2021年11月29日公開
2021年11月29日更新
名器の特徴と名器か判断するチェック項目・名器になる方法
セックスに対して男性の口から「名器」という言葉を聞いたことがあると思います。女性の膣内は、産まれ持ってその形状が違います。それらが通常とは違うことによって、男性は最高の挿入感を得ます。その具合がいい女性器を「名器」と言います。では名器とは何かをご紹介します。
目次
男性にしか体感できない「名器」ってなに?
名器とは、男性にとってたまらなく気持ちの良い女性器(膣内)のことです。人それぞれ、生まれつき顔が違うように、また男性器も人によって形が違うように、女性器もまた、外見だけでなく膣内も人によって形が違います。
Gスポットを探す例で言えば、膣から入って2~5cmのお腹側にザラザラした部分があり、その辺りで一番気持ちのいい場所がGスポットですが、人によってはほとんどザラザラがなかったり、おへそ側だけでなく、その逆側まで全体的にザラザラしている人もいます。
Gスポットを探すにあたって、このザラザラの部分を確認することが必要ですが、人によて膣内の形が違うため、触りながらGスポットを探さなくてはいけません。
このように、女性の膣の中は人によって全然違います。子宮までの距離が短い人もいれば、長い人もいますし、子宮頚が斜めになっている人もいます。名器とは、膣内のヒダやザラザラ面、形状が男性にとって何とも言えない気持ちよさを持っている膣であるということです。
男性が感じる「名器」の特徴
男性が俗に言う特殊な膣内を持った名器にはある程度「名称」が付いています。それは後からご説明するとして、基本的に男性から「あの子なかなかの名器の持ち主だよ」などと言われる女性の名器の特徴がどんなものかご説明します。
名器の特徴
<名器と言われやすい女性の膣内の特徴>
■ペニスを挿入すると深さによって締め付け感が変わる
■ペニスに絡みつくような膣内の肉付き
■濡れやすいことも名器の特徴
■よく締まるが強すぎない(締め過ぎると男性は痛がります)
■不快な臭いがせず清潔感がある
先天性な「名器の種類」とその特徴
名器とは女性の膣内の塩梅ですが、産まれ持った膣の形や状態ですでに特別な女性器として、名称がついているものもあります。
「ミミズ千匹」「カズノコ天井」などは耳にしたことがあるでしょう。しかし、男性にとったらどういう状態なのか、女性が自分の指で確かめても分かりません。もし女性のあなたが、他の女性たちの膣に指を入れたことがあるのであれば比べようがあるでしょう。
しかし、普通の女性はそんなことをしたことがないので、自分以外の女性の膣内がどんな状態か具体的には分かりません。そこで、男性が名称をつけるほど気持ちの良い名器とは、何と呼ばれていて、その膣内はどういう状態のことを指しているのかをご紹介します。
カズノコ天井
名前のとおり、女性の膣内のおへそ側にカズノコのようなブツブツ(ザラザラ)があることですが、基本的にGスポットを探すときにはこの、ザラザラを目安に探すので誰にでもカズノコ天井は存在します。
しかし、名器と言われるカズノコ天井はそのブツブツ(ザラザラ)の感触が強く分かりやすく、下のお尻側にも存在している膣内のことを指します。
男性のペニスの亀頭部分は、上側(正常位で挿入すると女性のおへそ側)の方が敏感に刺激を感じ取るようになっています。なので、カズノコが天井にあると勘違いしてこの名称がつけられたと思われます。
しかし、実際は、ペニスを挿入するたびに、膣内上下のツブツブ(ザラザラ)が擦れ合って強烈な快感で、昇天してしまうと言われています。
ミミズ千匹
この名器の名称も、男性側から感じたままの名付け方で、挿入したらまるでミミズが千匹絡みついてくるような膣内であることの比喩です。
ミミズと呼ばれると、若干気持ちの悪い感じがしますが、実際にはまるで膣内が男性のペニスの形に合わせて、隙間なく絡みつくような膣内であることを指します。
ぴったりと、ペニス全体を膣壁が絡むように締めて来るので、数回ピストン運動しただけでも射精してしまうほどと言われていて、めったにお目にかかれない名器として有名です。
タコ壺
タコ漁の際に使われる壺を「タコ壺」と言いますが、入り口が狭くて奥が広がっている膣内の状態のことです。
名器と言われていますが、女性がオーガズムを感じるとバルーンニング現象といって同じような膣内の状態になります。このため、タコ壺に関しては名器と言えども、女性なら誰でも成りえる膣内の状態です。
女性自身が、指でオナニーしていてもこの状態は確認できます。気持ち良くなって来ると、入り口が締まり奥がバルーンのように膨らみますので、一度試してみて下さい。
キンチャク
キンチャクと言われる名器は、その名のとおり巾着袋のように、膣口がぎゅっと締まることです。タコ壺に似ているようで違うところは、バルーンニング現象が起こっている訳ではないということです。
全体的に膣壁がペニスを包んでいる中でも、特に入り口が締まって、ペニスを締め上げるように強く入り口が締まります。膣の入り口にある膣括約筋がしっかりと発達していると起こる現象です。
俵締め
男性がペニスを完全に挿入したときに、まずは膣の入り口と、そして亀頭辺りの二ヵ所をギュッと締め付けてくる膣内の状態です。
二ヵ所を締める状態が米俵に似ていることから俵締めと呼ばれますが、二段締めと別の言い方もされます。
三段締め
三段締めと言われる名器は、とても珍しく、俵締め(二段締め)の状態で、その間にもう一ヵ所締め付けてくる部分がある膣内のことを言います。
つまり、ペニスが完全に挿入された状態で、膣の入り口と、男性の亀頭辺り、そしてその二ヵ所の中間辺りと、三ヵ所がペニスをギュッと締め付けて来る状態です。
二段締めや三段締めなどは、男性がマスターベーション用に使うオナホールにも活用されています。その名のとおり、名器の名前がついたオナホールが販売されています。
名器かどうか知りたい!簡単なチェックの仕方
セックスするパートナーが、自分のアソコの締まり具合をどう感じているのかはやっぱり女性としては気になります。特に「ゆるい」なんて思われたくないでしょう。
そこで、自分が名器かどうか、そうでなくても締まり具合がどうかは、とにかくオナニーで確かめましょう。いきなり膣内に指を入れても意味がありません。ある程度感じていなければ、膣の中の状態が男性が感じている状態と同じになりません。
そこで、クリトリスや乳首をいじりながら、またはローターを使ったりして、自分でオナニーしてみて下さい。そして、指を2本挿入してみて、膣内の締まりがどんな塩梅か確認しましょう。
「ミミズ千匹」の確認
ミミズ千匹という名器の場合は、膣内全体が「絡みつく」ということが特徴です。指を2本挿入してピストンしてみましょう。
すると、膣内全体がうねうねと、指にまとわりつくように絡まってきて、隙間ができないようであれば、あなたはミミズ千匹の名器である確率が高いです。
特に、「歴代の彼氏がみんな早漏気味だった」と感じているのであれば、特にミミズ千匹の確立が高いです。彼が早漏なのではなく、あなたが名器だったから男性が長く持たなかったという可能性が高いです。
「かずのこ天井」の確認
カズノコ天井は、名器と言ってもある意味で誰にでもあるGスポットのブツブツ(ザラザラ)です。カズノコ天井は「天井」と言っていますが、Gスポットのようなブツブツ(ザラザラ)がお腹側以外にもあるかどうかです。
自分で膣内に指を2本入れてみましょう。Gスポット辺りにあるのは当たり前として、お尻側にも明らかに指で感じるブツブツ(ザラザラ)があれば、本物のカズノコ天井と言えます。
何となくブツブツがあるのではなく、お尻側や奥の方までしっかりとしたブツブツがある膣の状態がカズノコ天井という名器の証拠です。
「タコ壺」の確認
タコ壺は、名器と言えども女性ならオーガズムを感じると誰にでも起こりえる「現象」です。この現象を確認したければ、オナニーで指を2本挿入したままオーガズムを感じることです。
指の挿入と一緒にクリトリスでも快感を得てみましょう。腰が浮くほど気持ちよくなって来ると、入り口が締まり中が空洞になるときがあります。この状態がタコ壺です。
これは、子宮に精子を運ぶ生殖反応で起こる膣内の現象と言えます。誰にでもおこるバルーンニング現象のことなので、名器とはいえ女性なら誰でもこの状態になります。
日本人と外国人・名器に対する違いはあるの?
外人の男性はサイズが大きいから、外人女性も膣のサイズが大きいと言いますが、そんなイメージの外人は女性器に対して「名器」という概念があるかどうかです。
日本人男性の多くはフィリピンの女性には名器が多いと言いますが、どうやらフィリピンの女性はミミズ千匹のような膣の持ち主が多いように感じますが、体格の小さいフィリピン人の女性なら女性器も小さ目でも不思議ではないので、日本人男性には丁度良くフィットするのでしょう。
白人は名器に対する見方が違う
ロシア人男性が、初めて日本人女性とセックスしたときに「陰毛」を剃っていないことにビックリしたという話をよく耳にします。そのとおり、国によってはパイパンが当たり前の国もあります。
このように、外国人にとっては膣の中の具合がどうこうというより、陰毛が処理してあるかどうかなどがキーポイントであることが多いです。
特に最近では、女性器の美容整形手術が流行っており、「バービー人形のお股」のように整形する若年層が増えています。
日本でも、大陰唇のたるみを取る手術や、大陰唇・小陰唇の縮小手術などが行われています。実際、男性はビラビラが絡みつくくらいが気持ちいいと言いますが、女性にとっては一本筋の様なワレメが理想のようで、肛門のホワイトニングなども行われています。
「今からでも名器になれる?」ためのトレーニング方法
先天的なカズノコ天井やミミズ千匹という名器には今からなりたくても無理難題です。しかし、そうでないから名器ではない、という訳ではありません。
要は、男性が直ぐにガマンできなくなるくらいのテクニックや、膣周りの筋肉を鍛えて自分で膣を締めれるようになればいいだけです。
だからと言って、本来そこまでしなくても、女性は好きな相手と気持ちの良いセックスをしていれば、しっかりと相手のペニスにフィットするようになっているので、あまり名器であるかどうかばかり気にしないで下さい。
ただ、彼を気持ちよくさせたいと思ったり、年齢を重ねたときのことを考えれば、トレーニングをしておいて損はありません。
産まれ持った「角度」を生かして体位を変える
女性には、「下付き」「上付き」と言って女性器がどこについているかで、男性が挿入しやすく女性も負担にならない体位があります。
「下付き」とは膣口が肛門側にあり、「上付き」とは膣口がおへそ側にあることです。基本的に肛門から膣口が4cm以上離れていれば「上付き」で、それ以下なら「下付き」と言われています。
「上付き」で挿入しやすい角度・体位
「上付き」の女性は膣口があおむけになった時に、天井側に来るので、男性は角度的に正常位など、二人がお互いに向かい合うような角度や体位の方が挿入しやすいです。
「上付き」だと、特に正常位で激しいピストンをしても抜けにくいので、共にオーガズムに達しやすいです。
ただ、バックで挿入するときは、女性が胸を床にくっつけるようにお尻を突き出してあげた方が抜けにくくなります。
「下付き」で挿入しやすい角度・体位
「下付き」の女性は、バックでの挿入の方が男性にとってはペニスを奥まで挿れやすいです。そのため、下付きの女性がポルチオを開拓する場合は、バックの方が良いでしょう。
下付きだけど、彼の顔が見えないのが不安と思う女性は、逆に彼の顔が見えないことで快感に没頭できると思うようにしましょう。すると、ポルチオでオーガズムも得やすくなります。
「深さ」はさほど変えれないならどうする?
女性の膣の深さは体格で違ったり、産まれ持った膣ですので変えることはできません。出産経験のある女性なら、産後は子宮が下がって来やすいので、膣の入り口から子宮までが短くなったと感じる人もいます。
これは、出産経験が無くても、加齢によって筋肉が弱くなって内臓自体が下がってくるのと同じなので、誰にでも経験することがあり得ます。
子宮が下がって来ないように、また、男性器を挿入したときに自分から締め付けてあげる筋肉を鍛えるには、おしっこを止める練習をすることです。これは婦人科のドクターも推奨しています。
本当に筋肉が緩むと、膣の入り口から子宮口が出て来てしまう場合もあるので、おしっこをしてしる最中に、力を込めて止める、ということを毎回2~3回するだけで十分筋肉が鍛えられます。
やっぱり決め手は相手との「相性」
大好きな相手とセックスをしていると、体は悦んで反応します。濡れ具合もよくなるだけでなく、相手のペニスを体感しようとしっかりと締まってきます。
好きな人とセックスをする、相手も自分のことが好きであれば、好きな女性を自分の手で抱いているという充足感で、名器並みの気持ちよさを得られるでしょう。愛撫や前戯を省かずに、ゆっくりと、そして激しく愛し合うことが大切です。
男性が女性のアソコを名器かどうか思うかは、心と体の相性にあると言っても過言ではありません。互いに好き合っていればこそ、どちらも最高に気持ちの良いセックスができて、男性にとってパートナーのアソコ以上の名器はないと思うようになります。
その他の名器①「膣内がぽかぽか」
女性のその他の名器には、膣内がぽかぽかと温かいということも挙げられます。男性のペニスよりも膣内の体温が高ければ、男性はヌルリと温かい場所に挿入することになって、とても気持ちが良いと言われます。
江戸時代の言葉では「湯ぼぼ・酒まら」という言い方があります。「ぼぼ」は女性器で、「まら」は男性器を指します。女性器はお風呂に浸かって温めて、男性はお酒を少したしなむことで早漏を予防するという意味で使われた言葉です。
このように、女性が体を温めておくことは意外と大切な名器の役割です。お風呂の後にセックスをするもよし、日頃から体を冷やさないように基礎体温を上げる食生活に変えたりすることも良いことです。
その他の名器②「濡れやすい」
膣内の形は生まれつき違いますしその後は、加齢、出産経験などによって多少形が変わってきます。しかし、男性からすると膣内の形うんぬんの前に、濡れているということが大事です。
特に、サラサラした愛液よりもトロトロ・ヌルヌルした愛液の方が、男性はまるで天然のローションをつけたような状態ですので、挿入時もピストン時も気持ちが良くなります。
濡れにくい、いつも愛液がサラサラで乾きやすいという人は、まだ感度が足りない可能性もありますので、オナニーで鍛えてみて下さい。また、水分不足や、緊張感でも愛液がサラサラ状態のままということもあります。
自分の状態を見極めて、水分補給はしっかりして、セックスのときにリラックスできるように、不安があるならば彼に話すことも大切です。
その他の名器③「臭いや清潔感」
名器と言えども、男性が不快に思うような臭いを放っていては幻滅されてしまいます。だからと言って、女性は石鹸で膣内を洗ってはいけません。ビデでの洗浄に留めておきましょう。
要は、普段からアソコだけでなく、体を清潔にしておくことが大切です。体も髪も、香りに気遣ったりしましょう。
また、ワレメをいい香りの石鹸で洗っているのに臭うという人は、クリトリスの皮にカスが溜まっている可能性もあります。クリトリスは皮を剥いて、優しくシャワーをかけてあげて洗いましょう。
それでも臭う場合は性病も疑われますので、気になるなら婦人科を受診してみましょう。
その他の名器④「喘ぎ声と中締め」
男性は触覚・視覚・聴覚でセックスや快楽への興奮度を高めて行きます。ですので、女性は必要のないときに喘ぎ声を我慢してはいけません。喘ぎ声と、快感によって喘ぎ声が変化していくことも男性には興奮材料でとても大切なことです。
本当にオーガズムを迎えて、快感で気が狂いそうになった時の女性は、声が低くなります。これは、人間も獣の一種である証拠です。どんな喘ぎ方をするのかも、人それぞれ違います、恥ずかしがらずに声を出しましょう。
中締めの方法
男性がピストンするときに挿入のタイミングに合わせて膣を締めます。膣の締め具合が分からない人は、男性が挿入してくる時に、肛門よりちょっと膣側をキュッと締めるようにしてみましょう。
慣れれば簡単にできるようになりますが、女性自身の感度も増して、男性にとっても気持ちのいい「中締め」という技になります。彼にとっての名器には、努力でも成れるということです。
「ダイエットは名器の大敵」脚が細いとアソコがゆるい?
女性ならカモシカの様な細い脚と、小さなお尻に憧れますが、海外では、お尻は大きな方がセクシーとされ、あえてお尻にシリコンを入れる人もいるくらいです。
そして、驚きなことに脚を見ればアソコの締まり具合が分かります。かかとをくっつけて立った時に、「くるぶし」「ふくらはぎの一番膨らんでいる部分」「膝」「股間」が密着しているほど、適度に括約筋が引き締まっている証拠なので、アソコの締まりも良いということです。
ダイエットばかり気にして痩せていると、表面上だけでなく膣の周りの脂肪も落ちてしまいます。すると膣壁は絡みつくような弾力や密着力を失い、とても名器とは言えなくなります。アソコが緩いと言われるのも大きなペニスに慣れてしまったから、というだけで言われることではありません。
アソコは自分の力で、膣周辺の括約筋に力を入れることで締めることができます。脚に筋肉やお肉が付いていないと、締め具合が良くないということになります。
結局は「愛する人との相性」を深めることが大切
自分が名器かどうか確認するには、経験豊富な男性とセックスして確認してもらうことが一番ですが、不特定多数の女性とセックスしている男性とのセックスは性病のリスクも伴います。
実際、自分が名器かどうかは恋人や夫婦などパートナーとの絆にあります。相手に自分の恥ずかしさもさらけ出せるということは、男性にとってこのうえない興奮材料となります。
恥ずかしがっている女性の羞恥心を煽ったり、自分しかその姿を見ることができないという事実が、相手との密着率を高めます。
男性は女性の膣がどうなっているか詳しくは知りません。女性も自分の膣が、どれくらい相手に快感を与えるものなのか分かりません。要は、お互いに満足できるセックスをしているという事実が大切ということです。