あんこを冷凍保存する方法!保存期間や解凍方法も解説!
あんこが大好きな女子が増えています。いつでもどこでもあんこを食べたいマニアのために、あんこを上手に冷凍保存する方法をお伝えします。あんこの常温、冷蔵、冷凍の保存にはどんなことに注意すべきなのかを知ることで、おいしいスーツを楽しみましょう。
目次
あんこを美味しく保存する方法は?
あんこは自分で作ったりするのも大変です。あんこだけを購入すると、量もたくさんで保存に困りませんか?そんなあんこをおいしいままで保存するには、常温でも大丈夫なのか、冷蔵がいいのか、冷凍がいいのか、迷いますよね?あんこを美味しく保存して食べる方法をお伝えしちゃいます!
常温保存できるのは限られた場合のみ!
実は、常温あんこは未開封の場合は保存が可能です。砂糖は微生物の細胞の水分を吸収し、繁殖を防ぐために保存に適しています。ほぼ糖度が50〜60度以上に作られている市販のものであれば砂糖がたくさん使用されていますので、ほぼ常温保存が可能です。(市販のものは防腐剤も含まれています。)常温のあんこでも、開封したら、なるべく空気に触れないように冷蔵庫に入れて保存し、ひと月以内には食べきりたいものです。
あんこを冷凍保存する方法!【おすすめ】
あんこをお徳用パックで購入したら、いっぺんに食べることは大変です。そこで、あんこを冷凍保存するおすすめの方法をお伝えいたします。
あんこを冷凍保存する方法
あんこは冷蔵保存もできますが、保存の状態が悪いとカビが繁殖して食中毒の原因になることもありますので、できれば冷凍したほうがよいでしょう。あんこを一回分に分けて、ラップで包み、それをさらにジップロックにいれて冷蔵しましょう。この時、できるだけ空気に触れないようにしっかりと密閉することが大切です。冷凍臭が付かないように、注意しましょう。
あんこの冷凍保存の保存期間はどのくらい?
あんこの冷凍保存期間は半年くらいが限界です。半年過ぎると、風味が落ちますが、食べれないことはありません。どうしても長い期間、冷凍保存すると冷凍臭がついてしまうので、解凍するときには水を加えて練り直しましょう。水とあんこを練り直すと、冷凍臭がなくなり、風味は復活します。
あんこを冷凍保存する際の2つの注意点!
あんこに冷凍臭をつけないようにするために気をつけるべき2つの注意点をお伝えいたします。
①雑菌に注意して保存容器にうつす
あんこは、空気に触れたところから菌が繁殖します。あんこができるだけ空気に触れないように、一回分に分けてラップに包んだ上で、小さめのタッパか、ジップロックにいれて冷凍保存しましょう。冷凍臭を防ぎます。手作りあんこには、雑菌がつきやすいので少なめに作り、食べきってしまうか、糖度を高くすることをおすすめします。
②保存方法に注意してビニール臭を防ぐ
あんこを冷凍保存する際に冷凍臭がつくと、風味が落ちてしまいます。あんこの冷凍保存の際に、冷凍臭をつけないように注意すべきことは、なるべくあんこを他の食品と触れさせないようにすることです。もちろん、冷凍庫の空気に触れさせないようにすることも大切です。ラップにしっかりと包み、他の食品のビニール臭がつかないように保存方法に注意しましょう。このとき、一度に食べきれる量に分けて、ラップで小分けして冷凍保存すると良いでしょう。
冷凍あんこを解凍する方法は?
冷凍あんこを解凍する方法はいくつかあります。ひとつは自然解凍です。自然解凍する場合は、冷凍したあんこを冷蔵庫にいれて自然解凍すると風味が落ちにくいです。自然解凍がいちばんおいしいまま解凍することができますが、すぐに食べたい時には、待つことができずに困りますよね。その場合は、電子レンジでチン。ただし、この場合はビニルの冷凍臭が残ります。もう一つは冷凍したままのあんこと水を鍋にいれて、練りながら火をかけて解凍していく方法があります。
冷凍臭が気になるときはどうしたらいいの?
冷凍したあんこを解凍するとどうしても冷凍臭が気になります。そんな時は、お鍋に冷凍したあんこと少しの水を入れて、火をかけて練り直していきます。すると、練り直すことで冷凍臭が抜けます。一度冷凍したあんこを食べる時には、冷凍臭をとるために温めて食べるあんこ料理が適しています。
あんこを冷蔵保存する方法も!
あんこは、糖度もあるのでジャムと同じく保存食です。あんこを冷蔵保存する方法もありますので、ここでは、あんこの冷蔵保存方法をお知らせいたします。
あんこを冷蔵保存する方法
市販のあんこなら冷蔵保存することができます。市販のあんこは糖度が高く、保存料が入っているので冷蔵でも大丈夫なのです。冷蔵庫の奥の冷えた場所に市販のあんこを保存するのがおすすめです。冷蔵庫の手前は、冷蔵庫の扉を開けたり閉めたりすることで温度が変わりやすいので、あんこを冷蔵保存する場合は、温度の影響を受けにくい冷蔵庫の奥の一定した温度の場所で冷蔵保存するようにしましょう。
あんこの冷蔵保存の保存期間はどのくらい?
あんこの冷蔵保存は、市販のあんこなら、開封したものでも、ラップで空気に触れさせないようにしっかり遮断するなどの注意が必要です。市販のあんこの冷蔵保存方法で、期間はひと月は大丈夫です。(開封しなければ常温保存も可能です。)
手作りあんこは、雑菌に触れる機会もあり、糖度もまちまちであったり、保存料も入っていないので冷蔵保存は、翌日まででしょう。手作りあんこは保存するとしたら、冷凍保存がおすすめです。
冷蔵保存したあんこを食べる際の注意点!
せっかく冷蔵保存したあんこも食べる時には、保存期間内であっても、見た目や臭いで痛んでいないか確認することが大切です。冷凍したあんこは水分がとんでしまっているので、白くなったり、冷凍臭がついてしまいがちですが、それは痛んではいません。でも、冷凍したあんこを見て、少しでもおかしいなと思ったら、食中毒のおそれがありますので、食べるのはやめましょう。
冷凍あんこを使った簡単おすすめレシピ3選!
冷凍したあんこを使ってつくるおいしくて簡単な和風スイーツレシピ3選をお伝えいたします。実は、こんなに簡単に和風スイーツが作れるのであれば、徳用あんこを冷凍保存して常備しても良いですね!
おしるこ・ぜんざい
冷凍あんこを使って、おしるこやぜんざいを作ってみましょう。解凍の手間がいらない温かいあんこのレシピです。冬におすすめのレシピです。長い期間冷凍していたあんこも、鍋で水と一緒に加熱し、練ることで冷凍臭がなくなりますよ。おいしく冷凍あんこが復活するレシピです。
【おしるこ・ぜんざいのレシピ】
- 鍋に冷凍あんこと水をいれます。
- 好みの味になるように、練りながら、水や塩を足してできあがりです。
水ようかん
冷凍あんこと寒天で水羊羹を作るレシピをご紹介します。夏においしく食べれて、子供のおやつに喜ばれますよ。義理の両親などが遊びにきたときに、作って出せば、お嫁さんとしてのかぶも上がりますね!簡単なのでぜひ試してみてくださいね。
【水羊羹のレシピ】
- 寒天を水でふやかします。
- ふやかした寒天を鍋に入れて、寒天を溶かします。
- そこに冷凍あんこを入れて、混ぜながら溶かします。
- お鍋で溶かしたものを型に入れて、粗熱をとってから、冷蔵庫で冷やしてできあがり。
バターどら焼き
冷凍あんこを使ってつくるバターどら焼きのレシピをご紹介します。長い期間、冷凍しているとどうしても冷凍臭が気になる冷凍あんこも、このレシピなら、バターやホットケーキミックスを使うので、冷凍臭が気になりません。
【バターどら焼きのレシピ】
- ホットケーキミックスを分量に従って溶き、お好みではちみつを加えます。
- フライパンを温めて、弱火にし、生地を直径10cmくらいの円形に流します。
- 表面がぶつぶつしてきたらひっくり返し20秒焼いて取り出します。
- 自然解凍しておいたあんことバターを挟んでできあがりです。
あんこを上手に保存して美味しく食べよう!
あんこはカロリーも低いのでとても女子に人気のスイーツになってきています。あんこは、手作りか、市販かによっても保存方法は、常温や冷蔵、冷凍などさまざまです。常温、冷蔵、冷凍ともそれぞれ保存は可能ですが、糖度や解凍方法によって風味が変わってきます。冷蔵や冷凍の保存のポイントをおさえて、おいしく保存して活用したいものですよね。あんこの上手な保存方法の知識を知っていれば、量の多いお徳用のものを購入して冷凍保存もできそうです。冷凍保存しておいたあんこを、おしるこや、ぜんざい、水羊羹、バターどらやきなどのレシピを参考に和のスイーツを楽しみませんか?