2021年11月29日公開
2021年11月29日更新
タンポン初心者の処女向けタンポンの使い方・使用上の注意点
生理用品として少数派のタンポンですが、漏れにくい、ムレない、薄着でもひびきにくいので、とっても快適。しかし、初心者でしかも処女となると抵抗を強く感じる方もいるでしょう。ここでは、タンポン初心者の処女の方向けに、タンポンの種類と使い方を紹介します。
目次
タンポン初心者の処女向けタンポンの使い方
タンポンはムレない・漏れにくい・使っている感じがないというメリットがあり、スポーツシーンや薄着など活用したいシーンはたくさんあります。とはいえ、タンポン初心者でかつ処女の方の場合、抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。ここでは処女の初心者向けにタンポンの扱い方を紹介します。
タンポン初心者の処女におすすめのタンポン
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タンポンには大きく分けて、アプリケータータイプとフィンガータイプとがあります。それぞれの特徴とおすすめポイントと、タンポン初心者の処女の方におすすめのタイプを紹介します。
フィンガータイプ
フィンガータイプとは、タンポン単品が個包装された状態で売られており、挿入する際は、自分の指を使って膣の中に挿入します。商品によっては使い捨ての指用のベールが付属されており、指を汚さず、また衛生的に挿入できる工夫がなされています。
フィンガータイプはタンポン初心者の処女の方にはおすすめではありません。自分の指でタンポンを正しい位置に押し込まないといけないため、位置や角度の調節を難しく感じるでしょう。挿入の際、タンポンの吸収体がむき出しの状態になるので、アプリケータータイプに比べて摩擦を感じやすいです。また、指用ベールを装着する分挿入に手間がかかるというデメリットもあります。
フィンガータイプの良い点は、包装がコンパクトなので、ストックする際に場所を取らないこととコストが安めであることです。初心者を卒業したら検討してみるといいでしょう。
アプリケータータイプ
ハルちゃん Wiz smokers on Twitter: "これ天然ヘンプで出来てるナチュラルタンポン
タンポンというと主流なのはどちらかというとアプリケータータイプです。これは、既にアプリケーターの中にタンポンが内蔵された状態で個包装されています。アプリケーターは注射器のような構造になっており、先端を膣に挿入して、押し出し用の筒を押し込めば、タンポンが正しい位置に設置される仕組みになっています。
フィンガータイプと違って、自分の指を膣に挿入することがないので、タンポン初心者の処女の方でも抵抗が少なく使用でき、手も汚れず衛生的です。また、吸収体がツルツルしたプラスチック製のアプリケーターに包まれているので、初心者や処女の方でも、挿入の際に摩擦が少なくスムーズに挿入することができるでしょう。
タンポン初心者の処女の方におすすめなのは断然このアプリケータータイプなので、以下についてはアプリケータータイプを使用することを前提に説明をしていきます。
アプリケータータイプタンポンの使い方
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まずは体勢を整えます。直立しているよりも少し膝を屈めて前傾姿勢を取った方が挿入しやすいです。和式よりも洋式トイレに座ったほうがやりやすいでしょう。初心者の方は脚を開いた方が挿入しやすいです。ショーツやズボンを膝よりも下におろすといいでしょう。
タンポン初心者の処女の方の場合、緊張して力が入ってしまいますが、膣付近の筋肉が締まっていると挿入しにくいので、深呼吸をしてお腹やお尻の力を抜きましょう。
タンポンを個包装から取り出したら、持ち手部分を親指と中指で持ち、押し込み用筒に人差し指を添えて、持ち手部分までを膣に挿入します。力が入りやすい場合は、息を吐きながらやるといいでしょう。
ここで、アプリケーターの先端がつかえて奥まで入らない場合は、角度をお尻側にずらしてみましょう。持ち手部分まで挿入できたら、人差し指で押し込み用筒を最後まで押し込み、タンポンをアプリケーターから膣の奥に押し出します。
最後にアプリケーターをそっと抜き出します。紐は膣の外側に垂らしておきます。このときに、初心者の方はタンポンの位置に違和感を感じる場合があります。これは挿入した場所が間違えている可能性が高いです。漏れの原因にもなりますので、取り出して、新しいタンポンを使って挿入しなおしましょう。
アプリケーターの処理は?
使用後のアプリケーターは経血などで汚れている場合もあります。ティッシュなどでくるんで、汚物入れに捨てましょう。
タンポンの交換のタイミングとタンポンの取り出し方
タンポンはナプキンと違って汚れ具合が確認できません。タンポン初心者の処女の方は、取り換えるタイミングに迷うこともあるでしょう。タンポンはずれることないため漏れにくいですが、経血の量が吸収体の許容量を超えれば漏れ出てきてしまいます。ナプキンと同ように2~4時間おきに取り換えましょう。
取り出し方は、外に出しておいた紐を斜め下に引っ張って出します。タンポン初心者の処女の方はこのときに痛みを伴うことがあります。息を吐きながら引っ張ると力が入りにくく痛みを感じずらいでしょう。
また、吸収体の全体に経血が吸収されていないと、取り出す際に痛みを感じやすいです。そのような場合は、量の少ないタイプのタンポンを選ぶといいです。生理が終わりに近づき経血量がごく少量になると、最も量が少ないタイプのタンポンでも経血が吸収されていない箇所がほとんどという状態になります。
このため、特にタンポン初心者の処女の方の場合は、挿入にも取り出しにも痛みを感じやすいです。軽い日用のナプキンやおりものシートに代えたほうがいいでしょう。
タンポン初心者の処女向け タンポン使用上の注意
トキシックショック症候群について
タンポン初心者の処女の方に知っておいて欲しいのが、トキシックショック症候群です。これは発熱や吐き気といった症状の敗血症に一種で、ごくまれにタンポンの使用が原因となって発症する場合があります。
トキシックショック症候群の原因は黄色ブドウ球菌というバクテリアですが、タンポンが不衛生な状態で使用されると、膣内に黄色ブドウ球菌が増加することがあるからです。
説明書どおりタンポンを使用していれば、トキシックショック症候群の発症する確率は格段に抑えられます。注意する点は、挿入や取り出す際には手を洗う・長時間同じタンポンを挿入したまましないことです。
8時間以上同じタンポンを入れたままにしないようにしていれば、まず心配することはありません。また、タンポンとナプキンと交互に使用するとより安全とされているので、心配な方はこちらを実践するといいでしょう。
処女膜はやぶれないの?
タンポン初心者の処女の方の場合、タンポンの挿入によって処女膜が破れてしまうのではないかと心配する方もいるでしょう。しかし、心配する必要はありません。処女膜とは膜ではなくヒダ状になっており、真ん中には数センチの穴が開いています。従って、タンポンを挿入しても処女膜が破れることはありません。
タンポン初心者の処女向け、痛くないタンポンの使い方
タンポンが適切な場所に挿入できた場合、タンポンは膣の中の痛みや感覚を感じない領域に収まります。従って、タンポン初心者の処女であっても、挿入してしまえば痛みを感じることはありません。
従って、タンポン初心者の処女の方が、痛みを感じるとすれば挿入するときと使用後に出すときだけです。挿入時や取り出すときに痛みを感じる原因は、緊張して膣周辺の筋肉が締まっている・挿入する角度がずれて内壁にあたっている・挿入時の入り口付近の摩擦です。
緊張している場合は、深呼吸などをしてお腹やお尻付近の力を抜いてみましょう。角度がずれている場合はタンポンの先端をお尻側に倒して挿入してみましょう。経血が少ないと挿入時に摩擦を感じやすいです。2日目など経血の多い日に挑戦して、経血が少なくなったらナプキンやおりものシートを使うといいでしょう。
タンポンの練習の仕方
タンポンには、普通の日用・多い日用・特に多い日用・軽い日用など経血の量によっていくつかのタイプがあります。また、30個程度が入った大箱のものと10個程度が入った小さめの箱のものが売られています。初心者の方は、小さめの箱の普通の日用を購入して試してみるといいでしょう。
トイレは狭くて暗いので、タンポン初心者の処女の方にとっては練習しにくい場所です。最初はお風呂場で試してみてはいかがでしょうか。お風呂場なら汚れても平気で、比較的明るく広さもあります。
また、初めての挿入ではうまくいかなかったけれども、2回目以降に成功したという方が多いです。一度目で失敗しても焦らずに再度チャレンジしてみましょう。
タンポンはとっても快適な生理用品
タンポンなら薄着になっても生理だと周囲に知られる心配がなく、こまめに交換さえすれば漏れる心配も少ないので、アクティブシーンにはぴったりです。また、タンポンはムレないので、生理時のかぶれやかゆみに悩んでいる方にもおすすめです。
処女だからとタンポンを倦厭している方も、この快適さを試してみて下さい。