おちょんちょんの意味と使い方・かゆいときの原因と対処法

「おちょちょん」と言う言葉をきいたことはあるでしょうか。日本には各地域に様々な言葉(方言)があります。小さな子に対して「おちょんちょん痛くなるよ。」と、使っているお母さんを見たことがある人もいると思います。つまり「おちょんちょん」とは女性器を指します。

おちょんちょんの意味と使い方・かゆいときの原因と対処法のイメージ

目次

  1. 1おちょんちょんってどういう意味?
  2. 2おちょんちょんの由来は?
  3. 3おちょんちょんは方言?
  4. 4おちょんちょんが痒い時の原因と対処法
  5. 5おちょんちょんの正しい洗い方
  6. 6おちょんちょんの大切さを伝えよう

おちょんちょんってどういう意味?

おちょんちょんという言葉を、一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし多くの方は、聞いたことはあるけど、正しい意味が分からない。どういう時に使う言葉なのか知らない。と思われているのではないでしょうか。

おちょんちょんとはつまり、女性の大事な部分。女性器のことです。

女性器について子供に話すときや、友人同士などでその話題に触れるときに用いられることが多いみたいです。確かに、直接的な表現よりも柔らかく、どこか可愛らしい響きに聞こえる「おちょんちょん」という言葉。

今回は、そんなおちょんちょんの語源や使い方、さらにおちょんちょんのトラブル対処法についてもお話しします。

おちょんちょんの由来は?

おちょんちょんという言葉の由来は諸説あります。昔は男の子と女の子の性器を同一に見る風習があり、「女の子のおちんちん」という言い方から変化して「おちょんちょん」になったという説。またはもともと別の意味で使われていた各地の方言が、女性器を表す隠語になったという説。

真相は定かでありませんが、おちょんちょんが日本各地で女性器を示す言葉として古くから使われていたことは事実です。

おちょんちょんは方言?

「ちょんちょん」という方言は、日本各地に存在します。静岡県では損得がなくイーブンであることをちょんちょんと言い、愛知県ではゴム跳びのことをちょんちょんと呼ぶそうです。

では、女性器を指すおちょんちょんは、どこの方言なのでしょうか。

北海道の方言

北海道の方言にも、ちょんちょんという言葉が存在します。相手と収支が同一であるといった、とんとんと同じ用途で使われる言葉です。

しかし、頭に「お」が付くことで、全く違った意味の言葉に変化します。それが、女性器を表すおちょんちょんです。といっても、前述したちょんちょんとは由来が異なります。

ちょんちょんは日本語のとんとんが変化した方言で、おちょんちょんはアイヌ語で女性器を表すチョルボッケが変化した方言だとも言われています。

新潟の方言

新潟の元々の方言では、ちょんちょんは男の子の性器を指します。子供に対して「ちょんちょんをしまいなさい」などと指摘する際に使ったそうです。

今では男女の区別なく子供の陰部をおちょんちょんと呼ぶようになっています。また、陰部だけでなく卑猥なことや放送禁止用語のこともおちょんちょんと表すことがあり、その使い方は多様化しています。

おちょんちょんが痒い時の原因と対処法

おちょんちょんが、現在では女性器を表す言葉として浸透し始めているということが分かりました。では、そんなおちょんちょんにまつわるトラブルの話をしましょう。

いわゆる女性のデリケートゾーンですから、日々の問題はつきもの。特に困るのが、原因不明の痒み。人前でボリボリかくわけにもいかず、歯がゆい思いをしたことのある方は多いでしょう。

考えられる原因と対処法をいくつかご紹介しますので、自分に心当たりがないか、確かめながら読んでみてください。

不衛生による痒み


毎日はお風呂に入らない、という生活スタイルの方もいらっしゃるでしょう。それでも、下着は毎日取り替える必要があります。同じ下着を連続で使用してしまうと、雑菌が繁殖し、痒みやかぶれの原因になります。

さらに望ましいのは、陰部だけでも毎日お風呂で洗い流すことです。面倒なら、シャワーでさっと洗うだけでも効果があります。

おちょんちょんは女性にとって、とても大切で敏感な部分です。できるだけ清潔に保ちましょう。
 

洗いすぎによる痒み


逆に、おちょんちょんを清潔にしようとするあまり、痒みを引き起こしてしまう場合があります。

女性の陰部はとても繊細でデリケートです。もちろん、強い力で擦るように洗ってはいけません。あまりに強い力をかけると、陰部やその周りが赤くなったりかぶれたりして、痒みの原因になってしまいます。

それから、使用する石鹸にも要注意です。おちょんちょんを洗うとき、どんな石鹸を使っていますか?実は、合成石鹸を使用すると痒みの原因になることがあります。オーガニックの石鹸や、デリケートゾーン専用の石鹸を使用することが望ましいでしょう。
 

締め付けによる痒み

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おちょんちょんは、体の部位の中でも非常に摩擦に弱い部分です。ストッキングや細身のパンツによる締め付けが長時間続くと、陰部が擦れ、痒みを感じてしまいます。締め付けの強い衣服を身につける場合は、着用時間ができるだけ短かくなるよう、工夫しましょう。
 

生理中の痒み


女性にとって避けては通れない関門、生理中のおちょんちょんの痒み。毎度痒みに苦しむ人も、多いのではないでしょうか。

生理中は、デリケートが普段よりも一層敏感になっています。さらに経血とナプキンによる蒸れと締め付けで、痒みを引き起こしてしまいます。

対処方法は、ナプキンではなくタンポンを使うことをお勧めします。蒸れや摩擦を軽減することができるので、効果的です。タンポンは使い慣れないという方は、ナプキンを小まめに交換して、陰部をできるだけ清潔に保つようにしてください。湿ったナプキンは雑菌も繁殖しやすいので気をつけましょう。
 

感染症による痒み

おちょんちょんのトラブルで、最も怖いのは感染症です。蒸れや擦れが原因の痒みであれば、市販の軟膏などを利用して治療することもできます。しかし感染症であれば、市販の薬を使うと症状が悪化する場合もあります。

では、感染症の症状にはどんな特徴があり、どのような原因で発症してしまうのか、代表的なものをご紹介します。もしも心当たりがあれば、迷わず婦人科か産婦人科を受診してみましょう。

毛ジラミ


毛ジラミは、吸血性の昆虫が寄生することによって発症します。セックスだけでなく、タオルやシーツを共有することによって感染することもあります。湿疹などの症状はありませんが、陰部の強い痒みが続くことが特徴です。
 

性器カンジタ病


カビの一種が原因の感染症です。このカビは元々体の中に持っていることもある菌で、体調不良や妊娠で免疫力が下がっている時に発症する場合があります。また、セックス以外にも温泉などで感染する可能性があります。症状の特徴は、ヨーグルト状のおりものの増加や痒みがあげられます。
 

白癬症


こちらもカビの一種が原因の感染症です。20代までの若い男性に発症しやすく、セックス以外に感染者の古い角質に触れることで感染する場合があります。性器から太ももにかけて、放射状に湿疹が出ることが特徴です。
 

膣トリコモナス症


トリコモナス原虫による感染症です。セックスだけでなく、タオルやシーツ、毛布の共有で感染するおそれがあります。強い痒みが特徴で、次第にヒリヒリとした陰部の痛みを感じることもあります。また、おりものの変色や悪臭といった変化もみられます。
 

性器クラミジア


クラミジア・トラコマティスという細菌による感染症です。日本で最も多い感染症とも言われていますが、ほとんど自覚症状が無いのが特徴です。女性に感染すると子宮頚管炎などを引き起こし、不妊の原因にもなり得ます。おりものの増加、妊娠しにくいといった症状があります。
 

性器ヘルペス


主にセックスによって、ヘルペスウイルスが性器に感染して起こる感染症です。一度感染してしまうと、神経の中にとどまり、免疫力が低下したタイミングなどで再発します。初発の場合は強い痛みや水疱、ただれが発生、発熱や頭痛を伴うこともあります。再発の場合、初発よりも比較的症状は軽く、違和感と痒みを感じる程度です。
 

おちょんちょんの正しい洗い方


おちょんちょんは間違った洗い方をしてしまうと、雑菌が繁殖するなどして炎症やかゆみ、臭いの原因になってしまいます。正しい洗い方を身につけ、おちょんちょんを美しく健康に保ちましょう。
 

まずは自分のおちょんちょんを理解する


自分の陰部を、しっかりと観察したことはありますか。おちょんちょんは人によって形も大きさもいろいろです。自分のおちょんちょんはどんな形をして、どんな構造になっているのか。どこに汚れが溜まりやすいのか。鏡を使うなどして、一度確認してみましょう。
 

優しく丁寧に洗う


女性の陰部周辺は皮膚が薄く、とてもデリケートです。石鹸などを直接塗り付けるのではなく、一旦手やネットで泡立てたものを使いましょう。女性器は体のほかの部位と違って構造がとても複雑なので、泡でなぞるだけでは汚れが落ちません。ソフトタッチを心掛けながらも、指の腹を使ってしっかりと恥垢を落としてください。

洗う順番は、外側の大陰唇から陰核、小陰唇へと内側に向かって洗っていきます。肛門周りは菌が多いので、一番最後に洗いましょう。
 

洗ってはいけない部分


おちょんちょんを清潔に保つことは大切ですが、膣の中まで洗ってはいけません。膣内は善玉菌によって弱酸性に保たれ、細菌やウイルスから膣を守っています。なので、膣内を洗ってしまうと善玉菌の働きが弱まってしまい、かえって菌が繁殖し、かゆみの原因になってしまいます。陰部を洗う際は、膣内にまで泡や指を入れてしまわないように気を付けましょう。
 

しっかり洗い流す


洗浄した後の石鹸が陰部に残っていると、かゆみや炎症の原因になります。手で優しくこすりながら、細部までしっかり洗い流しましょう。水温が高すぎたり、シャワーを直接当ててしまうと刺激になります。37度くらいのぬるま湯で、優しく洗い流してください。
 

子供のおちょんちょんケア


子供のおちょんちょんは、大人よりもさらにデリケートです。さらに、尿のふき取り不足によるかゆみが発生しやすくもあります。排尿後には優しく丁寧にふき取ること、お風呂での正しい洗い方をしっかり教えておきましょう。正しくケアができているか、下着は毎日交換できているか、小まめに確認してあげてください。
 

おちょんちょんの大切さを伝えよう

もともとは地方の方言として使われてきた、おちょんちょんという言葉。今ではその意味や用途が、全国に広まりつつあります。女性器を直接的でなくオブラートに包んだこの言葉は、友だち同士や子供に対しても使いやすく感じます。

おちょんちょんという言葉を使えば、今までは相談しにくかった性の悩み、教えづらかった性の話も、伝えやすくなるのではないでしょうか。

おちょんちょんは女性にとって、あらゆる場面で一生を左右する大切な器官です。正しいケアや知識を身につけ、自分や友達、子供のおちょんちょんを守ってあげましょう。

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