オリジナルの消しゴムカバーを手作りしよう！簡単な作り方も解説！

プラスチック消しゴムには必ずといって良いほどカバーが付いていますが、皆さんは消しゴムカバーの役割が何であるのかご存知ですか？もしかしたら消しゴムカバーはメーカー名を知らせるだけの役割だと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしプラスチック消しゴムのカバーは、実は重要な役割を持っています。そこで消しゴムカバーの役割を2つ紹介いたします。

プラスチック消しゴムをそのまま筆箱の中にいれておくと、あっという間に汚くなってしまいますよね。またカバーを付けていないプラスチック消しゴムの側面は欠けやすくなっているので、すぐにボロボロになってしまいます。そんな時プラスチック消しゴムにカバーを付けておけば、汚れが付きにくくボロボロになるのを防ぐことが出来ます。このように消しゴムカバーはプラスチック消しゴムをキレイに保つ役割になるので、最後までしっかりカバーを付けておきましょう。

プラスチック消しゴムはポリ塩化ビニルと可塑剤で出来ています。しかしこの可塑剤が含まれていることによって、プラスチック消しゴムは他のプラスチック製品とくっつきやすくなっているのです。そのためプラスチック消しゴムの紙製のカバーはプラスチック消しゴムが他のプラスチック製品とくっつかない役割になっています。

消しゴムカバーの役割が分かったところで、次は消しゴムカバーの特徴を紹介いたします。ほとんどの人は消しゴムカバーに特徴なんてないと思っていることでしょう。しかし消しゴムカバーをよく見るとある特徴に気が付きませんか？

実は消しゴムカバーの角には「Uカット」と呼ばれる「U」型の切れ込みがあります。もしUカットがないと消しゴムカバーの角が消しゴムに食い込み、消しゴムがそこから切れやすくなってしまうのです。そこでカバーの角をUカットにすると角にかかる力が分散され、カバーが消しゴムに食い込みにくくなります。つまりUカットは消しゴムカバーの大事な特徴ということになりますね。

それではここからはオリジナルの消しゴムカバーの作り方を紹介していきます。まずはじめに紹介する消しゴムカバーの作り方はマスキングテープを使った簡単な方法です。パソコンやスマホを使わず、簡単に用意出来る物だけで作るので是非作ってみてくださいね。

マスキングテープと紙を用意しましょう。用意する紙は普通の紙でも大丈夫です。ただ市販の消しゴムに付いているようなしっかりしたカバーを作りたい人は厚めの紙を用意してくださいね。後はノリ・セロハンテープ・ハサミ・定規・鉛筆などを用意しておきましょう。

1. 消しゴムカバーのように消しゴムの周りをグルリと巻けるサイズに紙を切ります。この時、紙を貼り合わせるためのノリシロを付けるのを忘れないようにしてくださいね。
2. 紙を切ったらノリシロ以外のところにマスキングテープを貼って装飾しましょう。また紙からはみ出たマスキングテープは切り落とすのではなく、紙の裏側へ折り込んでください。この方が出来上がりがキレイで、しかも丈夫です。
3. カバーを消しゴムに巻き付けてノリで接着しましょう。最後にUカットを入れたら完成です。尚Uカットは消しゴムに巻き付ける前に入れてもかまいません。

次に紹介するのはパソコンを使った消しゴムカバーの作り方です。パソコンを使うと様々なデザインの消しゴムカバーを作ることが出来ますが、今回はMONO消しゴムのカバーをオリジナルデザインにカスタマイズする方法を紹介いたします。パソコンで簡単に作れるので早速作ってみましょう。

パソコンでMONO消しゴム風のオリジナルカバーを作るには、消しゴムの原画が必要です。しかしMONO消しゴムの原画を上手く探せない人もいらっしゃいますよね。そこでおすすめしたいのが消しゴムケースを作成出来るwebサービスで、このサービスを使えば簡単にMONO消しゴム風のオリジナルカバーを作ることが出来ます。

このサービスを使って消しゴムカバーを作るにはインターネット環境・パソコン・プリンター・L版の写真用紙・太めの透明テープ・ノリなどを用意しておく必要があります。100均で売っている物もあるので買い揃えておきましょう。

1. 消しゴムカバーを作成出来るwebサービスにアクセスします。尚、消しゴムカバーのデザインはこのwebサイトで行うのでネットに繋がる環境で行ってくださいね。
2. 「作成！！」からカバーのデザインを作成したら、「作成」ボタンをクリックしてデザインをダウンロードしましょう。
3. ダウンロードしたファイルをプリンターで印刷しますが、「ふちなし印刷」の設定にはしないでください。
4. 印刷した紙に太めの透明テープを貼ります。
5. キレイにカットし、消しゴムに巻き付けてノリでとめれば完成です。ちなみにノリテープを使うと仕上がりがキレイになります。

スマホでもパソコンで作るMONO消しゴムようなカバーを簡単に作ることが出来ます。しかしスマホの機種によって、インストールされているアプリは違いますよね。そこで「PicsArt」と「LINE Camera」という無料スマホアプリを使った作り方を紹介いたします。

スマホで作る際にもMONO消しゴムの原画を用意する必要があります。MONO消しゴムの原画は「消しゴムカバー」とネット検索をすればたくさん見つかるので探して見てくださいね。ちなみにPE-01Aは小・PE-03Aは中・PE-07Aは大サイズのMONO消しゴムになっていますが、小サイズのMONO消しゴムの原画が見つかりやすいのでおすすめです。MONO消しゴムの原画以外では、L版の写真用紙・太めの透明テープ・ノリなどを用意しておきましょうね。

【下準備】

1. MONO消しゴムの原画をネットで用意しておきます。
2. 「PicsArt」をスマホにダウンロードしましょう。
3. 文字を入力したい人は「LINE Camera」もダウンロードしておくと便利です。

1. PicsArtに画像を取り込む：それではPicsArtでMONO消しゴムの原画をカスタマイズしていきます。PicsArtを起動したら「＋」をタップします。そうするとスマホの画像一覧が表示されるので用意したMONO消しゴムの原画を選択してアプリに取り込みましょう。
2. 色の変更：画面下部の中央の「エフェクト」をタップすると下部の表示がエフェクトの選択にかわるので1番右にある「カラー」選択してください。「色の置き換え」という項目を選択すると、画面に大きな「〇」が現れます。色を変えたい所へ〇をスライドさせてから指を離すと色彩変更画面になるので好みに色にしてくださいね。
3. ステッカーを貼る：「ステッカー」からアプリに取り込んだステッカーを貼ることが出来ます。ちなみに無料のステッカーもあるので探してみてくださいね。
4. 透過画像を貼る：透過画像とは背景のない画像のことです。ネット検索で無料で手に入れたり、自分で作ることも出来ます。透過画像を貼るには「ペイント」→「アルバム」→「写真」の順番でタップすると自分の持っている画像を選択することが出来ます。バランスが良くなるように画像のサイズ・場所を変更しましょう。

【LINE Cameraで文字を入力する】
文字を入れるPicsArtでも文字の入力は可能です。しかし「LINE Camera」の方がフォントの種類が豊富に用意されています。そこで「LINE Camera」の文字の入れ方を説明しますね。

1. 「LINE Camera」を起動します。
2. 「アルバム」からMONO消しゴムの原画を取り込みましょう。
3. 「編集」→「T」（テキスト）の順に選択したら文字を入力します。
4. 最後にフォントを決めれば文字の入力は完成です。

消しゴムは使うたびに段々短くなっていきます。すると消しゴムとカバーのサイズが合わなくなってしまいますよね。そんな時は消しゴムカバーを切って長さを調整してみましょう。但し消しゴムカバーの切り方にはポイントがあります。

消しゴムカバーにはUカットと呼ばれる切込みがありますが、カバーを切る時はUカットがない方を切るようにしましょう。もし間違ってUカットがある方を切ってしまった場合は自分でUカットを入れましょう。この時消しゴムカバーの角を少しだけ切り落として「V」型に切るだけでも大丈夫です。

オリジナルの消しゴムカバーはマスキングテープといった身近な材料で簡単に作ることが出来るのが分かりました。またとても完成度が高い消しゴムカバーを作ることが出来ることに驚いた人もいらっしゃるのではないでしょうか。もし時間がある人は勉強のやる気をアップさせるために自分好みの消しゴムカバー作りに挑戦してくださいね。