キズパワーパッドの使い方や貼り方は?貼り替えのタイミングも!

キズパワーパッドはどんな傷に適しているのか、またいつまで貼るのかなど、貼り替え・交換のタイミングに疑問を感じることがありますよね。そこで貼り替え・交換タイミングや貼るときの注意点など、キズパワーパッドの正しい使い方を解説していきます。

キズパワーパッドの使い方や貼り方は?貼り替えのタイミングも!のイメージ

目次

  1. 1キズパワーパッドはいつまで貼るの?
  2. 2まずは傷の治る方法について解説!
  3. 3モイストヒーリング療法のメリット・デメリットとは?
  4. 4キズパワーパッドの特徴・効果3つ!
  5. 5キズパワーパッドはどんな傷に使えるの?
  6. 6キズパワーパッドを使用できない傷とは?
  7. 7キズパワーパッドの使い方3ステップ!
  8. 8キズパワーパッドの剥がれにくい貼り方とは?
  9. 9キズパワーパッド使用中にかゆい場合はどうする?
  10. 10キズパワーパッドを貼り替えるタイミングは?
  11. 11キズパワーパッドを使う際の注意点は?
  12. 12キズパワーパッドのラインナップは?
  13. 13キズパワーパッドを使ってキレイに傷を治そう!

キズパワーパッドはいつまで貼るの?

キズパワーパッドは怪我をしたときのケアなどに便利なアイテムですが、使い方がよく分からないと感じている人も多いです。キズパワーパッドをいつまで貼るのか目安が分からない、また貼り替えのタイミングが分からないといった疑問もありますよね。今回はいつまで貼っておけばいいのか、貼り替えの目安などキズパワーパッドの正しい使い方について解説していきます。

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まずは傷の治る方法について解説!

キズパワーパッドについて詳しく見ていく前に、傷が治る仕組みについて解説していきます。みなさんは怪我をしたらその傷がどのようにして治っていくかご存知でしょうか。まずはその仕組みについて見ていきましょう。

ドライヒーリング療法とは?

ドライヒーリング療法とは、傷口を乾燥させることでかさぶたを作って治すという治し方です。傷口が空気に触れると体液が乾燥してかさぶたとなって傷口をふさぎます。かさぶたの下に残された体液では量が少なく傷の治りが遅くなるということが分かっています。

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モイストヒーリング療法とは?

モイストヒーリング療法は湿潤療法とも呼ばれています。モイストヒーリング療法はドライヒーリング療法とは逆に、傷口を体液で覆われた湿潤環境にすることで傷の修復を促すというものです。傷口から出てくる体液や血液には傷を治す因子が含まれているため、乾かすよりも湿潤環境を作った方が効果的に傷が治せるというわけです。

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モイストヒーリング療法のメリット・デメリットとは?

モイストヒーリング療法のメリットは、早く傷を治すことができることが挙げられます。他にもかさぶたによる痛みやかゆみが軽減されることや、絆創膏の交換頻度が少ないというメリットもあります。デメリットとしては、湿潤環境にすることで体液の臭いが出てしまう場合があります。しかしこのデメリットは新しい絆創膏などに交換することで改善できます。

キズパワーパッドの特徴・効果3つ!

ここからはキズパワーパッドについて詳しく見ていきましょう。キズパワーパッドを貼るとどのような効果があるのでしょうか。まずはキズパワーパッドの特徴と効果についてご紹介します。

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①傷が早く治る

キズパワーパッドはしっかりと傷口を密閉してくれますので、傷を治すための体液を乾かすことなく効果的に働かせてくれます。体液の働きを最大限に生かすことができますので傷の治りが早くなる効果があります。

②傷の痛みをやわらげる

ドライヒーリング療法を用いるとかさぶたが発生し、炎症を引き起こし痛みを感じることも多いです。キズパワーパッドは傷口を湿潤環境にすることで乾燥による痛みを抑えたり、炎症の原因となる異物が入ってくるのを防ぐことができます。これにより傷の痛みがやわらげる効果が期待できます。

③傷跡が残らずキレイに治る

かさぶたができてしまうと、跡が残ってしまうこともあります。しかしキズパワーパッドなら傷口を湿潤環境にしてくれますので、かさぶたができることがありません。また、湿潤環境が保たれていると表皮を再生してくれる細胞が傷口をスムーズに動かしてくれる効果が期待できますので、キレイで滑らかな皮膚が早く再生してくれます。

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キズパワーパッドはどんな傷に使えるの?

キズパワーパッドに適した傷は、すり傷・切り傷・かき傷・あかぎれ・さかむけ・靴ずれなどがあります。ただしキズパワーパッドの靴ずれ用のみ、さかむけ・あかぎれには適していませんので注意してください。

キズパワーパッドを使用できない傷とは?

傷口が膿んでいたり、赤くなっているなど感染が見られる傷にはキズパワーパッドは使用できません。他にも、深い傷・かさぶたができてしまった傷・噛み傷・砂埃などの異物混入の恐れがある傷も貼ることができませんので注意しましょう。

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キズパワーパッドの使い方3ステップ!

キズパワーパッドを傷口に貼ることでモイストヒーリング療法をすることができますが、正しい使い方でなければその効果をしっかり発揮することができません。ではキズパワーパッドの正しい使い方を解説していきます。

①傷口を水で洗う

まずは傷口をしっかりと水で洗い流します。傷口についた雑菌や汚れを丁寧に取り除きましょう。ここでの注意点は傷口に消毒液や軟膏を使わないことです。貼る際に消毒液や軟膏を使用すると治りが遅くなってしまいます。

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②水を拭き取りキズパワーパッドを貼る

しっかりと傷口を洗い流したら、優しく水分を拭き取ります。その後、傷口に応じた大きさのキズパワーパッドを貼りましょう。もしキズパワーパッドが手元にない場合は、他の絆創膏を一時的に貼ることで応急処置も可能です。ただし傷口が乾く前にキズパワーパッドに貼り替えてください。

③傷の様子を見ながら定期的に貼り替える

傷の様子を見ながらキズパワーパッドを定期的に貼り替えます。最低でも2~3日に1回は新しいキズパワーパッドに交換をします。特に問題がなければキズパワーパッドを貼り替えずに入浴も可能です。

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キズパワーパッドの剥がれにくい貼り方とは?

キズパワーパッドがすぐ剥がれてしまう場合は次の方法を試してみてください。傷口に貼る前に、キズパワーパッドを両手で1分くらい温めます。そして貼ってからもう一度自分の手で軽く押さえながら1分ほど温めてください。キズパワーパッドを温めることで粘着力が増して、しっかりと皮膚に密着させることができます。また、ひじやひざに貼る場合は曲げた状態で貼るとキズパワーパッドをキレイに貼ることができます。

キズパワーパッド使用中にかゆい場合はどうする?

キズパワーパッドを貼るとかゆい場合はどういった対象をすればいいのでしょうか。まずはかゆい箇所を確認してください。傷口でなく皮膚がかゆい場合は、キズパワーパッドの粘着剤が合わず肌トラブルを起こしているかもしれません。傷口の周りがかゆい場合は、常在菌が繁殖してかぶれている可能性があります。また、かゆいだけでなく痛みを伴う場合は感染の可能性もあります。いずれの場合も状態が酷ければ医師に相談してください。

キズパワーパッドを貼り替えるタイミングは?

キズパワーパッドを貼るときの疑問で一番多いのが貼り替えのタイミングです。またいつまでキズパワーパッドを貼るのか分からないといった疑問もよく聞きます。一番疑問が多いキズパワーパッドを貼り替えるタイミングといつまで貼っておくかという疑問について解説していきます。

キズパワーパッドを貼り替えるタイミング

キズパワーパッドの貼り替えは最低でも2~3日に1回は行います。キズパワーパッドから滲出液が漏れだしたり、キズパワーパッドが汚れた場合やキズパワーパッドの端が剥がれてきた際はその都度貼り替え・交換します。交換の際はかゆいなど感染の症状がないことを確認た上で貼り替えを行いましょう。

キズパワーパッドはいつまで貼るのかという疑問についてですが、基本的には傷が完治するまでは貼っておいた方がいいです。できるだけ長い期間貼る方が傷の治りが早いことが分かっていますので、状態を確認しつつ完治するまで貼っておくことをおすすめします。

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傷口に出てくる体液(滲出液)と膿の違いは?

キズパワーパッドを貼ると、傷口から滲出液(しんしゅつえき)が分泌されます。滲出液が分泌されるとキズパワーパッドが白く膨らみますが、これは全く問題ありませんので安心してください。滲出液は傷を治してくれる体液ですので、漏れなどがなければ慌てて交換する必要はありません。

滲出液と混同しがちなのは膿ですが、膿が出てくると感染の可能性があります。膿は滲出液と違い傷ができてから3~4日後に出てくることが多いです。膿は痛みやかゆみを伴う場合も多いので、キズパワーパッド貼っていて痛いときやかゆいときは一度剥がして傷口を確認してみましょう。膿は黄色っぽい色で粘々しているのも特徴です。膿が出ていた場合は使用を中断し医師に相談してください。

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キズパワーパッドを使う際の注意点は?

キズパワーパッドの正しい使い方や貼り替えのタイミングなどは理解していただけたでしょうか。では次はキズパワーパッドを貼るときの注意点について見ていきましょう。人によってはキズパワーパッドが合わなくて貼ることができないといったことも考えられます。事前にしっかりと確認しておきましょう。

3歳以上で使えるが子供は保護者監督の下で使用する

キズパワーパッドは3歳以上であれば貼ることができます。ただし都度傷の確認や貼り替えが必要なため、必ず保護者監督の下で貼るようにしましょう。もし使用の判断がつかないときは薬剤師や医師に相談してください。

敏感肌の人は医師・薬剤師に相談する

キズパワーパッドは低アレルギーの粘着剤を使用していますが、敏感肌の人は粘着剤によりかぶれを起こしてしまう可能性があります。念のため貼る前に医師や薬剤師に相談してください。

医者

キズパワーパッドのラインナップは?

キズパワーパッドのラインナップは豊富なため、傷の大きさや怪我した場所に応じて選ぶことが可能です。しっかりと傷を治すために適したキズパワーパッドを選んで貼るようにしましょう。

ふつう・おおきめ・ジャンボサイズ

キズパワーパッドにはふつう・おおきめ・ジャンボサイズがあります。怪我の大きさを見て適したサイズを購入しましょう。こちらはひざや指など曲がる部位でないところの怪我に貼るタイプです。

スポットタイプ

スポットタイプは小さく目立たないので、手のひらや動きの多い部分の傷などに適しています。また顔など目立たせたくないところに貼るのもいいです。小さいので子供用としてもおすすめです。

ひじ・ひざ用

転んでしまったときの怪我に一番多い部位はひじやひざです。大きめにできていますので、1つ用意しておくとほとんどの怪我に対応できます。ひじやひざの怪我の場合は、キズパワーパッドが端から剥がれてくることが多いのでマメに貼り替え・交換を心がけましょう。

指用

指は最も絆創膏を貼る機会が多い箇所と言えます。指用のキズパワーパッドは指の関節用と指巻用と2つのタイプが入っており、怪我の場所に応じて貼ることができます。指の動きを妨げることなくピッタリとフィットするので安心して使えます。

靴ずれ用

キズパワーパッドは靴擦れ用もあります。外出先で急になることが多い靴擦れですが、キズパワーパッドがあれば治りも早いので安心です。注意点としては、できるだけ早く貼るということです。手元にない場合は傷口をなるべく乾かさないように対処してから靴擦れ用のキズパワーパッドを貼りましょう。また、水虫などの細菌性の病気がある場合も貼ることができませんので注意してください。

水仕事用

水仕事が多い人向けの水仕事用のキズパワーパッドです。完全防水で傷をしっかりカバーしてくれます。三日月形の特殊形状をしており、貼り方を変えることでより指先にフィットするようになっています。

キズパワーパッドを使ってキレイに傷を治そう!

キズパワーパッドはモイストヒーリング療法で傷を早くキレイに治し、そして痛みを和らげることができる絆創膏です。今回の記事でいつまで貼ればいいのかや、貼り替え交換のタイミングも分かっていただけたと思います。正しく利用してキレイに傷を治しましょう。

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この記事のライター
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一児のママです。

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