鬼電する意味とは？鬼電する人の心理・特徴・対処法も！何回から鬼電？

鬼電してしまう人には、何か原因があるはずです。鬼のように電話してしまう人は、理由はどうあれ心理的に問題を抱えていて、ほとんどの場合自分でそれに気づいていないと言えるでしょう。何回も電話してしまう人は、心理的に満たされていないという特徴があるので、自分本位に自分の欲求を満たすためだけに何回も電話をかけます。

鬼電とは、鬼のように何回も電話がかかって来ることや、鬼のように何回も電話することを短く言い表したもので、頻繁に電話をかけることやかかって来ることを意味します。鬼電の例として、電話に出ない彼氏や彼女に対して何回も電話をかけてしまうことや、帰りが遅い子供に対して心配した親が、何回も子供に電話してしまうなどが挙げられます。

何回目から鬼電と呼べるのか、鬼電に定義はあるのでしょうか？鬼電の定義は、電話がかかってきた時の状況や、電話をかけられた人の心理的な感覚の違いによって違いが出てきます。忙しい時などは、数回の電話でも鬼電だと感じてしまうでしょうし、束縛されるのか好きな人は、全く鬼電だと感じないかもしれません。

間違いなく言えるのは、1、2回なら問題はないでしょう。先にも何度も述べたように、電話をかけられた人の状況や、電話がかかって来ることに対する感覚の違いによって、何度目からが鬼電であるのか人それぞれに違ってくると言えるでしょう。相手に鬼電と思われないためには、1、2回の電話で止めておいた方が無難です。

鬼電話とは、必要以上に何回も電話をかけることや、頻繁に電話がかかって来る、かけてきてほしくない人から何回もかかって来るなど、電話の回数が非常識的に多く、迷惑な電話を意味します。鬼電の例としては、心配性の親から子供への電話や、彼氏彼女に対する疑いの気持ちから、何度も電話してしまうなどです。

鬼LINEも鬼電同様に、回数が必要以上に多い場合には、鬼LINEと呼ばれることになります。メッセージが送られてくるので、聞き逃しなどはなく、後々まで文字で残る上に、それが大量であると恐怖感を与えてしまいます。対処しきれないほど着信音が鳴り続けると、相手に不信感を抱く原因にもなってしまいます。

鬼メールも、鬼電、鬼LINEと同様に、必要以上に送信されてくる迷惑なメールを意味します。1度の送信で十分な内容のメールが何回も送信されてきたり、相手に対して恐怖感や不気味な印象を与えるメールを鬼メールと呼びます。メールでも、電話やLINEでも、頻度を間違えると「鬼」になってしまいます。

何度も電話してしまう理由の1つに、緊急の用事であるということが挙げられます。この場合は陰湿さや不気味感というよりは、何があったのだろうとヒヤッとしてしまう場合が多いと思われます。緊急な対処を要するというきちんとした理由があるので、何回も電話をかけて鬼電になってしまっても、仕方ないと言えるでしょう。

緊急の用事がある場合と似ていますが、すぐに伝えたいことがあり、なかなか電話に出てくれない時も、何回も電話してしまうものです。この場合、基本的に悪質な理由からではないので、恐怖感を与えることは少ないと思いますが、相手にとってはすぐに知らなくてもいい内容であったりすると、鬼電と思われてしまうでしょう。

どうしても言いたいことがあるという理由で何回も電話してしまうことは、心理的に自己中心的に傾いていますので、相手にとっては鬼電であると言えるでしょう。どうしても言いたいことがあるなら、何回も立て続けに電話をかけるのではなく、間隔をあけて電話したり、メールを1回送信しておけば迷惑にならないでしょう。

浮気を疑っている場合にも、何度も鬼のように電話したり、意味深なメッセージを頻繁に送信してしまうのものです。浮気を疑っている場合は、ショックを受けていたり、怒っていたり、心理的に不安定なので、相手にとって迷惑かどうかなど気遣う余裕なく対処してしまいがちで、しつこく電話やメールをしてしまいがちです。

何度も電話すれば緊急だと思って、すぐに連絡が返ってくると思っているという理由で鬼電してしまう人もいますが、ほとんどの場合迷惑に思われるだけでしょう。本当に緊急な場合は、留守電にメッセージを残したり、メッセージを送信したりするものなので、何度も電話をかけるだけの行為は、相手を圧迫してしまいます。

鬼電する人の特徴の1つに、頻繁に電話をすることで、自分が相手を心配しているのだと伝えられると勘違いしているという特徴があります。心配している気持ちを伝えて自分が満足するために、何度も電話をかけたり山のようにメッセージを送るのは、相手の気持ちを無視していることなので、良い方法とは言えません。

鬼電する人は、自分が満足しているかどうかを１番に考えるという、自己中心的な特徴があります。特にこれといって正当な理由はなく、意味もなく自分が満足するまで電話をかけたりメールをしたり、された方の気持ちを全く無視した行動に出るという心理的な問題を抱えており、された方はその対処に頭を悩ませます。

人が鬼電してしまう心理的特徴として、苛立っている・怒っているというものが挙げられます。人は心理的に穏やかで落ち着いていないと、普段はしないような行動に出てしまいがちです。怒っていたり、苛立っている場合には、感情のコントロールが効かず、怒りの感情に流されるまま、やたらと何度も電話をしたりしてしまいます。

伝えたいことがあって電話をしたのに、心配して電話をしたのに、相手が電話に出ないことに腹が立ったりすることは、本当に相手を思っているとは言えません。この状況で腹が立ってしまうことは、自分の期待通りに相手が電話に出なかったことを不満に思っていることを意味し、自己中心的な特徴があると言えるでしょう。

心理的にとても不安であるという理由から、自分の気持ちを落ち着かせたくて鬼電してしまう場合も多々あります。この場合鬼電する本人は、相手のことが心配であったり、思いやりの気持ちというよりも、自分の不安を取り除いて心を落ち着かせたいことが1番の理由で鬼電してしまっていることに気づいていないのが特徴的です。

寂しくて構ってほしいことが理由で鬼電してしまう人は、上記で述べてきたような、とても不安、怒っている、電話に出ないことが腹立たしくて鬼電する人と同様に、自分が抱えるネガティブな心理への対処が1番の目的であったりと、自分の気持ちを満たすことが本当の理由であるという、自己中心的な考え方をしているのが特徴です。

鬼電をしてしまう1つの理由として、相手を自分の所有物だと思っているという特徴があります。相手を自分の思い通りにできると思ってしまっているので、鬼電された人の気持ちは全く考えず、自分が心理的に満たされることを第一に考えるため、自分が納得のいく状況になるまで、何度も電話をかけたり、大量にメールを送信したりします。

人といつでも繋がっていたい心理の人は、鬼電をしがちな人であると言えます。人の近況を常に把握していたいタイプともいえるので、相手が対処しきれないほど電話をかけたり、メールを大量に送ったりしてしまいがちです。このタイプの人も、鬼電された方の気持ちを考えないという自己中心的な深層心理の持ち主です。

相手に依存している人は、自分一人で決断を下すことができなかったり、自分一人で対処できないのが特徴的なので、何をするにも人に意見を求めたり、自分の代わりに何かの決断を下してもらおうとしたり、人が今どうしているのか気になったり、頻繁に人に連絡をすることで人に負担をかけてしまう傾向にあります。

先に述べた、相手を自分の所有物だと思っていることと似ていますが、相手に独占欲を抱いている場合も、鬼電してしまう理由の1つとして挙げられます。自分が相手を独占していると思ってしまうと、相手をコントロールしようとするので、自分が納得のいく状況になるまでしつこく電話をしたり、自己中心的な行動になりがちです。

頻繫に鬼電する人の特徴として、上から目線な人が挙げられます。上から目線な人は、物事は自分の思うようになると思っていたり、相手の心理を自分の思うようにコントロールしようとするのが特徴的なので、自分の電話に出ない、メールに返事がない場合などは、返答があるまで鬼電、鬼メールしてしまう傾向にあります。

心配性で神経質な人も、頻繫に鬼電する人の特徴として挙げられます。大して意味もなく、ただただ心配性で神経質であったり、ネガティブな方向に想像が膨らみやすい人は、不安な気持ちに苛まれることが多いため、そのような不安な気持ちを解消するために、相手の気持ちは二の次で、鬼電や鬼メールをしてしまいます。

寂しがりやな彼女も、頻繫に鬼電や鬼メールをする傾向にあります。彼と連絡が取れない、彼が今どこで何しているか分からないなど、寂しく不安に思う気持ちを自分で上手く対処できないことが原因で、鬼電や鬼メールをしてしまうというのが特徴的です。女性に限らず、心配性な彼氏も同じ理由で鬼電や鬼メールしてしまいます。

子供に対して過干渉な毒親も、頻繫に鬼電する人の特徴の1つです。子供に対して信頼の気持ちよりも、疑いの気持ちや心配な気持ちの方が勝ってしまい、不安な気持ちを自分で上手く対処できない親が、自分の不安を消し去るために子供に対して過剰に干渉してしまい、親子関係を壊してしまう原因となります。

何度も着信履歴が残っていたり、大量にメッセージが送られてきたら、何かあったのかと悪い予感がしたり、心配になってしまうものです。鬼電する方は、心配する気持ちが原因であることが多いですが、鬼電された方は、ドキッとしたり、不気味に思ったり、大きなトラブルがあったのではないかなど、冷やっとしてしまいます。

鬼電された人は、怖いからやめてほしいと思うものです。同じ人から何度も立て続けに電話がかかってきたりすることは、普通の状況ではないので、大量の着信履歴が残っていたり、同じ人から何度も電話がかかってくると、鬼電された方は恐怖感、場合によっては危機感を覚え、怖いからやめてほしいと思ってしまいます。

鬼電や鬼メールをされた人は、迷惑である、ウンザリすると感じます。鬼電や鬼メールの大半は、何度も電話するほど意味のない内容である場合が多く、鬼電された方は、迷惑だ、ウンザリと思い、心理的に疲労してしまうことが多々あります。心配性など鬼電する方に心理的な問題があり、鬼電された方には問題がないことがほとんどです。

鬼電をされると、された方はストレスがたまり、心理的にダメージを受けることが多く、ひどい場合には肉体疲労にもつながります。鬼電は、された側ではなく、する側に原因があるので、鬼電する傾向にある人は、鬼電された人がどんなにストレスを受けるのか理解する必要があります。鬼電されたらどう思うのか事前に考えましょう。

1、2回一緒に食事したことのある、友人だとばかり思っていたとある男性から、電話の頻度が多くなり、少し迷惑に思い始めたので電話に出るのをやめたら、出ないと1度に何度も立て続けに携帯が鳴り続けるようになり、怖くなって電話やメッセージなど全ての連絡を絶ちました。

20代半ばの頃、同級生や近所の同年代の子たちが続々と結婚し始めた時、全く結婚願望のない娘を不安に思ったのか、母親から結婚しないのか、誰か相手はいないのかなどの内容のメールと電話が執拗に来た時期があり、周りの結婚に焦った母親からの鬼メールや鬼電が恐怖だった時期がありました。

義母が夫に鬼電をしていたところ、夫がそれを迷惑に感じ、電話に出るのをやめたり着信拒否した途端、今度は嫁である私の方に義母から鬼電がかかってきたり、大量のメッセージが送られてくるようになり、大迷惑だったことがあります。今では義母も落ち着き、誰にも鬼電しなくなったので良かったです。

どういうわけか、インターネット契約や携帯電話契約に関するプロモーションの電話が鬼のようにかかってきて、とても迷惑です。現在契約しているインターネットや携帯電話のプランに特に不満があるわけではないので、これらのプロモーションは私には不要なものなので、何度もかかってきて迷惑なので、無視あるいは着信拒否設定にしています。

別れたと思っていた元彼から、仲を修復したい、別れたわけではないといった内容のメッセージが1日に何度も来たり、携帯に着信履歴が大量に残っていたり、ストーカーとも言える行為にストレスを感じるばかりか、恐怖感に苛まれた経験があります。友人の協力のおかげで事は丸く収まりましたが、思い出したくない思い出です。

鬼電が犯罪かどうかは、はっきりと断言するには難しいところなのが現実です。しかし、鬼電された人がそれを迷惑だと主張した場合、鬼電をし続けた人はその行為が法に触れ、犯罪であると判断されることがあります。現在、鬼電を規制する法律はありませんが、ストーカー規制法に触れたり、傷害罪や脅迫罪で罰せられる可能性もあります。

別れ話など恋愛関係のもつれが原因の鬼電の場合、鬼電した方はストーカー規制法により罰せられる可能性があります。恋愛関係修復のために連絡していると思っていても、別れたい方からすれば迷惑なだけなので、ストーカー行為と取られてしまい、度を越していると思われてしまえば、ストーカー規制法に触れることになってしまいます。

鬼電の圧力が原因で、相手が次は何か危害を与えられるかもしれないなど恐怖心を抱いてしまった場合、鬼電した者に対して脅迫罪が適用される可能性が十分あります。鬼電の際に暴言を吐いた場合にも、脅迫罪が適用されます。暴言を吐いた会話を録音されていたりすると、揺るがぬ証拠となりますので注意しましょう。

鬼電は、傷やあざなど身体的に被害を及ぼさなかったしても、精神的苦痛により生理機能が正常に機能しなくなったり、不眠症などの睡眠障害になったり、執拗な鬼電による、過剰な精神的苦痛が原因でうつ病になったり、精神と身体の両方に何らかの支障をきたしたと見なされれば、傷害罪が成立しますので注意が必要です。

鬼電への上手な対処法の1つとして、かけ直した時に謝罪して説明する対処法があります。急ぎで伝えたいことがあった、心配してしまったなど、何度も電話してしまった理由もきちんと説明して、謝罪するようにしましょう。何度も電話した理由が不鮮明であると、鬼電された方は不気味に思ってしまいます。

鬼電されても無視するのも良い対処法です。対処するのも疲れる場合は、思い切って無視しましょう。鬼電の理由は、大して意味のない小さなことだったりするものですので、対応するのが面倒だと感じる場合は、無視してしまいましょう。大量の着信履歴が残って不気味に感じるかもしれませんが、無視するのが無難です。

LINEならば、通知を切ってしまうのも良いでしょう。大量のメッセージが不気味に感じられたり、大して意味のないメッセージが何度も迷惑であるのであれば、通知を切ってしまいましょう。返事が必要な内容であれば、時間のある時に返事をすれば良いですし、返事をするほどでもなければそのまま流してしまいましょう。

鬼電が迷惑な場合、相手から電話が来ないように着信拒否にする、電話番号を変える、ブロックするなどの対処法を取り、相手が自分と連絡を取れないようにしましょう。相手が自分に電話をかけられない、メッセージが送れないレベルの設定にしておくことで、大量の着信履歴や未読のメッセージのストレスから解放されるでしょう。

鬼電してしまう性格の改善するには、ネガティブ思考をやめましょう。意味もなく悪い方へ想像を膨らませることや、相手を信頼せずにひたすら心配することなどを、一切やめるようにしましょう。このような気持ちが原因で鬼電してしまうことは、相手にも迷惑であり、自分の精神にも悪影響で、相手との関係が悪くなってしまう原因にもなります。

鬼電が自分にとっても相手にとっても悪影響しか及ぼさないことは、これまでに述べてきた通りはっきりしていますので、鬼電する暇があったら自分磨きをするなど、意味のあることをした方が精神的にも健康的であると言えます。自分磨きをすることで、鬼電をしてしまうような思考回路を断ち切ってしまいましょう。

楽しいことや興味があることを増やして、必要以上に心配したり、自分以外の人のことを考える時間を減らすことで、鬼電の原因となる人に対する心配やネガティブな思考回路を断ち切ることが可能になります。必要以上の心配や無意味でネガティブな妄想は、悪影響しか及ぼしませんので、楽しいことをたくさんしましょう。

他の人と出かけて楽しい時間を過ごすことで、無意味に心配をしたり、ネガティブな思考回路に陥ってしまうことを防ぐことができます。不要な心配をしたり、望まないことを想像してしまうということは、そう考える暇がある、余裕があるということなので、そのような隙をつくらないためにも、人と出かけて楽しむようにしましょう。

不安だからといって、何度も鬼電することは、迷惑以外の何でもありません。相手にストレスを与えるだけでなく、自分と相手の関係性も悪くなってしまいます。過剰に心配する暇があったら、好きなことをして楽しんだり、自分磨きに時間と頭を使って有意義に過ごした方が、自分のためでもあり、円滑な人間関係を保つことができます。