「はーつっかえ」の元ネタは関西クレーマー？使い方のコツを紹介

「はーつっかえ」という言葉を、SNSやネット上で見かけたことがある方は多いのではないでしょうか。まとめサイトでもよく見かけるこの言葉は、もともとネット上で生まれた言葉ではなく、1本のビデオの内容から生まれた言葉です。

元ネタのビデオのタイトルや内容についてもまとめたので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。自分も使ってみたい！という方向けに「はーつっかえ」の使い方や合わせて使える言葉についてもまとめました。

間違った使い方をしてしまうと、この言葉を知っている方から注意されてしまうかもしれませんよ。正しい使い方について気になる方は最後まで読んでから、この言葉を使ってみてくださいね！

「はーつっかえ」とは、ネットでよく使われている単語です。しかし、どのような意味を持っている単語なのかわからないですよね。まずは詳しく「はーつっかえ」の意味について解説していきます。

「はーつっかえ」とは、もともとネットスラングとして利用されている単語。ネットスラングとは、ネット上の掲示板や動画のコメント欄など、ネット界で共通理解語として使われる単語のこと。

そのため、現実社会で使用している方は少なく、実際の会話で使っても理解されないことも多いでしょう。最近では、若者の間でネット用語を会話に使う傾向にあるので、一部の方には理解可能。

その他有名なネットスラング用語だと「萌え」「○○氏」などは聞いたことあるのではないでしょうか。

「はーつっかえ」とは、「はぁ、使えないな」という意味。あきれたような怒っているような気持ちの際、よく使われます。元ネタとは関係なく、自分にとって使えないことで不快な気持ちになった際によく使われる単語でしょう。
 

もともとネット上に元ネタの動画が投稿されたのが2012年ごろ。当時は一部のネット民や、動画の閲覧ユーザーの間でしか周知されていませんでした。当時の投稿された動画サイトはニコニコ動画のみでしたが、現在はyoutubeにも転載されているため誰でも閲覧できます。

当時は今ほどネット上で流行っている印象はなかったため、「はーつっかえ」を使用しているユーザーもあまりいませんでした。今では、この単語の意味を知ってか知らずか使用しているユーザーも増えましたね。

 

「はーつっかえ」の意味は分かったとしても、元ネタは何なのかきになりますよね。意味だけではなく、「はーつっかえ」の元ネタを知ることでより理解を深められるでしょう。使い方を知る前に元ネタから理解してみてくださいね。

「はーつっかえ」の元ネタは職場淫乱猥白書というゲイビデオ。発言したのは、クレーマー気質の関西人という役の男性。不動産会社と物件の話をしている間に発言した言葉が、そのまま流行って現在に至ります。

ビデオ内で発言していたセリフは「どうしてくれんの？お前ほんま使えんぁ。はーつっかえ。」この最後の言葉がそのまま流行ったのです。ちなみにこの口論の結末は性行為のため、苦手な方は閲覧しないことをおすすめします。
 

先ほどお伝えした通り、元ネタは職場淫乱猥白書というゲイビデオ。元ネタとして流行ったセリフは関西弁で、この登場人物は通称関西クレーマーと呼ばれ、親しまれています。

あまりにも関西弁が上手いからなのか、関西クレーマーとしてまとめサイトでまとめられているほどの人気があります。数々の名言も生んでいますが、ほとんどが関西弁のため出身も関西なのかもしれませんね。出身地や顔については公表されていません。

数々の名言を生んでいる関西クレーマーですが「はーつっかえ」以外にも、多くのユーザーに認知されている名言があります。とくに「いなりが入ってないやん！」や「やめたらこの仕事」など、普段の生活の中でも使用できそうな言葉が流行っています。

単語のみでは、元ネタが性的なコンテンツとは思いませんよね。だからこそ、多くのユーザーが使用するようになったのかもしれません。
 

意味と元ネタについて理解できたら、次は「はーつっかえ」の使い方について詳しく解説します。使い方を間違えると恥ずかしい思いをするかもしれないので、きちんと理解してから使ってみてくださいね！

思わずぼそっと言いたくなるような「はーつっかえ」ですが、使い方としても、ひとりごととして使うのが有名です。SNS上のつぶやきでも、自分が納得いかなかったことに対して使っている方が多いでしょう。

相手がいる状況で、嫌みのようにひとりごととして呟くイメージで使うのが、「はー、つっかえ」の正しい使い方ですね。

状況に応じて、「はーつっかえ」のため息部分をなくした「つっかえ」のみで使用する方法もあります。もともと「つっかえ」のみでも「使えない」という意味は成立するので、自分の気持ちに応じて使い分けてみてくださいね。

対戦ゲームの相手が弱く、自分の経験値にもならなかった場合にも「はーつっかえ」は使用されています。ほかにも、ソシャゲのガチャでハズレを引いてしまった際や、自分の使用しているキャラが思った通りに動いてくれなかったときにも使われますよ。

「はーつっかえ」はこの言葉のみで使用するだけでなく、ほかの単語と組み合わせて使うのもおすすめです。「やめたらこの仕事」や「うせやろ」などの有名な単語についても詳しく解説していきますよ。

「やめたらこの仕事」とは、元ネタのビデオ内で「はーつっかえ」と同じくだりに登場したセリフ。「はーつっかえ」と「やめたらこの仕事」は同時に使用されることもあれば、この単語だけで使われることもあります。

ブラック企業に勤めている人も多い影響か、仕事関係の愚痴を話す際に、自分に言い聞かせる際使われることが多い傾向です。
 

同じビデオ内に出てくる言葉に「うせやろ」という名言もあります。この言葉は、話の流れで出てくる単語ですが、もともと「嘘やろ」という意味で使われていました。

しかし、滑舌が悪く「うせやろ」と空耳で聞こえていたため、そのまま空耳のセリフが広まったのでしょう。「はーつっかえ」と一緒に使われるセリフとして、さまざまなネット民が使用しています。

同じ作品内で「いなりがはいってないやん」という言葉も名言として有名になりました。すし職人の見習いである青年が注文された出前の寿司をちょっとくらい食べてもバレないと思い、届けるはずの寿司桶からいなりを食べてしまったのがこの言葉の由来。

その後客と口論になり、性行為へ至る前に発されたセリフですが、あまりにも印象が強かったためここまで広まったのでしょう。

「はーつっかえ」という言葉が、まさかアダルトビデオ発祥の言葉とは思いませんでしたね。元ネタを知らずに使っている方も多い言葉ですが、知ってしまうと抵抗感がある方も出てくるのではないでしょうか。

しかし、言葉自体はとても使い勝手がよく、普段の日常生活の中でも違和感なく使える言葉でしょう。使ってみたいと思った方は、使いどころさえ間違えなければ問題ないはずです。

しっかりと言葉の意味や使い方を理解して、生活の中で使ってみてくださいね！