『鈍感』の意味とは?鈍感な人の特徴や話題の『鈍感力』についても解説!
鈍感という意味をご存知でしょうか?鈍感という言葉を聞いたことがあっても正しい意味や使い方が分からないという人も多いのではないでしょうか。鈍感の意味や使い方だけではなく、鈍感な人の特徴や、今話題の鈍感力の鍛え方についても紹介していきます。
目次
『鈍感』という言葉について知ろう
鈍感という言葉をご存知でしょうか?「鈍感」は「どんかん」と読みます。恐らく聞いたことがある人がほとんどではないでしょうか。まずは、鈍感という言葉の意味や使い方、対義語、英訳などを紹介していきます。後ほど鈍感な人の特徴や感覚、メリット、デメリットなども紹介します。
『鈍感』の意味とは?
それでは、鈍感という言葉の意味を紹介します。鈍感という漢字のまま「感じ方や感覚が鈍いこと」です。鈍感な人の特徴として「気が効かないこと」も鈍感という意味です。感情の動きがなく、感じ方や感覚が鈍い人のことを鈍感と言います。最近では「鈍感力」という言葉もあります。鈍感力については後ほど紹介していきます。
『鈍感』の使い方は?
鈍感の意味は、感じ方、感覚が鈍いという意味がありますよね。鈍感の使い方としては、「好きな人がいるけど、鈍感だから全然気持ちに気付いくれない」「髪の毛を切ったのに、彼氏は鈍感な人だから何も言ってくれなかった」など、相手の感情に対して何も感じない、鈍い人のことを言います。また、自分の感情に鈍い時にも使います。「悪いことをしても罪悪感を持たなくなった鈍感な人間になった」などです。
『鈍感』と『鈍い』の意味の違いは?
鈍感という言葉の意味や使い方を紹介しましたが、鈍感と鈍いの意味の違いは何でしょうか?例えば、鈍感は「鈍感な人」という表現をして鈍いは「鈍い人」という表現をしますよね。鈍感は、文字の通り感情や感覚の感じ方がなかったり遅いことをさします。基本的に人の感情のことを意味します。
一方、「鈍い」は、感情や感覚だけではなく頭の回転や体の動きが遅いなどの意味もあります。「頭の回転が鈍い」「運動神経が鈍い」などの使い方をします。
『鈍感』の対義語とは?
鈍感の意味や使い方は理解していただけたと思いますが、鈍感の対義語はご存知でしょうか。対義語とは、意味が反対になる言葉や、意味が対照的になっている言葉のことです。鈍感は「感情が鈍い」という意味がありますよね。ですので鈍感の対義語は、「敏感」です。敏感とは、感情や感覚の感じ方が動きやすく、反応をしやすいことを意味します。
ちなみにですが「鈍い」の対義語は「鋭い」なので、感情や感覚のみをあらわす「敏感」とは異なります。
『鈍感』を英語で表記するとどうなる?
鈍感を英語で表記をすると「insensitive」です。元々「sensitive」が鈍感の対義語である「敏感」という意味があるので、そこに'in'を付けると鈍感という英単語になります。例えば、「彼は人の気持ちに鈍感だ」という英文は「He's insensitive to other people's feelings.」です。
他にも対義語の敏感の意味を持つ「susceptive」を否定文であらわす使い方もあります。「You are not susceptive.」であれば「あなたは鈍感だ」という意味になります。
鈍感な男性の特徴4選!
恋愛をしている上で相手が鈍感で全然自分の気持ちに気付いてくれないなんてことありますよね。好きな男性が鈍感ってことよくあると思います。恋愛対象として、鈍感な男性の方が好きという女性も中にはいますよね。今回は鈍感な男性の特徴4選を紹介します。
①言葉の裏が読めない
鈍感な男性の特徴として、言葉の裏が読めないことです。どちらかというと女性は遠まわしに相手を気遣って気持ちを伝えたりします。相手が好きな人であれば、なおさらストレートに自分の気持ちを伝えるのは恥ずかしいものです。しかし、言葉の裏が読めない男性は、言われた言葉をそのままの意味で受け取ります。相手に気持ちを伝えたい、治してほしいことがあるのであれば、言葉の裏が読めない鈍感な男性には、ストレートにはっきりとした言葉で気持ちを伝える必要があります。
②体の感覚が鈍い
鈍感な男性の特徴として、体の感覚が鈍いということがあります。実は、感情が鈍い人は体の感覚も鈍いという研究結果が出ています。鈍感な男性の特徴として運動神経が鈍いことも言えます。また、団体競技などチームワークが必要とされるスポーツは向いていません。体の痛みを感じにくい人は、感情が鈍く心の痛みも感じにくいのです。
③こだわりがあまりない
鈍感な男性は、こだわりがあまりないという特徴があります。鈍感な男は自分や他人の感情や動きに鈍感です。あまり好き嫌いもないのが特徴です。こだわりがないというのは、人に合わせられるという面ではメリットでもありありますが、その半面デメリットでもありますよね。
④理屈っぽい
鈍感な男性は、理屈っぽいという特徴があります。人の感情や感覚が鈍く、相手の感情に寄り添うことが苦手です。共感をあまりしないため、理屈っぽい会話になりがちです。仕事面では良いかもしれませんが、恋愛となると理屈ばっかりで自分の意見を通そうとするのでやっかいです。
鈍感な女性の特徴5選!
鈍感な男性の特徴を紹介しましたが、次に紹介をするのは鈍感な女性の特徴です。基本的に男性と同じなのですが、女性特有の特徴もありますので、鈍感な女性の特徴5選を確認してみてください。
①天然キャラである
鈍感な女性の特徴は、天然キャラが多いということです。鈍感な女性は感情や感覚に鈍いので思わぬ発言や行動をします。そのことから周囲からは天然キャラに思われるのです。天然キャラで可愛いと思われるなら良いのですが、行き過ぎると仕事で迷惑をかけたり、周囲から浮いた存在になるでしょう。
②何でも自分中心に考え行動する
鈍感な女性は周りの感情を読み取ることが苦手です。むしろ読み取ろうともしません。なので、基本的に自分中心の考えを持っています。何でも自分中心に物事を考えて行動をしてしまうので、周囲からは自己中と思われることもあるでしょう。
③一人でいることが平気
鈍感な女性は、一人でいることが平気という特徴があります。女性はグループを作りたがることが多くそのことで承認欲求を満たしていたりします。しかし、鈍感な女性は一人でいることが平気なので、孤独を感じません。グループ行動しかできない女性に比べて、独立している女性と思われるかもしれませんが、デメリットとして職場や学業でのチームワークを取ることが苦手なので、周りからは好かれないかもしれません。
④空気が読めない
鈍感な女は空気が読めません。人の感情を読み取るのが苦手なので、シチュエーションなどを考えずに発言や行動をしてしまします。そのことで周りからは空気が読めないと思われるでしょう。自己中心的で空気が読めないとなると周りから人は減っていくでしょう。
⑤平気で人に話しかけられる
鈍感な女性の特徴として、平気で人に話しかけられるということがあります。鈍感な女性は、相手の立場や感情、その場の雰囲気を察することができないのです。自分が話したいから話すというように自分のことしか考えていません。例えば知らない人に道を聞くのも躊躇しないでしょう。人見知りをしないというメリットでもあります。
鈍感な人との恋愛とは?長続きさせるポイントも紹介!
鈍感な男女をそれぞれの特徴をお伝えしましたが、実際に今好きな人が鈍感な人はどうすれば良いの?と思いますよね。鈍感な人との恋愛はどのようなのか、また鈍感な人との恋愛を長続きさせるポイントを紹介します。
鈍感な人のメリット&デメリットとは?
鈍感な人との恋愛はどうすれば良いでしょうか?鈍感な人のメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
鈍感な人のメリット
鈍感な人は人の感情をあまり気にしませんよね。なので細かいことを気にしません。例えば、反対に敏感な人は相手にその気がなくても相手の言動をいちいち気にしてショックを受けてしまうこともあります。その点、鈍感な人はショックを受けることはないでしょう。悩みやストレスが減るというのはメリットです。鈍感な人と付き合うメリットは、あまり気を遣わなくて良いということでしょう。
鈍感な人のデメリット
鈍感な人のデメリットは、周りに気を遣う事や相手の感情に気付くことができないので、はっきりとストレートに言わないと鈍感な人に自分の気持ちは伝わりません。治してほしいところがある場合もはっきりと言わないと気付きません。一緒に住むとなると鈍感な人に対していらいらすることが多いでしょう。鈍感な人は周りの状況を読めない、重要アドバイスを繰り返す、何度も同じ失敗をするなどの特徴があるので、周囲の人が気にかけてあげないといけないというデメリットがあります。
鈍感な人とうまく付き合う方法3選!
鈍感な人の特徴やメリット、デメリットをお伝えしましたが、鈍感な人とうまく付き合うにはどうすれば良いでしょうか?相手が仕事関係の人であれば特にどうゆう風に付き合えば良いのか悩みますよね。鈍感な人とうまく付き合う方法3選を紹介します。
わかりやすい言葉で伝える
鈍感な人とうまく付き合うには、分かりやすい言葉ではっきりと伝えることが必要です。相手に治してほしいところがある場合などに、大抵の人は、傷つけないように遠まわしに相手に伝えますよね。しかし、遠まわしの言葉は鈍感な人は読み取ることができません。態度で気付かせるなんてもってのほかです。鈍感な人とうまく付き合うには、わかりやすい言葉で相手に伝えましょう。
鈍感である性質を受け入れる
鈍感な人とうまく付き合う方法は、鈍感である性質を受け入れるということです。鈍感な性質なので、基本的に周囲の人が変えることはできません。鈍感な人に対してイライラする時もあるでしょう。性質だと受け入れてしまえばイライラすることも減るはずです。鈍感な人とうまく付き合うには、鈍感である性質を受け入れてあげましょう。
いちいち言われたことに対して反応しない
鈍感な人の言動をいちいち真に受けていたら疲れてしまうので、反応しないことが一番です。鈍い人は人の感情に鈍いのでそれがメリットでもあります。あなたが気にしていることは、鈍感な人は全く気になりません。言い方を変えるとポジティブですよね。
いま話題の「鈍感力」とは?
鈍感力とは、周りの出来事や言動に左右されることなく前向きに生きていく力のことを言います。敏感な人は日常にイライラをして自分に余裕がなく、環境の変化ともうまく付き合うことができません。鈍感力がある人は例えば、周りの目を気にしないので次々と新しいことにチャレンジをするチャレンジ精神があったり、失敗をしても引きずることもなく、立ち直りが早くポジティブに生きることができるのです。
こういったことから鈍感なことはデメリットばかりではなく、メリットがあることを注目されており、鈍感力という言葉があるほどです。鈍感力を自ら鍛えるのです。鍛え方については次に紹介をします。
鈍感力の鍛え方3つ!
鈍感力が時には必要ということが分かって頂けたと思います。鈍感力は持って生まれたものではなく、鍛えることができますので、鈍感力の鍛え方3つを紹介します。
ストレスをうまく発散する
鈍感力の鍛え方は、まず1つ目はストレスをうまく発散するということです。鈍感力のない人はちょっとしたことでストレスを抱える癖があります。例えば仕事を失敗したら長い間落ち込んではいませんか?または、次はもっと頑張ろうと気合いを入れるあまりにストレスになっていることもあるでしょう。
日常で起きるできごとをイチイチ気にしていては鈍感力を鍛えることはできません。良い意味で自分の気持ちの鈍感になり、ストレスをうまく発散させる方法を取り入れましょう。
ネガティブな感情を認め受け入れる
鈍感力の鍛え方として、ネガティブな感情を認め受け入れるということです。受け入れることでネガティブな感情に対して、抵抗力を身につけるのです。ネガティブな感情を全身で受け止めると、意外と怖くないな、バカらしいなという感情が出ていくはずです。この鈍感力の鍛え方は先ほど紹介したストレスをうまく発散することにも繋がります。
人生の大きな目標を持つ
最後にご紹介する鈍感力の鍛え方ですが、人生の大きな目標を持つということです。大きな目標がないと、日常で起きる些細な事に振り回されてしまうからです。大きな目標を持ち、その目標に向かってさらに日々や何年ごとの計画を立ててそれに意識が向いていると小さいことで振り回されない鈍感力が身に付きます。
鈍感は悪い意味ばかりではない!鈍感力を鍛えよう!
いかがでしたか?鈍感という言葉を聞くとマイナスな意味に捉えがちですが、悪い意味ばかりではないということを分かって頂けたのではないでしょうか。鈍感力は、傷ついてもすぐに立ち直ることができる、小さいことに左右されない自分の芯を持って前向きに行動ができることや、敏感な人はすぐにストレスがたまりくよくよするのに対して鈍感な人は好き嫌いもなく常に前向きなどメリットがたくさんあります。鈍感力を鍛えることも大切です。