腕時計の位置はどこが正解?オシャレでズレない付け方を男女別に紹介!
腕時計を付けている時、位置がずれて下がったり文字盤が回ってしまったりで見にくくなることはありませんか?ずれない付け方をしっていればそんな悩みも解決します。腕時計をおしゃれアイテムとして利用する時も、位置のずれない付け方を知っていればより楽しめますよ。
目次
腕時計の位置ってどこが正解なの?
腕時計の位置に厳格なルールはない
腕時計を付ける時、正しい位置があるのかで迷ったことはありませんか?中には色々な位置で試した人もいるのではないでしょうか。実は、腕時計に関して厳格なルールはなく、自分の好みの位置で付ければOKです。しかし「好きな位置でいい」といわれても、それが分からないのが現実ではないでしょうか。
自分に合った位置を見つけるのが難しい
腕時計は、時間さえ分かれば位置はどこでもいいともいえますが、洋服が自分の体に合っていなければ美しく見えないように、腕時計も自分に合った位置でなければ美しく見えません。しかし、なかなかその位置が見つけられないのも事実です。
腕時計の基本的な付け方4選!
①利き腕の反対側
まず、腕時計の基本的な付け方を見ていきましょう。腕時計の基本的な付け方といえば、利き腕の反対側です。理由は、字を書いたり作業をしたりする際に、腕時計が邪魔にならないようにするためですが、腕時計を守るためでもあります。
リューズの操作も利き手で行う方がやりやすいため、利き腕の反対に腕時計をするのですが、これはあくまでも右利きの人を対象にしています。そのため、左利きの人にとっては利き腕の逆に腕時計をすると、位置がずれる事よりも使いにくさを感じてしまうでしょう。
②骨が引っかかる位置
手首の骨の上あたりに付ける付け方も一般的によく知られています。腕時計が骨に引っかかり、手首より下に下がる心配が少ないため、腕時計の位置がずれる事を防止するといわれています。しかし、骨が当たって傷みを感じる人もいるため、その場合は、位置を少しずらしたり、骨の上で少し緩めに腕時計を付ける工夫が必要でしょう。
③フォーマルシーンでの腕時計の位置
腕時計はシーンで付ける位置を変えることが必要です。特にフォーマルなシーンではシャツの袖口から文字盤が見えない位置に付けることが望ましいです。フォーマルなシーンで腕時計を確認する姿は、時間を気にしているように見えるため、相手に対して失礼な行為になります。
④ビジネススーツでの腕時計の位置
ビジネスシーンでは仕事のしやすさを考えた位置が理想です。作業効率の面から利き手の反対に付け、文字盤の位置を外側に向けるとよいでしょう。ビジネススーツの袖口から腕時計が覗く程度の位置なら、袖をまくらずに時間が確認できるのでスマートでかっこいいです。
男性の腕時計の一般的な付け方2選!
①左腕
腕時計を男性が付ける場合は左腕に付けるのが一般的です。作業をする時や文字を書くときに腕時計が邪魔にならないようにするためや、利き手でリューズを操作しやすくするためです。しかし、これはあくまでも一般的というだけで、使いやすい腕の位置に付けることが一番です。
②手首の手の甲側
もう一つの一般的な付け方は、腕時計の文字盤の位置が手の甲側へくるように付ける付け方です。男性用の腕時計はデザインがゴツいものが多く、文字盤も大きめです。そういった腕時計を内側に向けて付けるのはやや不自然に見えることが理由といえるでしょう。
男性は重い物を持ったり、仕事によっては力強い動きが必要だったりする事も多く、腕時計を傷つけないために文字盤の位置を手の甲側の位置にするのも理由の一つです。
女性の腕時計の一般的な付け方2選!
①右腕
腕時計は一般的に左手首の位置に付けることが多いですが、女性は右手首の位置に付けるのが一般的といわれています。これは、リューズで手首を痛めないためだけでなく、右腕に付ける事でおしゃれに見えたり、個性を出したりすることができるためともいわれています。
しかし、腕時計本来の機能性を重視する女性は、左手首の位置に付ける事が多く、その上でおしゃれに見えるものを選ぶ傾向が高いといえるでしょう。
②手首の内側
手首の内側に文字盤が来る位置に腕時計を付けるのも女性ならではといえます。甲側に付けると、時間を見る時にどうしても肘を張るような状態になりますが、手首の内側に腕時計の文字盤があることで、肘を張らず、スマートで女性らしい仕草で時間を確認する事ができます。
腕時計の位置がずれる2つの原因とは?
①サイズが合っていない
腕時計の位置がずれる原因として、一番に考えられるのはサイズが合っていないということです。専門店以外で腕時計を購入した場合は仕方ないですが、専門店なら試着したのちに、ずれるのを防止するために自分の腕に合ったサイズを選んでもらう事も可能です。
また、専門店なら相談しながらサイズを調整することも可能ですので、自分の好みに合わせることもできます。位置がずれるのを防止するためにもぜひサイズ確認を行いましょう。
②ベルトが合っていない
腕時計の位置がずれるのは、ベルトの長さが理由の事もあります。腕時計のベルトは、文字盤に対して右左の長さが同じものが多いため、ベルトの長さと自分の腕が合っていなければ、位置がずれる原因になります。
腕時計に元々付いているベルトではなく、自分の手首のサイズに合ったベルトを選んで付け直す、メタルブレスなら駒の数で調節するなどでサイズを合わせて位置のずれ防止をしましょう。
腕時計の位置に重要なバックルの種類3選!特徴は?
腕時計の位置を防止するだけでなく、かっこいいスタイルやおしゃれに見せるためには、バックルも重要です。腕時計のバックルの中でも特徴的なものを3つ紹介します。
①ピン式
バックルの中でもピン式は革ベルトでよく見るタイプです。かっこいいデザインやおしゃれなデザインの時計にもよく合い、男性・女性共にカジュアルからフォーマルなシーンでも使いやすいタイプです。
②Dバックル
Dバックルは、デプロイメントバックル(Deployment-Buckle)の略で、革ベルトをメタルブレスタイプの腕時計と同じように付ける事ができる機能性を持つバックルです。ベルトが繋がれているため、落下を防止したり、革ベルトを長持ちさせることもできるといわれています。
③二重ロック式
メタルブレスタイプの腕時計のスポーツモデルに幅広く使われているバックルで、片開き式のバックルの開く部分に留め金が付けられているおかげで、簡単に外れることがなく、脱落の危険性も少ない特徴があります。二重ロック式のバックルは、腕時計が脱落することで命の危機に結び付くダイバーのために作られたものといわれています。
腕時計のベルトの調節方法を2パターン解説!
①メタルブレスの調節方法
メタルブレスのベルトは、「ネジ止め式」「ピン止め式」「板バネタイプ」があり、ネジ止め式以外はベルトの駒の裏に矢印が刻印されています。ピン止め式のピンは、割りピン式・丸ピン式・Cリング式があり、間違いやすいピンの形状があるため、取り扱い説明書を確認するとよいでしょう。
ここでは、メタルブレスの中でもよく見る割りピン式のベルトの調節方法を紹介します。腕時計をピン抜き台に固定し、ピン抜き棒を挿して矢印の方向へ上から押し出すようにピンを抜きます。不要な駒の数を確認したら、その駒のピンを同じ手順で抜き取って駒を外します。
ベルトを連結させたら、矢印と逆方向からピンを挿し、ピン抜き台に固定したらハンマーで叩いてピンを押し込みます。位置のずれ防止にもなるので、覚えておくと便利です。
②革ベルトの調節方法
革ベルトを調整する方法は、ベルトそのものを交換するか革ベルトに穴を開けるかのどちらかになります。革ベルトを交換する場合は、バネ棒外しを利用し、ケースサイドに穴がある場合はI型、穴がない場合はY型を利用してベルトを外して新しい革ベルトと交換します。
革ベルトに穴を開けて調整する場合は、まず現在の穴と穴の間を測り、新しく開けたい箇所に同じ間隔に印を付けて、レザーポンチとハンマーを使い穴を開けてください。
腕時計がズレないおしゃれな付け方3選!
①袖からチラッと見える位置
腕時計は、シャツの袖口からチラっと見えるくらいの位置がおしゃれでかっこいいといわれています。そのために、シャツやジャケットが体に合っていることも、腕時計をかっこいい位置に付ける条件になります。
腕を下した状態で腕時計の約1/3が見えるとバランスがよく、腕を上げたときに自然と腕時計全体を見る事ができるので、時間の確認もスムーズにできます。
②ブレスと重ね付け
ブレスとの重ね付けも腕時計のおしゃれな付け方です。ブレスと腕時計だけのバランスを見るのではなく、全身でバランスを考えたり、同じ素材で合わせるだけでなく、意素材の組み合わせもテイストを合わせればかっこいいです。
また、腕時計がごついタイプならブレスがシンプルなものにしたり、季節感を考えて合わせるとおしゃれでかっこいい付け方になります。
③袖の上から付ける
長めの袖が女性に人気なこともあり、腕時計をバングル代わりに付けるのもおしゃれです。袖の上から付ける場合は、大きめなデザインの方が可愛く見えるので、女性でも男性用の腕時計を選ぶと骨にしっかりと付けられるので、逆に位置がずれるのを防止できるでしょう。
腕時計は自分に合う位置を見つけておしゃれに付けよう!
腕時計の本来の目的は時間を確認する事ですが、おしゃれアイテムとして付ける場面も多いです。しかし、位置が決まらず、腕時計を邪魔に感じたり、肝心の時間が確認しにくくなったりする事があるのも事実です。せっかく気に入った腕時計を見つけたなら、自分に合った位置に付けたいですよね。
サイズやバンドを合わせて、腕時計をおしゃれでかっこいい位置に付けましょう。一度自分に合った位置が見つけられれば、どんな時計でもおしゃれに見せられますよ!