難癖の意味とは?難癖をつける人の心理3選や対処法も!
やることなすこと、何かと難癖をつける人っていますよね。嫌われるタイプの人ですが、難癖をつけるという言葉を本当の意味で使っていますか?難癖をつける人は、どんな心理状態なのでしょうか?難癖をつけられた時の対処法は?そんな疑問を一気に解決します!
目次
『難癖』の意味とは?
「難癖」の意味をご存知でしょうか?難癖とは、マイナスイメージのある言葉で、些細なミスや欠点を見つけて大げさに取り上げることを指しています。主観的に相手を批判する特徴があるので、しつこい難癖に直面すると、精神的に参ってしまうこともありそうなくらい、非難されたり悪い点を取り上げたりすることを意味しています。
『難癖』の使い方と例文
難癖の使い方としては、「いつも○○さんは私の仕事に難癖をつけてくる」という使い方があります。頼んでもいないのに仕事のあら捜しをしてきて、些細なミスを見つけて文句をつけることを意味しています。周りにこんな人がいると嫌ですよね。
「難癖をつける」の意味とは?
難癖自体がネガティブな表現を表していますが、「難癖をつける」とはどんな意味があるのでしょうか?難癖、つまりミスを大きく取り上げることを表し、その言葉に「つける」をプラスすることで、難癖の状態がいかにも重大な欠点であるかのように批判を始めることを意味しています。簡単に表現すると、おせっかいであり、その人に対する意地悪の意味が含まれています。
『難癖』と『言いがかり』の違いとは?
難癖は、非難するべき欠点を見つけて、その部分を大げさに批判することを意味していますが、言いがかりは、非難するべき欠点がないとしても、全く何の根拠もないのに批判することを意味しています。批判の理由があるのか、ないのかで違いが出てきます。
『難癖』の類語や反対語
難癖の類語や反対語を調べるなら、類語や反対語からもっと難癖の意味や使い方がわかってきます。難癖の類語は「あげ足取り」「いちゃもん」といった類語です。類語の「あげ足取り」は、言ったりしたりしたことの中から些細な部分を取り上げて、しつこいくらい批判したり意見してくることです。また、類語の「いちゃもん」も、文句や批判を意味しているので、難癖の類語としてピッタリですね。
難癖の反対語は「美点」です。美点は、優れた点、良い点を表していて、相手の欠点や短所よりも、相手の優れた点、良い点を探して評価することを意味しています。類語や反対語を理解して、正しく難癖の言葉が使えるようになりたいですね。
難癖をつける人の心理3選!
周りの人や状況が気になる
難癖をつける人の心理は、とにかく周りの人や状況が気になって仕方ないのです。何をしているのかいつもアンテナを張り巡らしていて、他の人の行動を監視しています。そして、ちょっとしたミスを見つけたらすぐに批判たくなる心理にかられるのです。
黙っていられない
黙っていられない心理も、難癖をつける人によくあります。難癖をつける人は、ミスや欠点を見つけた時点で、自分の中の正義感がメラメラと燃え上がり、そのミスや欠点を指摘せずにはいられない、そして黙っていられない心理になってしまうのです。難癖をつける人は、黙っていられない状態になると、大げさに事を大きくして批判しだします。
自分の意見は常に正しい
難癖をつける人は、自分が常に正しいという心理から批判をはじめます。自分は完璧だと信じているので、自分の基準で良い、悪いと判断するのです。
難癖をつける人の特徴8選!
人の粗探しをする
まるで虫眼鏡で見ているかのように、人のあら捜しをする特徴のある難癖をつける人。一番厄介な性格の人ですね。他の人から見ると、「こんな点まで?」と思うような点もあら捜しをして、しつこいくらい批判してくる特徴があります。
おせっかいである
難癖をつける人は、とにかくおせっかいという特徴もあります。頼んでいないのに、小さいミスを見つけて指摘したり批判したりするので、難癖をつけられる方には、おせっかい以上のなにものでもありません。
ネチネチとしつこい
難癖をつける人は、ネチネチとしつこいくらい批判する特徴もあります。かなり根に持ちやすいタイプなので、自分が気になる点を見つければ、過去の事までさかのぼって、ずっとネチネチとしつこいくらい難癖をつけるのです。しつこいくらいの難癖が原因で、人間関係がギクシャクする特徴もあります。
相手が傷つく状況で責める
相手が傷つくことがわからないで、かなり批判的な言葉で難癖をつける特徴があるため、相手が立ち直れなくなるまで責める特徴があります。また、相手のプライドや立場など考えずに、間の悪い状況であったとしても、徹底的に相手が傷つく一番の状況で難癖をつける特徴もあります。
固定概念が固まっている
難癖をつける人は、たいてい固定概念が固まっている特徴があります。以前、失敗したりミスをした人は、必ず失敗をするもの、ミスをするものとして扱われ、まだ失敗やミスを犯していないのに、自分の意見が正しいかのように、しつこいくらい難癖をつけることもあります。
些細なことまで気にして指摘する
些細なことであっても、それが気になって仕方がない心理から、大げさに批判をする特徴のある難癖をつける人。小さなミスも許さないので、それが重大であるかのように、周りにわかるように指摘を始めます。
自分に従わない人を嫌う
難癖をつける人は、自分のお気に入り以外の人に難癖をつける特徴があります。自分のお気に入りの人は、ほとんど難癖をつける人に従う人です。お気に入り以外の人は、自分に従わないので、そのことが気に入らずに、その人のミスをいつもあら捜ししている状態です。
ストレスが溜まっている
人の悪いところばかりを探す難癖のある人は、ストレスが溜まっている特徴もあります。人のミスを探しをして、その事ゆえに感情を爆発出来ることが、あら捜しする人のストレス解消なのです。
難癖をつけられやすい人の4つの特徴!
良くも悪くも目立つ
難癖をつけられやすい人にも特徴があります。最初に上げることができるのは、良くも悪くも目立ってしまう人です。簡単に言えば、周りの視線をすぐに集めてしまう人ともいえるでしょう。周りより有能であったり、周りよりちょっとハンサム、美人といった理由でも、難癖をつけられやすい人になってしまいます。
気が弱い
気が弱く、おどおどしている人も、難癖をつけられやすい人になる特徴があります。難癖をつける人は、気の弱くて、自分の意見に言い返しができない人であれば、ストレスをそこで思う存分発散することができるからです。
隙がある
難癖をつけられやすい人の特徴の中に、隙がある人も上げられます。気を抜いている状態になっているので、難癖をつける人から見ると、難癖がつけやすい状態になっているからです。
ビッグマウスな言動や行動をする
ビッグマウス、つまり大口を叩く人も、周りより目立ってしまうので、難癖をつけられやすい人の特徴です。ビックマウスで言ったことが実現しなかったり、無理だった場合などは、特に難癖の餌食になってしまい、いつまでもネチネチとしつこいほど難癖をつけられることになります。
難癖をつけられたときの7つの対処法!
軽くあしらう
難癖の対処法で一番良いのは、軽くあしらうことです。難癖をつける人は、難癖をつけられた人が困れば困るほど愉快になってくるのです。しつこい難癖や相手の意見であったとしても、軽く「ああ、そうですか」などと言って何事も起こらなかったフリを続けるなら、相手も難癖をつけて楽しむことができなくなるので、難癖をつけることをやめるかもしれません。
すべて聞き流す
難癖をつけてくる人の会話は、すべて聞き流しましょう。反対に、決まり言葉だけで返事をするのです。「なるほど」「面白いね」などです。相手を不必要に賛辞することも、反応することもない単語を選ぶのがコツです。
相手にしない
難癖をつけられた時の別の対処法として、相手にしない態度を示すことです。「はいはい」と子供に対するかのように返事をして、相手との距離を置くのです。難癖をつける人も、次第に面白くなくなってくるはずです。
無視する
難癖をつけられた時に対応することが面倒だと思う人は、徹底的に無視するのも良い対処方法です。返事もしない、反論もしない、つまり一切かかわらないのです。
忙しそうにして立ち去る
難癖をつけられた時に、「忙しい!後でね」といって立ち去るのも効果的な対処方法です。仕事中なので、難癖をつける人もそれ以上何も言えないはずです。いつも忙しそうにすることで、相手も難癖をつけるのをあきらめるかもしれません。
冷静に反論する
黙っていると、相手が調子に乗って難癖がエスカレートする場合もあります。そんな時には、冷静に淡々と反論をしてみてください。声のトーン、顔の表情を一切変えずに、ただ反論だけをするのです。まずは相手の難癖をしっかり聞いて、聞き漏らしのない状態にしてから反論するのがコツです。
周りの人に助けてもらう
難癖をつける人がいるのであれば、その人の上司や立場が上の人に事前に相談をしておき、難癖が始まったら、相手に助けを求めるのも良い対処法です。
難癖をつけてくる相手別の対処法
親に難癖をつけられたときの対処法
親の中には子供のことを考えてか、自分の理解で判断しているのか、何かと難癖をつけてくる親もいます。親の何気のない一言が、子供にとっては難癖となるのです。そんな時は、「親にはわからないんだよね」と自分に言い聞かせて、聞き流すのが一番です。
職場の上司に難癖をつけられたときの対処法
上司の難癖は頭の痛い問題ですよね。そんな時には、上司に具体的に理論だって説明することができます。また、その態度で「生意気だ」という難癖が更につくのであれば、自分がしたに出ることで難癖が収まる場合もあります。
客に難癖をつけられたときの対処法
お客からの難癖はとても不快になるものです。お客の意見がすべて正しいわけではなく、お客の気分で難癖をつけられる場合もあるからです。そんな時には、まず丁寧に謝罪すると、たいていの難癖は終わってしまうものです。それでも無理な場合、そして理不尽な意見の難癖は、上司に相談するのも1つの手です。
警察に難癖をつけられたときの対処法
法律を守っていたのに、警察から難癖をつけられる場合もありますよね。そんな時は、まず警察の意見をしっかり聞いて、何が違反になっているのか理解するようにしましょう。警察側が間違っていることもあるので、法律を少しは知っておくと役立ちます。
難癖をつけてくる人には上手く対処しよう!
難癖をつける人はどこにでもいるものです。精神的ストレスを溜め込まないように、難癖をつける人の対処法を実践してみてくださいね。上手に対処できるはずです。