『好き』の心理的な意味や定義とは？自分の気持ちを確かめる方法も！

好きとはどんな気持ちなのか意味や定義がよくわからない人は多いのではないでしょうか？気になる人ができたタイミングで、相手のことを好きなのか自分で自分の感情がよくわからなくなり心が迷子になってしまった経験がある人もいるでしょう。好きとは何なのかまず意味や心理学的な定義を確認してみましょう。

好きという意味にも種類が色々ありますよね。趣味など何かお気に入りの物に対する好きの意味と、心が惹かれるなど恋する意味を表す好きがありますが、今回はこの「LIKE」よりも「LOVE」の方の意味や定義を見ていきましょう。

好きの定義なんて人それぞれですが、心理学的な定義をご紹介しますと、好きな気持ちとは「繁殖行動の一部」とされる定義があるようです。子孫を残すためという心理学の角度から見た定義です。

人間は他の動物とは違って、好きな人との子供を産んで育てたいという感情から繁殖行動をします。動物は好きという感情がなくとも繁殖行動をしますよね。人を好きにならないと子孫繁栄ができません。なので心理学的には繁殖行動の一部と定義されています。もちろんこれは一説で、恋愛関連の心理学的定義は数多く存在します。

好きとはどんな意味や気持ちなのか、自分の感情なのによくわからなくなってしまう事がありますがそれはどんな時でしょうか。恐らく恋愛に興味があり前向きな気持ちなのは確かです！好きの意味を考えてしまう場面をまずは見ていきましょう。

仲のいい幸せそうな友人カップルを見て、自分まで幸せな気持ちになると同時に、「そんなに人を好きになれて羨ましい！」というような感情が湧いた事がある人も多いはずです。

理想のカップルを見ていると自分も誰かを好きになりたい！という気持ちから、そもそも好きとはどんな感情なのか、その定義がわからない！と冷静に色々考えてしまいます。

友人同士で恋愛話で盛り上がっている時にもふと、好きとはどんな気持ちなのか疑問に思う事があるはずです。恋をしている友人の話についていけない場合、自分には理解できないどんな感情？と気持ちが理解できず不安を覚え焦ってしまうことも。

相手に告白されて付き合ってみたものの、付き合ったばかりの頃はまだ自分が相手のことを好きになっていないのでは？と好きとはどんな感情だったか疑問に思えてくることってありませんか？もちろん嫌いではないから付き合ったものの、自分は本当に相手のことが好きなのか段々と不安になってきて心が迷子になる状態です。

彼と長く付き合っていると冷めたわけじゃないけど最初の頃の感情とは何か違うと感じ始め、好きとはどんな気持ちだったっけ？と自分で自分の気持ちがわからない時があります。気持ちが少し離れてきていて、彼より他に良い人がいるのでは？と考えたり、でも彼に対する情から別れられない時なんかはとても思い悩んでしまいます。

先ほどご紹介した心理学的な好きの定義ではあまりにロマンチックさに欠けますが、では好きとは一体どんな気持ちや感情になるものなのか言動や感情からも好きの意味や定義を確認してみましょう！

これは好きという恋愛感情を抱いたことがある人はもちろん、まだ経験のない人でもこうなれば確実にあなたは相手に対して恋愛感情を抱いていると言えるでしょう。

その人のことばかり考えていたり、見ただけでドキドキするという気持ちとは友情では起こり得ないことなのです。友人に対してでは有り得ないこのような感情に、経験のない人でも自分ですぐその違いに気付けるはずです。

好きという気持ちや感情が湧いているとその人のことをずっと見ていたい、もっと知りたいという気持ちから無意識のうちに目で追ってばかりしてしまいます。仲の良い友人であった場合も多少は見ることもあるでしょうが、好きな人が相手の場合その頻度が明らかに違います。ずっと見ていたいのです。

恋愛感情があるとその好きな相手からの言葉や態度によって一喜一憂してばかりになります。その人からの大したこともない言葉にとても落ち込んで1日中悲しい気持ちになってしまったり、反対に何気ない言葉や態度にドキドキして最高に幸せな気持ちになれるというのは相手が友人である場合はこんなにも感情を振り回されないはずです。

恋愛感情がある相手の情報は何でも知りたくなります。特に自分と相手の共通点が見つかるととても嬉しく、幸せな気持ちになります。友人同士でも共通点があると嬉しいものですが好きな人が相手だと共通点を発見した時にはそれはもうドキドキして、跳ねるくらい嬉しいのです♪

好きな人のことをよく知りたいと思う心理と同時に、自分のことも相手によく知ってもらいたい、興味を持ってもらいたい！という気持ちが湧きます。自分の良いところをどんどん相手に知って欲しくなるでしょう。

気付けばいつもその人のことを考えてばかりになります。ふとした瞬間や、何かしている最中でも気付けばその人のことばかり頭から離れません。それも好きという気持ちや感情から起きることです。

好きな人がいると驚くほど毎日が楽しく、幸せに感じられます。ただいつものように学校や職場に行くだけなのにスキップしたくなるくらい毎日とても楽しくなります。ただ、先ほどお話ししたように感情がとても一喜一憂するので、好きな人との今後の恋の行く末によっては苦しい思いをすることもありますが、毎日がとてもキラキラと輝き心が躍ります♪

その人とずっと一緒にいたいと感じます。一緒に楽しい時を過ごし、一緒に笑っていたいと思うだけではなく、相手が苦しい時も一緒に頑張り支えたい！どんな時もずっと一緒に時を過ごしたいと思うのが好きという気持ちです。

好きという気持ちの大きさだけ、不安も感じます。好きなのに相手を思えば思うほど色々と不安にもなるのです。時には自分に自信がなくなり不安になることもあるでしょうが、これらの不安は相手のことが好きだからこそ起きる不安です。

好きとはどう言う気持ちが本当に意味がわからない人もいるかと思いますが、好きという気持ちや感情を本当は知っているけど頭で考えているうちにわからなくなった人は多いのではないでしょうか。好きとはどんな気持ちだったのかわからなくなる理由や原因を探ってみましょう。あとにご紹介する簡単な診断も合わせてチェックしてみてください。

まず、恋愛感情と友情との違いがわからないという事があります。誰かの事をもっと知りたくなったり、一緒にいて楽しかったり、ずっと一緒にいたいなどと思うのは恐らくその人に対して好きという特別な感情が湧いていますよね。ですがこのような好きという感情は友情でも起こります。仲の良い友達の事を大切に思ったり、ずっと一緒にいたいと思うのは自然な感情です。

これらの気持ちはなんとなく特別な感情だと自分でわかっているものの、恋愛感情の好きの意味なのかどうか違いがわからなく戸惑ってしまう人がいます。恋愛経験があまり豊富ではない人に多いパターンですね。

好きの意味やどんな気持ちがわからない理由や原因に、執着との違いがわからないというのもあります。誰かに執着するという事はその人とずっと一緒にいたかったり、その人の事なら何でも知りたいと思ったり、自分を好きでいてほしいと思ったりと、執着しているのと好きという気持ちはそれほど違いがなかったりします。

ですが、好きとはどんな感情なのか意味を知っている人にとってはこの違いは明らかなのです。執着との違いについて意味を明確に説明するのは難しいですが、恋愛とはそのような理屈で表す事のできない感情でするものなので、執着と恋愛感情の意味の違いがわからないと考えているその理屈っぽいところが、好きという気持ちがわからない原因と言えます。

好きとはどんな意味か気持ちがわからない理由に、恋愛経験が少ないというのもあります。今まで誰かと付き合った事がなかったり、人を好きになった事がないと好きという気持ちはわかりません。

今まであまり恋愛に興味がなかったのかもしれませんが、誰かを好きになった経験がないというだけなので、これから誰かを好きになった時にはすぐ「これが好きという気持ちか」と意味がわかるかと思います。

好きの意味がわからない原因には、恋愛で傷ついた事があるという場合もあります。本当は好きという気持ちは知っているけど、恋愛で傷ついた経験から心を守るため、誰かを好きになるという感情を抑えてしまっている状態です。

このような場合、勇気を出してまた恋愛をして、誰かと愛し合うしか傷を癒す方法はありません。また恋愛をしてみる勇気を出してください。

恋人ができた事がないというのが好きの意味がわからない原因である事もあります。今まで誰かを好きになった事があってもことごとく恋が実らず誰とも付き合った事がないと、その好きという気持ちがもっともっと深くなるという感情がわかりません。反対に、うまくいかず相手の事が嫌いになった事もあるのでは。

友達や家族の事が大好きという友情などの好きの意味は知っているけど、恋愛感情の好きとはどんな気持ちか知らないという状態です。これは好きという気持ちがわからないというより、まだ経験していないので好きの意味を知らないというだけです。

ここまでお話した好きという気持ちの意味や定義についての説明に合わせ、自分の好きという気持ちを確かめる基準もご紹介しますので確認してみてください。好きの意味がよくわからない人も当てはまるものがあるかもしれません。

その人と話す時、他の人と話す時にはないドキドキや緊張感があるならばあなたはその人の事が好きなのかもしれません。偉い人や仕事での取引先の人が相手の時に感じる緊張感とは全く違うものなので自分でもわかりやすいものです。

好きという気持ちを確かめる基準は他に、相手が喜ぶような事をしてしまうというのがあります。何か相手が興味をもっていたり欲しがっていた物をプレゼントしたくなったり、困っていたら助けてあげたくなったりと、相手の喜んでいる姿を見る事が幸せに感じます。

こちらはとてもわかりやすいのですが、その人が他の異性と仲良くしているのが嫌だったり不安に感じるかどうかも、好きを確かめる基準になります。嫉妬するというのは恋愛感情があるからこそで、友情の好きという気持ちの場合、このような嫉妬心は生まれません。

相手から自分がどう思われているか気になる、というのも好きという気持ちを確かめる基準の１つです。ですがこれは友人や他の人に対しても同じように思うものなので、他の要素と合わせて確かめてみてください。

いつもその人を見てしまったり、話すだけでドキドキしたり、相手に自分がどう思われているか気になるならあなたはその人の事が友情ではなく恋愛の好きなのかもしれません。

好きな人にはずっと笑っていてほしいですよね。ずっと一緒にいる事になると苦しい事や悲しい事も共有することになり、それも大切なことですが、好きな人にはずっと笑顔でいてほしいと思うのはその人の事が好きだからこそですよね。

好きか確かめる基準にはその人の外見だけでなく中身も好きかということもあります。いい部分はもちろんですが、相手の欠点も含めてまるごと受け入れる事ができると思うのなら、あなたはその人の事がとても好きだと言えます。

朝起きてすぐから、寝る前までずっとその人のことを考えていると気付いたなら、あなたはその人に好きという気持ちを持っているかもしれません。ふとした瞬間にいつもその人の事ばかり考えていないか、確認してみてください。

最初のほうにご紹介した心理学的な好きの定義に繁殖行動の一部とありましたが、それに関連する基準としてその人とキスやハグをしたいかというものもあります。当たり前ですが好きでもない相手とキスやハグをしたいなんて考えもしませんし、友情の好きでも起こらない感情です。このような気持ちが湧くのは相手の事が好きだから自然と起こる感情です。

ここまでの好きを確かめる方法に合わせ、既に近い存在となっている異性に対して本当に好きという気持ちがあるのかどうかを確認するチェック項目もご紹介していきますので確認してみてください。

付き合っている相手はもちろん、まだ付き合っていない相手でも誰か他の異性と話しているのを見ると嫉妬心や不安な気持ちを持つのは、相手の事が好きだからこそ湧く感情です。

デートの前日や、デートに出かける時にドキドキしたり、心が高揚するのはデートする相手のことが好きな証拠です。

メイクをいつもより念入りにしたり、着ていく服に悩んだりと相手に少しでもよく見られたい気持ちが現れているのなら、相手の事がとても好きなのでしょう。

相手に対して好きな気持ちを持っているのなら、相手の何気ない話や行動に胸がきゅんとするような感情が沸き起こります。それはその人の事が好きであるあなたにしか感じない特別な感覚なのですぐにわかるでしょう。

連絡を取り合っている最中はもちろん、そうでなくてもいつもスマホに相手からの連絡通知がないか確認してしまったり、来ないと不安を感じたり他の人から連絡が来た時も相手からか期待してしまうのは、相手のことを常に考えていて頭から離れていないということです。特別な感情ない相手なら連絡が来ようと来なかろうと別にどうでもいい事なので気になりません。

ここまでご紹介してきた彼への好きの意味や気持ちを確認する方法でも既に自分の気持ちに気付いてきた人もいるかもしれませんが、好きを確認するための診断をしてみるのも簡単な手なのでご紹介しておきますね。自分に当てはまる数を確認して、後で診断結果を見てみましょう。

彼に対するこの気持ちは好きということなのか？下記の1～10の項目で自分が当てはまるものを数えてみてください。当てはまった数をもとに診断結果を確認しましょう。

1.鳴ってないのにスマホの通知を何度もチェックしてしまう
2.彼が写っている写真を保存している
3.彼に言われて印象に残っている言葉がある
4.気づけば彼のことをチラチラ目で追っていることがある
5.自分の外見（顔・スタイル）が普段より気になるようになった
6.彼と一緒にいると時間が過ぎるのが早く感じる
7.何も予定がない暇な休日が寂しく感じる
8.彼とデートしているところなどを無意識に想像したことがある
9.いつもより髪型やファッションに気を使うようになった
10.いつもに比べて食欲が減っている気がする

では診断結果を見てみましょう。

当てはまった数が1～2個の場合、相手のことは気にはなるものの恋愛感情の好きというほどではありません。友情の好きという気持ちは恐らくあるので相手とは大切な友人として付き合いましょう。

3～4個の場合、友達に対する好きよりも特別な感じはあるようですがまだ恋愛感情の好きではないようです。しかし、これからその相手と付き合っていくうちに恋愛感情の好きを感じ始める可能性が大です。

5～7個の場合、あなたは相手に少しずつ恋をしている最中です。ですがまだお互いについて深くは知り合えておらず、何か不安もあったりして自分で気持ちにブレーキをかけているという可能性はありませんか。

8～10個の場合、間違いなくあなたは相手に恋をしています。もう悩む必要はありません、どうぞ相手との恋がうまくいくようにこれから行動に移してください。

自分の彼に対する気持ちが友情の好きか、恋愛感情の好きなのか、下記の1～15の項目で自分が当てはまるものを数えてみてください。さきほどの診断と同じように、当てはまった数をもとに診断結果を確認しましょう。

1.相手の笑顔を見るのが好き
2.相手と一緒にいて楽しいと感じる
3.相手ともっと距離を縮めたいなど「もっと」の気持ちが湧く
4.相手の力になり、支えたいと思う
5.相手に触れられたり、触れたいと感じる
6.相手に対しなぜか素直じゃなくなる
7.相手から必要とされたいと思う
8.自分と相手が似ている部分があると嬉しく感じる
9.相手が異性と話すところを想像するだけで嫌な気分になる
10.相手から自分の事を気にかけてもらいたい
11.相手のことを尊敬できる
12.相手の前で恥をかきたくないと思う
13.相手がいない時は楽しくない
14.相手の家族のことまで気になる
15.もし相手と付き合ったらなどとよく想像する

それでは診断結果を確認してみましょう。

0～5個の場合、相手のことが好きという気持ちはあります。しかしそれは恋愛感情の好きではなく、友情など人として好きという気持ちかもしれません。

6～10個の場合、友人として相手のことが好きなのは確かです。これから相手との距離が縮まるにつれて恋愛感情の好きに発展する可能性は高いです。

11～15個の場合、相手に対して恋愛感情の好きという気持ちを持っているのが明らかです。これからその恋が成就するように次の行動に移しましょう。

いかがでしたか？好きとはどんな気持ちなのか簡単な診断も合わせてご紹介してきましたが、人に恋する気持ちはやはり理屈で表せるものではありません。好きの意味や定義などはあまり考えすぎないでくださいね。好きという気持ちが湧いてきた時は自分ですぐにわかりますよ。