ビニール肌の原因とは?間違ったNGケア・正しい改善方法を解説!
ビニール肌という言葉を聞いた事はありますか?ビニール肌は一見すると美肌に見えていても、内部ではダメージが蓄積されています。これが角質層がはがれる原因となり、無防備な肌を作ってしまいます。今回はビニール肌の原因や正しい改善方法をご紹介いたします。
目次
あなたもビニール肌になっているかもしれない!
自分は美肌だと思っていても、実はビニール肌の可能性があります。ビニール肌は見た目は美肌のように見えていても、肌の内部ではダメージを受けています。今回はビニール肌についてご紹介いたします。
ビニール肌とは?
ビニール肌とは具体的にどのような状態の肌の事を指すのでしょうか。それを理解しなければ自分がビニール肌に当てはまるか分かりません。まずはビニール肌の見た目やその特徴についてご紹介いたします。
一見美肌に見える
ビニール肌の特徴は、一見すると美肌に見える所にあります。ツヤがある美肌だとしても、よくみると肌にはダメージが蓄積されています。この場合肌にツヤがあるように見えるのは、肌荒れの一種として現れる症状の一つです。
角質が薄くなりバリア機能が弱い状態
ビニール肌の人は乾燥や刺激によって角質が薄くなっている可能性が高いです。肌の一番上にある層が薄くなってはがれてしまうと、肌のバリア機能は低下してしまいます。この状態が続くと慢性的なビニール肌になってしまうのです。
ビニール肌度を診断をしてみよう!
自分がビニール肌か分からない人であれば、以下の症状に当てはまるか自分でチェックしてみましょう。当てはまる数が多いほど、ビニール肌の可能性が高まります。ビニール肌に当てはまった人はスキンケアや肌への刺激に気を付けなければなりません。
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ビニール肌の原因は?
ビニール肌になる原因はいくつもあります。多くの場合はケアや美容のために行っている事をやりすぎてしまう所にあります。また、正しいスキンケア方法を間違えていると起こる事もあります。次はビニール肌の原因についてご紹介いたします。
スキンケアのやりすぎ
沢山の化粧品を使用すると、肌にとっては負担になる事が多いです。洗顔・クレンジング・化粧水・乳液・クリーム・美容液などを沢山塗ってしまうと、その分肌への刺激となってしまいます。スキンケアのやりすぎには注意しましょう。
洗浄力の強いクレンジング
メイクはしっかり洗い落とさなければならないので、洗浄力が強いクレンジングを使う人も多いでしょう。クレンジングは洗浄力が強いと肌に強い刺激を与えてしまう可能性があります。この刺激がビニール肌を引き起こしてしまうのです。
過剰なピーリング
洗顔の種類の中にはピーリングが含まれているものもあります。ピーリングは角質除去に効果がありますが、ピーリングをやりすぎてしまうと肌に必要なものまで落としてしまう可能性があります。また、ピーリングに含まれる成分によっては刺激の強いものもあり、ビニール肌の原因になる可能性があります。
スクラブ入り洗顔料を使う
ピーリング以外にもスクラブ入りの洗顔料を使う事がビニール肌の原因にもなります。他の洗顔料に比べると刺激が強く、洗顔をやりすぎる事によって過剰な刺激を肌に与えてしまいます。
皮脂や汗に強いメイクをする
メイクが崩れるのを防ぐために皮脂や汗に強いメイクをする人も多いですが、このようなメイクは肌にも残りやすいという特徴があります。クレンジングでメイクの落とし残しがあると、それが原因でビニール肌になる事もあります。
あぶらとり紙の使い過ぎ
夏場には汗をかく事が多いので、あぶらとり紙を愛用する人も多いでしょう。あぶらとり紙は余分な皮脂を拭くために使いますが、余分な皮脂が出ていないのにも関わらず間違えて使ってしまう事があります。そうすると肌から必要な油分まで奪ってしまいます。
毛穴パックを使う
肌の毛穴の黒ずみを改善させるために、毛穴パックを使う事も多いです。この毛穴パックも正しい使い方をしなければビニール肌の原因になります。すぐに効果は期待出来てもパックの粘着力が刺激となったり、やりすぎてしまうと肌に必要なものまで一緒にはがしてしまいます。
保湿パックを行う
乾燥が気になる季節や乾燥肌が気になる人は、普段のスキンケアと一緒に保湿パックをする事もあります。この際に保湿効果をさらに得るために長時間保湿パックをするのは間違えた使い方です。決められている正しい使い方以外の時間をつけていると、パックをする以前よりさらに肌が乾燥してしまう可能性が高くなります。
美容マッサージをする
美容効果あるマッサージですが、やりすぎてしまうとビニール肌を引き起こしてしまいます。マッサージをする時は肌を刺激しますが、その時の摩擦が原因となる可能性があります。摩擦は肌にとって一番悪い影響を与えてしまうので注意しましょう。
ビニール肌の正しい改善方法は?
ビニール肌になってしまっても、これからご紹介する正しい改善方法を行う事で肌が改善されていきます。改善方法を間違えないようにチェックしてみましょう。次はビニール肌の人の正しい改善方法をご紹介いたします。
刺激を一切与えない
ビニール肌を改善させるためには、肌に刺激となるものを一切止めるようにしましょう。間違えたスキンケア方法はもちろん、美容マッサージなどの摩擦をするものは避けてください。また、何事もやりすぎには注意しましょう。
油分が配合されたクリームを塗る
冬の乾燥時期には特に肌が乾燥しやすくなり、ビニール肌の人にとっては強い刺激になります。外出する際には油分が配合されたクリームを肌に塗るようにしましょう。油分が入っているクリームであれば外出時の乾燥を防いでくれるのでおすすめです。
日中の外出時は日焼け止めを塗る
日が出ている時間帯は常に肌が紫外線の刺激を受ける事になります。紫外線の刺激を受けにくくするためにも、外出する時には日焼け止めを必ず塗るようにしましょう。この方法で肌への刺激も改善する事が出来ます。
風から肌を守る
乾燥以外にも、強い風が吹くとそれがビニール肌の人にとっては刺激になります。風が強い日はマフラーやストールなどで肌を守る事を心掛けましょう。ビニール肌の原因となる刺激をカット出来れば、ビニール肌も改善されていくでしょう。
ビニール肌の間違ったNGケアは?
ビニール肌を改善させようと間違えた方法を実践してしまう人も少なくありません。間違えてしまうと角質層が元の状態に戻りにくくなってしまいます。次はビニール肌のNGケアについてご紹介いたします。
化粧品を変える
ビニール肌を改善させるために刺激が少なめの化粧品に変えようとする人も多いですが、この方法をするとかえって肌の刺激や炎症の元になってしまいます。ビニール肌には炎症を抑える事が大切なので、新しい化粧品は使わないようにしましょう。
化粧水を使う
ビニール肌の状態になると、乾燥で肌がヒリヒリしてしまいます。そこに間違えて化粧水を使ってしまうと、痛みを感じてしまう可能性が高いです。化粧水よりもクリームの方が痛みを感じにくいので、ビニール肌が改善されるまではクリームでケアをしましょう。
セラミドクリームを使う
最近ではセラミドが含まれているクリームを愛用している人が増えています。セラミドは美肌効果があると言われていますが、肌に刺激を与える事があります。ビニール肌を改善させたい人はセラミドクリームではなく、油分が配合されているクリームを使うようにしましょう。
ビニール肌のスキンケアを再開するタイミングは?
ビニール肌が改善されてきたら、いつも通りのスキンケアに戻してみましょう。その際、タイミングを誤ってしまうとかえって悪化するので気を付けましょう。次はビニール肌のスキンケアを再開させるタイミングをご紹介いたします。
肌に水分がついても痛みを感じない
ビニール肌の状態が悪いままだと、化粧水の水分でも痛みを感じる事があります。角質が元に戻ったら痛みを感じなくなるので改善している証拠になります。痛みを感じなくなったタイミングでスキンケアを再開しましょう。
肌診断を受けてキメが確認できてから
ビニール肌は角質層がはがれる事によってキメがなくなってしまいます。このキメが確認出来れば、角質層が元の状態に戻った事になります。肌のキメを確認するためにも、コスメカウンターなどで肌診断を受けてから再開すると良いでしょう。
正しいスキンケアでビニール肌から卒業しよう!
ビニール肌になっても正しいスキンケアや改善方法を実践する事で、綺麗な美肌に戻る事が出来ます。角質層がはがれないようにスキンケアには気を配りましょう。ビニール肌に当てはまった人は、この機会に改善方法を実践してみてください。