくなったり、電車でふらつかなくなったりと日常生活の悩みの解消に繋がります。これらの悩みがある方には特に、バランスボールのエクササイズは効果的でおすすめです。
ダイエット効果が期待できる
バランスボールのエクササイズでは、インナーマッスルの強化が狙えるとご紹介しました。普段は刺激されにくいインナーマッスルを鍛えることにより、基礎代謝を上げ脂肪燃焼を促進するダイエット効果を狙うこともできます。
エネルギーを消費しやすく体脂肪が蓄積されにくい体作りのために、バランスボールを使ったエクササイズは効果が出やすくおすすめです。
骨盤の歪みを解消
骨盤の歪みは、筋肉のバランスが崩れたりインナーマッスルが衰えたりすることにより引き起こされます。バランスボールを使うことで、体幹やインナーマッスルをバランスよく鍛えることができます。これによって腰痛の原因である骨盤の歪みを解消する効果を狙うこともできるのです。
しなやかな体が作れる
バランスボールの効果には、しなやかな体を作れるというものがあります。バランスボールのトレーニングでは、関節周辺の筋肉をほぐして体を柔らかく動かせるようにする効果もあります。筋肉が柔らかくほぐれると、同時に血流も良くなり運動効率と代謝もアップします。バランスボールのエクササイズは、筋トレ前の準備運動として行うことも有効であるといえます。
バランスボールの選び方のポイントは4つ!
「バランスボールを使ったトレーニングを始めたいけれど、どういう選び方をすればいいの?」とお悩みではありませんか? そこで、ここでは以下のようなバランスボールのおすすめの選び方のポイントを4つご紹介します。
- サイズ
- 空気圧
- 構造
- 耐荷重
それぞれのおすすめの選び方を詳しくみていきましょう。
自分にあったサイズ
まず最も重要な選び方のポイントは、自分にあったサイズを選ぶことです。小さすぎると運動の効果も下がり、大きすぎると足が届かなくなるなどして危険です。
バランスボールのサイズは、小さいものからだいたい45cm・55cm・65cm・75cmと展開されています。身長により適したサイズが異なりますので、以下の表を目安にしてみてください。
身長 | バランスボール直径 |
150cm以下 | 45cm |
150cm~165cm | 55cm |
160cm~175cm | 65cm |
170cm以上 | 75cm |
また、実際に座ってみて膝・股関節の角度が90°に曲がるサイズのバランスボールを選ぶのがおすすめです。
空気圧が調整できる
バランスボールは、空気圧によってエクササイズの効果が変わってきます。具体的には、空気量が少ないとバランスが取りやすくトレーニングも軽くなります。反対に空気量が多くなると、バランスがとりにくいためハードなトレーニングが可能になります。
最初から高い空気圧でトレーニングしようとすると、慣れないうちはバランスを崩して転倒するなど危険です。低い空気圧から徐々に慣れていき、より高い効果を狙いたいときに空気圧を高くするといったように、空気圧を調整できるものをおすすめします。
構造
バランスボールの構造による選び方をご紹介します。バランスボールはバーストタイプ・ノンバーストタイプ(アンチバーストタイプ)という2種類に分けられ、構造と価格も異なります。
バランスボールは、座るなどしてエクササイズに使う以上割れてしまう可能性があります。バーストタイプは安価ですが、もし穴が空いてしまった場合、風船が割れるように一気に破裂してしまう危険があります。一方でノンバーストタイプは、穴が空いてしまっても一気に弾けるのではなく、ゆっくりとしぼんでいく構造になっています。
万が一のときに怪我をしてしまわないよう、構造もチェックする選び方をおすすめします。
耐荷重が明示されている
耐荷重が明示されているかどうかも、バランスボールの選び方の重要なポイントです。というのも、バランスボールはトレーニングによって全体重をかけて使ったりするものだからです。瞬間的に体重以上の負荷がかかる場合もあるため、耐荷重80kg~90kgといったバランスボールは全体重のかかるエクササイズ向きではありません。
全身の筋力トレーニングやエクササイズに使いたいときには、耐荷重が200kg~300kgあるバランスボールを選ぶことをおすすめします。これだけ耐荷重があれば、どんなエクササイズにも安心して使うことができます。また、どんなトレーニングに使いたい場合でも、安全面から耐荷重表記のないバランスボールは避けましょう。
人気のバランスボールおすすめ6選!
それでは、ご紹介した選び方をふまえて、人気のバランスボールからおすすめ6選をご紹介します。
1. adidas エクササイズジムボール
人気ブランドadidasの二重構造のノンバーストタイプバランスボールです。耐荷重は明記されていませんが、最大体重約110kgまで安心して使うことができます。
2. 東急スポーツオアシス バランスボール
リング付きで安定感のある、椅子としての使用もおすすめのバランスボールです。耐荷重300kgのノンバーストタイプで、全身を使ったエクササイズにも最適。エアーポンプとエクササイズDVDがついていて、購入後すぐに始められるのも嬉しいポイントです。
3. ALINCO バランスボール
ALINCOのノンバーストタイプのバランスボールです。エアーポンプとトレーニングマニュアルが付属しています。耐荷重約300kgなので、様々なエクササイズにおすすめのバランスボールです。
4. Lucky West ヨガバランスボール
最大直径55cm、耐荷重100kgのバランスボールです。耐荷重が低めかつバーストタイプなので、ウェイトを用いたエクササイズや全体重をかけるようなエクササイズには向きません。ストレッチなど、バランスボールを使った軽いエクササイズをしたいという方におすすめです。
5. Myprotein ヨガボール
Myproteinはイギリス生まれの人気スポーツブランドです。筋力トレーニングと相性の良いプロテインで有名のブランドですが、近年ではトレーニンググッズへの注目も集めています。割引コードなどの使用でお得に購入できるのもおすすめのポイントです。ただ、ラベル表示等は英語など日本語ではないので注意してください。最大直径は65cmとなっています。
6. GYMNIC フィットボール55
最大直径55cm、耐荷重約300kgのバランスボールです。エクササイズだけでなく椅子としての使用でも人気ですが、エアーポンプが付属していないので併せての購入をおすすめします。
ちょっと変わったバランスボールのおすすめ4選!
それではここで、ちょっと変わったタイプのバランスボールからおすすめ4選をご紹介します。
7. susanSport ピーナッツ型 バランスボール
耐荷重は約250kgの、一風変わったピーナッツ型バランスボールです。サイズは48cm×90cmと大きく、身長155cm~175cmの方の使用に適しています。通常のバランスボールよりも安定しているので、より幅広いエクササイズを行うことができます。球体のバランスボールではできない運動に挑戦してみたい方におすすめです。
8. Everymile エクササイズボール (半円形)
半球形で、幅広いエクササイズを行うことが出来る人気のバランスボールです。平面を下にした安定感のある状態でも、球面を下にした不安定な状態でも、好みに合わせて効果的なトレーニングが出来ます。耐荷重は約150kgで、安心のノンバーストタイプです。弾力に富んだチューブも付属しているので、より負荷をかけたエクササイズをしたい方におすすめします。
9. GYMNIC シッティング・ジム
耐荷重約300kg、最大直径は35cmなので、お子様から幅広く安心して使える6本の脚付きバランスボールです。エクササイズ用だけでなく、姿勢改善目的の椅子としての使用もおすすめです。
10. SPICE OF LIFE ジェリーフィッシュチェアー
椅子のように座ることに特化した、おしゃれなデザインが人気のバランスボールです。カバーは手洗い可能で、カラーバリエーションも豊富なのが人気のポイントのひとつです。耐荷重は360kgで、エアーポンプとエクササイズDVDが付属しています。長時間のパソコン作業が多い方などにおすすめです。
バランスボールを使った体幹エクササイズ4選!
ここでは「エクササイズしようとバランスボールを買ったはいいけど、どう使ったら良いの?」というお悩みを解決する、バランスボールを使ったおすすめの体幹エクササイズ4選をご紹介します。是非実践してみてください。
1. フロントブリッジ
腹筋や股関節周辺、太腿の筋肉を鍛えるおすすめエクササイズです。1セット10回を3セット行いましょう。
- うつ伏せになるようにしてバランスボールにスネの部分を乗せ、腕は伸ばして床につけます。
- 体をまっすぐ伸ばした腕立て伏せのような状態からスタートします。
- 膝を伸ばした状態のままで股関節を曲げ、足でボールを転がしつつ胸の近くに引き寄せていきます。
- つま先がボールの上に立つ状態まで来たら、逆の動作をとってスタートの体勢に戻します。
2. インクラインプッシュアップ
主に大胸筋を刺激して鍛えるおすすめエクササイズです。いわゆる腕立て伏せですが、バランスボールを使って上半身の高さを変えることで負荷をかけることができます。1セット15~20回を目安に行います。
- バランスボールに対してまっすぐ立ちます。
- 両手をバランスボールに乗せ、腕立て伏せの形をとります。このとき足はしっかり閉じましょう。
- そのまま腕を曲げていき、限界というところまで肘を開きます。
- 大胸筋と広背筋がしっかり刺激され、収縮されているか意識してから、腕を伸ばして元に戻ります。
注意点: バランスをとることが難しいエクササイズです。周囲に転倒して怪我をするものがないか、確認しておくことをおすすめします。
3. レッグレイズ
主に腹筋と腸腰筋の引き締めや強化ができるおすすめエクササイズです。1セット10~20回を目安に2~3セット行いましょう。
- 仰向けになったら、両足でバランスボールをはさみます。
- そのまま足を伸ばした状態で、お尻が持ち上がるくらいまで持ち上げて戻します。
- より負荷をかけたいときは、バランスボールが床につかないようにするのがポイントです。
注意点: 腰に多少の負担がかかるので、心配な方は手などを腰からお尻の下に置いて行うか他のエクササイズを試しましょう。
4. スクワット
太ももやお尻の筋肉、腹筋を鍛えるおすすめエクササイズです。壁と自分の背中の間にバランスボールを挟んで行うのがポイントです。
- バランスボールを壁と背中に挟んで、肩幅に開いた足が体の位置よりやや前にあるようにして立ちます。
- かかとが上がらないよう注意しながら、バランスボールを背中で転がすように腰を落とします。
- 同じくらいの時間をかけ、立ち上がって元の位置に戻ります。
注意点: 膝を曲げていくのではなく、腰を落としていきましょう。ふらつくときは、両腕を伸ばしてバランスをとります。
バランスボールの簡単エクササイズを動画で紹介!
「本格的な筋トレは難しいから、もっと簡単なバランスボールのおすすめエクササイズを知りたい!」という方のために、動画で簡単エクササイズをご紹介します。動画を見ながらバランスボールのエクササイズを楽しんでいきましょう。
まず最初の動画です。こちらの動画では、動画を見ながら一定の動きを繰り返すことで、腰回りに効かせるエクササイズを紹介しています。
- 腰を左右に動かして脇腹周辺の筋肉を刺激
- 腰を前後に動かして腹筋と背筋を刺激
- 肩を固定してお尻を回す
- お腹のツイスト運動
これを3分間繰り返すだけの、おすすめ簡単エクササイズです。
次の動画は、バランスボールを用いたピラティスです。ピラティスとは、インナーマッスルなど自分の体に意識を向けて働きかけるエクササイズです。意識して動かさなければ衰えていく筋力を回復し、体のたるみやプロポーションの改善・維持に効果的と言われています。
動画内の音楽と指示に合わせて体を動かすことで、脂肪燃焼の効果を高める有酸素運動が行えるおすすめの動画です。
最後の動画は、バランスボールを使った「ながら運動」を紹介しています。
- 基本の姿勢(股関節・膝関節を90°、膝の間を拳ひとつ分開いた状態)で座る
- 背筋を伸ばし、腹筋に力を入れて上下に弾むように運動する
これだけで体幹を鍛えることが出来るエクササイズになります。慣れてきたら、「テレビを見ながら」「本を読みながら」「スマホを見ながら」バランスボールでエクササイズができます。
バランスボールを使う際の注意点4つ!
ここで、バランスボールを使う際に気をつけておかなければいけない注意点を4つご紹介します。安全にバランスボールを使うために、しっかりチェックしておいてください。
足元が滑らないように気を付ける
まず最初の注意点です。バランスボールは、慣れないうちは特にバランスを崩してしまいがちです。フローリングの上などに直接置いて使うと滑りやすく、また転倒してしまった場合に怪我をしてしまうなどして危険な場合があります。
バランスボールエクササイズの際は、ヨガマットなどのエクササイズマットを敷いておくのをおすすめします。足元が滑らないかどうか確認してから、エクササイズに取り組んでください。
周囲に物を置かないようにする
次の注意点です。バランスボールは、思いもしない方向に転がってしまうことがあります。それで転倒してしまう場合もあり、周囲の家具などで頭を打ったりと大きな怪我の原因にもなりかねません。なるべく周囲に何もない状態で運動するように心がけてください。
ダンベルなどバランスボールと一緒に使う器具も、使用しないときは近くに置いておかないよう気をつけましょう。
初心者は固定リングがおすすめ
3つ目の注意点です。バランスボール初心者のうちは、うまくバランスをとることが出来ずに後ろ側などに転んでしまいやすいものです。
バランスボールの中には、固定リングを使うことで転倒リスクを減らせるものがあります。バランスのとり方に慣れるまでは、積極的に利用することをおすすめします。また、半球形のバランスボールも転倒を少なくすることができます。
持病のある人や妊娠中の人は事前に医師に相談する
最後の注意点です。老若男女を問わず誰でも使うことが出来るのがバランスボールの利点ですが、持病がある方や妊娠中の女性は注意が必要となります。自己判断せずに、事前に医師と相談してトレーニング内容を決めましょう。
特に妊娠中は、転倒することで胎児に悪影響が及んでしまうことがあります。お腹が大きくなってくるとバランスが上手くとれなくなってしまうので、固定リングを使ったりパートナーに支えてもらったりしながらトレーニングを楽しむようにしてください。
バランスボールなら初心者でも簡単にトレーニングができる!
バランスボールの効果や選び方、おすすめのバランスボールと様々なエクササイズ方法などについて、詳しくご紹介しました。
バランスボールは、初心者の簡単なエクササイズから本格的なトレーニングまで、幅広く活用することが出来るおすすめのエクササイズ用品です。安全で正しい使い方を知って、是非楽しく体を動かしてください。