「ン拒否するゥ」の元ネタは？使い方や拒否ニキ名言を紹介

「ン拒否するゥ」という言葉をネット上の掲示板やSNSで聞いたことがある方もいるのではないでしょうか？しかし、元ネタについてまったく知らないという方もいますよね。

パッと聞いただけでは、何の話なのか分からないのではないでしょうか。今回の記事では「ン拒否するゥ」は実際に発言として使われていたのか、元ネタは一体何なのかについて解説していきます。

拒否ニキについても考察しているので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。そして、ネット上で使うときの正しい使い方や合わせて使える言葉についても詳しくご紹介していきます！

この記事を読んでから、ぜひあなたも「ン拒否するゥ」をネット上で使ってみてくださいね！
 

まずは、「ン拒否するゥ」とは一体何なのかについて、知ることが重要です。だれが発した発言なのか、どこで流行りだした言葉なのかについて、まずは詳しく見ていきましょう。

もともと流行りだしたのは、ネット上の掲示板でも有名な2ch。ただ明確な日付は分からず、突然流行りだしたという表現が一番正しいでしょう。

もし明確な日付を聞こうとしても、2chの住人から「ン拒否するゥ」と言われてしまうので、注意してくださいね！

「ン拒否するゥ」は2chで流行りましたが、発祥は実際に発言した人物。その人物は芸能人や有名人ではなく、ただの一般人。そのため、名前などの個人情報も流出していませんし、顔も分からないです。

ただこの一般人が発した発言が面白いから流行ったという、いたってシンプルな理由で広まりました。
 

発言した一般人は、名前も顔も誰も知らないため、通称拒否ニキと呼ばれています。「ン拒否するゥ」という言葉が由来でニキというのは「アニキ」の略。
つまり、「拒否するアニキ」を略して「拒否ニキ」と呼ばれるようになったのでしょう。

2chなどの掲示板ではもちろん、今ではTwitterなどのSNSでもこの拒否ニキは有名な存在になっています。
そのため、つぶやくネタとしても拒否ニキは利用されることがありますよ。

ここまで流行った「ン拒否するゥ」ですが、元ネタについて詳しい情報が知りたい方もいますよね。素人の発言がなぜここまで流行ったのかは、元ネタに真相があります。

実際に元ネタの拒否ニキが投稿した動画を観てみてくださいね！

元ネタとして有名になった動画の撮影地は、常磐線～千代田線の連絡通路。千住署の警官に任意の職質をされた際、拒否するために「ン拒否するゥ」と発言したのが拒否ニキです。

この動画内の発言が「ン拒否するゥ」の元ネタであり、その他の発言も名言として多くのネット民に広まりました。動画は5分ほどで少し長いため、時間のある時に見てみてください。

時間がない方は、下に前文の書き起こしも載っているので、そちらをご覧くださいね。

実際に任意の職質を受けた際のセリフですが、その動画の全文を文字に書き起こしたものもネット上に広まっています。動画だと雑音も入ってしまって聞き取りにくいので、文字で読んでみると流れもつかみやすいでしょう。

以下に前文のやり取りを載せるので、ぜひ読んでみてください。

先ほど紹介した動画の内容の書き起こしを見ても分かる通り、独特な喋り方をしていることがよくわかりますよね。

この独特な喋り方が2chで話題になり、喋り方を文字で忠実に再現するために書き起こした際には「ン拒否するゥ」という表記になりました。

ほかの名言も同様に動画内の喋り方を再現するため、書き起こした際は、カタカナ交じりの表記になっているのでしょう。

動画を見てみると最後までしっかりと載っていますが、その後は拒否ニキが電車に乗っています。警察は電車内まで追ってこず、拒否ニキはその後予約した飲食店に何事もなく到着したようです。

よくテレビで見るような、職質から公務執行妨害で書類送検になるようなことはありませんでした。無事に目的地に到着できたのは、警察に対して手を出さなかった、怪しい素振りがなかったからでしょう。

しかし、拒否ニキの態度を見ていると胸糞悪くなるという意見もありますよ。

意味を知っても正しい使い方をしなければ「ン拒否するゥ」の良さを引き出せません。どのようなやり取りのなかで使うのか、どんな場面で使うのかを調べてみました。

応用的な使い方もあるので、さまざまな使い方を見ていきましょう。

やり取りの中で、自分が拒否したいと思った事柄に対して使うのが一般的。拒否ニキが職質を拒否するのと同じように、きっぱりと言うのが正解です。

大抵は、この言葉のみで返信することが多いですが、元ネタを知らない相手に対して使うのはおすすめしません。あくまで元ネタを知っている人同士のやり取りで使うようにしてくださいね！

飼い犬や動画などに出てくる犬の拒否する様子にセリフをあてて、パロディとして楽しむネット民も多いです。
SNSでは、よくさまざまな犬とのシチュエーションに「拒否するゥ」を使用してますよ。
犬の散歩を嫌がる姿や、犬が病院を嫌がる様子など、さまざまな犬の様子にアテレコする書き込みもよく見かけるでしょう。
かたくなに拒否をしている犬の姿に、職質を拒否する拒否ニキの姿が重なるのかもしれませんね。

ネット上でよく使われている一人称のわい。自分の客観的にみて、会話調で「拒否するゥ」を使いたい際やわいのセリフとして「拒否するゥ」を使う際に使用されます。

会話のようなやり取りは、元ネタの動画の書き起こしを思い出しますよね。おそらく、書き起こしを見たことあるネット民も多いので、再現させるためにわざと会話調にしている方もいるのでしょう。

拒否ニキには「ン拒否するゥ」以外にも名言がいくつかあります。ここからは拒否ニキが生み出した名言について、詳しく解説していきます。

元ネタの職質動画で発したセリフばかりなので、元ネタ動画を観てからであれば聞いた事のある言葉がたくさん出てくるでしょう。

「あ壊れたァ」や「ン関係ナァイ」など、有名になっている名言を集めたので、最後まで読んでみてくださいね！

「あ壊れたァ」も元ネタは、「拒否するゥ」と同じ動画内です。動画を見ていると分かりますが、職質をしたい警察とのやり取りの中で拒否して逃げようとする際に発したセリフのこと。

おそらく触れられたことも気に食わなかったのでしょう。
動画内では「あ壊れたァ」「あ壊れたァ」と2度発していました。

この印象も強かったのか、ネット上でもたびたび「あ壊れたァ」をネタにするネット民が多くみられますね。この「あ壊れたァ」の使い道としては、ゲームや日常の中で自分の大切なものを壊された際に使うことが多いです。

ほかにも自分のゲームキャラを倒された際に、この「あ壊れたァ」が使われていることが多いでしょう。

「あ壊れたァ」と並ぶほどネット上に出回っているのは、この「ン関係ナァイ」。使い方はいたってシンプルで、何か言われたけれど自分には関係ない、という意思表示の際に使われています。

ほかにも、開き直る際に相手を挑発する意味合いでも使われることが多いでしょう。こちらの言葉も元ネタを知らない相手に使ってしまうと、逆に自分が恥をかく可能性があるので、注意してくださいね！

元ネタの動画の最後に発したセリフである「ぶぁいぶぁ～い」。このセリフは「バイバイ」という意味で使いますが、ただ別れる際に使うのではなく、相手を挑発したい際に使う言葉です。

しかし、元ネタを知らない方には伝わらない可能性もあるでしょう。日常生活のなかで使いたいのであれば、「ぶぁいぶぁ～い」という単語だけでなく、手を振る絵文字などを使って表現してみてください。

すこし工夫することで、元ネタを知らない相手にも伝わる言葉に変わりますよ。

「ン拒否するゥ」の元ネタには、任意の職質を拒否する拒否ニキの存在がありました。

職務質問自体を拒否することは犯罪ではありませんが、このように撮影した動画をネット上に投稿してしまうことは控えた方がいい行為でしょう。

拒否ニキのように、さまざまな媒体でネタにされてしまうのはもちろん、一歩間違えれば公務執行妨害で書類送検されてしまう恐れもありますよ。

ネット社会の今だからこそ、していいことと悪いことの線引きは、今一度確かめた方がいいでしょう。