2021年09月09日公開
2021年09月09日更新
眠気覚ましに一番効くツボは?即効果が出るツボ 7選&押し方まとめ
どうしても眠気に勝てない瞬間といのは生活している中で一回は経験します。そんな眠気には昔からツボが効くなんて言われてきました。眠気を即刻覚ますツボ、それが本当にあるのなら是非実践したいところです。そんな眠気覚ましのツボを調べて見たので即刻お試しください。
目次
- 1仕事中、授業中の天敵「睡眠」 そんな睡眠を即刻撃退するツボを探す
- 2眠気を即刻覚ます「ツボ」 そもそもツボってなんだろう
- 3東洋医学で見るツボ 眠気を覚ます以外にも
- 4西洋医学で見るツボ 覚ますのではなく即刻抑え込む
- 5即刻眠気に効くツボを探す前に全身のツボを見てみる
- 6即刻眠気を覚ますツボ 手と頭に集中してるよう
- 7即刻眠気を覚ますツボ① 合谷(ごうこく)
- 8即刻眠気を覚ますツボ② 中衝(ちゅうしょう)
- 9即刻眠気を覚ますツボ③ 晴明(せいめい)
- 10即刻眠気を覚ますツボ④ 百会(ひゃくえ)
- 11即刻眠気を覚ますツボ⑤ 風池(ふうち)
- 12即刻眠気を覚ますツボ⑥ 労宮(ろうきゅう)
- 13即刻眠気を覚ますツボ⑦ 湧泉(ゆうせん)
- 14眠気とは関係ないけれど こんなとこにもあるツボの数々
- 15眠気覚ましのツボ刺激 押し方のポイント
- 16効かない、上手く出来ない、そんな時はプロに頼む
- 17自力で行うツボ押し 注意点
- 18まとめ
仕事中、授業中の天敵「睡眠」 そんな睡眠を即刻撃退するツボを探す
生活しているとどうしても眠気に襲われる瞬間というものに出くわします。仕事中、授業中、映画館でのデート中など。そんな時、皆さんならどうしますか?どうにか眠気を覚ますために試行錯誤するのではないでしょうか。
三大欲求の一つと言われているこの睡眠はなかなか簡単に取り払うことは難しい。いっそのことベッドに入り目を瞑ってしまえば楽なのかもしれませんが、それが出来ない時が多々あるのです。
そんな時に使えるのが「ツボ」。古くから人体に存在し何かしら影響を与えるこのツボを使えば、睡眠を覚ますことが出来るかもしれません。そこで今回は睡眠に効くツボ、その場所や押し方について紹介します。
これさえ使えれば仕事中でも授業中でも、即刻眠気を覚ますことができるはずです。一番効くツボを探して「即刻」実践してみてください。
眠気を即刻覚ます「ツボ」 そもそもツボってなんだろう
眠気を覚ます、に限ったことではなく「ツボ」という言葉は古くから日本人には馴染みがあります。しかしその「ツボ」を実はよく知らないのも事実。眠気を即刻覚ましたい!という気持ちはわかりますが、まずはその「ツボ」を簡単に解説します。
これが分かればさらに即刻効き目が出る、かもしれません。「ツボ」の正体、知りたくありませんか?
出典: http://k-kori.com
東洋医学で見るツボ 眠気を覚ます以外にも
ツボと一言で言っても、その見方は東洋医学と西洋医学では少し違った物になります。観点は同じなのかもしれませんが、古くから気の力を信じてきた東洋医学と西洋医学ではその中身は異なってきます。
東洋医学で見るツボとは中国が発祥とされています。原始時代、痛みの部分を火や石で治療していたものを中国で研究、その身体が反応する場所をツボとしました。
ツボとは気が流れる場所「経絡」と呼ばれる場所のことをさします。東洋医学ではこのツボを押すことで自然治癒力が増す、言わば自己回復力の増加のためのボタン。ツボを押し気の流れを良くすることで身体が自分で傷を治そうとする、というものです。
西洋医学で見るツボ 覚ますのではなく即刻抑え込む
西洋医学にも東洋医学の「ツボ」と同じようなポイントが存在します。「トリガーポイント」と呼ばれる西洋医学の概念であり、これが「ツボ」と酷似しているのです。
「トリガーポイント」の概念とは、痛みの場所という東洋医学と同じ考え。しかし気の力を使う東洋医学とは違い西洋医学ではその場所を治療ポイントとし注射で痛みを抑えるというのです。
神経や血管が集中している場所なので抑えることで痛みや気持ちよさが発生、それが治療となるのが西洋医学の考えです。言い方は少し違いますが東洋医学と西洋医学、どちらもかなり似ているのが分かります。
ではそんなツボ、いったい身体のどこにあるのでしょうか。手や足はもちろん、指先、さらには頭にあるとされるそのツボ。その細かい場所を見てみましょう。それでもって眠気に一番効く場所を探しましょう。
即刻眠気に効くツボを探す前に全身のツボを見てみる
手足や腕、肩に頭、指先まで体の至る所にツボがある人体。では実際にその数はどれほどのものなのでしょう。WHO(世界保健機関)が認めるツボの数は実に361個。頭一つでもかなりの数のツボがあるのです。
その中から眠気に一番効くツボを探すのはなかなか至難の技。効かないとまではいかないものの悪用厳禁とされる、かなりの痛みを感じるツボまであります。
ではその全身361か所あるツボのどこが眠気に一番効くのでしょうか。眠気に即刻効くツボは指先を始め多くは頭に集中しています。目の周り、頭のてっぺん、そして首回り。ではここで眠気を即刻覚ますツボを紹介します。いくつかあるので自分で試し、一番効くものを探してみてください。
出典: http://aozora-aoc.com
指先から手足、腕、肩に頭と全身にくまなく存在するツボ。眠気に効くものもあれば効かないものもあるので見極めが大事。
即刻眠気を覚ますツボ 手と頭に集中してるよう
眠気を覚ますツボが集中しているのは手や頭に集中している。何故ここに集中しているのかは分かりませんが、そのおかげで仕事中や授業中にも大きな動きなくツボを押し眠気を覚ますことができます。
眠気を覚ますためのツボ押しマッサージはいくつかのポイントがあります。場所に押し方、きちんとしたツボの場所をとらえることと押し方を見極めないとしっかりと効かないこともあるかもしれません。
どうしても即刻眠気を覚ましたいのなら、そのツボのポイントを踏まえて有効活用いたしましょう。
まずはその場所を確認します。
出典: http://bianco.eshizuoka.jp
頭だけでもこれだけの数のツボ。顔の表面も含めるとさらに増えます。眠気に一番効くのはこの中でも目の周りや頭のてっぺん。他は眠気には効かないもののようです。
即刻眠気を覚ますツボ① 合谷(ごうこく)
手の甲にある眠気に効くツボがこの合谷。親指と人差し指の骨の付け根、へこんだところにあるツボで押すことにより眠気に効くとされています。ぐっと押さえることでその効果を発揮しますが、この手のツボ、押さえて痛みを感じる時はその手の反対側の身体のどこかが悪いというサイン。
眠気を覚ますツボとして知られていますが、身体の不調を見るサインとしても活用できます。簡単に押さえることが出来るので仕事中、授業中に気付かれることなく使える便利なツボです。
出典: http://leaders-action.com
手の甲にある眠気を覚ますツボ。有名なので知っている人も多いのではないでしょうか。仕事中や授業中におすすめのツボです。
即刻眠気を覚ますツボ② 中衝(ちゅうしょう)
こちらも手にあるツボの一つ。中指の先にある中衝と呼ばれるツボで眠気に即刻効果があります。中指の先、爪の付け根人差し指側にあり、こちらも手軽に押さえることができる。なので仕事中、授業中には最適のツボです。
小指の同じ所にも小衝(しょうしょう)と呼ばれるツボがありますが、こちらは逆に不眠に効くツボとなっています。中衝は少し強めに押すのがコツです。
出典: http://leaders-action.com
手の指先にあるツボ、「中衝」と「小衝」。どちらも眠気に関するものですが眠気を覚ますのは「中衝」。お間違いないように。
即刻眠気を覚ますツボ③ 晴明(せいめい)
頭にあるツボの一つ、晴明。目頭にあるツボでぐっと押さえることで眠気を覚ますことが出来ます。よく目が疲れた時に押さえる所で、眼鏡の金具がある部分にも近いです。こちらもまた仕事中や授業中に簡単に押さえることができるツボ。ついつい癖で触ってしまう、なんて人もいるのではないでしょうか。
出典: http://k-kori.com
目の付け根にあるツボ。指の腹でぐっと押さえることで眠気を覚ましてくれるはずです。
即刻眠気を覚ますツボ④ 百会(ひゃくえ)
頭のてっぺんにあるツボで、あまり強い力を使わず顔の方に向かって優しく押すのがポイント。耳と鼻の延長線、交わる部分をじっくりと押さえてください。このツボは腕を大きく使ってしまうので仕事中や授業中には若干不向き、人に押さえてもらうのがいいかもしれません。
出典: http://konenki-iyashi.com
頭のてっぺんのツボ。場所が少し難しいが眠気覚ましには最適のツボ。
即刻眠気を覚ますツボ⑤ 風池(ふうち)
頭の後ろ、後頭部にある眠気を覚ますツボ「風池」。少し場所は難しく、後頭部の骨のでっぱりからさらに両側に離れた所にある。くぼんでいる所がそのツボで、親指でしっかりと圧を加えるのがポイントとなっています。さらに後頭部にありながらも目や疲労にも効果的。しかしやはり押さえ方はしっかりとしたものなので、仕事中や授業中には向かないかもしれない。
一番効くやり方としては邪魔されない所でじっくりと押すのがいいかもしれません。
出典: http://kenko.it-lab.com
眠気覚ましにはよく効くツボだがお手軽感はない。一番効くのは一人でじっくりと押す方法がいい。
即刻眠気を覚ますツボ⑥ 労宮(ろうきゅう)
手のひらにあるこのツボは眠気の根本となる身体を目覚めさせるのが目的のツボ。手のひらのほとんど中心に近い場所にあり、ぐっと押さえることで眠気を覚ますことができます。
指を握りしめた時の薬指と中指の間にあたるのが労宮。リラックス効果が期待でき眠気を根本から見直したい時には一番効くのかもしれません。
出典: http://w.grapps.me
眠気覚ましと共にリラックス効果を期待したい時に一番効くツボ、労宮。仕事中、授業中にも効果的。
即刻眠気を覚ますツボ⑦ 湧泉(ゆうせん)
ほとんどが頭や手に集中している眠気を覚ますツボ。数少ない足にある眠気覚ましのツボの一つがこの「湧泉」です。足の裏、親指と人差し指の膨らみの間にあり、眠気覚ましだけでなく疲労にも効果があるとされています。
足の裏にもたくさんのツボがありますが中でも眠気に一番効くのはこの「労宮」。しかし足の裏ということもあり、仕事中や授業中などでは状況を選ぶツボとなっています。
出典: http://kenko.it-lab.com
足の裏にあるツボ「労宮」。眠気覚ましに効くツボとしては数少ない足のツボ。
眠気とは関係ないけれど こんなとこにもあるツボの数々
多くが手や頭にある眠気覚ましのツボ。ならそれ以外のツボには一体どんな効果があるのか。手と頭はいくつか紹介したので、ここでは腕や胴体、さらには肩なんかのツボを紹介します。眠気にはほとんど効かないので参考がてらにご覧ください。
・腕のツボ
腕にもまたいくつかのツボが存在し、そのほとんどは腕の内側に集まっています。「魚際」は腕にありながら喉の痛みに、「手三里」は頭痛やめまいに効果があります。腕といっても効果範囲がかなり広いのがツボの特徴です。
・胴体
その広さからツボが集まるポイントとしては大きな所です。「膈兪」は冷や汗や喘息、「下かん」では消化不良など。「下かん」などのへその少し上あたり、には大事なツボが多く集まっているので多少適当でも大丈夫。そこを押さえれば効かないなんてことはないようです。
・肩
肩にもツボがあるのですが、肩よりやや下、肩と背中の間と言った方がいいかもしれません。そして多くの人が悩ませる「肩こり」、これにもしっかりと効くツボが存在します。「肩外兪」と呼ばれる肩甲骨の角に当たるツボ。押して少し痛みを感じるポイントがこのツボです。
実に361個もあるツボなので、どれか一つは自分の探しているものがあるはず。どうしても効かない、と思うのならいっそのことプロに相談しましょう。そして注意が必要なのは効かないからと無理をしないことです。
出典: https://jp.pinterest.com
眠気覚ましのツボ刺激 押し方のポイント
ツボを刺激するにはただ押し込めばいい、というものではありません。しっかりと押すポイントがあり、むやみやたらと押すのはあまりおすすめできません。そこでツボを押す際のポイントを紹介します。
ツボの押し方の基本となるのは「ぐっと押さえる」ものと「じっくり揉む」、そして「叩く」という方法があります。ツボにより押さえ方は変わっておりその都度しっかりとした方法を取らないと効かない、なんてことも出てきます。
ツボを押さえて効かないならまだしも、ただ痛いだけで終わってしまうのは避けたい所。足や手なら自分でできますが、腕や肩など一人でやるのが難しい時は他の人の手を借りるのも一つの手です。
効かない、上手く出来ない、そんな時はプロに頼む
手足など一人で簡単に押さえる出来るツボならいいが、腕や肩など自力では難しいと感じるなら他の人に頼りましょう。とはいえ友達などに頼んでも所詮は素人、少し物足りない、不安があると感じたらその時はプロに頼むのもあいかもしれません。
もちろんプロに頼むというのは料金が発生しますがその分しっかりと効果を期待できます。さらに自力で難しい腕や肩のツボも難なく押さえてくれます。
実はこのツボ押し、国家資格が存在します。「ツボ押し資格」というものではありませんが、はり師やきゅう師など、この資格を持った方ならマッサージとして適格にツボを刺激してくれます。腕や肩はもちろん、その時自分に必要な個所を見極めて押してくれることでしょう。
自力で行うツボ押し 注意点
やっぱり簡単にツボ押しをしたい。その気持ちは痛いぐらいわかります。でも中には注意する点もあるので、そこをしっかりと押さえて効果的なマッサージとしましょう。
ツボ押しにはNGが存在します。できるだけ避けるべきタイミングや状況です。簡単に以下にそれをまとめました。
・怪我などの傷がある場所。
・飲食後すぐ、サウナの後。
・発熱時。
・アルコールを飲んだ時。
・手術後。
おおまかに上げたのを見ると分かる通り、体調や身体の表面に異常が現れた時はツボを押すのを控えてください。さらに一番気にしなくてはならないのは「妊娠時」のツボ押しです。安定期の前は特に控える必要があります。
これを守った上で行うのが一番好ましいツボ押しとなります。効かない、だけでなく異常が現れてしまう原因にもなり兼ねます。
出典: http://nisa-navi.com
効かない、と思う前に注意が必要です。
まとめ
暖かくなってくるとどうしてもウトウトしてしまいがち。日の光を浴びながらぐっすりお昼寝をしたい所だけど、どうしてもそれが出来ない時に眠気は襲ってくるのです。その眠気を撃退することが出来ればきっと豊かな生活を送れるはず。
そのためには自分の身体にあるツボを押して眠気を消し去ってしまいましょう。上手く使えば有効な手段となることは間違いなし。そのための注意をしっかりと守りつつ、快適な生活としましょう。
たかがツボ一つ、でもそれを知れば今よりもっと集中できるはず。大きな味方にはるはずです。