カラオケ採点の表現力の上げ方!抑揚をつける練習法や適した曲も紹介!

カラオケの採点で高得点を出すためには表現力にこだわる必要があります。表現力を上げるのが難しいと感じている人も多いでしょう。ここではカラオケの表現力の上げ方や練習法について詳しく解説していきます。表現力を上げるための曲も具体的にご紹介しましょう!

カラオケ採点の表現力の上げ方!抑揚をつける練習法や適した曲も紹介!のイメージ

目次

  1. 1カラオケ採点の表現力の上げ方について徹底調査!
  2. 2カラオケ採点に必要な表現力4選!
  3. 3抑揚をつける練習法は?4つ紹介!
  4. 4表現力を上げる練習に適した曲2つ!
  5. 5表現力の他に必要なことは4つ!
  6. 6表現力をマスターして、カラオケで高得点を出そう!

カラオケ採点の表現力の上げ方について徹底調査!

カラオケの採点で高得点を得るために必要なのは「表現力」です。表現力を上げれば、高得点を狙えるとも言えます。今ひとつ高得点を得るのが難しいと感じている人は、この表現力に問題があるのかもしれません。

では、カラオケの表現力とは具体的にどのようなことを指しているのでしょうか?今回はカラオケの表現力について徹底的に解説していきます。高得点をゲットできる表現力の上げ方や練習法もご紹介しましょう。練習に適した曲や、表現力以外の大切なポイントも説明していきます。カラオケ好きなら必見です!

カラオケ

カラオケ採点に必要な表現力4選!

まずはカラオケの高得点に欠かせない表現力について見ていきましょう。カラオケの人気機種「DAM(ダム)」では、4つのポイントを基準に採点が行われます。「抑揚」「こぶし」「しゃくり」「フォール」の4つです。これらのテクニックを磨くことが表現力の上げ方でもあります。表現力を上げることができれば難しいと感じていた曲も高得点を狙えるようになるでしょう。それぞれのテクニックについて詳しく解説していきます。

①抑揚(声量の変化)

カラオケで最も採点に影響を与えるのが「抑揚」です。抑揚とは声量をコントロールすることです。抑揚の付け方によって表現力の採点が9割がた決まります。カラオケでずっと同じ声量で歌っていても、抑揚の項目で高得点を得られません。たとえば、曲の静かなパートでは声量を抑えるようにして、サビが盛り上がるところで声を大きくするといった表現力が必要になってくるのです。

ただ、カラオケの採点は曲をいくつかの演奏区間に分けて行われます。ひとつの区間の中でも小さい音と大きい音を入れるようにコントロールして、抑揚をつけるようにすれば、さらに高得点が望めるでしょう。

女性

②こぶし

「こぶし」は採点に占める割合が低いとはいえ、やはりカラオケの表現力を上げるためには必要なポイントです。こぶしは語尾で音を細かく動かしたり、音程を瞬間的に上下させるテクニックです。演歌でおなじみですが、最近はポップスやR&Bでも聞かれます。正しいこぶしは喉やアゴで表現するのではなく、横隔膜を使います。腹式呼吸を習慣化することで、横隔膜もコントロールできるようになるでしょう。

尚、カラオケの表現力の採点では、こぶしは1曲に5回以上入れることができれば大丈夫です。こぶしは入れすぎても減点になることはありません。

③しゃくり

難しいと思われがちな「しゃくり」ですが、これもカラオケの表現力には不可欠なテクニックです。しゃくりは曲に必ずついている節の1種です。本来の音程より少し低めに声を入れ、そこから声をしゃくり上げて本来の音に近づけます。メロディよりも少し遅れる形で下から上にしゃくり上げるのですが、しゃくりを入れても音が途切れないように、滑らかに音をつなげるようにコントロールしてください。もし難しいと感じるなら、最初はしゃくりを意識して歌うだけでも良いでしょう。

カラオケの表現力でしゃくりを意識するとは、歌詞の母音を意識することです。たとえば「か」なら「かぁ」と少し伸ばすようにしてしゃくり上げます。もちろん曲の速さに合わせて、しゃくりのテンポも変えましょう。高得点を出すためには、1曲に30回以上のしゃくりを入れる必要があります。

音符

④フォール

「フォール」もカラオケで表現力を高めるテクニックのひとつです。本来の音程よりも低い音にずり下げることをフォールと言います。たとえば、「か」の音なら「か」と「あ」と考え、「か」は高めに「あ」が低くなるように意識して歌います。早くやりすぎると「こぶし」になってしまうため、フォールは滑らかに音程を低くしていくことを心がけましょう。フォールは曲のフレーズの語尾などによく使われるテクニックです。ただ、表現力を上げようとフォールを多用すると、曲の流れが不自然になってしまうため注意が必要です。

抑揚をつける練習法は?4つ紹介!

カラオケで採点に最も大きな影響を与えるのは、「抑揚」であるというお話をしました。表現力を要する難しいテクニックですが、重点的に練習することで高得点を出せるようになります。抑揚の得点の上げ方には、ちょっとしたコツがあります。具体的に練習法を説明しましょう。

①マイクの持ち方・動かし方

抑揚の得点の上げ方として、マイクの距離をコントロールしてみましょう。曲の演奏区間ごとに、最も高い音のときにマイクを近づけ、それ以外はマイクを離す練習法を試してみてください。マイクを急に離すと音が拾われず難しいと感じられるかもしれないので、その場合はゆっくりと離してみましょう。

カラオケで意外と盲点になりやすいのがマイクの持ち方です。中にはこのマイクの上部に手がかかってしまっている人がいます。音が上手く入らないばかりか、雑音の原因にもなりかねません。表現力以前の問題となるため気をつけるようにしましょう。

マイク

②抑揚が付きやすい曲を歌う

単純に抑揚が付きやすい曲を選ぶというのも、カラオケの表現力の練習法として有効です。しっかりと抑揚のある曲を選びましょう。具体的におすすめの曲をご紹介します。

『レット・イット・ゴー ~ありのままで~』エルサ(松たか子)

エルサとして松たか子さんが歌う「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」は、映画「アナと雪の女王」の主題歌ということで大ヒットしました。カラオケでも思い切り抑揚を付けることができる曲です。ハイトーンが続くサビを歌いきるのが難しいと感じる人もいるかもしれません。ただ、表現力たっぷりに熱唱したあとはかなりの満足感を味わえるため、ただ難しいという理由で敬遠するのはもったいない曲とも言えます。

練習法として、まず曲の始まりの低音部分は声量をコントロールして、ささやく程度の声で歌ってみましょう。小さな声でボソボソと歌うということではなく、しっかりと安定した発声が必要です。

サビの部分の盛り上げ方ですが、それまで抑えていた声量を思い切り解放します。なるべく裏声を使わないように最初からキーを下げておきましょう。口も大きく動かして歌詞をはっきりと発音します。母音だけで歌ってみるのも口の形を意識できるため、良い練習法になります。表現力が必要とされる曲ですが、ぜひ挑戦してみてください。

『島唄』THE BOOM

THE BOOMさんの「島唄」もカラオケで高得点を狙える曲として人気です。メロディがわかりやすく、音域も低めなので歌いやすいでしょう。幅広い年代層が知っているカラオケの鉄板曲とも言えます。

寄せては返す波のような曲調のため、普通に歌っても抑揚を付けやすい曲です。それでも先ほどの「レット・イット・ゴー」と同じく、低音部分はささやくように、高温に向かって声量を上げてみましょう。最初はわざとらしいくらいに抑揚を付け、表現力を駆使してみるのも練習法です。サビの高音部分は思い切り伸びやかに発声し、気持ち良く歌いきってください。

③マイクの音量に注意

カラオケを練習するときにはマイクの音量を小さくして、ガイドメロディの音量を大きくしてみましょう。この状態でスピーカーのそばに立てば、正しい音程に合わせやすくなります。加えて、小さすぎるカラオケの音源に慣れてしまうと声を出さずに歌えてしまうため、抑揚を付けるための練習になりません。ただ、カラオケの練習で喉をいためないよう、最適な音量を自分でコントロールしてみましょう。

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④腹式呼吸でしっかりと息を吸う

カラオケで表現力を磨くために欠かせないのが腹式呼吸です。抑揚をコントロールするだけでなく、正しいこぶしも腹式呼吸が必要になります。腹式呼吸によって横隔膜が刺激され、音程も伸び伸びと安定させることができるでしょう。表現力を上げたいのであれば、習慣的に腹式呼吸を意識してみてください。

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表現力を上げる練習に適した曲2つ!

抑揚を付ける練習を重点的に行ったら、次に表現力全体を上げる練習も行いましょう。カラオケで表現力を上げるのにおすすめの曲をご紹介します。

①スピッツ『チェリー』

人気のスピッツの「チェリー」は表現力を上げる練習にとても適した曲です。シンプルなメロディで歌いやすく、歌詞も覚えやすいでしょう。できれば歌詞は暗記して、カラオケ画面の各得点項目を見ながら歌えるようになれば、細かな表現力もさらに付けやすくなります。

②スピッツ『空も飛べるはず』

表現力の中でも難しいフォールに苦手意識のある人には、同じくスピッツの『空も飛べるはず』もおすすめの練習曲です。曲中でフォールが使われている部分は、たとえば歌詞の「この胸にあふれてる」の「る」のところです。ほかにも「きっと今は自由に」の「自由」にもフォールが使われています。

表現力の他に必要なことは4つ!

カラオケで高得点を出すために表現力は大切ですが、表現力だけを磨けば良いというわけではありません。表現力のほかにも気をつけたいポイントがあります。詳しく見ていきましょう。

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①音程

表現力以外に、カラオケの採点では「音程」が最も重要とされています。カラオケで言う音程とは、カラオケ画面のガイドメロディという音程バーに合わせて歌うことです。音程での高得点の上げ方に多くの人が難しさを感じるかもしれません。生まれ持った音感にもよるところがあるためです。

カラオケの画面で表示される1ページの1部分だけ音程が外れる程度なら、単なるミスとして減点されることはありません。ただ、多くの部分で外してしまうと、大きく減点されてしまうため注意が必要です。カラオケの画面で1ページを歌い終える直前に表示される小さな星が虹色なら、90%以上の音程が合っているということです。

音程の得点の上げ方として、歌詞はなるべく覚えるようにしてください。歌詞を覚えることによって、音程バーに合っているかを確認しながら歌うことができます。もし音程でなかなか高得点を出せないなら、ほかの表現力などの項目で点数を得られるようにすると良いでしょう。

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②ビブラート&ロングトーン

ビブラートとロングトーンはカラオケで点を得やすい項目です。ビブラートとは声を細かく上下に震わせることで、ロングトーンとはひとつの音をきれいに伸ばしつづけることです。いずれもカラオケの表現力の項目には含まれませんが、習得すれば歌そのものの表現力を上げることにもなります。

カラオケの採点では、ビブラートは速いものより遅いほうが波型を整えやすいため有利です。ロングトーンの得点の上げ方としては、長いバーがある曲を選ぶようにしましょう。尚、ビブラートをかけてしまうと、カラオケではロングトーンの得点にはなりません。

③安定性

上級者向けではありますが、カラオケでほぼ満点に近い高得点を狙う場合、「安定性」も大切になってきます。カラオケでの安定性とは、声が震えたりしていないか、真っすぐに出せているかを判定される項目です。ビブラートとロングトーンがまだ上手くできない場合は、そちらを先に練習しましょう。

カラオケで安定性を稼ぐためには、表現力にも必要不可欠だった腹式呼吸が重要となります。声が安定しないのは息が足りていないためです。頻繁に息つぎを行うことで、ある程度の声の震えは解消されます。また、自分の音域より低い音や高い音の部分は、積極的にビブラートをかけるようにしましょう。ビブラートはロングトーン以外のところに多めに入れることで、カラオケの安定性の項目に有利となります。

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④リズム

「リズム」はカラオケの採点では高得点を出しやすい項目です。カラオケでは表現力の項目には含まれないものの、歌う上でリズムが合っているかどうかは表現力にも影響するでしょう。

カラオケで言うところの「リズム」は「タメ」と「走り」で決まります。「タメ」はゆっくりめ、「走り」は速めに歌うことです。「走り」は大きな減点につながるため注意してください。ただ、テンポが遅い曲の場合は少し走り気味に歌うと高得点が出しやすいでしょう。

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表現力をマスターして、カラオケで高得点を出そう!

カラオケの採点で表現力を上げるコツや、そのほかのポイントについても解説してきました。カラオケでは音程はもちろんのこと、表現力が重視されることが理解いただけたでしょうか?

飲み会のあとの2次会などによく選ばれるカラオケですが、意外な人が歌がうまいことを発見し、見直すこともあるでしょう。表現力たっぷりに歌えれば、自分の魅力をアピールする良い機会にもなります。たとえ高得点を出せなくても、声を大きく出すことはストレス解消にも役立ちます。カラオケ自体がストレスにならないよう、上級者以外は得点にはあまりこだわらないほうが良いのかもしれません。ぜひカラオケを楽しみましょう!

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この記事のライター
chawa

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