ジニア(百日草)の花言葉や由来とは?種類や見頃なども紹介!

ジニア(百日草)は、夏から秋にかけて長く咲くのでガーデニングに人気がある花です。ジニア(百日草)の花言葉も、開花時期が長いことで生まれています。ここでは暑さや湿度に負けないジニア(百日草)の花言葉や由来、種類や見頃などを紹介します。

ジニア(百日草)の花言葉や由来とは?種類や見頃なども紹介!のイメージ

目次

  1. 1ジニア(百日草)ってどんな花?  
  2. 2ジニアは種類が豊富!主な種類を紹介!
  3. 3ジニア(百日草)の花言葉の由来を知ろう!
  4. 4ジニアの花言葉とは?
  5. 5ジニアの西洋での花言葉は?
  6. 6ジニアは日本では仏花だった?
  7. 7ジニアはブラジルではカーニバルに欠かせない花!
  8. 8【番外編】ジニア(百日草)は栽培しやすい!栽培方法は?
  9. 9ジニア(百日草)は実際には百日より長い期間咲く!

ジニア(百日草)ってどんな花?  

ジニア(百日草)はキク科での1年草で、水はけのよい場所を好む花です。いろいろな大きさがあり、園芸だけでなく切り花としても人気で、種類や色が豊富な花です。日がよく当たる場所に置くと、生育がよくなります。咲く期間が長いので、関連した花言葉が多いです。

黄色の庭に咲くジニア(百日草)

ジニア(百日草)は仏花でしたが、品種改良の結果鮮やかな八重咲が有名になり、学校や公園の花壇でもよく見られるようになりました。花の見頃は、気温が下がった時期です。

ジニア(百日草)の特徴

鮮やかな色の赤いジニア(百日草)

ジニア(百日草)は、初心者でも育てやすいという特徴があります。草丈は15cmから100cmで、色は・オレンジ・黄色・ピンク・白・赤などバリエーションが豊富です。花壇やプランターで長い期間楽しめて、乾燥や暑さに強いのが特徴です。

ジニア(百日草)の開花時期や見頃はいつ?  

ジニア(百日草)の開花時期は長く、5月から11月前半までになります。次々と咲き続けるので、人気が高いです。さらにポップでかわいいと、評判になっています。開花温度は20度くらいで、少々高めの気温でなければ発芽しません。一株でたくさん枝葉ができる、特徴もあります。

いろとりどりのジニア(百日草)

ジニア(百日草)の見頃は、夏が終わって秋に差し掛かり少し冷えてくる時期です。元々鮮やかな色がより一層鮮やかになり見栄えがします。秋に見頃の花では、有名になっています。花の見頃の時期に、ウォーキングを楽しむ人も増えています。

ジニア(百日草)の名前の由来を紹介

ジニアの名前の由来


ジニアの名前の由来は、植物学者のヨハン・ゴットフリート・ツィン(ohann Gottfried Zinn)さんです。メキシコからヨーロッパに初めて持ち帰ったと言われています。実際に命名したのは、植物学者のリンネです。

日本の百日草や他の呼び方について

日本ではジニアのことを、百日草と言います。期間が長く咲いていることにちなんで、名前が付けられました。日本では1862年、江戸時代末期に入ってきた花です。別名で浦島草や長久草とも、言われています。浦島草は、「浦島太郎」から名前が付けられています。長久草は、落語「寿限無」に出てくるもので長い期間という意味があります。

ジニアは種類が豊富!主な種類を紹介!

エレガンス

日本では古くからあるジニアで、咲き方や色の豊富さと高い茎を持っていることから、生け花によく使われています。花形の種類は丸弁のダリア咲き、球形のポンポン咲き、花弁がよじれるカクタス咲きがあります。種からも茎からも、育てやすいのが特徴です。

エレガンスドリームランド

エレガンスドリームランドは、ジニアエレガンスの品種です。ダリアのような大きな花で、花壇を華やかにしてくれます。花弁の重ねが厚く、ポンポン咲のタイプです。見頃の季節になると色が鮮やかで花びらが集まって、球形のようになります。結婚式のシーズンには、ブーケとしても活躍します。

リネアリス

リネアリスは葉が細いので、日本名で「細葉百日草」と言います。エレガンスのジニアと比較すると、背が高くならないです。草丈は、30cm程度だと思っておきましょう。寄せ植えやバスケットに人気の種類で、花径4~5cmです。見頃は秋ですが花が咲き続けるので、追肥をすることが必要です。斑点病や黒点病にかかりにくいので、安心できます。

プロフュージョン

日本では栽培が多い、交雑品種のジニアです。暑さや乾燥に強く、鮮やかな色でイベントにも人気です。エレガンスに比べてうどんこ病などの病気にかかりにくいので、初心者が育てやすい種類の花です。花びらや葉は他のジニアに比べて厚めです。暑さにも強いですが、霜が降りるまでの期間に咲くのが魅力です。

ジニア(百日草)の花言葉の由来を知ろう!

ここではジニア(百日草)の花言葉の由来について、お話します。ジニアは開花時期が長いので、時間が過ぎていくことで会えない人を思ったり、注意してほしいという願いから花言葉が生まれています。遠く離れている大切な人を思う、友情や絆に関係ある花言葉がたくさんあります。

花言葉も素敵なピンクのジニア(百日草)

ジニアの花言葉とは?

友のことを思う花言葉

  • 『不在の友を思う』
  • 『遠い友を思う』
  • 『別れた友への思い』
今はそばにいなくなった人を、思う気持ちを表現した花言葉です。離れてみて初めて大切な人だったと、わかることもありますね。いつもそばにいると、それが日常になって幸せに気付かないことがあります。本当に大切なのは何かを考える機会にもなる、花言葉です。

友に関する花言葉が多いジニア(百日草)

友情のシンボルをイメージできる花言葉

  • 『いつまでも変わらぬ心』
  • 『古き良き時代』
  • 『絆』
強い友情を、イメージした花言葉です。離れている期間が長くても、友とはいつまでも変わらない心や絆でつながっているのです。古き良き時代という花言葉で、過去の幸せを思い出す人もいるでしょう。

プランターのジニア(百日草)

注意を促す花言葉

  • 『注意を怠るな』
友と離れている時間が長いと、注意を怠ってしまうので気を付けてほしいという願いが感じられる花言葉です。これは、日本特有の考え方の花言葉です。ジニアは暑い時期にずっと咲いているので、水やりも忘れないようにすることも大事です。育てるときも、花言葉を思い出しましょう。

プレゼントなら花言葉を知って送ろう

ジニア(百日草)のプレゼントなら、花言葉の意味を知って送りましょう。遠く離れた友のことを思う花言葉なので、離れている地元の友人に送るのに適しています。不在の友のなかには、亡くなった方も含まれています。花言葉から、お墓の献花でも問題ありません。友人との絆をあらわした花言葉も、多いのが特徴です。さらにジニアには幸福という、花言葉もあります。

ジニアの西洋での花言葉は?

英語の花言葉の由来

ジニアは英語で「youth-and-old-age」と呼ばれ、若さと老年という意味です。英語の由来は長く色がもつので、若々しいということも表しています。英語の学名は「Zinnia elegans」となっています。花言葉の英語の由来も、長く咲くことにちなんでいます。

ピンクの色がかわいいジニア(百日草)

英語の花言葉

ジニアの英語の花言葉を、紹介します。英語でも友を思う気持ちが、伝わります。

  • 「thoughts of absent friends(不在の友を思う)」
  • 「I mourn your absence(あなたの不在を悲しむ)」

ジニアは日本では仏花だった?

なぜジニアが仏花として親しまれていたか?

今ではガーデニングには欠かすことのできない存在となっているジニアなのですが、実はもともと日本では仏花として親しまれていました。鮮やかな色のイメージがあるのに、なぜ仏花として使われていたのでしょうか?それは、今で言うところの仏花として有名な菊と同じようなポジションだったのです。

仏花にふさわしい特徴があった

ジニア(百日草)が仏花として親しまれていたかというと、仏花にふさわしい特徴を持っていたからです。というのも、当時出回っていたジニアは今のように華やかな感じではなく、シンプルなものでした。地味なのに丈夫で花持ちもよく、花が咲く期間が長いからこそ比較的いつでも手に入れることができたのです。こういった特徴もあり、ジニア(百日草)の切り花が仏花として重宝されていたのです。

ジニアはブラジルではカーニバルに欠かせない花!

ジニア(百日草)はとてもしっとりした淑やかなイメージを抱きやすいかと思うのですが、実はブラジルではカーニバルに欠かせない花として親しまれています。ブラジルのカーニバルというのは世界的に有名ですが、そのカーニバルには花が欠かせません。実際に、テレビなどで見るブラジルのカーニバルでは多くの花を目にするものです。


ブラジルのカーニバルでは華やかで、大切な存在となっています。なぜジニアなのかというと、ブラジルではジニアは幸福を招く花として知られています。花言葉でも、幸福は魅力的です。

【番外編】ジニア(百日草)は栽培しやすい!栽培方法は?

見た目が綺麗なジニア(百日草)ですが、栽培は難しいと思われがちです。しかしながら、意外にジニアというのは栽培しやすい花でもあります。では、その栽培方法について触れていきましょう。

種まきから発芽するまで

ジニアの発芽適温は20度から25度だと言われています。4月から5月にかけて種まきをするといいでしょう。5㎝から6cmほどの間隔で浅くまき溝をつけて、種まきをします。種まきをしたら5mmほど土で覆います。だいたい1週間前後で発芽するかと思いますが、発芽するまでは発芽適温を確保し、乾かさないようにしておきましょう。

発芽したら

発芽したら、よく日に当てるようにしましょう。本葉が2枚から4枚ほどになったタイミングで、ポットに植え替えます。しっかりとした苗ができたら、鉢植えや水はけのいいところに植えてあげるといいでしょう。日当たりや風通しのよい場所であることも大切です。プランターの場合には15㎝から20㎝ほどの間隔で、地面に直接の場合には20㎝から25cmほどの間隔で植え付けるようにしましょう。

月に1回ほど置き肥を与えて、水やりは土が乾いたらたっぷりとあげるようにします。水やりの際には葉ではなく、根本にあげるのがポイントです。葉に水をかけてしまうと病気の原因となってしまうこともありますので、注意しておきましょう。

ジニア(百日草)は実際には百日より長い期間咲く!

ジニアはご存知のように「百日草」とも呼ばれています。ジニアの和名が「百日草」なのです。長く花を楽しめるから百日草と呼ばれるようになったのですが、実はジニアというのは百日以上楽しめる花でもあります。

花言葉が多い紫色のジニア(百日草)

百日というとだいたい3ヵ月ほどですが、ジニアは5月から11月まで咲き続けることのできる花でもあります。もちろん、そのときの気候などによって変わってきます。ジニアは花言葉の美しさはもちろん、華やかな見た目でとても素敵な花です。

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この記事のライター
よっこ
倉敷に住んでいる主婦です。美容と健康に関するテレビ番組が好きで、紹介された材料で料理を作っています。

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