協調性がない人の特徴8選!上手な付き合い方や改善方法も紹介!
学校や職場などに協調性がない人いませんか?物事が上手く進まないのは、協調性がない人のせいかもしれません。協調性がない人とどうすれば円滑な人間関係を築けるのか。協調性がない人の特徴から、対処方法や改善方法、適職まで、いろんな角度から紹介していきます。
目次
協調性がない人ってどんな人?
「協調性がない人」と聞くとグループの輪を乱す人や、人の話を聞かない人など短所としてのイメージを持つことが多いのではないでしょうか?協調性がない人とは、どんな人の事なのか。まずは、協調性について細かく分解して理解を深めていきましょう。
そもそも「協調性」とは?
そもそも「協調性」とはどういう意味なのか?
協調性(きょうちょうせい)とは異なった環境や立場に存する複数の者が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する素質。
そう、真面目や、おとなしいと同じ、「協調性がない」という一つの素質、個性、性格なのです。
協調性がある人とない人の違いは?
では、協調性がある人と協調性がない人の違いは一体何なのか。
ご存知のとおり、協調性がある人は人に合わせるのが得意であるのに対し、協調性がない人に人と合わせること、人の気持ちを考える事がが苦手です。つまり集団行動が苦手なので、一匹狼になっている人が多いかもしれません。
協調性がない人の特徴8選!
では、協調性がない人の特徴を細かく見ていきましょう。
学校や職場でチームワークが必要なのに、何故か上手くいかないなぁと思うのは、協調性がない人がチームにいるからかもしれません。
もしかしたら、自分が協調性がない人なのかも!?
特徴①自分の意見を貫く
協調性がない人は、自分の意見を貫き通す強さを持っています。短所としての印象が多い「協調性がない」という個性ですが、この強さは、新しいことを始めるには必要な力、最大の長所です。何かを成し遂げている人たちは、もしかしたら、協調性がない人達なのかもしれません。
特徴②自分の話ばかりする
協調性がない人の特徴として、自分の話ばかりする人が挙げられます。
自分に自信があり、自分の話は面白いと思っている協調性がない人は、空気が読めないので、ついつい自分の話ばかりしてしまいます。本当に話が面白いと良いですが、面白くないと、空気が読めない人というレッテルを貼られてしまうかもしれません。
特徴③自分基準で自分を優先する
協調性がない人は、今までの経験や知識からできた自分基準があります。
そして、どんな時もその自分基準で物事を判断して自分自身を優先します。何が起きようとも、自分の意見を曲げる事なく貫き通す協調性がない人のその姿は、時にはカリスマ性のある憧れの存在かもしれません。
特徴④自己中心的でわがまま
協調性がない人は、集団行動が苦手で単独行動をしている人も多いです。
おまけに、協調性がない人は、空気が読めないので、集団に入っても一人の時と同じように、自分の話ばかりして、自分の意見を主張します。
悪気があるわけでないですが、自己中心的でわがままな人に映る事が多いようです。
特徴⑤人の気持ちを考えない
協調性がない人は、上でも説明したとおり、自分基準で判断してしまいます。
周りの人は、時には心ない一言に傷つけられる事もあるかもしれません。「なんでこんな事をするの?」、「人の気持ちも考えてよ!」など不快に感じる事もあるかもしれませんが、悪気はないのです。
特徴⑥人の目を気にしない
協調性がない人は、人の目なんて気にしません!
他人が何を言おうが、自分の考えを信じ、貫く事ができます。
また、協調性がない人は、何かあってもくよくよする事も、あの時ああしていれば良かった。など後悔する事もありません。この潔さ、羨ましい限りです。
特徴⑦人に合わせない
協調性がない人は、人に合わせる事もしません。
我が道を行く!周囲の協力がなくとも、一人でもやりたい事ができれば良いのです。もちろん、合わないグループに無理して属す事もしない協調性がない人は、自分の気持ちに正直で意思をしっかりと持っている人とも言えます。
特徴⑧空気が読めない
空気が読めないのも協調性がない人の特徴の一つです。
会話が盛り上がっているのに、急に話を変えてしまったり、時には人間関係をぶち壊すような発言をしてしまう事もあります。
これも、全て悪気はないんです、協調性がないだけなのです。
協調性がない人の長所と短所は?
短所と長所は表裏一体。
「協調性がない」というのは、特徴を見ても短所のイメージが強いですが、見方を変えるともちろん長所にもなります。
協調性がない人の長所と短所について見ていきましょう。
協調性がない人の長所とは
協調性がない人の長所は、何と言っても意見を貫くその芯の強さです。
周りから何を言われようと怯まず突き進む力や、自分の意見をしっかり持ち、主張できます。
学校や会社で憧れる存在、周りとは違うオーラを放つ存在は協調性がない人たちなのかもしれません。
協調性がない人の短所とは
協調性がない人の短所は、集団行動ができないところでしょう。
他人の気持ちを考えることが出来ず、空気が読めない協調性がない人は、集団行動をしていても、自己中心的な行動をとってしまい、グループの和を乱してしまうかもしれません。
協調性がない人との上手な付き合い方は?
協調性がない人の特徴は、だいたい分かりました。
では、協調性がない人とどうやって円滑な人間関係を築いていけば良いのか、空気が読めない、気持ちがわからない人に出会った時、仲間にいた時、どうすれば上手く付き合っていけるのか?対処方法を紹介していきます。
妥協して受け入れる
協調性がない人と上手く付き合うための対処方法一つ目は、妥協して受け入れることです。
いちいち気にしていてはこちらが持ちません。相手を変えるのではなく、自分の気持ちの持ちようです。「協調性がない人だ!」と妥協して受け入れてしまいましょう。
相手にせず干渉しない
協調性がある人は、ついつい親切心で孤立しないようになど、協調性がない人を干渉してしまいがちです。
でも、協調性がない人はやりたいようにするし、何か起きても自分で対処します。孤立する事なんてを恐れていません。
干渉するのは止めて、自由にさせてあげましょう!
大事な約束を極力しない
大事な約束をしていたのにキャンセルされた!なんて経験ありませんか?
協調性がない人は自分基準。あなたの大事と相手の大事は違うのです。
とはいっても協調性がない人と、約束しないといけない事もあります。そんな時は、もしもの時の対策を練った上で約束をしましょう。
協調性がない人へ!協調性のなさを改善する方法3つ!
協調性がない人の特徴が当てはまってしまった。
対処方法でも書いた通り、協調性がないことを自覚するのが第一歩、まずは受け入れましょう。
では、協調性がないのは改善できるのでしょうか?
次は、改善方法を見ていきましょう。
相手の話に耳を傾ける
協調性のなさの改善方法の一つ目は、相手の話に耳を傾けることです。
特徴にもあげたとおり、協調性がない人は自分の話ばかりしてしまいます。スピーチではなく会話、まずは5分聞くに徹する。どうしても喋りたくなったら、相手に質問をしてみるなど、相手の話に耳を傾ける努力をしてみましょう。
他人のいいところを見つける
改善方法の2つ目は、「他人のいいところを見つける」です。
協調性がない人は、自分にフォーカスし過ぎる傾向があります。
人のいいところを見つけると、他人に興味が湧いてきます。
他人を知る事は自分を知る事、協調性がない部分を改善できるだけでなく、新しい自分を発見できるかもしれません。
他人の気持ちを考える
改善方法3つ目は、「他人の気持ちを考える」です。
まずは、自分が嬉しい、悲しいと思う事を他人はどう感じるのか考えてみましょう。
他人の気持ちを考える事ができるようになると、自分の意見にも深みが増し、より多くの人を説得することもできるでしょう。
意思をしっかり持った、意見を主張できる協調性がない人に、協調性が備わったら、無敵かもしれませんね!
協調性がない人の適職は?5つ紹介!
協調性がない人の特徴や、長所と短所、対処方法などについても書いてきました、
次は、長所を最大限発揮できる適職。空気が読めない、集団行動が苦手など、短所とよく言われる協調性がない部分も長所として活かせる協調性がない人の適職をご紹介します。
研究者
協調性がない人は、独自の基準を持ち、人の意見に流されず突き進む事ができます。
1人黙々と、とことん追求していく研究者は適職と言えるでしょう。
ミーティングなどもありますが、研究職では、当たり障りない意見よりも突拍子もない、個性的な意見ほどおもしろい。相手の気持ちを考える場面も少ない研究者は、協調性のなさがプラスに働く職業と言えるでしょう。
タクシー運転手
自分だけで過ごす時間も多く、会社から出庫してからは個人に全て任されるタクシー運転手も協調性がない人の適職と言えます。
また、時にはお客さんとの会話が必要な場面もあるタクシー運転手は、協調性がない部分を改善するトレーニングにもなります。
空気が読めなくても、自分の話ばかりしていても、時間は限られているし、お客さんからしても1回限り。
話が面白いと名物タクシードライバーになるかもしれませんね。
フリーランス
協調性を必要とされる会社は、協調性がない人の個性が活かしきれない可能性があります。
同じ仕事内容でも会社に属するのではなく、フリーランスで働くほうが向いていると言えるでしょう。
適職だと思って就職してみたけど、上手くいかない…。そんな時は、思いきってフリーランスに転身!働く環境を変えてみる事で、協調性がない人の長所、能力をもっと伸ばせるかもしれません。
エンジニア
協調性がない人で、コンピューターの仕組みや、プログラミングに関心がある人はエンジニアも適職と言えるでしょう。
エンジニアも、研究者と同じく黙々と集中して作業する仕事です。
一口にエンジニアといっても、システムエンジニアやゲームエンジニアなどその種類はたくさんあります。興味がある分野はあるのか、調べてみてもいいかもしれません。
新しいシステムや、ゲームを開発していくエンジニアは、協調性がない人の長所が発揮できるでしょう。
クリエイター
創作や、芸術に興味があるのであれば、作家やアーティストなどのクリエーターも、協調性がない人の個性を活かせる適職と言えるでしょう。
協調性が必要とされる場面でも、個性として受け入れてくれる体制もできていたり、空気が読めなくても、個性的だと協調性がない部分を長所として受け入れてもらえる可能性が高いです。
協調性がない子供ならどう育てればいい?
協調性がない子供はどう育てれば良いのでしょうか?もちろん、個性の一つなので、認めてあげる事が大切ですが、仲間外れになっていないか?周りの友達にに不快な思いをさせていないか?友達とうまくやっていけているのか?など不安になることもあるでしょう。
次は協調性がない子供の対処方法について見てみましょう。
遊びのなかでルールを知り協調性を育てる
協調性がないのは個性、性格の一つです。
性格は子供の頃の経験から作られます。もしも協調性のある子供に育てたいのであれば遊びの中で、ルールがあることを体感し学ばせてあげましょう。
特に長男、長女や、兄弟のいない一人っ子は周りが大人ばかりで自分の意思を貫きやすい環境なので、協調性がない子になってしまう可能性が高いといえます。
いろんな子供が集まる公園で、他人と譲り合うことや順番があるということ、ままごとでは、お父さん役、お母さん役にそれぞれの役割があるということを気付かせることで、協調性は育っていくでしょう。
チームスポーツで協調性を育てる
協調性がない子供の対処方法として、サッカーや野球、バレーボールなどチームスポーツを習わせてみるのも、協調性を育てるには有効と言えるでしょう。そもそもが集団の一員となりますし、ポジションによっても役割があります。
もし、すでに協調性がなく、集団行動が苦手であれば無理やりチームスポーツを習わせるよりは、剣道や柔道など個人競技でありながら団体スポーツであるものを習わせてみるのも良いでしょう。
いずれにせよ、子供が興味を持つものから選ばないと楽しくない、やりたくないという感情を抱いてしまうと逆効果です。
協調性がないのも個性と考えて上手く付き合おう!
協調性がないのは個性の一つです。悪気があるわけでも、意地悪をしたいわけでもありません、改善する事だってできます。
集団行動は苦手ですが、単独行動だと力を発揮するかもしれません。
協調性がない人とチームを作っていく場合は、あらかじめ協調性がない事を個性として、受け入れられている人と同じグループに配置してサポート体制を整えておく、単独で力を発揮できるポジションに置くなどの配慮をする事で、協調性がない人の良いところを引き出す事ができ、最強のチームができるかもしれません。
環境が整っていれば、独創的なアイデアや、やりたい事にまっしぐらな特徴を活かしてリーダーシップを取ってもらう事もできるでしょう。何事も適材適所です。
以上を参考にしながら、協調性がない人とも個性と考えてうまく対処して付き合っていきましょう。