多趣味な人の性格や特徴11選！長所・短所・付き合い方・適職も！

多趣味とは、多くの方面に趣味があることや、趣味が豊かなことを指します。アウトドアもインドアも関係なく、例えば草野球をやっているのにバンド活動をしていたり、釣りをしていたりなど、ジャンルに囚われない趣味を持っている人の事を指します。

今回は、多趣味の人について紹介していく記事となります。多趣味ならではのメリットや適職、多趣味な人になるための方法についても紹介していきますので、ぜひ最後までご覧下さい。

多趣味な人は、どのような性格や特徴が挙げられ、趣味が少ない人、無趣味な人との違いとはどのような所なのでしょうか？まずは、多趣味な人の性格や特徴を紹介していきます。

趣味というのは、内容にもよりますがお金がかかる事が多いです。例えば最初に例に挙げた草野球ならばバットやグローブといった道具が必要になりますし、バンド活動だったら楽器や機材などに最初にお金をかけなければなりません。

また、その趣味を継続していくためにもグラウンド代や貸しスタジオ代など、継続してお金が必要となる事が多いです。そのため、高収入でお金にある程度の余裕がある人でないと、多趣味でいる事は難しいのかもしれません。

多趣味な人は、好奇心が旺盛です。好奇心旺盛な人は何に対しても興味を持ち、「とりあえずやってみるか」という性格である事が多いです。全てが趣味へと繋がる事はありませんが、様々な事に挑戦するために面白いと思う事を見つけやすく、趣味としてハマっていく可能性が高い特徴があります。

飽き性で長続きしないからこそ、多趣味となってしまうのかもしれません。前述したとおり「とりあえずやってみるか」精神で物事に取り組むのですが、ガッツリと夢中になる事は少ない傾向があります。現在ハマっている趣味があったとしても、ずっと熱中する事はなく、他に楽しい事を見つけると、そちらに鞍替えしてしまう事も少なくありません。

多趣味な人は、コミュニケーション能力が高く社交的な事が多いです。元々コミュニケーション能力が高い人もいるかもしれませんが、最初はコミュニケーション能力が低い人も自然と高くなっていきます。多趣味な事が影響して、男女問わず様々な人と交流するために、自然とコミュニケーション能力や社交性が磨かれていくのです。趣味を持つ事とは、自分の事を成長させる良い機会ともなります。

思い立ったら即行動に移すのが、多趣味の人にみられる特徴です。好奇心旺盛な性格も関係してきますが、分からない事は調べてすぐに実践したりと、とにかくフットワークが軽いのが特徴です。少しでも興味があれば、それを行動に移さなければ気が済まないのです。

ポジティブ思考でとにかく前向きなのも、多趣味な人の特徴です。どんな事も前向きに捉える性格のため、初めて挑戦する事に対しても失敗をするイメージを持つ事がありません。そんな前向きな性格だからこそ何事にも果敢に挑戦するのですが、理想と現実のギャップが大きいほど、一気に趣味に対する気持ちが冷めてしまう事もあります。

多趣味な人は、とにかく新しいものが好きです。例えば女性ならば、自分の好きなブランドの新作が出たら買いたくなる事もあるでしょう。多趣味な人も同じような心理が働いていて、新しい事を見つけるととりあえず試さないと気が済まない性格をしています。どんどんと新しい事に挑戦するため、そのまま趣味が増えていき、結果的に多趣味となっていきます。

多趣味な人はお金に余裕がある事を紹介しましたが、時間にも余裕がある人でないと多趣味な人とはなれません。そもそも趣味とは時間をかけて楽しむものであり、まず時間が無いと趣味を行う事は出来ません。多趣味な人は、男女問わず独身であったり、子育てが終わって一息ついた女性に多い傾向があります。

わがままな性格をしている人は、多趣味である傾向があります。あれこれ試してみたい気持ちが強く、その興味を抑える事が出来ないために、周りから見ればわがままと言われてしまうのかもしれません。言い方を変えれば、前述したような「好奇心旺盛」や「新しいもの好き」とも呼べるでしょう。

多趣味である人は手先が器用である事が多いです。元々手先が器用だから多趣味になったのか、多趣味が幸いして手先が器用になったのかはその人によりますが、多趣味な人には手先が器用という共通点が挙げられます。その器用さは趣味だけにとどまる事はなく、ものづくり等の仕事であれば、その器用さを生かす事が出来るでしょう。

自己肯定感が高く、人生を楽しんでいる人が多いのも多趣味な人の特徴です。何事にもチャレンジして成功体験を収める事の虜になっている人も多く、結果として自己肯定感が高くなるようです。趣味を通して人生を楽しんでいるからこその性格とも言えるでしょう。

多趣味な人は好奇心が旺盛で、お金や時間に余裕がある事がご理解頂けたかと思います。では、多趣味な人の性格にはどのような長所があるのでしょうか。どれも魅力的な長所となっていますので、確認していきましょう。

コミュニケーション能力が高く社交的である事を紹介しましたが、そのために人脈が広いという長所を持っています。現代ではSNSを通して同じ趣味の人と簡単に繋がる事が出来るので、多趣味な人は同じ趣味を持つ人との繋がりが必然的に多くなります。その人脈が仕事で発揮される事もあり、実は取引先の重役と知らない間に知り合いだったなんてパターンもあるようです。

多くの趣味を抱える人にとって、時間とはお金よりも大切なものかもしれません。仕事も日常生活もある中で、いかに時間を作り趣味の時間に充てるかという能力に長けています。仕事を効率的に行えるのは勿論ですが、プライベートでも時間を無駄にする事はありません。

多趣味な人は、知識量が豊富です。様々な趣味に挑戦するために、1つのジャンルに囚われない知識を身に付ける事ができます。趣味が増えれば増えるほど得られる知識も多いものとなってくるので、趣味を多く持っている人ほどその知識量は豊富なものとなります。1つの趣味で得た知識は、他の趣味の知識としても使いまわせる場合もあるため、1つの趣味に没頭する人とは違った切り口で物事を見る事も出来ます。

多趣味な人の長所は、仕事をしていく上でも生活をしていく上でも非常に役に立つ事でした。しかし、人間は長所があれば短所があるもの。多趣味があるが故に欠点も見えてしまう事があります。その短所について紹介していきます。

多趣味な人は、いろんな事が中途半端になりやすいという短所を持っています。多趣味であるが故に、どの趣味にも広く浅くが基本となってしまいます。そのため、その趣味だけを極める人と比べるとどうしても中途半端になりがちです。しかし、飽きずに長く続ける事さえできれば、中途半端から脱却する事も出来るでしょう。

前述しましたが、趣味にはお金と時間が必要不可欠です。観葉植物などが趣味でしたら、お金も時間もそんなにかかりませんが、多趣味な人の趣味は決してお金のかからないものだけである可能性というのは非常に低いと思います。

最初に例として紹介いた草野球やバンド、釣りなどに道具が必要という事は紹介しましたが、時間に関しても、休日にしっかりと時間を取らない事には始められない趣味となります。

多趣味な人は、独身である事が多い傾向にあります。理由は非常に簡単で、多趣味な人はお金や時間を自分のために惜しみなく使う傾向があります。そのため、パートナーに時間も縛られ、お金に関してもお小遣い製となってしまうと、今までどおりに趣味を謳歌する事が出来なくなってしまいます。そもそもパートナーを持たなくても人生が充実している場合が多いので、結婚に対する意識は低いままでいる事が多いです。

多趣味な人の長所と短所について紹介しましたが、次はそれを踏まえた上で、多趣味な彼氏を持つ女性は、付き合う上でどのような事に気をつけたら良いのかについて紹介していきます。

彼女は、決して彼氏の趣味に興味が無いそぶりをしてはいけません。元々趣味に生きる男性とは、彼女という存在よりも趣味を選んでしまう事も少なくありません。まずは彼氏の趣味に興味を持ち、話を聞いてあげる事が大切です。自分の知らない知識を得られる事で、もしかしたらその趣味を一緒に楽しめるようになるかもしれません。

いくら彼氏の趣味が自分に全く興味が無い事でも、否定してはいけません。多趣味な男性にとっての趣味とは、もはやライフワークの類と言っても良いかもしれません。例えば彼女から2人の時間がもっと欲しいからと言い出すと、もしかしたら彼氏との距離が離れてしまう原因となってしまう恐れさえあります。

元々多趣味な彼氏なので、彼女と趣味が合う事は何か1つくらいはあるはずです。もし無かったとしても、一緒に楽しめそうな趣味を始めてみるのも良いですし、2人で知識ゼロから新しい始めるのも良いでしょう。2人で楽しめる趣味を作る事で距離はぐっと縮まる上に、何より一緒にいられる時間を作る事が出来ます。

ただし、お互いに中途半端な趣味とならないように注意が必要です。中途半端な趣味となってしまうと、多趣味な男性は他の趣味へと気が移ってしまいがちになります。

多趣味な彼氏と付き合うためのポイントを紹介しましたが、そもそも多趣味の彼氏と付き合うメリット・デメリットはどのような事が挙げられるのでしょうか。多趣味ならではのメリットもあれば、多趣味であるが故の深刻なデメリットもありますので、注意してご覧下さい。

とはいえ、メリットを求めて男女は交際するものではありません。たまたま付き合った男性が偶然にも多趣味だった場合のメリット・デメリットとしてご覧下さい。

多趣味な彼氏と付き合うメリットとしては、その趣味の多さからくる知識量にあります。いざという時に様々な知識がある男性は非常に頼りになる存在となる上に、ただ会話をするだけでも、知識量が豊富なので一緒にいて飽きない事がメリットです。

もしも女性も多趣味であるならば一緒に様々な趣味を楽しむ事も出来ますし、無趣味や趣味が少ないのならば、女性の知らない世界へと連れて行ってくれます。多趣味な彼氏を持つ事は、自分自身の見聞を広められるメリットがあります。

多くの趣味を持つ人は「飽き性」「新しいもの好き」という事を前半で紹介しましたが、残念ながら恋愛に対してもこの傾向は適用されてしまいます。付き合い始めた当初は彼女にぞっこんだったとしても、時間が経つにつれて段々と彼女への興味が薄まっていってしまいます。多趣味な男性にとって恋愛は趣味の1つというわけでは決してありませんが、根本の性格が飽きっぽいために、このような事態を招いてしまうのです。

そして社交性が高く人脈が広い多趣味な男性は、趣味の仲間の中で気になる別の女性を見つけ、新しい恋を求めて浮気に走ってしまう可能性さえあります。

せっかくの多趣味という特徴を持っているのだから、「何か自分の趣味を生かせる仕事がしたい！」と思う人も中にはいるはずです。そんな多趣味の人に適した仕事を紹介します。

インストラクターは、様々な人と交流をする事が出来る仕事なので、社交的な多趣味の人にはうってつけの仕事です。また、1回のレッスン時間は短く設定されている事が多いため、飽きっぽい性格の多趣味の人には非常に適した仕事となっています。

斬新な発想が勝負の要となるクリエイターは、多趣味な人の広い知識量がフルに発揮される仕事となっています。良い意味で中途半端に物事を知っているので、その道のプロの人には到底出てこないようなアイデアをさらっと出す事もあるかもしれませんし、もしかしたら誰もが考え付かないような発明をする可能性さえあります。中途半端さから来る逆転の発想が功を奏す仕事と言えるでしょう。

新しいもの好きの多趣味な人にとって、目まぐるしく変わるファッションのトレンドをキャッチするのは非常に向いています。例えばショップ店員でも良いですし、服をデザインする側に就いたとしても、個性的な服を生み出せるかもしれません。

ファッション関係の仕事と同様に、その時のトレンドをいち早くキャッチしていかなければならない美容関係の仕事も、多趣味な人に向いていると言えます。美容師ならば、その膨大な知識量を生かして、男女問わずお客様との会話も弾む事でしょう。

営業職に必要な事と言えば、人脈や人当たりの良さです。多趣味な人の人脈の広さは紹介したとおりですが、社交的な性格からくるコミュニケーション能力の高さはまさに営業の必須スキルと言っても良いでしょう。

無趣味や趣味が少ない人の中には、多趣味になりたい人もいるはずです。しかし、どんな趣味を始めれば良いか分からない人もいるかもしれませんし、そもそも始め方さえ分からない人もいる事でしょう。多趣味な人になるためにはどのような行動をすればいいのか、紹介していきます。

まずは何でも良いので、好きなことを書き出してみましょう。書き出す時に、その趣味が「できる」「できない」を考えるのは最後で良いです。まずは自分が好きなことを書けるだけ書き出して、最後にその中でやれそうなものを選びましょう。

例えばテレビやSNSで話題になった事があるとして、それが少しでも気になるのならすぐに実行してみましょう。中途半端に終わっても構わないので、まずはすぐに実行する癖をつける事が大切です。

多趣味な人になるためには、何事にも興味を示す事が大切です。今まで何となくスルーしていた事も、少しでも興味を持ってみればそこから趣味へと繋がる可能性だってあります。面白そうな事を見つけるアンテナと、いつもと違う角度で見られる目を常に準備しておきましょう。

趣味を謳歌するにあたり、お金と時間が大切な要素となるのは紹介したとおりです。いくら気持ちだけ先走っても、それを実行する土台が無ければ話になりません。ただし、中途半端な時間やお金を確保するだけでは、趣味の中身も中途半端となってしまいます。中途半端を回避するためにも、しっかりとしたお金と時間を確保する事が大切です。

多趣味というのはとても魅力的に見えますが、その分欠点がある事も分かって頂けたと思います。良い所と悪い所をしっかり理解し、上手に付き合う事が、友達の関係でも男女の関係でも大切な事となります。