取り柄がないと感じる人の特徴や心理は?長所&短所・改善方法も!
「取り柄がない」と自信を無くしてしまったり、周りと比べてしまう経験はないでしょうか。「取り柄がない」と感じるのはどんな性格や心理状態からきているのか特徴をご紹介します。また「自分には取り柄がない」と感じている人へ改善方法も併せてご覧ください。
目次
「取り柄がない」と感じてしまう事はありませんか?
自分には「取り柄がない」と、辛い気持ちになった経験はないでしょうか。周りの人と自分を比べてしまうことは誰にでもあります。しかし、あなたには本当に取り柄がないのでしょうか。「取り柄がない」と感じる時はどう向き合っていけばいいのか、今回は一緒に考えていきましょう。
そもそも「取り柄」とは?
「取り柄」とは取り立てて良いところ、特に目立つところ、また長所のことを意味します。つまり「取り柄ががない」とは特に秀でている所がないということです。取り柄がないと言う人は「自分には自慢できるような優れた所がない」と感じているのではないでしょうか。
取り柄がないと感じる人の特徴【性格編】3選!
誰もが取り柄がないと感じているわけではありません。では、どのような性格の人が「自分には取り柄がない」と感じるのでしょうか。取り柄がないと感じる人の性格の特徴を見ていきましょう。
1. 完璧主義
常に完璧を目指すが故に「取り柄がない」と感じる人もいます。完璧主義な性格が特徴の人は、自分が納得がいく結果でなければ満足できません。例え90%近く成功していても、残りの10%がうまくいっていなければ失敗だと感じてしまいます。完璧でなければ「取り柄」ではない思っているのです。
2. コンプレックスがある
コンプレックスや劣等感がある人は自分を過小評価してしまうという特徴があります。そんな性格から、例え自分に優れた所があってもそれを良い部分であると認めることができません。自分に対する評価が低い為に「取り柄がない」と感じています。
3. ネガティブ思考
ネガティブな性格の人は「取り柄がない」と感じる人が多いです。そういった特徴がある人は自分に対して自信が持てず、何をするにも消極的になりがちです。「どうせ自分がやっても良い結果が出ない」と考え、行動する前から諦めることも多いです。ネガティブな性格から「取り柄」に気が付くチャンスを逃しているのかもしれません。
取り柄がないと感じる人の特徴【心理編】5選!
「取り柄がない」と感じるのはなかなか辛いものがあります。では「取り柄がない」と感じる人は、一体どんな心理状態からなのでしょうか。「取り柄がない」と感じる人の心理を見ていきましょう。
1. 人より優れたスキルがないと思っている
どんな人でも何かしらの優れたスキルはあるはずです。しかし、それでも「取り柄がない」と感じてしまうのは「自分はそんなに優れていない」と自らの評価を下げてしまっているからです。自分を卑下する心理から「取り柄がない」と感じています。
また、「取り柄」のことを誰もが驚くようなスキルだと捉えている人もいます。実は優れたスキルを持っているのにも関わらずそれを認めず「取り柄がない」と感じてしまうのです。
2. 自分の特技や長所がわからない
自分のことを客観的に見ることができていない人も「取り柄がない」と感じることがあります。人のことは分かるけれど、自分の特技や長所はわからないという人は意外と多いです。自分のことを客観的に見て、評価することができないため長所や特技に気が付くことができません。
3. 常に他人と比較している
常に他人と自分を比較している人は「取り柄がない」と感じやすいです。どんなことでも他人と比較することで、劣等感を抱きやすく「自分には優れた所がない」と落ち込んでしまいます。取り柄は性格など比較したり優劣をつけられないものも多いです。そういったものに目を向けられず「取り柄がない」と悩んでしまいます。
4. 目標が高すぎる
目指す目標が高すぎる人も、「取り柄がない」と感じやすいです。目標に到達しない限り満足することがなく、身近にある成功に気が付けていないのです。届かない目標ばかりを追いかける心理から「取り柄がない」と自分を卑下してしまいます。
5. 謙遜が癖になっている
「取り柄がない」という謙遜が癖になっている人もいます。そういった人は否定することで、周りから持ちあげてもらいたいという心理がある場合があります。また、謙遜しておけば自分を下げて見せることができるので余計な期待はされたくないといった気持ちもあります。
取り柄がないと感じる人の長所と短所は?
「取り柄がない」と感じる人には長所はあるのでしょうか。「取り柄がない」ことは、褒められることではないと感じている人が多いでしょう。しかし「取り柄がない」と感じる人にも長所はあります。では「取り柄がない」と感じる人の長所と短所を見ていきましょう。
長所
「取り柄がない」と感じる人は自分に厳しい人が多いです。しかし、そういった面は長所でもあります。「失敗をしたくない」という気持ちが強いので人よりもしっかりと計画を立てたり、ミスが少ないという部分は長所と言えるのではないでしょうか。
自分に厳しく、平均点では満足ができない人が多いですが人並であることは決して悪いことではないのです。これからそれを伸ばして行けるという未知の可能性も秘めています。
短所
「取り柄がない」と感じる人の短所は自信のなさです。自分に自信がない為「できない」と決めつけていたり、「得意ではない」と感じているものも多い傾向があります。そうした決めつけからなかなか行動に移せないことも多く、あなたが本来持っている「取り柄」を見つけられていないのかもしれません。
取り柄がないと感じてしまう人の改善方法を6つ紹介!
「取り柄」は持って生まれた才能ではありません。「取り柄がない」と感じていても「取り柄」は作ることができます。「取り柄がない」と感じてしまう人に改善方法をご紹介します。
1. 短所を克服する
「取り柄がない」と感じているなら、まず一度短所に目を向けてみて下さい。長所が短所になるように、短所も長所になり得ます。もし、その短所が「できない」・「苦手」という意識だけのものなら充分に改善する可能性があります。今までは努力してないだけで、その短所がこれからは「取り柄」に変わるかもしれません。
2. 周りの人に自分の長所を聞く
周りの信頼できる人に自分の長所を聞いてみるというのは簡単にできる改善方法です。自分のことは短所ばかりに目が行ってしまう人にも、人に聞くことで自分を客観的に見直すことができるきっかけができます。あなたが気が付かなかった長所を発見できるかもしれません。
3. 小さな成功体験で自信をつける
大きい目標を作るのも良いですが、小さな目標をコツコツ達成していくことも良い方法です。小さな成功体験を増やすことが自信をつけることに繋がります。そうしてコツコツと努力していったことが大きな成功に繋がり、「取り柄」を見つける一歩になります。
4. 完璧にこだわらない
何でも完璧にできたら素晴らしいですが、完璧を求めすぎるのは良くありません。自分のミスが許せず「取り柄がない」と思っているのなら、その完璧主義な思考から自分を追い詰めていることになります。ミスをすることは決して悪いことではありません。ミスからその対処を学ぶことができますし、自分の糧にもなります。
5. 新しい趣味を始めてみる
「取り柄がない」のはまだ取り柄に出会っていないということも考えられます。そんな時の改善方法は思い切って新しい趣味を始めることです。積極的に色んなものにチャレンジしていく中であなたの「取り柄」が発見できるかもしれません。
6. 前向きな人と行動する
前向きな人と行動することも「取り柄がない」と感じる人の改善方法の一つです。一緒にいるだけで元気が出たり、楽しくなれる人と行動を共にするようにしてみましょう。「取り柄がない」と感じる人はネガティブな人が多いです。前向きな人と過ごすことで、次第にプラス思考で行動できるようになっていきます。
取り柄がない人はいないって本当なの?
取り柄がない人はいません。「取り柄がない」と感じている人は、まだ取り柄に出会っていないか取り柄に気が付いていないだけなのです。あなたが当たり前にしていることが他人から見たら素晴らしいことである可能性だってあります。「取り柄がない」と卑屈になる必要はありません。あなたの中には気が付いていない取り柄がたくさんあるかもしれませんよ。
取り柄がないと感じている時こそ自分を分析できる!
自分は特に優れている所はないし、自慢できるところがないから「取り柄がない」と感じている人は決して少なくありません。しかし、取り柄がない人は誰一人としていません。「取り柄がない」と感じている時こそ、自分の良い部分を発見できるチャンスです。「取り柄がない」と嘆く前に自分をよく見つめなおしてみましょう。