コンシーラーの使い方&順番を徹底解説!【タイプ・部分・悩み別】
シミやくすみを隠してくれる優秀なメイクグッズ、コンシーラー。使い方や使う順番しだいでメイクの仕上がりが断然変わります。使い方・正しい順番をマスターしてコンシーラーを使いこなせるようになりましょう。メイクが一段と楽しくなりますよ。
目次
- 1コンシーラーとは
- 2【コンシーラーの順番&使い方】①リキッド・クリーム・エマルジョンファンデーションの場合
- 3【コンシーラーの順番&使い方】②パウダーファンデーションの場合
- 4【コンシーラーの順番&使い方】③BBクリームなどオールインワンの場合
- 5コンシーラーの特徴と基本的な使い方①【ペンシルタイプ】
- 6コンシーラーの特徴と基本的な使い方②【スティックタイプ】
- 7コンシーラーの特徴と基本的な使い方③【クリームタイプ】
- 8コンシーラーの特徴と基本的な使い方④【リキッドタイプ】
- 9コンシーラーの使い方の応用編①【目元のクマをカバー】
- 10コンシーラーの使い方の応用編②【頬のシミ・そばかすをカバー】
- 11コンシーラーの使い方の応用編③【小鼻周りの赤みやくすみをカバー】
- 12コンシーラーの使い方の応用編④【口元のくすみをカバー】
- 13コンシーラーの使い方の応用編⑤【ほうれい線をカバー】
- 14コンシーラーの使い方の応用編⑥【頬のニキビ・ニキビ跡をカバー】
- 15コンシーラーの使い方の応用編⑦【顎のニキビ・ニキビ跡をカバー】
- 16コンシーラーのおすすめ人気ランキング5選!【ペンシルタイプ】
- 17コンシーラーのおすすめ人気ランキング5選!【スティックタイプ】
- 18コンシーラーのおすすめ人気ランキング5選!【クリームタイプ】
- 19コンシーラーのおすすめ人気ランキング5選!【リキッドタイプ】
- 20コンシーラーの【よくある失敗&対策】3選!
- 21コンシーラーは悩みや部分で使い分けよう!
コンシーラーとは
コンシーラ―とは、顔のシミやくすみ・クマ・ニキビ跡など気になる肌の色ムラなどを部分的に隠してしてくれる便利なメイクアイテムで、ファンデーションの一種です。
コンシーラ―にはいくつかの種類があります。それぞれの肌の悩みに合わせて使い分けることがおすすめです。コンシーラ―の効果を高めるためには、ファンデーションの種類で使う順番を使い分ける必要があります。
ファンデーションの種類別に、コンシーラーの使い方を見ていきましょう。
【コンシーラーの順番&使い方】①リキッド・クリーム・エマルジョンファンデーションの場合
リキッド・クリーム・エマルジョンファンデーションのような液体状のファンデーションを使用する場合の順番は
下地⇒リキッド・クリーム・エマルジョンファンデーション⇒コンシーラ―⇒フェイスパウダー
ファンデーションで隠しきれなかった肌の気になる部分をコンシーラ―でカバーし、フェイスパウダーで仕上げるのがおすすめです。
【コンシーラーの順番&使い方】②パウダーファンデーションの場合
パウダーファンデーションを使う場合の順番は、
下地⇒コンシーラ―⇒パウダーファンデーション
パウダーファンデーションの後にコンシーラ―を使うと、コンシーラ―が肌に密着しにくく不自然な仕上がりになってしまいます。コンシーラーでシミなどのカバーをした後、パウダーファンデーションを重ねるように付けて仕上げましょう。
【コンシーラーの順番&使い方】③BBクリームなどオールインワンの場合
BBクリームなどのオールインワンタイプは下地とファンデーションが一体化した液体状のファンデーションです。
BBクリームなど⇒コンシーラー⇒フェイスパウダー
BBクリームはカバー力が強いので、BBクリームを塗ってもカバーしきれなかった部分にコンシーラーを使うとよいでしょう。
コンシーラーの特徴と基本的な使い方①【ペンシルタイプ】
ペンシルタイプのコンシーラーは、小さなソバカスやホクロなどの細かい部分をカバーするのに適しています。名前の通りペンシルタイプでメイクポーチに入れても邪魔になりません。外出先でも気になったときにサッとメイク直しができるので便利ですね。
ペンシルタイプのコンシーラーは、ペン先が細く硬めの質感なので、気になる箇所をひとつひとつ塗りつぶしてカバーします。境目が気になるときにはブラシやスポンジを使って肌になじませます。パウダーファンデーションやフェイスパウダーできれいに仕上げましょう。
コンシーラーの特徴と基本的な使い方②【スティックタイプ】
スティックタイプのコンシーラーは、ペンシルタイプよりやや柔らかめの質感でスティックの形状が使いやすく、シミやほくろ・クマ・あざなども隠せるカバー力の強いコンシーラーです。
肌にしっかり密着するタイプなので、少しずつ薄めに塗り、必要なら重ね塗りをします。厚塗りにならないよう注意しましょう。
コンシーラーの特徴と基本的な使い方③【クリームタイプ】
クリームタイプのコンシーラーは、リキッドタイプよりも固めの質感でカバー力があり、広範囲をカバーするのに向いています。
しっかりカバーしたい箇所に塗り、毛穴に叩き込むように少しずつ丁寧に伸ばしていくときれいな仕上がりにになります。
コンシーラーの特徴と基本的な使い方④【リキッドタイプ】
リキッドタイプのコンシーラーは、液状の柔らかい質感のコンシーラーです。カバー力は低いものの肌へのなじみが良く、面積の広い箇所やクマを隠すのに適しています。
気になる箇所に塗り、指やブラシでなじませ肌との境目をぼかすと自然な仕上がりになります。
コンシーラーの使い方の応用編①【目元のクマをカバー】
目元は顔の中でも皮膚が薄く顔の印象を左右する部分です。目元にクマがあると不健康に見えるので、コンシーラーでカバーしましょう。
おすすめのコンシーラーのタイプ、カラーは?
目元に使うコンシーラーは、伸びの良いリキッドやクリームタイプのコンシーラーがおすすめです。また、目元のクマの種類に合わせて使うコンシーラーの色を変えると効果的です。
目元のクマの種類には青クマ・黒クマ・茶クマの3種類があります。
青クマ:目元を下にひっぱると薄くなる | オレンジ系 |
黒クマ:目元を上に向けると薄くなる | パール配合などのツヤ感のあるもの |
茶クマ:目元を下を向けても上に向けても 薄くならない |
イエロー系やベージュ系 |
コンシーラーの使い方
目元の皮膚は薄くよく動かす部分なので、厚塗りにはするとヨレやすくなります。目元に塗るときは、コンシーラーは薄く伸ばし指先でやさしく叩き込むように塗るとよいでしょう。
コンシーラーの使い方の応用編②【頬のシミ・そばかすをカバー】
頬は顔の中でもシミやそばかすが目立つ部分です。特にシミは年齢を重ねると気になる人が多くなります。そんなシミやそばかすをカバーするコンシーラーを見ていきましょう。
おすすめのコンシーラーのタイプ、カラーは?
頬のシミやそばかすには、カバー力の強いペンシルタイプやスティックタイプのコンシーラーが使いやすいでしょう。
頬には肌よりも少し暗めの色を選ぶとなじみがよくなります。
コンシーラーの使い方
細かいシミやそばかすには、スティックタイプのコンシーラーを使います。広い範囲のシミやそばかすにはスティックタイプのコンシーラーが便利です。
細かいシミやそばかすにははみ出さないように塗ります。どちらのコンシーラーも気になる部分をしっかりカバーするので、肌との境目を指先やブラシなどでぼかして肌になじませます。
コンシーラーの使い方の応用編③【小鼻周りの赤みやくすみをカバー】
皮脂が多い小鼻の周りは、赤みやくすみが出やすい部分です。メイク崩れが起きやすい部分でもあるので、小鼻周りには使うコンシーラーも注意が必要です。
おすすめのコンシーラーのタイプ、カラーは?
小鼻の周りは皮脂が出やすいので、厚塗りはメイク崩れの原因になります。小鼻周りには肌なじみの良いリキッドタイプのコンシーラーが向いています。
小鼻周りのくすみには赤みの強弱で使う色が変わります。小鼻周りの赤みが強い場合はグリーン系、赤みが薄い場合はイエロー系のコンシーラーが上手にくすみを隠してくれます。
コンシーラーの使い方
コンシーラーを塗って赤みやくすみをカバーしたら、小鼻の丸みやくぼみに合わせてブラシやスポンジでなじませます。小鼻の毛穴が気になる場合は、スポンジで叩き込むようして肌になじませましょう。
コンシーラーの使い方の応用編④【口元のくすみをカバー】
口元は年齢とともにくすみが出やすい部分です。コンシーラーを使って唇の輪郭を整えると、口元のメイクもきれいに仕上がります。
おすすめのコンシーラーのタイプ、カラーは?
口元のくすみには、柔らかい質感のリキッドタイプやクリームタイプのコンシーラーが向いています。肌の色に近い色を選びましょう。
コンシーラーの使い方
口元はよく動かす部分なので、厚塗りは厳禁です。ヨレて不自然にならないように、薄めに塗って指先やスポンジで肌になじませます。
口元の輪郭を整えたい場合には、スティックタイプのコンシーラーで口角を上げるように、唇の山を描くように輪郭をなぞると生き生きとした印象の口元になります。
コンシーラーの使い方の応用編⑤【ほうれい線をカバー】
ほうれい線は年齢による頬の筋肉の衰えによるたるみ、乾燥肌による肌のハリの低下などによるってできてしまうものです。あると老けて見えてしまう、やっかいなものです。
普通のメイクではカバーしにくいほうれい線は、コンシーラーを上手に使うことでカバーすることができます。
おすすめのコンシーラーのタイプ、カラーは?
ほうれい線は口元にできるので、肌に密着しやすいリキッドの筆ペンタイプのコンシーラーがおすすめです。なるべく肌の色に近い色か肌よりやや明るめの色を選びましょう。
コンシーラーの使い方
ほうれい線には、『猫のヒゲ』と覚えておきましょう。ほうれい線の上に猫のヒゲを描くように、筆ペンタイプのコンシーラーで3~5本の線を入れます。指先やスポンジで軽くたたくように伸ばして肌になじませます。
コンシーラーの使い方の応用編⑥【頬のニキビ・ニキビ跡をカバー】
頬のニキビやニキビ跡はできるだけ隠したい部分ですね。特に赤みあるニキビは顔全体の印象に影響してします。シミやそばかす同様、丁寧にコンシーラーでカバーすることで目立たなくさせることができます。
おすすめのコンシーラーのタイプ、カラーは?
頬のニキビやニキビ跡には、スティックタイプのコンシーラ―がおすすめです。広範囲に広がっていたり、膨らみのあるニキビやニキビ跡には、柔らかめのリキッドやクリームタイプのコンシーラーがよいでしょう。
ニキビ・ニキビ跡に使うコンシーラーの色は、小鼻周りに使う場合と同じです。赤みが強い場合はグリーン系、赤みが薄い場合はイエロー系のコンシーラー、赤みがなければ肌の色よりやや濃い目のコンシーラーが上手にカバーしてくれます。
コンシーラーの使い方
小さいニキビやニキビ跡には、スティックタイプのコンシーラ―を少しずつのせて、指先やブラシなどで肌との境目をぼかして肌になじませます。
広い範囲や膨らみのあるニキビには、リキッドやクリームタイプのコンシーラーを気になる部分に塗って、指先やスポンジで周りをぼかして肌になじませます。
コンシーラーの使い方の応用編⑦【顎のニキビ・ニキビ跡をカバー】
顎にできたニキビやニキビ跡は、コンシーラーで隠しやすい部分です。動きが少ない部分なのでメイク崩れが起きにくく、カバーしやすい部分でもあります。
おすすめのコンシーラーのタイプ、カラーは?
顎でもニキビには柔らかめのリキッドタイプやクリームタイプのコンシーラーが塗りやすく、なじみやすいのでおすすめです。
赤みのあるニキビには、赤みを目立たなくさせるグリーン系かイエロー系のコンシーラーを使いましょう。
コンシーラーの使い方
ニキビを悪化させないためにも、コンシーラーはやさしく塗ります。ニキビやニキビ跡の上に丁寧に少しずつ塗り、周りを指先やブラシでぼかします。
コンシーラーのおすすめ人気ランキング5選!【ペンシルタイプ】
ペンシルタイプは小さなシミやホクロ・ニキビ痕などに使いやすいので1本持っていると便利です。ペンシルタイプも多色展開している商品があり、自分の肌に色味を合わせることができます。
第5位:カバーファクトリー スポットカバーコンシーラー
第4位:MustaeV スポットイレイサーコンシーラーペンシル
1,300円
商品の購入はこちら第3位:エチュードハウス プレイ101 ペンシル
660円
商品の購入はこちら第2位:ホワイトルーセント オンメーキャップ スポッツコレクティング セラム
4,960円
商品の購入はこちら第1位:シュウウエムラ カバー クレヨン
柔らかく滑らかな使い心地。濃淡2色のダブルエンドでブレンドして肌に合う色味に調節可能。明るい方の色はハイライトとしても使える便利な1本。
コンシーラーのおすすめ人気ランキング5選!【スティックタイプ】
スティックタイプのコンシーラーは、やや大きめのシミやあざなどをしっかりカバーしたいときに使います。
第5位:薬用アクネ リアルフィット コンシーラー
第4位:エトヴォス ミネラルコンシーラー
3,899円
商品の購入はこちら第3位:メイベリン ニューヨーク フィットミー コンシーラー
第2位:ケサランパサラン カバーリングファンデーションN
3,240円
商品の購入はこちら第1位:ベアミネラル ベアプロフルカバレッジ コンシーラー
ひと塗りでしっかりカバー。つけたての美しさが16時間続くミネラルコンシーラー。
コンシーラーのおすすめ人気ランキング5選!【クリームタイプ】
広範囲をカバーしたいときにはクリームタイプが使いやすいでしょう。なめらかで塗りやすく、重ね塗りをすることでしっかりカバーすることができます。
第5位:クリニーク ビヨンド パーフェクティング スーパー コンシーラー
4,500円
商品の購入はこちら第4位:ゲラン パーフェクト コンシーラー
第3位:カクシマスト ウルトラカバーコンシーラー
第2位:ランコム エファセルンロングラスティングソフテニングコンシーラー
3,386円
商品の購入はこちら第1位:資生堂 スポッツカバー ファウンデイション(部分用)
1,296円
商品の購入はこちらコンシーラーのおすすめ人気ランキング5選!【リキッドタイプ】
なめらかで優しい使い心地を求める方にはリキッドタイプがおすすめです。リキッドファンデーション代わりに使うこともできますが、厚塗りにならないよう付け過ぎには注意しましょう。
第5位:ラディアントクリーミーコンシーラー
第4位:ダブル ウェア ステイ イン プレイス コンシーラー
2,960円
商品の購入はこちら第3位:イヴサンローラン ラディアントタッチ コンシーラー YSL
2,685円
商品の購入はこちら第2位:セザム チップコンシーラー
第1位:MEDICUBE RED CONCEALER
1,750円
商品の購入はこちらコンシーラーの【よくある失敗&対策】3選!
コンシーラーで肌の悩みをカバーしたはずが、時間が経つとコンシーラーを塗った部分が浮いてきてしまってゴワゴワしている、メイクがヨレてシワができてしまった、などの悩みはありませんか。
コンシーラーのよくある失敗の原因を見つけて対処することで、コンシーラーを使うことが怖くなくなります。よくある失敗&対処を知ることでメイク上手になりましょう。
コンシーラーが浮くのは何故?
コンシーラーが浮くのは何故でしょうか?メイクのあとにコンシーラーが浮いて見えるのは、色選びに問題があることが多いようです。
色選びに関しては、コンシーラーで隠したいものによって色味を変える必要があるということです。肌よりやや明るめの色を選ぶのか、やや暗めの色を選ぶのかはカバーしたい部分によって変わります。上記の『コンシーラーの使い方の応用編①~⑦』を参考にしてみてください。
厚塗りになってしまった
厚塗りの原因はどうでしょうか。厚塗りは、塗り方の間違いとコンシーラーのタイプ選びの間違いが原因です。よくあるのは小鼻周りの厚塗りです。小鼻の毛穴が気になるあまりつい厚塗りになってしまいます。
正しい塗り方はどうでしょうか。基本は、薄めにのせて境目をたたくようにしてぼかす、が正解です。薄めだと隠し切れないという場合には、再度薄めにのせ境目をぼかす、を繰り返します。
コンシーラーのタイプ選びは大切です。これも上記の『コンシーラーの使い方の応用編①~⑦』を参考にしてみてください。
ファンデーションの代わりになるの?
コンシーラーは、部分的な肌の悩みをカバーして目立たなくさせるものですが、ファンデーション代わりに使うこともできます。
リキッドタイプのコンシーラーはもともとリキッドファンデーションと質感が似ています。カバー力が強いので、リキッドタイプのコンシーラーを顔全体に薄く塗り、気になる細かい部分は他のタイプのコンシーラーでカバーする、という使い方もできます。
またファンデーション同様、コンシーラーの2色使いもおすすめです。額・頬・鼻筋に少し明るめのコンシーラーをハイライトを入れるように塗ると、立体感のあるメイクになります。
コンシーラーをファンデーション代わりに使う場合は、カバー力が強いので厚塗りにならないように気を付けましょう。
コンシーラーは悩みや部分で使い分けよう!
肌の悩みは誰にでもあるものです。体調によっては顔がくすんで見えることもありますよね。普段のメイクだけではいまひとつに見えてしまう時には、コンシーラーで肌の悩みをカバーしてみると、いつもより生き生きとした仕上がりになるかもしれません。
コンシーラーを上手に使うには、コンシーラーの色選び・タイプ選び・使う順番、肌の悩み別の使い方、に気を付けることが大切です。
まだコンシーラーのカバー力は、ペンシルタイプ>スティックタイプ>クリームタイプ>リキッドタイプ となります。
コンシーラーを使いこなせるようになると、メイクの腕も一段と上がりますね。