バブルファッションの特徴！メイク・髪型・現代風着こなし術も！

バブルファッションの画像を見ると派手なメイクやボディコンの画像が良く載せられていますよね。近年そんなバブルファッションの画像が若い人達に注目されて、ブームが再来する兆しを見せているのです。では、バブルファッションとは一体どういった着こなしなのか、詳しくご紹介していきます。

ファッションのブームは回ると言いますが、その着こなしは時代によって少しずつ変化しています。では、ブーム再来の兆しを見せているバブルファッションにはどのような特徴があるのか見ていきましょう。

バブルファッションといえば、ピチピチのミニスカートや濃い目のメイク、くるくるのパーマの画像がよく出回っていますよね。扇子を持ってディスコで踊っているというイメージの人も多いかもしれませんね。

1980年代から1990年代にかけて日本はとても景気が良く、その時代のことをバブル時代と呼んでいます。一晩で何百万もお金を使う人もたくさんおり、毎日のようにディスコに通って踊っている人もいました。

そんな景気の良いバブル時代に流行っていたファッションのことをバブルファッションと言います。体のラインが強調されるピッタリとしたボディコン、また派手な柄物、オーバーサイズのジャケットなどです。ツイード柄やチェーンモチーフのスカーフなども良く着られていました。

バブルファッションが出来上がったのには、ブームの火付け役となる若い世代のカリスマが存在します。では、バブルファッションの代表的なキーワードをそれぞれご紹介いたします。

1980年代の若い世代には浅野温子さんと浅野ゆう子さんの生き方やファッションがとても人気で「W浅野」と言われるほど女性たちの憧れの的でした。彼女たちに憧れてメイクやファッションを真似する人が増え、バブルファッションが出来上がったのです。

バブル時代と言えば扇子を持ってディスコで踊っている画像がよく出回っていますよね。バブル時代はジュリアナ東京というディスコで、全盛期は平日にもかかわらず1,000人以上の集客があるほど人気でした。

おニャン子クラブはバブル時代に一世を風靡したアイドルで、社会的現象を与えました。おニャン子クラブが着るファッションはたちまち話題となり、彼女たちに憧れて真似をする人がたくさんいたようです。

女性の憧れがブームとなり、バブルファッションが出来上がったようですね。では、ブームが再来しているバブルファッションの特徴を服装から見ていきましょう。

お笑いタレントの平野ノラさんが着ているのでおなじみの「肩パッド」はバブルファッションの特徴です。1985年に男女雇用機会均等法が制定されたことのより、女性が社会進出しやすくなる時代でもありました。そのため、女性は上半身を大きく見せようと、自信に満ち溢れたファッションを好むようになっていたようです。

かなり短めのスカートでピッタリとしたボディラインを強調したワンピースのことをボディコンと言います。バブルファッションではボディコンが主流のため、街中はボディコンを着た若者で溢れかえっていたようです。

バブル時代はとにかく景気が良かったので、高級ブランドバックを持つ女性は沢山いました。特別な日でもないのに、男性から高級ブランドバッグをプレゼントされる女性も多かったようです。

髪型やメイクまでもが派手な時代だったので、それに負けないくらいの大ぶりのアクセサリーを付けるのがバブルファッションの特徴です。いま大ぶりなアクセサリーが流行っているのもバブルファッションのブーム再来の予兆かもしれませんね。

バブルファッションはとにかく派手なのが特徴で、カラースーツも赤や黄色など目立つ色が人気でした。カラースーツに派手なスカーフを巻くスタイルもバブルファッションの画像でよく載せられていますね。

派手な柄スカーフを巻いてコーデのアクセントにするのがバブルファッションの特徴です。高級ブランドのスカーフなどを男性からプレゼントされるということもあったようです。いまもスカーフをコーデのアクセントに使うのが流行っているので、ブーム再来の可能性が高いですね。

パッと目を惹く派手な柄のワンピースやスカーフなどもバブルファッションの特徴です。鮮やかで明るいカラーが人気なことから、とても経済が明るかったことがうかがえますね。

古着が流行したのもバブル時代の特徴です。新品の派手なブランド物ばかりではなく、アメリカから輸入されたカジュアルな古着もバブルファッションには取り入れられていたようです。レディースだけでなくメンズのバブルファッションにも古着は取り入れられていました。

では、バブルファッションのメイクの特徴をそれぞれ見ていきましょう。メイクはすでにブーム再来の兆しがとても表れているので、是非今の時代と照らし合わせて見てくださいね。

女性の眉毛は景気に比例すると言われているように、バブルファッションは太眉が主流でした。バブル崩壊後は安室奈美恵さんに憧れる女性が多く、細眉がブームになったことも有名ですよね。現在はまた太眉が主流になってきていることからバブルファッションブームの再来の兆しが表れています。

お笑いタレントの平野ノラさんがしているメイクのように、真っ赤な口紅もバブルファッションの特徴です。顔映りが明るくなることから、現在また赤リップが人気になってきていますね。

バブルファッションでブルーのアイシャドウは基本のメイクでした。鮮やかな色味とクールさから、芯の強い女性に見えますよね。自信に満ち溢れた女性に憧れて、目元を強調させるメイクが流行ったようです。

細長く斜めにチークを入れるのがバブル時代のメイクの特徴です。ふんわりしたピンクのカラーよりもはっきりと発色するコーラル系のカラーが人気だったようです。

マット肌と聞くと「今流行ってるメイクじゃないの？」と思う人もいるんではないでしょうか。実はマット肌もバブルファッションの一つなのです。現在ではマット肌だけでなく、マットな口紅なども人気ですね。

では、バブルファッションの髪型の特徴をそれぞれ見ていきましょう。

ワンレンは現在も人気ですが、バブルファッションの特徴でもあります。前髪から後ろの髪の毛までの長さをそろえた髪型で、見た目に段が入っていない少し重めのヘアスタイルです。

ソバージュは髪の毛全体に細かいウェーブのかかった髪型で、バブル時代は芸能人などもたくさんしていたヘアスタイルです。また、その芸能人に憧れて若い女性たちもソバージュヘアをしていました。

まるですだれのように隙間が空いている前髪をすだれ前髪と言って、バブルファッションではよく取り入れられていました。現在のシースルーバングととても良く似ていますね。

前髪を少しだけ残し、トップをトサカのようにボリュームを持たせてカールする前髪もバブルファッションの基本です。現在はかきあげヘアーとして、ブーム再来の兆しを見せていますね。

いままたバブルファッションのブームが再来している理由は何なのでしょうか？その理由をそれぞれ見ていきましょう。

バブルファッションは今の若い世代が画像で見ると、とても斬新で新しいファッションのように目に映り、受け入れられているようです。

派手な色使いが特徴的なバブルファッションは、個性的で存在感があるので、今の若い世代には新鮮に感じる人も多いようです。

バブルファッションのブームが再来する前は、シンプルなものが人気でした。しかし、近年はシンプルなものに飽きて、少しずつ派手なものを取り入れる人が増えてきています。

バブルファッションのブーム再来といえども、そのままを取り入れると時代遅れな雰囲気になってしまします。バブルファッションの画像を参考に現代風に取り入れて今っぽい着こなしを楽しみましょう。

バブルファッションのようなボディラインを強調させるほどのボディコンではなく、適度にタイトな膝丈ぐらいのワンピースが現代ではおしゃれな着こなしです。

鮮やかな色合いは顔映りを明るく見せてくれるのでとても人気です。花柄などは男性ウケもバツグンでおススメですよ。

現代ではオーバーサイズと言われることが多いですが、ゆったりとしたビッグシルエットはパーカーなどでも手軽に取り入れることが出来ます。

バブルファッションのように派手なツイードジャケットではなく、ピンクなどの優しい色合いで取り入れることで現代風の着こなしが出来ます。

チェーン柄やチェーンモチーフはワンピースなどの柄にプリントされていることも多いですね。柄物は苦手という人は、チェーン柄のスカーフなどをカバンに付けるだけでも現代風の着こなしが完成しますよ。

バブルファッションではカジュアルな古着も人気でした。コーデの中に古着のデニムなどを入れるだけで現代風のバブルファッションが出来ます。

バブル時代はメンズのファッションにも特徴がありました。そんなメンズのバブルファッションをいくつかご紹介いたします。

メンズのバブルファッションはスラックスを履くのが特徴です。ジャケットや柄シャツにスラックスを合わせるのが基本だったようです。

現代のメンズスーツはシングルが主流ですが、バブル時代のメンズスーツはダブルボタンが主流でした。店頭に並んでいるのもダブルばかりだったようです。

吉田栄作さんや織田裕二さんなどに憧れて、デニムジャケットなどの渋カジファッションをするのがメンズのバブルファッションでは人気だったようです。

バブルファッションは現代風に取り入れることで、とても個性的でおしゃれな着こなしをすることが出来ます。是非今回ご紹介したバブルファッションを現代風に取り入れて楽しんでくださいね。