デキ婚は後悔する?デキ婚のデメリットや離婚する理由まとめ!
世間では、「デキ婚=授かり婚」として、ダブルハッピーなイメージですね。しかしデキ婚で実は後悔している男性や女性はたくさんいるのです。今回はデキ婚のデメリットや離婚の多い理由について調べました。デキ婚でも後悔せず幸せな生活をおくるためのヒントをお届けします。
目次
そもそもデキ婚とは?
デキ婚とはどういう意味なんでしょうか。知っている人はほとんどでしょう。日本ではデキ婚で離婚する夫婦が多いと言われています。デキ婚して後悔をしている人はどのような理由で離婚を決断したのでしょうか。デキ婚でのデメリットや、離婚で後悔した理由なども男性、女性別で見ていきましょう。
デキ婚とは?
デキ婚とは「できちゃった婚」の事です。妊娠をきっかけに結婚することを「デキ婚」と呼びます。デキ婚には成立期がないと言われています。成立期とは二人が出会って、恋愛期間を経て結婚して、第一子出産までの期間のことです。お互いの考え方を理解して、価値観をすりあわせていく時期です。
数字でみるデキ婚とデキ婚後の離婚率
日本人のデキ婚は全体の25%です。そしてデキ婚が多い県は、1位が沖縄42.4%、2位が佐賀県37.5%、3位が福島県36.7%です。ちなみに46位が東京都、神奈川県19.5%という数字が出ています。さらにデキ婚が多い年齢層は20代前半で6割です!10代で8割、20代後半で2割、30代以降で1割となっています。
デキ婚後の離婚率
99組のデキ婚カップルに調査した結果、44組が離婚していたとのことです。10代のデキ婚の50%が5年以内に離婚していたとのデータもあります。統計すると全体的に見て、デキ婚8割は5年以内に離婚するのです。つまり、デキ婚の男性・女性は1年目から3年目に離婚を決断している夫婦が多いということです。
世界のデキ婚が多い国ランキング
世界のデキ婚が多い国1位はカザフスタンとロシアです。続いてウクライナ、フィリピンです。そして日本は12位とランキング上位です。スウェーデンでは女性の就業率が高く、経済的に自立した女性が多かったり、子供ができたから結婚するという発想はないそうなので、デキ婚率は低いそうです。
ニューヨークではできちゃっても、結婚しないカップルが多いのです。同棲して子供ができても2年以上結婚しなかったカップルや、ヨーロッパでは結婚せずに、シングルマザーで過ごしてるという女性が沢山います。
デキ婚の他の言い方
最近では昔と違い、多様化する結婚の形に世間の考えが寛容になり。デキ婚のことを「おめでた婚」や「授かり婚」、「既成事実婚」とも言います。妊娠=おめでたいことから、こういったデキ婚の他の言い方がメディアでも取り上げられて、広まっているようです。
昔はデキ婚といえば悪いイメージでしたが、晩婚化や少子化の影響、不妊などの問題から、「子宝婚」とも言われています。デキ婚はダブルでおめでたい事ということでデキ婚が美化されているようです。
デキ婚は後悔する?デキ婚のデメリット7選
お互い合意のうえでセックスをして、子どもができるのは喜ばしいことです。ですがそれが結婚前と結婚後では心境は全く別物だそうです。デキ婚をして後悔している人は多いです。それではデキ婚のデメリットをご紹介します!
お互い気持ちの整理ができていない
デキ婚というのは計画的に妊娠をしたわけではなく、結果的に妊娠をしてしまったためにやむを得ず結婚をするというものです。そのため、いまだにお互いに気持ちの整理ができていないというケースがあるでしょう。結婚した後に、気持ちの整理をつけられないために離婚につながってしまうデメリットがあります。
夫婦喧嘩が多い
デキ婚は色々と問題が多い為、お互いイライラして夫婦喧嘩が多くなるそうです。喧嘩する理由は様々ですが例えば、慣れない子育てや職場環境でのストレスでの喧嘩もあるでしょう。夫婦喧嘩が多いと離婚する理由につながります。子育てなどのささいなことからの喧嘩も多いと言います。そう言った面からデキ婚のデメリットは夫婦喧嘩が多いを言うことです。
お互いの親の印象が悪い
デキ婚は、世間的に昔よりは考え方が寛大になったとは言え、まだまだ社会的に受け入れられていません。ちゃんと段階を踏んで、結婚後に子どもを作るという順番がデキ婚では順番が逆です。つまりデキ婚はいまだに悪い印象を受けてしまう人がいるのです。そのため、お互いの親の印象が悪くなってしまうというデメリットがあるということです。
お金が必要なのに貯金がない
結婚をして子どもを産んで子育てをすることは、当然お金がかかります。デキ婚の場合は、成立期がないために貯金がないというケースがあります。充分なお金を用意することができずに、周りからお金の援助を受けたり、お金を借りたりしなければいけないというデメリットがあります。
夫婦で新婚生活を楽しむ時間がない
結婚すると新婚生活を楽しみたいものです。しかし、子どもができると女性はお腹がどんどん大きくなります。男性は家庭の為にお金を稼がなければいけません。女性のお腹が大きくなるにつれてお腹の子どもの為に生活が制限されて行く中で、男性は仕事で忙しいので、あっという間に子どもが産まれて、子育てで忙しくなり、夫婦で新婚生活を楽しむ時間がないというデメリットがあります。
結婚するつもりがなかった
最初から結婚するつもりがなかったという男性、女性もいます。10代や20代の若いカップルに多く、結婚せずにとりあえず付き合っていたというカップルもいるでしょう。とりあえず付き合っていただけで、相手のことがそれほど好きではないということから、離婚しやすいというデメリットがあるのです。
新婚旅行に行けない
子どもが産まれたら、子育てが大変で、新婚旅行に行けないというデメリットがあるようです。それに上で述べたように、結婚するつもりじゃなかったのにデキ婚をしたことで、とりあえず結婚式は挙げたけれどお金がないので新婚旅行は控えざるを得ない環境になる人も多くいます。
男性がデキ婚を後悔する3つの理由とは?
子どもができて、デキ婚をした男性はどのような心境になるのでしょうか。デキ婚を後悔した男性の本音を大調査!男性がデキ婚を後悔する理由をお伝えします。
仕事やお金の心配
男性は子どもができると、女性は仕事を辞めて家庭に入るためお金は稼げなくなります。一家の大黒柱として女性と子どもを養うために、お金を稼がなければいけなくなります。ろくに仕事をしていない男性は当然お金がないので、ちゃんとした仕事を探す必要があります。そういった面から「独身の頃は気楽でよかったな」と、仕事やお金の心配がデキ婚の後悔の理由のようです。
もっと独身を楽しみたかった
思いもよらず、子どもができてデキ婚をした為に同世代の独身の友人や独身の同僚を見たり会ったりすると「もっと独身を楽しみたかった」と思う男性が多いようです。結婚すると、独身のような生活はできません。結婚の覚悟をしないままデキ婚をして、今までの独身の時のような自由な楽しみが無くなってしまうのは、男性にとって辛い現実なのかもしれませんね。
女性が子供中心になった
女性は子供ができると子育てに専念するために、付き合っていたころと雰囲気は変わり、子ども中心の生活になります。そのためどうしても旦那さんのことは子どもの二の次になってしまうようです。その態度に、男性はがっかりして「どうして子どもができてしまったんだろう」と後悔してしまうようです。
女性がデキ婚を後悔する3つの理由とは?
自分のお腹に赤ちゃんができることは、女性にとって最高の喜びなはずですが、デキ婚となると不安になって深く後悔する女性が多くいます。では女性がデキ婚を後悔する理由をお伝えします。
男性の嫌な部分が見える
女性がデキ婚で後悔することは、独身同士で付き合っている時間、相手のことをあまりよく理解せずにデキ婚するため、嫌な部分が見えてくるということです。独身だと、嫌な部分が見えても別れればそれでよかったはずです。結婚して子どもがいるとなると、独身の時とは違い、親としての責任もあるので、デキ婚に対して後悔するといった女性が多いのです。
自分の生活が激変する
デキ婚をして、子どもが産まれると当然、独身の時と比べると自分の生活は激変します。慣れない育児、結婚生活、様々なことが激変するので、その状況に心がついていけないという状況に陥ってしまうようです。そういったことから後悔するということです。
独身の友達と遊べなくなる
デキ婚で後悔してしまう理由は、独身の友達と遊べなくなるということです。デキ婚して子育てをしていると、自分と独身の友達のライフスタイルが違うので時間が合わなくなり、疎遠になってしまうということです。そういったストレスからデキ婚を深く後悔する女性は多数いるようです。
デキ婚がきっかけで離婚する理由4選!
デキ婚で離婚するカップルは多くいますが、そもそもどうしてデキ婚で離婚したいと思ってしまうのでしょうか。女性、男性ともにデキ婚を後悔する人が多いのは事実です。デキ婚がきっかけで離婚する理由をお伝えします。
女性が母親になってしまう
デキ婚をして女性が出産をすると、女性は母親になります。しかし、男性からすると妻を女性ではなく母親として見てしまうという傾向にあるようです。夫婦になっても男性は、妻に対してときめきや刺激が欲しいと考える人が多いのです。それが女性として見られなくなってしまうと男性は「こんなつもりじゃなかった」と後悔してしまうようです。
慣れない子供中心の生活がストレス
デキ婚は、成立期がないため、お互いのことも理解もしていない、子育てについての話し合いもしていない夫婦が多いのです。慣れない子ども中心の生活がストレスになり、ささいなお互いの行動や言動にイライラして喧嘩になってしまいます。そのような喧嘩から、離婚するケースがあるのです。
子育ての方針の違い
デキ婚の場合、子育てについての話をする時間がない夫婦が多いようです。子供が生まれたらどのように子育てをするのかゆっくりと意見を交換し合う時間がなくなってしまいます。そうなると互いに子育ての方針が違ってくることがあります。それによって喧嘩になってしまう可能性が。そのため、お互いに後悔して最終的に離婚することにつながってしまいます。
妊娠期の男性の浮気
デキ婚では妊娠をしている際に男性が浮気をしてしまうことがあります。妊娠中の時期に男性が浮気してしまうという事は多いです。特にデキ婚の場合は、結婚をしても妊娠中のため、男性がセックスをできなくなり、それによって性欲が溜まってしまい、浮気に走ってしまうことがあるそうです。男性の身勝手な行動に女性は後悔し、言い争いから喧嘩になり、離婚を決意するということです。
デキ婚で幸せなカップルに学ぶ!デキ婚後の結婚生活を楽しむ5つの方法!
デキ婚がきっかけで離婚を選ぶカップルは多いですが、デキ婚で誰もがうらやむ幸せなカップルもいます。そんな幸せカップルに学ぶ、デキ婚後の結婚生活を楽しむ方法をお伝えします。
お互いを思いやる気持ちをもつ
デキ婚を決めたら、この先は長い結婚生活です。相手を思いやって、大切にする気持ちが大事です。特にデキ婚は色んな問題にぶつかることもあるでしょう。そんなときにお互いに思いやりの気持ちを持って、ふたりで乗り越えていく必要があります。子育てに関しても、二人の子どもなので男性も積極的に子育てに参加しましょう。
何でも話し合って決める
子デキ婚では話し合う時間がなかなか無い場合が多いです。話す内容は何でもいいですが、特にこれからの子育ての事、結婚生活の事を話すのは大切なことです。そういった、これからのことをお互いに話すことで、結婚して子どもを産んで、子育てをするんだ!という自覚が芽生えてくるでしょう。
感謝の気持ちを伝える
たとえ細かいことでもしっかりと相手に感謝をすることは大切です。その時に、きちんと感謝の気持ちを伝えることです。そうすれば相手もおのずとあなたに感謝することでしょう。ささいなことでも相手に感謝することが結婚を長続きさせるコツです。
自分の価値観を相手に押し付けない
何でも話し合うのは大切ですが、自分の価値観を相手に押し付けないようにしましょう。夫婦といっても元はアカの他人なので、価値観が違うのは当然です。相手の考えを聞いて、尊重するようにしましょう。相手のことを理解せずに、自分本位でばかりいては、喧嘩などのトラブルになってしまい、離婚する可能性も。お互いに相手を思いやりましょう。
二人で出産についての知識をもつ
デキ婚をすると決めたら、二人で出産についての知識をもつ必要があります。出産は女性にとって人生の大仕事と言われています。男性も積極的に出産について勉強しましょう。これから自分達は子育てをするのだと自覚することができて、正しい知識を得ることができれば、色々な問題を解決できます。
デキ婚でも幸せな家族はいっぱい!思いやる気持ちを大切にしよう!
デキ婚は世間のイメージが悪く、男性・女性側どちらにも後悔をしている人が多く、離婚しているカップルが多いのです。しかし、デキ婚はすべてがデメリットばかりではありません。子どもはかけがえのない宝物です。それを与えてくれた、お互いに感謝するべきです。デキ婚で幸せな結婚生活を送るヒントは、小さな幸せを見つけて、相手を思いやる気持ちを大切にすることでしょう。