競艇事故の映像集!サメに襲われ死亡って本当?【動画一覧】
競艇は、競馬などと同じように公営競技です。あまり知られていませんが、競艇は死亡事故も起こる危険なスポーツです。今回は、競艇の事故について紹介します。中には、サメによる死亡事故という噂もあるので、サメによる死亡事故の真偽も紹介します。
目次
競艇とは?
皆さん競艇というスポーツをご存知でしょうか?
あまり地上波のTVでは中継がされないので、中々馴染みのない方もいるかもしれません。
競艇とは、競馬などの公営ギャンブルと同じで、、基本的には競馬と同じように順位を予想して楽しむスポーツです。
水面を競技用ボートで疾走し順位を争うスポーツなのですが、危険も伴うスポーツとしても知られています。
競艇乗りはボートレーサーと呼ばれ、トップ選手は1億円以上の年収(賞金)を得ています。
男女問わずプロになることができ、平均年収は1600万円となっており、夢をもってボートレーサーになろうとする若者も多いそうです。
競艇選手は命がけ?死亡事故も起こる
競艇は年収などの金額を見ると、夢のある職業だと思われがちですが、死亡する危険性もあります。
「ボートに乗ってるだけなのに死亡はないよ」と思う方もいるかもしれませんが、競艇は時速80kmで水面を滑走するので、転覆事故などが起こった場合は、そのまま水面に投げ出されてしまいます。
また、ボート同士の接触事故やボートから投げ出された後で、後続のボートにぶつけられたり、踏みつけられることもあります。
さらに、ボートを動かしているスクリューに巻き込まれるということも考えられます。
このように、競艇は、大変危険が伴うスポーツになります。
競艇は過去60年間で30人が死亡する事故が起こってる
説明したように、競艇は死亡の危険を伴う事故が発生するスポーツになります。
実際、2015年時点ですが、過去60年間で30件の死亡事故が起こっているそうです。この数字を多いとみるか、少ないとみるかは意見が分かれるところですが、スポーツで2年に1人死亡するのは多いのではないでしょうか。
下記に競艇の事故動画を載せておきました。映像を見てもらえばわかるのですが、かなり激しい事故です。競艇で死亡者が出るのもうなずける映像になっています。
競艇の事故動画
競艇の事故と言っても様々あります。
ここでは、競艇の事故映像をいくつか紹介したいと思います。一般的な事故映像から、ちょっと珍しい事故映像を紹介していきます。
住之江競艇場の一般的な事故映像(動画あり)
住之江競艇場の事故動画です。
まだ優勝戦前の予選でも激しいレースが展開されていることがわかると思います。
直線で起こった事故映像(動画あり)
競艇の事故はターンの時に起こりやすいのですが、直線でも事故は起こります。
競艇選手はレース中、常に周囲に気を配っていなくてはいけないので、大変ですよね。
救命艇と衝突?ちょっと珍しい自己映像(動画あり)
競艇の事故というと、ボート同士や落水などが一般的です。しかし、競艇の事故には珍しい事故もあります。
ここで紹介するのは、救助艇にぶつかるという珍しい事故です。
あわや死亡事故!ボートから投げ出される選手(動画あり)
競艇事故は基本的に危険ですが、中でも死亡事故に繋がりやすい事故があります。
ここでは、スタート直後のボートがスピードに乗った状態で投げ出される映像を紹介します。
人形のように水面に打ち付けられる選手の姿が映っています。
競艇の危険な転覆動画!状況次第では死亡事故にも…
ここでは競艇の転覆事故を紹介します。映像ではボートが転覆して、選手が落水しただけのように見えますが、実は大変危険な転覆映像です。
後続に引かれていたら、あわや死亡事故になる可能性があった事故映像になります。競艇の選手は本当に危険と隣り合わせなんですね。
GI優勝戦3着の経験を持つ選手でも死亡事故は起こる
2007年に起こった住之江競艇場の死亡事故は多くの競艇ファンが知っていると思います。
当時26歳の坂谷選手が競艇レース中に亡くなってしまいました。2004年に尼崎競艇場で起こった死亡事故から3年間死亡事は起こっていませんでしたが、間隔が空いてから死亡事故ということもあり、競艇ファンには衝撃があったことでしょう。
坂谷選手と言えば、若手ながら競艇レースの最高峰であるGIレースで3着に入選するなど、将来有望な選手でしたが、そんな選手でも死亡事故に巻き込まれる危険があります。
坂谷真史選手
出身:福島県
生年月日:昭和55年3月10日
デビュー競艇場:三国競艇場
女性競艇選手の死亡事故も…
死亡事故も起こる競艇ですが、男性選手だけでなく、女性選手もいます。比率は女性選手の方が圧倒的に低いですが、競艇では、男女混合のレースのほかに、女性のみのレースも開催されています。
そして、競艇は女性の死亡事故も起こっています。
美人競艇選手として競艇のイメージアップに多大な影響を与えていた木村厚子選手ですが、2003年の競艇事故が原因で亡くなっています。
木村厚子選手は競艇界のアイドル的存在でもあったため、悲しんだファンは多かったのではないでしょうか。木村厚子選手の事故は、後続のボートに乗り上げられた後に落水したという事故でした。
やはり後続のボートが絡む事故は危険なようです。
また、木村厚子選手は同じ競艇選手と結婚していました。木村厚子選手が事故にあった時の旦那様の気持ちは計り知れないです。
木村厚子選手のご冥福をお祈りします。
木村厚子選手
出身:埼玉県
生年月日:1985年5月23日
デビュー競艇場:戸田競艇場
木村厚子選手の成績
木村厚子選手は女性選手の中でもトップ選手です。そんな木村厚子選手の生涯成績を紹介します。
・走回数:2028回
・優勝回数:1回
・1着回数:254回
・優出回数:28回
・勝率:5.15
・獲得賞金:158,046,932円
女性選手でここまで活躍するのは中々難しいです。
木村厚子選手の凄さがわかると思います。
競艇は訓練生でも死亡事故が起こる
ボートレーサー養成所
水城佑理さんが事故死したのはボートレーサー養成所です。
訓練生の事故には注意しているはずの養成所ですら、死亡事故は起こるんですね。
競艇の死亡事故は選手だけでなく、訓練生でも起こっています。当時訓練生であった水城佑理さんも亡くなっています。
水城佑理さんは訓練中にボートの玉突き事故によって亡くなっています。水城佑理さんは、まだ19歳という若さで亡くなってしまったので、遺族の悲しみも大きかったことでしょう。
また、水城佑理さんの死亡事故は、公営競技の訓練段階で起こった初めての死亡事故ということもあり、当時は大きく取り上げられたそうです。
水城佑理さんのご冥福をお祈りします。
水城佑理さんの事故死報道映像
水城佑理さんの事故死はニュースにもなりました。
本来あってはならない事故ということもあり、大きく取り上げられたそうです。
競艇の死亡事故の中にはサメに襲われて死亡したのもあるって本当?
こんなサメにレース中に襲われたら嫌ですよね。
実際にレース中にサメが出没することはあるのでしょうか?
もしも本当にサメが出たら、大事になりそうですが…
競艇でサメに襲われることはあるのでしょうか?
競艇事故について紹介してきましたが、ネットなどでは競艇レース中にサメに襲われて死亡した事故もあるという噂があります。
競艇は自然の地形をそのまま活用している競艇場もあるので、サメに襲われる事故もありそうですよね。
ということで、ここでは、競艇場の作りなどを紹介して、実際サメがいる可能性があるのかを紹介していきます。
ちなみに、競艇場には、海や湖などの自然の地形を利用した場所と人工で作られた競艇場があります。
海や湖などの自然を利用した競艇場
競艇場には海や湖などの自然をそのままコースとして利用している場所が多くあります。
当然、競艇レースを行うために、囲いを作って、外部からサメなどの危険な生物が侵入できないようになっています。
自然の地形を利用しているので、波や潮の満ち引きなどが影響することが多くなります。
平和島競艇場
平和島競艇場は運河を利用しています。
そのため、潮の満ち引きに影響を受けてしまいます。
びわこ競艇場
びわこ競艇場は湖をそのまま利用した競艇場になります。
観光船などが通過した際に生じる波もレースに影響を与えます。
人工的に作られた競艇場
自然の地形を利用した競艇場ではなく、人工的に海面を作っている競艇場もあります。
波や潮の満ち引きなどの影響がなく、人工的に作られた競艇場はプールと呼ばれることがあります。
自然界の影響を受けない代わりに、レース中に起きた波の影響が大きく、レース会場も割と狭い(自然を利用している競艇場に比べて)場所が多くなります。
下記に紹介している住之江競艇場と尼崎競艇場では過去に死亡事故が起こっています。
住之江競艇場
人工的に作られた競艇場として有名な住之江競艇場です。
住之江競艇場では消波装置を使用しているので、波は少ないように思われますが、作り的に波が消えにくいそうです。
その影響も事故が起こるのに関係しているかもしれませんね。
尼崎競艇場
尼崎競艇場は通称、尼崎センタープールと呼ばれる競艇場です。
また、尼崎競艇場の通称からもわかるように、波が穏やかです。尼崎競艇場の特徴として、カマシという内側のボートの外を回って抜く戦法が有利と言われているので、衝突事故が起きやすいのかもしれません。
サメによる死亡事故はウソ!
結論を述べると、サメに襲われた死亡事故というのは、全くのデマです。単純に考えればわかるのですが、競艇で使用しているボートはエンジンを積んでいますので、もの凄い音がします。
そんな環境にサメが好んで近づいてくる訳がありません。
また、上記で紹介したように、競艇場は外部から侵入できないような作りになっていますので、サメが侵入してくるということもあり得ません。
さらに、人工的に作られた住之江競艇場や尼崎競艇場などでは、サメを連れてこない限り絶対にありえません。
実際、過去にサメに襲われたとか、サメによる死亡事故などというデータはありません。
まとめ
競艇選手は男性、女性関係なく死の危険と隣り合わせで戦っています。
今回紹介した動画でもわかるように、事故を起こしていまえば、死亡事故までいかなくても、重傷になる可能性は大変高いです。
また、人工的に作られた住之江競艇場や尼崎競艇場では水面の影響が少ないにも関わらず事故が起きているというのは、競艇の激しさが見て取れるのではないでしょうか。
一部ネットなどでは、サメに襲われて死亡したというデマもありますが、そんな事例はありませんので、勘違いしないでくださいね。