バッキー事件を徹底解説!無くならないAV出演強要被害の闇に迫る!

史上最悪のAV事件の真相心理に迫ります。バッキー事件にて何が起きたのか、被害者はだれなのか、加害者は何なのか。その最悪の結末と真相に深く切り込みます。このバッキー事件の記事には暴力的な内容が含まれておりますので閲覧には十分お気を付けください。

バッキー事件を徹底解説!無くならないAV出演強要被害の闇に迫る!のイメージ

目次

  1. 1バッキー事件て何?
  2. 2バッキー事件の概要
  3. 3バッキー事件の最大の加害者、栗山龍
  4. 4バッキー事件によって行われた所業
  5. 5バッキー事件の被害者たちは
  6. 6栗山龍率いるバッキー事件の加害者たちの判決
  7. 7バッキー事件栗山龍の現在
  8. 8バッキー事件後の被害者たちの状況
  9. 9今のAV業界
  10. 10バッキー事件のような事件が2度と起こらないように

バッキー事件て何?

※このバッキー事件の記事には暴力的な内容が含まれておりますので閲覧には十分お気を付けください。

手

バッキー事件とはアダルトビデオメーカーの「バッキービジュアルプランニング」が起こした強姦致傷事件です。AV女優や素人の女性に「モデルをやらないか」と声をかけ契約書と違う内容のAVを撮影していました。その内容はレイプや拷問など女性たちを苦しめるものばかりでした。バッキー事件はこの会社の名前から付けられた事件名です。当時あまりメディアでの報道がなく名前は知っていても内容を知らない人が多いかもしれません。警察がマスコミに報道規制をかけ犯人や逮捕情報を曖昧にしていたと言われています。バッキー事件についての犯人情報を細かくみていきましょう。まずはその概要や主犯である栗山龍の生い立ちなどご紹介します。

バッキー事件の概要

女性

バッキー事件の概要は以下の通りです。バッキー事件は2004年6月下旬に起こりました。東京都豊島区の居酒屋で加害者達は被害者のAV女優に薬物(違法ドラッグ)を吸わせました。そして西池袋のマンションに連れ込み猥褻行為の撮影、その撮影時に被害者のAV女優の肛門に浣腸器具を挿入し、器具を破裂させました。直腸穿孔、肛門裂傷によりバッキー事件の被害者のAV女優は全治4カ月となりました。

月

この直腸穿孔は処置が遅くなると死亡していた可能性があったことから悪質な犯行として警察が動き出しました。因みにこの直腸穿孔は手術後40%の人は死亡すると言われています。被害者のAV女優は術後、人工肛門になってしまったとも言われています。12月16日に強制わいせつの疑いでバッキービジュアルプランニングの代表・栗山龍と他責任者7人を逮捕するに至りました。

バッキー事件の最大の加害者、栗山龍

暗闇

バッキービジュアルプランニング代表取締役栗山龍とは

バッキービジュアルプランニングの代表取締役である栗山龍(本名栗山竜)は事件当時は40歳でした。自称年収は50億で、鬼畜AVのカリスマとうたっていました。
元々、SMが趣味の栗山龍はそういったビデオを何回も見ていたが満足できず、それなら自分で満足の出来るものを作ろうと会社を立ち上げました。

栗山龍の経歴

木々

バッキー事件の中心である栗山龍はAV制作会社以外にもSMクラブ「クラリス」を経営していました。更には大手企業の経営コンサルタントとしても活躍していたようです。自称年収50億というだけありフェラーリなどの高級車を17台も所有していました。更にはアメリカンエキスプレスのブラックカードを2枚も所有していました。メディアにそのセレブぶりが取り上げられバッキー事件の中心である栗山が自慢していたのも注目されました。バッキー事件の加害者である栗山はセレブのような生活をして悠々自適に暮らしているとみられる裏で精神的に病んでいる面も持っていたようです。

栗山龍の趣味・趣向

叫び

バッキー事件の中心である栗山龍は昔から猫を殺す事を趣味としていました。それは大人になってからも続きわざわざ子猫を買ってきて水で溺死させたり、車で何度もひき殺したりと残酷極まりないものでした。栗山龍はこの猫殺しを趣味だとオープンに公言していました。そして殺した後には「ゾクゾクしちゃうね!」と同僚に笑いながら話していたのです。バッキー事件はそんな猫殺しでは満足できなくなった栗山龍の趣味から起きた事件だったのでしょう。バッキー事件以前に発売されている作品からもその栗山龍の趣味や趣向が伺えます。バッキー事件で逮捕された栗山龍は代表取締役でありながら自身も撮影に参加していました。その際には「女優の人格を壊してやろう」と大きな声で言っている場面が作品中にも出ています。栗山龍は度々こういった形で出演していたと言われています。自分でスカウトしてきた女性が撮影を嫌がれば事前に撮っておいたヌード写真などで脅して無理やり撮影したと言います。

バッキー事件によって行われた所業

虫責め

ドア

こ信じられないような作品ですが、バッキー事件の作品の中には嫌がる女優の性器に大量の虫やワームを挿入するものがあります、中で虫が噛みついたり暴れているので女優は痛がります。それを見て笑っていたりそのまま男優が挿入し虫を潰すなど人権を無視した行為が撮影されていました。このような作品すら発売されていたことが信じられません。この作品も演技ではなく本当の悲鳴だったのだとしたら、考えるだけで心が痛くなります。

薬物、アルコール責め

トンネル

バッキー事件でも起きた手段ですが、女優に薬物や違法ドラッグを強制的に注射したり、高濃度の酒を強制的に飲ませて急性アルコール中毒にさせて意識を失わせます。作品の中でも女優が倒れて意識を失っている場面がありますが男優たちの中に助ける者はいません。噂ではそのまま命を落としているものもいたのではないかとまで言われていましたが栗山はこれを否定しています。

水責め

ぐだ

バッキー事件の作品で有名なものの一つが水責めものです。女優の頭を押さえつけて水の中に入れて窒息するギリギリで出してまた押さえつけたりプールに放り込んだりします。また水を吐くまで飲ませて、吐いたらまた飲ませてを繰り返す、身体が水でふやけてしまった頃にやっと性行為を開始するなど、内容を半分以上が水で責めて女優が苦しんでいる場面が映し出されます。女優はパニックで意識を失ったりと演技とは思えない場面が沢山出てきます。

暴力

帽子

バッキー事件の作品では女優一人に対して数十人の男優で暴行を加える演出のものもありました。嫌がって逃げ出す女優を捕まえて竹刀で脅したり、鏡で頭を殴られ流血している女優もいます。またリンチのような暴行がひたすら続けられ顔が腫れあがっている女優もいました。中には撮影終了後に車椅子生活になった方もいたようです。他にも陰毛を焼いたり、屋上から落とそうとしたりとやりたい放題だったのが分かります。

バッキー事件の被害者たちは

映画

バッキー事件で強姦致傷により逮捕された8人が証拠不十分で釈放された後日、今までのバッキー作品に出演してきた強姦致傷含め、被害者女優達が次々と逮捕の為被害届を提出しました。そこから警察は逮捕の為バッキー壊滅の為に本腰を入れたのです。そして2005年3月には再び関係者らが逮捕されることとなりました。バッキー事件の全ての罪を撮影スタッフに擦り付けていた犯人栗山龍も2006年2月には強姦致傷の容疑で逮捕されることになったのです。

栗山龍率いるバッキー事件の加害者たちの判決

町

バッキー事件の犯人とされる栗山龍は、強姦致傷により逮捕されてから反省の態度は全く見られず強姦致傷含めた事件の罪を撮影スタッフに擦り付けていました。裁判ではそんな犯人栗山龍の態度から同情の余地なしとして検察側の求刑が懲役20年のところ、懲役18年を2007年12月に言い渡しました。判決文を聞いている時でさえ犯人栗山龍の口元は笑っていたといいます。

バッキー事件栗山龍の現在

驚き

バッキー事件で逮捕され懲役18年の判決がでた犯人栗山龍は現在もまだ刑を受けています。順調にいけば2025年には出所予定となりますが再びバッキー事件の中心である栗山が世に出てくることで被害を受ける女性が出てこないか心配になります。逮捕され、判決を受ける最後まで自分は無関係だと言い続け反省をしていなかった犯人栗山龍は果たして出所後、AV業界に戻るのでしょうか。

バッキー事件後の被害者たちの状況

月

バッキー事件の強姦致傷含め、被害者の女性達は現在どのような生活を送っているのでしょう。一人の被害者の女性はある記者のインタビューに答えたそうです。この女性は車椅子での生活になり一人での生活は困難になっています。他にもバッキー事件の強姦致傷の被害者の中にはお風呂やトイレなどの水が怖くなったり、言語障害に陥ってしまった女性もいるそうです。またアルコール中毒にされてしまった女性は残念ながら自殺して命を落としてしまったそうです。このような今後の人生にまで影響をするような被害を受けたのに彼女達にはバッキー事件や強姦致傷の賠償金が支払われる事はないそうです。

今のAV業界

ライト

バッキー事件から13年が経ちますが現在もアダルト業界での事件は出てきます。風化させないようにとは言ってもなかなか人々の心には残らないのは事件がちゃんと報道されなかったことや、AV女優という仕事に対してどこか下に見ている人が少なくないからではないでしょうか。AVへの出演も「簡単なアンケートに答えてほしい」「モデル体験してみない?」などと警戒されないように女性を褒めておだてて出演せざるを得ない状況までもっていっています。このような出演の強要を無くし、被害にあった女性が相談しやすい環境を作っていくことが第二のバッキー事件を作らない大事なことなのかもしれません。

バッキー事件のような事件が2度と起こらないように

赤ちゃん

バッキー事件いかがだったでしょうか。14年前の事件になりますが、バッキー事件から学べたことを世間は未だに活かせていません。今も同じような事件が続いています。出演強要はどんなことがあっても犯罪です。泣き寝入りしてしまったら負けです。バッキー事件の被害女性達が勇気を出して告発してくれたことを無駄にしないために、バッキー事件を糧にAV業界で女性が働きやすい環境が作られることが必要なのではないでしょうか。

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この記事のライター
ハメ次郎

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