12歳差カップルのメリット・デメリット！結婚に最適な年齢差なの？

年の離れたカップルの結婚が、芸能人などでも話題になります。その中でも12歳差のカップルの結婚となると、かなり年齢が離れた印象があるのではないでしょうか？ちょうど同じ干支生まれになることから、「一回り違う」カップルといわれたりもします。

12歳差のカップルとは、一体どんな恋愛になるのでしょうか？果たして結婚に最適な年齢差なのでしょうか？12歳差カップルのメリット・デメリットについてお話していきます！

12歳差のカップルには多くのメリットもあります。楽しい恋愛相手となるだけでなく、結婚相手としても最適の年齢差と思われる点もたくさんあります。具体的に12歳差のカップルのメリットを挙げてみましょう。

12歳差のカップルのメリットとしてまず挙げられるのは、「相手に甘えられる」ことです。年齢が12歳も離れていると、年下は年上に思う存分甘えることができます。特に男性が年上の場合は、女性を甘やかしがいがあります。男としてのプライドを満たすこともできるでしょう。結婚後もラブラブな恋愛気分でデートができて、楽しい夫婦となる可能性が高くなります。

12歳差のカップルは、年下が年上に「頼ることができる」のも大きなメリットです。相手が同年代だと同じ程度の経験値しかない場合が多く、デートのときにも頼りがいがなく思えたりします。それが12歳差ともなると、年上の大人な余裕が感じられて、一緒にいて安心感を覚えられるのです。

「相手と喧嘩が少ない」のも、12歳差のカップルのメリットといえます。大きな年齢差があることによって、そもそも互いに考え方や価値観が異なることは認識しているはずです。しかも12歳差ともなると、年上側からしてみれば、大人が子供を相手にするような感覚もあるでしょう。少々のことであれば年上は年下に本気で腹を立てにくいのです。

12歳差カップルのメリットとして挙げられる点に、「経済的に安定している」ということがあります。12歳も年齢が離れていれば、年上のほうは社会的に安定した仕事についている場合が多くなります。年下にとっては、この点を大きなメリットと感じるでしょう。年上はデートでも気前よくおごってくれたり、結婚生活も将来が描きやすくなるのです。

相手の「小さな欠点を許せる」というのも、12歳差のカップルのメリットといえます。年上側は年齢差による余裕で、年下を受け入れる気持ちが大きくなります。大目に見ることができるのです。小さな欠点なら、逆にかわいく思えることもあるでしょう。

12歳差のカップルのメリットとして、年上側にとっては「自分も若さが保てる」という点が挙げられます。12歳も年齢が下の恋愛相手なら、若さゆえのパワーやポジティブさを感じることができます。自分もそのエネルギーをもらえるような気分になれるのです。ファッションも相手に合わせるために、若作りになることもあるでしょう。結婚後も若々しく楽しい夫婦生活を送れる可能性が高くなります。

年上にとっては「自分がリードできる」点も、12歳差カップルのメリットです。年上としての経験や知識を年下は頼もしく思ってくれます。年下が自分に付いてきてくれるところも、年上としては可愛く思えるでしょう。

12歳も年齢が離れていると、年下は年上を「包容力がある」と感じやすくなります。自分の弱みを見せても、広い心で受け止めてもらえる安心感がをあるのです。12歳年上のパートナーには多少のことには動じない安定感があり、自分を大きく包んでくれるような居心地の良さもあるでしょう。これは恋愛時だけでなく、結婚後も大きなメリットとなります。

12歳差のカップルは「お互いに成長できる」というのもメリットのひとつです。年上にとっては年下から今の若者たちの文化や興味の対象を学ぶことができます。逆に、年上は年下に教えることができる経験や知識を積み重ねているはずです。12歳も年齢が離れていれば、互いに学ぶところが大きいのです。

12歳差のカップルは「とにかく一緒にて楽しい」と感じることが多くなります。世代の違いから常に新しい発見があり、新鮮なデートを楽しめます。また、年下は年上に喜怒哀楽を素直にあらわしやすいところがあります。デートでも楽しい気持ちを無邪気に表現したり、愛情表現も直接的にできたりします。12歳も年齢が離れていれば、恋愛の駆け引きも無用でしょう。結婚しても楽しい恋愛を続けられる相手ともいえます。

12歳差のカップルにはメリットが多くある一方、デメリットもあります。デートのときだけでなく、夫婦となった場合も、なかなか難しいと感じられるところがあるのです。12歳差カップルの具体的なデメリットを挙げてみましょう。

当然ですが、12歳も年齢が離れているとジェネレーションギャップがあります。それをおもしろいと思える人もいれば、デメリットと感じるカップルもいます。たとえばカラオケに行ったとき、同じ曲で盛り上がれません。小さい頃に観ていたテレビ番組やアニメなどについても、共通の話題がありません。12歳差ともなると、話が合わないと感じる点が多々あるのです。

年下にとっては年上から常に「上から目線で意見を押しつけられる」ことに耐えられなくなることがあります。リードしてくれることを嬉しく思う点は、12歳差カップルのメリットでもあります。逆に、あまりにも一方的に年上から指図されるような状況が続くと、いくら年下でも我慢できなくなります。特に夫婦ともなると、パワハラとして離婚の原因になりかねません。

女性は出産に年齢的な限界があります。男性は定年後まで子供の養育費がかかるようだと、将来設計が大変でしょう。女性・男性のいずれが年上であっても、12歳差のカップルは「出産を焦るときがある」のです。

12歳差のカップルの「あるある」なデメリットとして、「親子に勘違いされる」という点が挙げられます。たとえば女性がギャル系のファッションが好きで、男性が仕事帰りのスーツ姿だったりすると、周りから親子に見られてしまうこともあるでしょう。たとえ夫婦であっても、年下側が童顔、年上側が老け顔というカップルも、親子と思われる可能性が高くなります。

12歳差のカップルのデメリットとして、「老後の生活が心配」という点を挙げる人もいます。たとえば、年上側が年金生活に入れば、結婚当初のような暮らしを維持することが難しくなるかもしれません。もしかしたら介護が必要な状態になることもあるでしょう。12歳年上の伴侶に先立たれた場合、年下側は長くさみしい老後を送ることになります。

ただ、こういった問題はどの夫婦にも起こりえることです。必ずしも12歳差の夫婦だからといって、悲観する必要はないでしょう。

年上側が「自分が老けて見えないか気になる」というのも、12歳差カップルのデメリットといえます。特に女性が年上の場合、この点が気になって仕方ないという人もいます。女性は美しくいられる時期が短く、12歳も年下の彼氏に合わせようと若作りでもすれば、ますます老けた感じを強調することになりかねません。

夫婦ともなれば、様々な困難やトラブルを二人で乗り越えていかなければいけません。仕事上のストレスや悩みごと、親の介護の問題などです。そんなとき、年上側からしてみると年下は「頼りなく感じる」ことがあります。12歳も年下だと子供っぽい考え方だったり、常識が足りないところもあるかもしれません。夫婦なのに頼ることができないと感じてしまうのです。

12歳差カップルの年下側からしてみると、「対等な立場を築くにくい」と感じる場合があります。年上というだけで、見下されているような言動に傷つくこともあるでしょう。自分の意見も取り入れてほしいと思うだけでなく、対等なパートナーとして自分を見てほしいと考える年下も当然いるのです。

「親に紹介しにくい」というのも、12歳差のカップルのデメリットとして挙げられます。12歳も年上の相手だと、自分の両親のほうがその相手と年が近かったりすることがあります。また、12歳年下の相手は親から「まだ子供じゃないか」と思われる可能性もあります。いずれにしても親に紹介したときの「大丈夫？」的な気まずい空気を思うと、なかなか紹介しにくのです。

12歳差カップルのデメリットとしてよく挙げられるのが、「デート中に周りの視線が気になる」というのがあります。親子や不倫の関係に見られることもあるでしょう。男性ならロリコンや援助交際と思われるのではないか、という心配もあるかもしれません。女性が年上なら、12歳年下のパートナーをヒモ男のように思われるのはイヤでしょう。いずれにしても、「周囲からどう見られようが関係ない」と思える強さも必要といえます。

12歳差カップルには、メリットもあればデメリットもあることをお話してきました。12歳差カップルが末永く楽しい結婚生活を送るためには、秘訣ともいえるポイントがあります。詳しく解説していきます。

12歳差カップルが上手くいく方法として、「相手に敬意を払う」ことが挙げられます。これはどんな夫婦にもいえることですが、相手を尊重する気持ちがなくては、結婚生活は困難なものとなります。特に12歳の年齢差があるからこそ、相手の立場になって考えることは必要です。年上側を敬ったり、年下側の考えも軽んじることがないようにしましょう。

「相手の趣味などを認める」ことも、12歳差のカップルが楽しい結婚生活を送る秘訣です。ジェネレーションギャップから、相手の趣味に対して「なんでそんなことがおもしろいの？」といった考えになることがあります。でも、趣味はその人にとって最適な息抜きであり、ときに生きがいにもなります。それを否定してしまっては楽しい結婚生活とはなりません。

12歳差のカップルは、逆に「年齢をあまり意識しない」ことが長続きのポイントともいえます。わざわざ互いに年齢を意識するようなことを口に出す必要はないのです。たとえば、「もうおじさんだから」とか、「年下のくせに」などです。年齢だけでなく、ウマが合うところもあって付き合い始めたはずです。年齢差はときにデメリットと感じられることもあるので、あえて意識しないようにしましょう。

相手に「干渉しすぎない」のもカップルが楽しいお付き合いを続ける方法です。過度な干渉がカップルに暗い影を落とすのは、12歳差の二人に限ったことではありません。ただ、12歳の年齢差ゆえに、プライベートの過ごし方や価値観が異なるところもあるでしょう。そこを突っ込みすぎるとうまくいかなくなります。相手の負担にならないよう、適度な距離感を心がけましょう。

「協調性を持つ」こともカップル円満の秘訣です。12歳差だからこそ、互いに歩み寄って、歩調を合わせる必要があるのです。世代のギャップを感じてもそれを否定せず、受け入れることが大切です。12歳という年齢の差は一生縮まることはありません。「考え方の違いはあって当然」というところから始めましょう。

芸能人にも12歳差のカップルはよく見られます。「12歳差って、意外と結婚に最適かも！」と思えるカップルたちをご紹介しましょう。

俳優の山本耕史さんと元女優の堀北真希さんも12歳の年の差カップルです。山本さんが若々しいためか、12歳差とは思えないお似合いのご夫婦です。堀北さんは結婚を機に芸能界を引退し、2016年に生まれたお子さんの育児に専念しています。

お笑いタレントのあべこうじさんは、12歳年下の元モーニング娘の高橋愛さんと2014年に結婚しています。高橋さんがゲームおたくということで、あべさんもゲームを始めたそうです。また、料理はあべさんが担当、皿洗いは高橋さんが担当と、互いに歩み寄ることで、夫婦円満な様子が報じられています。

爆笑問題の田中裕二さんは、タレントの山口もえさんと2015年にめだたくゴールインしました。2017年にはお子さんも生まれています。田中さんはとても子煩悩で、2017年には「イクメン・オブ・ザイヤー2017」を獲得しています。まさに12歳差の結婚は最適とも思えるようなカップルです。

12歳差のカップルのメリット・デメリットについてお話してきました。2017年に放送されたあるバラエティ番組で、「おしどり夫婦の共通点」という調査が発表されました。それによると、379人の結婚経験がある女性有名人のうち、もっとも離婚率が低かったのは12歳の年齢差があるカップルでした。結婚には12歳差が最適といわれる結果だったのです。

また、イギリスのある調査によると、「女性の精神年齢は男性の11歳上」とされています。男性が12歳年上のカップルなら、女性も精神年齢的にバランスがとりやすいといえるのかもしれません。

いずれにしても、カップルが自分たちの相性は最適と考えるのは、12歳の年齢差だけが理由ではないでしょう。年齢差も互いに惹かれた理由のひとつかもしれません。でも、ほかの様々な理由もあって、二人でいて楽しいと感じあえるはずなのです。そして、最適な相性でいられつづけるかどうかは、二人の努力次第ともいえるでしょう。