2021年09月09日公開
2021年09月09日更新
七輪の使い方とは?火の起こし方やお手入れ方法、室内での注意点【動画】
七輪と言えば使い方や手入れが難しくなかなか火起こしが出来なかったりします。コツを掴めばすぐに火起こしができるようになりますので、今回は七輪の使い方手入れについてご紹介していきます。室内での注意点も載せますので外出時はもちろん室内でも使えるようにしましょう。
目次
七輪は火起こしの方法、使い方やお手入れの仕方を覚えると非常に便利!
出典: http://www.captainstag.net
外出場所でバーベキューなどパーティーをするときに活躍する七輪。
焼肉や野菜を焼ける大きい網より七輪だと芯までしっかり熱を通してくれるところが七輪のポイントです。
ただ焼肉焼く用の網より、七輪の使い方やお手入れの方法は難しく、使い方やお手入れの方法を知らない人は避けてしまいがちです。
適切な七輪の使い方やお手入れ方法を覚えるとどのような場面でも使える便利道具なので、コツなどをご紹介していきます。
七輪とは?火起こしや使い方、お手入れを覚える前の事前知識
出典: http://hongomaru.at.webry.info
今回ご紹介するのは「七輪」ですが七輪の語源については様々な諸説があり、正確になっていません。
七輪の定義とされているのが小学校で配られる辞書にも乗っているのですが主に「土製のコンロ」を指します。
地域によっては小学校の授業で使うところや野外授業で七輪を使う小学校もあります。
そのため七論の知識を小学校に通うことによって持っている人もいれば、大人になるまで持っていない人もいるので七輪を使うときは火起こしや使い方お手入れの仕方がわからない場合はしっかり調べるようにしましょう。
七輪はどのような物を選ぶべき?
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一言に七輪と言っても種類はたくさんあります。
最初に少し説明したように、昔からの珪藻土や大谷石、最近では金属の七輪といったものまで出ています。
珪藻土や大谷石製の七輪ではゆっくり火を起こしができ、熱もじんわり伝わるのが特徴で、金属の七輪は熱の伝わり方がよく、珪藻土や大谷石製と比べて速く食材に火を通すことができます。
用途によって七輪を選ぶようにしましょう。
七輪の魅力!他の火起こしの道具と違うところ
出典: http://www.fnw.gr.jp
次にご紹介するのは七輪の魅力です。
今のご時世様々な火起こし道具がありますが七輪にこだわる人も多く、七輪はどのような魅力があるのでしょう。
七輪の魅力
①木炭で高い燃焼力
②燃焼の効率がよく、少ない木炭でも十分活躍する
③持ち運びをしやすい
上記の3点が主な七輪の魅力となります。
さらに詳しく説明すると、
出典: https://flic.kr
①木炭で高い燃焼力
七輪は小ささと、木炭で使うことを前提に計算されて形作られているので熱の伝わり方がいいというところが魅力となっています。
出典: https://flic.kr
②燃焼の効率がよく、少ない木炭でも十分活躍する
七輪はごく少量で高い燃焼力を持っています。さらに火力が高すぎず、じっくりと食材に熱が伝わるので焦げにくいだけでなくしっかり芯まで火が通るのが魅力のポイントです。
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③持ち運びをしやすい
七輪は他のコンロより小さいので持ち運びしやすいです。さらに木炭も小さく、少なくて済むので外出時に七輪を炭と一緒に持ち運びしやすいです。
このような所が他の火起こし道具と違う七輪の魅力です。
正しく使うことで様々なシーンで活躍する七輪
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七輪の魅力をご紹介しましたが、七輪を正しく使うことで様々なシーンで活躍してくれます。
適切な使用を行えば、それこそ外出時だけでなく、室内でも使え、炭で焼いたり、燻ったりなどとすごく便利です。
さらに炭で焼くことによって、いい炭であればあるほど食材に香りが付き食欲が増す香りを放ってくれます。
次はそんな七輪の正しい使い方や火の起こし方、付け方などのコツを含めてご紹介していきます。
七輪の火の起こし方から使い方、手入れの仕方!その①【七輪や炭の準備】
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まず七輪の正しい使い方として覚えておいていただきたいのは七輪や炭の準備です。
というのも火を扱うものはしっかりとした点検が第一に重要で、七輪を使用する際、破損などがないか事前にしっかり確認しておくことが必要です。
七輪の破損次第では火力の影響なども違ってくるし、万が一のことがあってはいけないので火を扱う以上しっかり点検しましょう。
もう一つの炭の準備も入念にしたいところです。
なぜかというと、七輪で焼肉など、食材を焼いたり蒸したり、燻ったりする場合はやはり食材をおいしく食べようと思うからこそのこだわりだと思います。
炭一つとっても七輪の性能をかなり引き出すものや、燃費の悪いものまであるのでよく理解したうえで炭を用意するようにしましょう。
七輪で使う理想の炭は?
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七輪を使うときの理想の炭はやはりちょっとお高めの炭です!
出来れば「ちょっといい備長炭」などがお勧めです。
なぜかというと七輪の魅力を先ほどご紹介しましたが燃焼の効率がいいのが特徴ですが、炭が良いものでないと嫌な煙の臭いを出したり、すぐに灰になったりと七論の良さを台無しにしてしまう可能性があるのです。
その点良い炭を使うと七輪との相乗効果でかなりの燃焼効率が期待できます。
さらに食材に嫌な炭の香りが付かないところも魅力の一つで、焼肉などにいい炭を使うと嫌な臭いではなく、程よいスモーク臭がついて食欲をそそったりするぐらいです。
そのうえ安い炭を使うと消費する量や速度も速く、高めの炭の方がかえって量が少なくて済むのでいい炭の方が「実際は安上がり」ということもよくあります。
七輪の火の起こし方から使い方、手入れの仕方!その②【火起こしのコツ】
七輪や炭の準備が出来たらいよいよ火起こしです。
七輪で火起こしをする場合は人や地方によって様々ですが、小学校などで習うときはだいたい新聞紙や落ちている落葉や枝、木などを使って着火剤を使用して火起こしをすると思います。
私の小学校の時は野外実習をするときに飯盒炊飯と共に七輪の火の起こし方を習い新聞紙と着火剤を使う方法を習いました。
動画の七輪の着火方法はそれと同じように新聞紙を先に敷き詰めて少量の炭で火を起こすという方法です。
コツとしては新聞紙を先に等間隔で敷き詰めて中央に空洞を作ることです。
この空洞によって、最後に着火剤で火をつけた新聞紙を入れたときに効率よく空気を取り込みながら火を起こしていくことができるというのがコツです。
七輪の火の起こし方から使い方、手入れの仕方!その②【火起こしの注意点】
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先ほどご紹介した、七輪の火の起こし方のコツの注意点として炭の入れすぎには要注意しましょう。
動画のような火の付け方を行うと少量の炭で燃費よく熱を伝えてくれるのですが、炭を入れすぎてしまうと最後の手入れもめんどくさいですが火力も強すぎたりしてうまく食材が焼けなかったりします。
そのようなことになっては食材や炭ももったいないですので、火起こしのコツを行う際は入れすぎないようにしましょう。
七輪の火の起こし方から使い方、手入れの仕方!その③【室内での火起こしの注意点】
自宅の室内で七輪を使用して焼肉を焼いたりするときの注意点としてはやはり煙です。
自宅によっては天井に火災報知器や煙感知器などがついてたりすると思いますが、七輪を自宅の室内で使用するとどうしても煙が目立ってしまいがちです。
自宅の室内で七輪を使用してバーベキュー気分を味わっていても警備の人が突然家にやってきたら本末転倒です。
そのため室内で使う場合は換気扇の下で使用することがおすすめです。
さらにできればいい炭を使うと出る煙が少ないうえ、窓を開けると換気もできるので焼肉や他の野菜を焼いた後も室内に嫌なにおいが付きにくかったりします。
さらに注意していただきたいのが火の付け方で、室内は野外と違って比較的周りに新聞紙やラップなど燃えやすいものが近くにあったりすることが多いです。そのため着火剤の使用方法を間違ったり、付け方、量を間違えるだけで火事にもつながるので要注意しましょう。
七輪の火の起こし方から使い方、手入れの仕方!その④【火力調整】
七輪の火の付け方をご紹介しましたが次は火力調整です。
七輪の火力調整方法主に4種類で炭や距離、風、空気口です。
火力の調整法の炭については炭の量です。
もちろん炭の量が多いほど火力が上がり、炭の量が少ないと火力が弱まります。最初は何個かで様子を見て新聞紙を足したり炭を足したりするのがお勧めです。
火力調整の距離は七輪の炭、火種から七輪の網までの距離です。
こちらももちろんわかると思いますが火種と食材が近ければ近いほど火力が強まり、焼肉などはあっという間に炭になってしまったりします。
網の高さが調整できる場合は食材に合わせた高さにできるよう調整しましょう。
火力調整の風は送風の事です。
小学校でも習いますが、新聞紙に着火剤で火をつけた後はよくうちわなどで仰いで火種に酸素を送って活性化させたことがあると思います。
新聞紙に着火剤で火をつけた後勢いよく仰いでしまうと火種ごと消してしまいますが、火をつけた後少しずつ仰ぐと火が広がりやすいです。
火力調整の空気口は七輪についている下の窓です。
着火剤で火を起こし、開けたり閉めたりすることによって下からの酸素、空気の取り入れ、交換が行えるので適切な状態に調整することができます。
七輪の火の起こし方から使い方、手入れの仕方!その⑤【手入れの仕方、鎮火の仕方】
七輪を使用した後の片づけ、手入れの仕方はいたって簡単です。
まず使用済みの炭については火消し壺等がある場合はぜひ使用するようにしましょう。
適切な火の付け方をしている炭は現状の形が綺麗に残っていれば次回使った時も新聞紙があまりいらないぐらい火の付き方がいいです。
さらに手入れや片付けについては主に七輪は水拭き程度で大丈夫です。
よく何も知らない人は火を使ったからと言って水をかけたりする人が居ると思います。
ただこうすることにより七輪はもろくなりやすく、さらに片付けにくさを際立ててくれます。
そのため水をかけるのでなく七輪の片付けるときは水拭き程度で大丈夫です。
小学校でも片付け方を習う時にに使用していた新聞紙に水をかけることがありますが要注意です。というのも燃えてきって灰になっている炭に水をかけると煙が出るとともに周囲に嫌なにおいを出します。
さらに気を付けて頂きたいのが使い終わった七輪に近づくことです。
片付けする際は中の火種がしっかり消えていることをよく注意して堪忍し、七輪に近づくようにしましょう。実は片付けしようとしてもまだ中に火種があり、火傷したというケースもあります。
そういったことがないように片付けの際はくれぐれも注意してください。
七輪を使うとムードも盛り上がる!
出典: http://www.fnw.gr.jp
今回は様々な七輪の魅力、火の付け方や片付けの仕方をご紹介しました。
七輪を使うと火力調整が自分でしやすいうえに、着火剤で火をつけることによって簡単に火起こしができたりします。
そのような魅力が詰まっているのでぜひ七輪を使うときは周りの状況にもくれぐれも注意して使用するようにしましょう。