夜ご飯を食べないダイエットの効果は？メリット・デメリットも解説！

いよいよ春到来。長袖やゆったりしたニットで体型をごまかせる季節は終わりです。そろそろダイエットを始めなきゃ。どうせやるなら短期間で痩せるダイエットがいい！そんなあなたにおススメなのが『夜ご飯を食べないダイエット』です。本当に効果があるの？健康に影響は出ない？ここではそんな疑問からメリット・デメリットまでまとめてお答えします。

まずは気になる『夜ご飯を食べないダイエット』の内容をご紹介しましょう。といっても方法は至ってシンプル。あなたも今日からすぐに始められるはずです！

『夜ご飯を食べないダイエット』のやり方は名前の通り、毎日の夜ご飯を抜くだけです！忙しい現代人は朝ご飯や昼ご飯にかける時間は短く、その分夜ご飯をゆっくり食べてしまうことが多いと思います。そうなると必然的に夜ご飯での摂取カロリーは高くなってしまいます。その夜ご飯を抜くことで一日の摂取カロリーを減らし、短期間で確実に痩せようというのが『夜ご飯を食べないダイエット』です。

そもそも夜ご飯を食べた後はお風呂に入って寝るくらいで、特にエネルギーを使うこともないはずです。しかし私たちは夜ご飯を食べ、そのエネルギーを身体にため込んで毎日を送っています。このダイエットではその夜ご飯を食べないわけですから必然的に体重は落ちます！続いて『夜ご飯を食べないダイエット』のメリットをご紹介します。

痩せることができるだけじゃない！このダイエットには他にもいろんなメリットがあります。これを知れば今日から夜ご飯はいらないかも？

運動をして痩せようとしても、筋肉をつけてエネルギーの代謝を上げるまでは時間がかかります。場合によっては「運動したから少しくらい食べてもいいか……」と摂取カロリーが増えることも！

それに比べて『夜ご飯を食べないダイエット』は摂取カロリー自体が減っているので、短期間で確実に効果が出ます。これは『夜ご飯を食べないダイエット』の一番のメリットではないでしょうか。

夜ご飯を食べないだけなので、特別な道具を買ったり、サプリメントが届くのを待ったりする必要はなく今日から簡単に始めることができます。エクササイズのために時間を確保する面倒もなく、逆に夜ご飯にかけていた時間を趣味や睡眠に当てることができますよ。

もし夜ご飯をスーパーやコンビニの総菜などで済ませている人であれば、毎日の夜ご飯を食べないことは食費の節約になります。夜ご飯を外食にしている人は尚のことです。自炊をしている人も料理や後片付けにかける時間のことも考えると『夜ご飯を食べないダイエット』はお得なダイエット方法だと言えるでしょう。

夜ご飯を抜くと翌朝は空腹状態で目が覚めます。普段は忙しくてしっかり朝ご飯を食べられない人も、前日の夜ご飯を食べないことでいつも以上に朝ご飯が美味しく感じられるはず。

夜ご飯を食べてから寝てしまうと、せっかくの睡眠時間にも関わらず、胃腸が食べ物の消化吸収のために忙しく働かなくてはなりません。こうなると脳や身体が十分に休まらず、浅い眠りになってしまいます。夜ご飯を食べないということは痩せることができるだけではなく、胃腸の負担を減らして脳や身体をしっかり休ませることにもつながるのです。

睡眠中にしっかり休んだ脳や身体は、いつも以上のパフォーマンスを発揮します。仕事や学校も普段と比べてはかどること間違いなしです。活動的な身体になった分、日中の消費カロリーが増えることも期待できます。

いいことばかりのように見える『夜ご飯を食べないダイエット』ですが、何事にもデメリットはつきもの。デメリットもしっかり理解してダイエットに臨みましょう。

学校や仕事を一日頑張ったご褒美に、「今日の夜ご飯は大好きなアレを食べよう！」とモチベーションを保つ人もいるでしょう。特にお酒が好きな人にとっては『夜ご飯を食べないダイエット』は辛いものになるかもしれません。

最初は摂取カロリーを減らした分だけ減っていた体重も、しばらくすると停滞期が訪れます。これは脳が自身を飢餓状態にあると判断し、エネルギーをため込んで消費カロリーを節約するようになってしまうためです。夜ご飯を抜いているのに体重が変わらないのは、ダイエットのモチベーションを下げる原因にもなってしまいます。

学校や仕事から疲れて帰ってきても、何も食べないで翌朝まで我慢するのはストレスを感じます。空腹感によって寝付けない人もいるかもしれません。このストレスをうまく乗り越えられるかが『夜ご飯を食べないダイエット』を成功させる鍵とも言えるでしょう。

もともと朝ご飯を食べない人にとっては『夜ご飯を食べないダイエット』は栄養不足になる危険性が高いです。夜ご飯を食べない代わりに朝ご飯はしっかり食べること。またこれを機に日頃の食事の栄養バランスを見直すようにするといいでしょう。

摂取カロリーを減らすというシンプルなダイエット方法なゆえ、当然食事を戻すと体重も元に戻ってしまいます。さらに摂取カロリーを急激に減らしたことで、脳が生命の危機を感じて体に太る命令を出している可能性があるのです。これだと普段よりもたくさんのカロリーを食事から吸収しようとするため、リバウンドして太ることにつながります。

『夜ご飯を食べないダイエット』は短期的にみると確実に痩せられる方法ではありますが、長期的にみると健康に害を及ぼす可能性もあります。空腹のストレスによって朝ご飯や昼ご飯を暴食してしまったり、栄養バランスが崩れてしまったりするのがその要因です。せっかく痩せられても健康でいなくては意味がありません。この点はしっかり理解してダイエットに取り組みましょう。

それでは健康的に『夜ご飯を食べないダイエット』をするにはどのくらいの期間がいいのでしょうか？最適な期間をチェックしてリバウンドなしの『夜ご飯を食べないダイエット』を成功させましょう！

脳が飢餓状態を認識する前の1，2週間程度が『夜ご飯を食べないダイエット』の最適な期間です。まだ体重が落ちている期間なので続けたい気持ちもあるかもしれませんが、リバウンドして以前よりも太る可能性があるのでやり過ぎは禁物です。

一回の夕食を食べないだけでも体重は落ちます。起床時の体重と、夜ご飯を抜いた翌日の起床時の体重を比較するとわかりやすいでしょう。連続して『夜ご飯を食べないダイエット』を行わなくても、気が向いたときや飲み会が続いて体重が気になる時に、たまに夜ご飯を抜いてみる程度でも痩せることができます。

夜ご飯を抜いてダイエットをするというと、不健康でダイエットには逆効果という意見もあります。どうして『夜ご飯を食べないダイエット』は太ると言われるのでしょうか？その理由をチェックしてみましょう。

夜ご飯を食べないと、脳が「食糧不足になっている」と判断し、朝ご飯や昼ご飯からいつも以上にエネルギーを吸収しようとしてしまいます。この状態で食事を元に戻すとリバウンドしてしまい、場合によっては以前よりも太る可能性があるのです。

リバウンドして太るのを防ぐためにも、『夜ご飯を食べないダイエット』は1、2週間程度の短期間のみ行うようにしましょう。短期間でも十分効果はありますし、脳が飢餓状態だと判断する前に元の食事に戻せば、リバウンドなどのデメリットも少なく、ダイエットの効果のみ得ることができます。

それでは実際に『夜ご飯を食べないダイエット』で痩せるためのポイントを紹介します。しっかりチェックして理想のボディを手に入れましょう！

『夜ご飯を食べないダイエット』で一番辛いのは空腹感。それを避けるためにも早めに寝るのがポイントです。どうしても空腹感が気になる人はお白湯を飲むといいでしょう。実際に夜ご飯で摂取するはずだった水分を摂らないことで軽い脱水症状になることもあるようです。適度に水分を摂って眠りにつくようにしましょう。

『夜ご飯を食べないダイエット』は短期間のダイエット方法であり、長期的に行うものではありません。リバウンドで太るようなデメリットを防ぐためにも、長くても1，2週間程度のダイエット期間をあらかじめ決めてから行いましょう。

同窓会やパーティーなどのイベントを目標に、その1週間前からダイエットを始めるようにすればモチベーションも上がるのではないでしょうか。

軽い運動も組み合わせることでダイエット効果は格段に上がります。そのうえ空腹のストレスを発散することにも繋がり、さらには運動の心地よい疲労感で空腹も忘れてぐっすり眠りにつくことができるという一石三鳥です！

夜ご飯を抜くというのはダイエットだけではなく、実は健康にも良いことなのです。その理由を紹介していきます。

夜ご飯を食べないことで、いつもなら寝ているときも食べ物を消化するために動いている胃や腸をゆっくり休ませることができます。これによって脳や身体もしっかり回復させることができ、深くて質のよい睡眠にも繋がるのです。

夜ご飯を抜くことで、いつも多くなりがちな炭水化物などの糖質の摂取を抑えることができます。これはニキビの原因の一つである皮脂の過剰な分泌を抑えることにもなるのです。

『夜ご飯を食べないダイエット』で痩せることはよくわかった！でもいきなり夜ご飯を食べないのは少し難しい……という人もいるかもしれません。そんな人のために、ここでは夜ご飯置き換えダイエットを紹介します！

まずは夜ご飯として食べるのにおすすめの食材を紹介します。是非しっかりチェックしてダイエットに取り入れて下さい。

ダイエットの味方と言えばしらたき。麺の代わりになるものとして春雨もよく取り上げられますが、比較するとしらたきの方が低カロリー。グルコマンナンと呼ばれる食物繊維も多く含まれています。

低カロリー高タンパクのささみは食事制限によって不足しがちなタンパク質を補ってくれます。スープやサラダに入れて食事の満足感を上げるといいでしょう。

味噌の原料である大豆由来のタンパク質やビタミンB群は脂肪燃焼などの効果があります。また発酵食品である味噌を使っているため、腸内環境を整える効果もあります。

夜ご飯を食べるタイミングですが、理想は18時までに済ませたいところです。とはいえ仕事や学校の関係で難しい人がほとんどでしょう。その場合は間食としておにぎりなどを食べておき、帰宅してから先述のおすすめの食材で軽めの夜ご飯にするのがおすすめです。

ここまで『夜ご飯を食べないダイエット』をご紹介してきましたが、いかがでしたか？短期間で確実に痩せるというメリットもありますが、長期的にみるとデメリットも伴うダイエット方法です。しっかりと計画を立て、無理のない範囲で実行しましょう。