世界地図の覚え方のコツとは?歌や語呂合わせで楽しく覚えよう!
地理の授業で必要とされる世界地図の覚え方ですが、簡単に覚える方法があれば知りたいですよね。これから世界地図を覚えたい方たちにおすすめの語呂合わせや歌、アプリなどを使った覚え方をまとめました。おすすめのグッズや覚え方のコツなども紹介しますのでご覧ください。
目次
世界地図を簡単に覚えたい!
学校で地理を習い始めると世界の地形や国名、国旗などを覚えなければいけませんよね。でもただ覚えるのはとても大変です。興味を持って覚えられるような簡単な覚え方があれば実践したいところですが、この記事ではそんな方におすすめの語呂合わせや歌で覚えられる方法を紹介します。最近ではアプリを活用した覚え方やグッズを使って地理を覚える方法などもあるので、地理の授業で役立てたり子供に地理を教えるときの参考にしてみてください。
世界地図を覚える3つのメリット!
世界地図を覚えると地理の授業で役立つメリットが3つあります。ここではそんなメリットについて解説しますのでぜひご覧ください。
①世界情勢がわかる
世界地図を覚えることで世界の情勢を知ることができます。国と国同士に何があったのか、戦争がなぜ起きているのかなどに目を向け知ることができるのです。また世界から見た日本などを客観的に見ることができ、世界の情報に自分から興味を持つことができるのです。地理だけでなく今現在世界で起きているニュースなどを見ても理解しやすくなり、興味を持って知ることができます。
②地理以外の学習に活かせる
世界地図を覚えるということは世界の国々の成り立ちを知るきっかけになります。すると地理だけでなく世界史などの歴史にも興味がわくのです。また世界には様々な言語があり、授業で習う英語などもその1つです。歴史や地理だけでなく言葉の成り立ちなどに興味をもつことにも役立ちます。
③旅行がより楽しくなる
旅行に行くときにも世界地図を覚えていると役立ちます。さらに旅行先の地形や地名だけでなく特産物や気候などにも興味を持って調べてみようというきっかけにもなります。逆に世界の国名や特徴を知ることで、その国へ行ってみたいという興味がわくことにもつながるでしょう。世界地図を覚えることでその国の言語を覚えるきっかけになるなど、幅広く知識を活用することができるのがメリットです。
世界地図を簡単に覚える3つのコツ!
簡単に世界地図を覚えるコツがあれば利用したいですよね。世界地図を簡単に覚えるためのコツについて3つを紹介しますので、覚えるときや教えるときの参考にしてください。
①世界に興味を持つ
まず1つ目のコツとして世界に興味を持ちましょう。地球儀などのグッズを使って世界の形を目で見ることで興味がわきますので、知りたいという意欲に変わります。国の形から入ってもいいですし、日本に近い国から調べてみてもいいでしょう。自分で知りたい、覚えたいと感じることが大切です。まずは世界はどんな国々でできているのかを目で見てみましょう。
②楽しく覚える
ただ暗記しても文字の羅列を脳に叩き込むだけになってしまいます。簡単に覚えるためのコツとして楽しみながら覚えるようにしましょう。歌にしたりゲーム感覚でアプリで覚えるのもおすすめです。誰かと一緒に世界の国名で歌を作ったり語呂合わせを作るのも楽しめます。自分で工夫して楽しみながら覚えることでただ見て覚えるよりも簡単に覚えることができるでしょう。
③反復練習をしながら覚える
反復練習とは繰り返し何度も復習して覚えることをいいます。世界地図を覚えるための簡単なコツとして何度も反復して覚えるようにしましょう。繰り返し同じ問題を解いたり読むことで自然と頭に入ってきます。特に地理は覚えることがたくさんあるため、繰り返すことが大切です。声に出しながらでもいいので覚えるまで何度でもやりましょう。
世界地図の覚え方①白地図で覚える
白地図を使って世界地図を覚えるのもいい方法です。ここでは白地図を使った簡単な覚え方や勉強のコツなどを紹介するので地理の学習にぜひ役立ててくださいね。
STEP①白地図を準備する
まず白地図を用意しましょう。精密なものを購入してもいいですし、簡単に自分で大まかな白地図を書いてもいいです。小さいお子さんに教える場合は大人と一緒に書くといいでしょう。自分で書くのは大変ですが、見本を見ながら書くことで全体的な世界の地理を頭に入れることができます。また世界地図全部でなくても、ヨーロッパだけやアフリカだけなど一部の地域の白地図を書いてみるのもおすすめです。
STEP②白地図に数字を入れる
白地図のそれぞれの国の場所に1から40までの数字を入れましょう。数字を入れることで問題を出題する用意ができます。そのためご家族や友達にやってもらってもいいですし、自分でやっても問題ありません。自分以外の誰かに書いてもらうことで予想外の国名を調べることになり覚えやすくなることもあるのでおすすめです。また自分で白地図に書く場合はランダムに数字を入れるようにしましょう。小さいお子さんの場合は数字の数を減らして1~10ほどにし、さらに分かりやすい国を選んであげると覚えやすくなります。
STEP③数字に当てはまる国名を書く
数字にあてはまる国名を白地図に記入することで問題を解くことができます。資料などを見ずに記入することがコツです。先に調べながら回答を記入してしまうと覚えづらくなってしまいますので、まずはわかる範囲で自分で記入をしわからないところは飛ばしながら1から40まですべて埋めましょう。すべて記入したら空欄のところを調べて記入すると覚えやすくなります。小さいお子さんの場合は大人がヒントを出しながら一緒に考えましょう。
STEP④答え合わせをする
すべて記入し終わったら答え合わせをしましょう。資料を見ながら自分が書いた国名が正解しているのか確認します。間違っているところがあったら反復練習で繰り返し覚えましょう。白地図を何枚も用意して繰り返し同じ問題を解くのも世界地図を覚えるコツです。また反復するだけではなく1枚目と2枚目を違う国で出題したり、問題を出す地域を変更するなど工夫するとさらに多くの国名を楽しみながら覚えることができます。
世界地図の覚え方②歌で覚える
歌で世界地図を覚える方法を紹介します。最近ではYouTubeなどでも歌で覚える世界の国名などがたくさん出ています。その中でもおすすめの歌を紹介しますので、参考にして活用してみてください。
①ボカロで覚える世界地図
ボカロで覚える世界の国名覚え歌は世界の地域ごとに作られています。そのため、アフリカ編・アジア編・ヨーロッパ編・アメリカ編などがあるのです。学校の地理の授業などですぐに覚えなければいけない場合は対象の地域の歌を選んで使ってみると効果が出るでしょう。また小さいうちから家庭内で音楽として流すことで、子供の耳にも歌として残り国名を覚えることができます。特に小さいうちは記憶力も高いので楽しみながら国名を覚えられるでしょう。
②ラップで覚える世界地図
ラップで覚える世界地図はノリもよくラップのリズムで覚えることができるので頭に国の名前が刻まれやすくなります。主要国と首都名を一緒に覚えることができるラップや、ヨーロッパやアフリカ・オセアニア・アフリカなどに分けて覚える歌もあるので、覚えたい地域や子供に覚えさせたい地域を選び繰り返し聞くと覚えやすくなります。
③替え歌で覚える世界地図
替え歌で世界の国名を覚える動画もおすすめです。有名な曲で作られているので簡単に覚えることができます。また、自分で替え歌を作って覚えるのもいい方法です。コツはノリがよく誰もが知っている歌で作るといいでしょう。自分で作ることでより深く記憶に残すことが可能ですし、他の地域を覚えるときにも役立ちます。
世界地図の覚え方③語呂合わせで覚える
語呂合わせは地理だけでなく他の教科でも活用できる勉強方法です。しかし国名になるととても膨大になるので、ここでは各地域に分けた語呂合わせを紹介します。首都と国名を合わせた語呂合わせを紹介するので勉強の参考にして、自分で語呂合わせを作るときにもぜひ活用してください。
語呂合わせ①ヨーロッパ
ヨーロッパ各国とそれぞれの首都を合わせた語呂合わせを紹介します。例えばアイスランドの首都はレイキャビクなのでアイスを冷却と覚えます。他にもイタリアはローマが首都なのでイタリアのローマ字などです。ヨーロッパは聞き覚えのある地名が多いので全体的に語呂合わせもしやすく覚えやすい国が多くなります。しかし細かな国もたくさん集まっている地域なのでヨーロッパ各国を全て覚えるのは至難の業です。そのため語呂合わせを考えるときはヨーロッパの地名を使うといいでしょう。
語呂合わせ②アメリカ・オセアニア
オセアニアの語呂合わせは、国の数はそれほど多くありません。オーストラリアやニュージーランドなどは比較的覚えやすく簡単です。ただオセアニアにはソロモン諸島やミクロネシアなど様々な国があるので細かな島々を覚えるのが大変です。それぞれの島の特徴や特産品などを絡めた語呂合わせにするとさらにいいでしょう。
語呂合わせ③南アメリカ
南アメリカの語呂合わせは国の数がヨーロッパほど多くないのですぐに作ることができます。アルゼンチンやコロンビア、ブラジルやチリなど聞いたことがある国が多いので頭にも入りやすくなるのです。12カ国ほどがメインの国になるので語呂合わせを作るのも早く、楽しんで作ることができるでしょう。
語呂合わせ④北アメリカ
北アメリカはアメリカ合衆国がある地域ですが、南アメリカと違って国の数が豊富です。ドミニカ共和国やキューバの周辺に細かな国が固まっているため覚える箇所が増えてしまいます。そのためヨーロッパほど多くはありませんが、かなりの数の語呂合わせを作らなければいけません。しかしメキシコやバハマなど聞き覚えのある国も多いので比較的覚えやすくなります。
語呂合わせ⑤アフリカ
アフリカは有名な国もありますが、細かな国が多いため覚えるのが困難です。エジプトやケニア、ガーナやモロッコなどは割とよく聞く国名ですが他の各国は紛争があったりしたため細かく分裂しているのです。そのため首都と合わせて語呂合わせを作るとヨーロッパよりもかなり多くなり、覚えるのが大変です。しかし初めて聞く国で語呂合わせを作るのはやりがいもあるので楽しみながら覚えることができるでしょう。
語呂合わせ⑥アジア
アジアは日本からも近い地域のため覚えやすい国も多くなるでしょう。範囲はヨーロッパよりも広いため国の数は多くなりますが、時事ニュースなどで耳に馴染んでいる国名も多いため、それほど難易度は高くありません。日本からの距離は遠いですが東南アジアや中東などもアジアに含まれるので、ニュースでしかあまり聞くことがない国なども見つけることができるでしょう。
世界地図の覚え方④教材で覚える
学校で配布される教材以外にもおすすめのグッズがあります。興味を引き出して世界について学ぶことができるので、子供も楽しく世界について覚えることができます。おすすめグッズを活用して早いうちから世界に興味を持たせましょう。また小さいうちから活用することで、地理の授業が始まってからも使うことができさらに学習を深めることが可能です。
おすすめグッズ①くもんの世界地図パズル
くもんの世界地図パズルは小さい子供でも世界地図に興味を持って覚えることができるグッズです。手で触って国の形を覚えることができるので目で見るだけでなく触って学習することが可能なのです。ただしヨーロッパ地域は小さい国も多いため、国同士が一緒にくっついている場合があります。そのため目で見て2つや4つの国を覚えるなどもありますが、カラフルで目に優しいグッズなのでいくつになっても楽しみながら地理を覚えることが可能です。
おすすめグッズ②辞書びきえほん 世界地図
こちらのグッズは地名しりとりや国名しりとりをするときにとても便利なグッズです。アジアにある国やヨーロッパにある国などにしぼってお題を出すことで自然と世界の国名が頭に入るのです。しかし子供は全てを覚えているわけではないので、こちらのグッズを使って辞書を引きながら探すことで覚えられます。辞書なのであいうえお順になっており、小さいうちから国名に興味を持たせるには最適な本です。小学生から中学生になっても活用できるのでおすすめです。
おすすめグッズ③小学中学年 学習世界地図
小学生でも興味を持って世界の国と首都が学べる地図がこちらのグッズです。このグッズはお風呂の壁にも貼り付けることができますし、世界遺産や観光スポットなども書いてあるので楽しく覚えることが可能です。小さいお子さんでもカラフルで楽しみながら覚えることができるのでおすすめのグッズになります。毎日お風呂で見ることで好きな国や国旗に興味を持つことができます。また大きくなってからもさらに違った視点で楽しみながら学習することができるグッズです。
世界地図の覚え方⑤アプリで覚える
アプリで覚えるおすすめの方法もあります。ゲーム性もあり楽しく覚えることができるのでアプリを活用して勉強をすすめましょう。グッズを使うのもいいですが最近のアプリはカラフルで楽しいものが多いので参考にしてみてください。
おすすめアプリ①あそんでまなべる世界地図パズル
あそんでまなべる世界地図パズルはジグソーパズルのように世界地図を覚えることができるアプリです。そのため小さいお子さんでもパズル感覚で地理を学ぶことができます。主要20カ国をランダムにパズルにして遊べることができるので多くの国に触れることができ、偏って覚えることがありません。またパズル形式なので小学生でも楽しめますし、中学生になってからも地理のテストや受験対策に役立つのでおすすめのアプリです。
おすすめアプリ②世界の国旗と国名を覚えるアプリ
世界の国旗と国名を覚えるアプリは、文字通り世界の地図を使って国名と国旗を覚えることができるアプリです。ヨーロッパやアジア、オセアニアやアフリカなど各地域に分けて問題を解くことができます。国旗と首都と国名がセットになって回答に現れるので覚えやすいですし、間違えても正解が国名と首都で表示されるので楽しんで学習することができます。何度でも問題にチャレンジできますし、そのたびに違う順番で問題が出されるので反復練習にも最適なアプリです。
おすすめアプリ③世界地図アトラス
世界地図アトラスは世界の国々がどこにあり、どのような資本でどんな国の情勢なのかを知ることができるアプリです。国旗や首都なども表示されますし、ニュースでどの国か気になったらすぐに確認することができます。平均余命や死亡率、性別比や人口だけでなく空港や道路・水路・鉄道なども調べることができるアプリです。
地理を学びながら国の詳細が知りたくなったら活用することでより深く学ぶことができます。こちらは内容が小学生高学年から中学生向けのアプリですが、小さいうちから見ることで様々な知識を身につけるきっかけにもなります。
興味を持って世界地図を楽しく覚えよう!
世界地図に関する様々なグッズやアプリを紹介しましたが、大切なのは興味を持って取り組むことです。言葉の羅列で記憶してもあまり身に付きません。そのためどんなことを知りたいのか、意欲を高めて取り組みましょう。世界を知ることで幅広い知識を習得することができるのでぜひ参考にして試してみてくださいね。