2021年09月09日公開
2021年09月09日更新
サイコパスの特徴と見分け方!男と女と子供で違う?顔や表情、心理的共通点
サイコパスの特徴は心理的なものなので、見た目の特徴による見分け方はありません。サイコパスに欠けているのは共感能力ですが、それを外見による見分け方で判別するのは困難です。表情に関しては、本来は無表情なのですが、うまく表情を他人に合わせます。
目次
- 1サイコパスってそもそもなに?特徴や見分け方はあるの?
- 2サイコパスの特徴はいろいろあるが、外見ではなく内面の話、見分け方も難しい
- 3サイコパスは男や女や子どもかによる特徴や見分け方に差はあるのか
- 4子どものサイコパスの特徴は見た目に出やすいので見分け方も比較的容易
- 5サイコパスは成長につれて表情や、サイコパスを隠すための学習をするので見分け方が難しい
- 6サイコパスの特徴には役者ということもある、そのため見分け方が難しい
- 7サイコパスによって知能が異なるが、知能の低いサイコパスの特徴や見分け方とは
- 8知能の高いサイコパスの特徴やその見分け方とは
- 9周囲の人は気を付けて!特徴や見分け方に当てはまらなくても違和感を感じたら近づかないこと
- 10サイコパスの特徴や見分け方に気を付けていても被害にあってしまったら
- 11サイコパスの特徴をもつ遺伝子は親から子どもに受け継がれるのか
- 12サイコパスの特徴の遺伝に関する科学的な根拠
- 13職場などの身近にサイコパスっぽい人がいたら、定義や見分け方や特徴をその人に当てはめてみる
- 14見分け方や特徴の後には、どういう特徴をもつサイコパスは危険なのかを考える
- 15まとめ
サイコパスってそもそもなに?特徴や見分け方はあるの?
サイコパスは精神病の一種と定義されていますが、具体的にどういう症状かというと、共感性の欠落です。サイコパスには感情がないと勘違いされるケースもありますが、実際は、「サイコパスは感情がないわけではない」という点が重要です。あくまでも、他人に対して共感しないだけで、本人の感情はあります。ただ非常に偏っている点は問題でしょう。
そして、外見的に特徴があって、それに対する見分け方があるわけではありません。脳の異常性が外見の特徴として表れていれば見分け方も簡単かもしれませんが、そうではありません。
サイコパス以外にも、いろいろな精神疾患が存在します。これらも外見的な特徴があって、明確な見分け方があるわけではありませんが、サイコパスの場合は特に外から特徴をつかむのは非常に難しいです。
なぜかというと、サイコパス自身が自分の特徴を隠し、他社を欺くことを考えているからです。当然サイコパス自身は、自分がサイコパスであることを他人に悟られないようにしています。要するに、非常に打算的に社会に溶け込みます。
出典: http://quiizu.com
サイコパスの脳は生まれつき偏っています。
脳の共感性を司る部分が機能していません。
その代り、別の回路が強固な場合もあります。
とにかく思考回路丸ごと一般人とは大きく乖離しています。
サイコパスの特徴はいろいろあるが、外見ではなく内面の話、見分け方も難しい
そしてサイコパスの具体的な特徴ですが、まず表面的には饒舌で魅力的な場合すらあります。
他の特徴としては、
・嘘をよくつく
・責任感の欠如
・良心の欠如
・衝動的
などの特徴があります。ここに挙げたものはサイコパスの特徴のごく一部なのですが、基本的に自分の欲望のためには手段を選ばないことが共通点になります。自分の欲望さえ満たせれば他人のことはどうでも良いと考えており、また他人は自分の欲望を満たすための道具とも考えています。そのため、ときには魅力的に振る舞い、ときには人を突き放して自分に都合よく物事が運ぶようにコントロールしています。
出典: http://www.irasutoya.com
操られる人
操られている職場などの身近な人は精神を消耗します。
一応はサイコパスの内面からの特徴、見分け方が存在しますが、人を疑わない人は特に被害者になります。
ときには人を疑うことも必要です。
サイコパスは男や女や子どもかによる特徴や見分け方に差はあるのか
サイコパスの定義や特徴がわかったところで、次に男や女や子どもなどの性差や年齢による差があるのかが気になるところです。これに関しては、差はないとされています。まず男女ともにサイコパスは存在しており、比率に差はありません。そして、サイコパスは子どもの頃からサイコパスなので、大人になってサイコパスになるということはありません。むしろ、子どもの方が特徴がわかりやすいでしょう。
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サイコパスの場合は男女差以前に脳の働きがまったく常人と異なる。
一般的には言語は左脳で扱うが、サイコパスの場合は右脳で言語処理していたりする。
子どものサイコパスの特徴は見た目に出やすいので見分け方も比較的容易
子どものサイコパスの場合は、見た目に関しても無表情などの特徴がもろに表面化しているケースも多いので、身近にいれば気付きやすいです。
そういったサイコパスの特徴が表情に表れている子どもであっても、大人になるにつれてうまく表情や振る舞いを一般人に合わせるようになります。サイコパスの脳は生まれつき共感性を司る部分が機能していないのですが、理性面に関しては優れている場合も多いです。衝動性と理性を兼ね備えた非常に奇妙な脳の構造をしているので、大人のサイコパスは身近にいても気が付かないケースも多々あります。社会的に身分が高いサイコパスもいれば、短絡的な犯罪を繰り返すサイコパスもいるので、同じサイコパスであっても人それぞれ行動は異なります。
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非常に利己的で身勝手。
都合の良い相手にのみ寄っていきます。
そして、搾取するものを搾取したらあとは切り捨てるのみ。
サイコパスは成長につれて表情や、サイコパスを隠すための学習をするので見分け方が難しい
まずもともとの顔立ちに関しては、サイコパスも普通の人も変わりありません。サイコパスは脳の機能に問題がありますが、それが顔の特徴として表れることはありません。なので、単純に顔の造形による見分け方はないのです。子どものサイコパスの表情は無表情であったり、明らかに笑うタイミングでない場面で笑ったりするのですが、それは脳の異常性がそのまま表情に表れているためです。なので、子どものサイコパスの場合はサイコパスの特徴が表面に出ており、見分け方も比較的容易になります。
しかし、大人に成長したサイコパスの場合は、自分の頭のなかと実際の表情がまったく異なります。その理由は、思っていることをそのまま表情に出すと周囲と乖離することを経験上わかっているので、うまく周囲の真似をします。サイコパス本人の思考回路はもちろんサイコパスの特徴そのものなのですが、それが傍から見ても特徴が表面化していないのでわからないのです。なので、見分け方は短絡的に振る舞いだけを見るのではなくて、行動の結果などに着目する必要があります。
サイコパスは責任感や良心がまったくないので、自分の利益のために他人を犠牲にします。なので、表面的なサイコパスの振る舞いではなくて、その人の目的がなにで、またどのような手段を選択しているかに着目します。表面的には良い人を演じながら、他人を追い込む術も持っているので、見分け方が難しいです。
もちろん学習しないサイコパスもいますが、その場合は成長する前に問題行動を表面化させて犯罪を起こしたり、周囲とトラブルを起こします。
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サイコパスは普通の勉強のように、人を欺く術を学習する。それは人の心理を読む手法であったり、表情を一般的な反応に合わせる学習だったりする。
サイコパスの特徴には役者ということもある、そのため見分け方が難しい
役者は役に入り込んだり、思っていることとまったく異なる表情や仕草をすることができます。サイコパスもそれと同じで、頭のなかで考えていることと、実際の行動や表情が乖離しているケースが多いです。もちろん感情移入することはないので、役に入り込むことはないのですが、うまく取りつくろうのが得意です。
むしろ役としてその場を演じなければ生きていけないことになるので、当然大役者です。思ってもいないことを表情一つ変えずに言うなんてことは朝飯前ですし、むしろ本音を言うことはほとんどないでしょう。
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サイコパスはいくつもの仮面を被って生きている。
サイコパスによって知能が異なるが、知能の低いサイコパスの特徴や見分け方とは
知能を一概に図ることは難しいですが、要するに、理性的かそうでないかという区分ができます。サイコパスはもともと自分の欲望に忠実で、それ以外のことを無視して生きています。
なのですが、欲望を叶える方法がサイコパスによって異なります。そして、一般的に知能の低い、いわゆる短絡的なサイコパスの場合は、犯罪行為などの場当たり的な方法によって欲望を叶えようとします。その欲望は本能的なものであったり、刺激を求めた愉快犯であったりします。深く考えずにとんでもなく残忍なことを行うケースも多く、ニュースなどでもよく取り上げられている猟奇的な殺人事件を起こしているサイコパスも多いです。
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暴力的な行動に走る傾向にある
知能の高いサイコパスの特徴やその見分け方とは
サイコパスは自分の欲望に忠実で、周囲の利害を無視します。しかし、子どもはともかく大人の場合は自分の行動に対するデメリットを考慮します。もちろんサイコパスの場合は、責任感の概念はありません。なので、犯罪を起こすと自分にとってデメリットになるから起こさないという発想になります。
短絡的なサイコパスの場合は目先の快楽優先で犯罪行為を行いますが、知能の高いサイコパスの場合は、社会のルールをある程度守ったうえで欲望を叶えようとします。なので、社会的なステータスが高い場合も多いです。
アメリカの統計では弁護士や経営者にサイコパスは多いとされており、それは口達者で、知能自体は高いからできることです。高い衝動性を持つ反面、感情を無視して目的達成のために取り組むことができるので、そういった強みもあります。
普通はたとえば勉強していてもいろいろな感情が沸き上がってきて集中できないこともあります。他には経営責任に対してプレッシャーを感じることも多いでしょう。しかし、サイコパスの場合はそういったものを感じません。もちろん感情自体はあるのですが、非常に単純な感情しか持ち合わせておらず、プレッシャーや恐怖感や不安は感じないのです。このことからサイコパスの脳は「爬虫類脳」とも言われます。
普通の人間は「爬虫類脳」「哺乳類能」「人間脳」と大脳の構造が階層化されていますが、サイコパスの場合は哺乳類脳が飛んでいます。要するに、非常に単純な本能の上に理性が乗っているような状態になります。
哺乳類脳は愛情や他社とのつながりなどを求める脳で、感情的な人ほど哺乳類脳が強いです。逆に理性的な人は人間脳が強いです。しかし、サイコパスの場合は爬虫類のような原始的な脳の上にダイレクトに人間の脳が乗っているので、狡猾な爬虫類のような状態です。
身近な人にとっては非常に危険な人物です。
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サイコパスの特徴は知能に関わらず攻撃的な性格を持ちます。
しかし、その特徴をうまく隠して打算的な手段を取るか、それとも全面的に社会的なルールを無視した他社攻撃を行うかは人それぞれです。
周囲の人は気を付けて!特徴や見分け方に当てはまらなくても違和感を感じたら近づかないこと
サイコパスはそれなりの割合で社会に潜んでいますが、見た目は同じでも思考回路そのものが普通の人とまったく異なります。法律を守っていたとしても、道徳的な価値観を理解することは不可能です。自分の利害関係でしか動かないので、良心や反省という言葉はまったくの無意味です。
見分け方は表面的に見分けることはほぼ不可能で、あくまでも言動の違和感を察知するしかありません。特に表面的には思いやりがあるように振る舞っているが、実際は他人を傷つけるタイプはサイコパスに多いです。これは意図しているケースもありますが、本当に自分は思いやりがある人間だと思っているケースもあります。サイコパスは本人も自分がサイコパスと思っていない場合も多いのです。定義は脳のもともとの機能障害ですが、そこまで精密に脳の検査をする人は稀です。なので、本人も気づいていない場合があります。なんとなく周囲と自分が違うと思っていたとしても、そもそも気にしませんし、それを利用して周囲の人間を利用しようとするだけです。なので、職場などの身近にそういう人がいたら、距離を置くのがベストでしょう。
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ふわふわ逃げる
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しっかり防御する
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それでも追い込まれるケースが多いです。
サイコパスの特徴や見分け方に気を付けていても被害にあってしまったら
特に優しくて気の弱い人は、気が付かない間にサイコパスの鴨になってしまうケースが多いです。サイコパスの特徴や見分け方や定義を知っていて、なおかつ職場などの身近な環境にそういう人がいたとしても、犠牲になってしまうことがあるのです。
世の中には一定数相手の言ったことに対して「ノー」と言えない人が存在します。そういう人はサイコパスに目を付けられやすいので、今まで生きてきてサイコパスの存在にむしろ気づいている人が多いかもしれません。
普通の人は、世の中にサイコパスが多いと言われてもピンときません。それは自分自身がターゲットにされた経験を持たないので、サイコパスが職場などの身近にいてもまったく気づかないからです。なのでサイコパスの特徴や見分け方を特別意識しなくても、被害を受ける可能性は低いでしょう。しかし、気が弱くて優しい特徴を持つ人にはサイコパスが近づいてくるので、人生の中で何度か攻撃された経験を持つということです。子どものころから学校でサイコパスの餌食になり、社会に出ても会社でサイコパスの餌食になっている人は、明らかに見た目にも性格的にも気が優しすぎる可能性が高いので、今後の人生を好転させるためにも、たまには「ノー」と言った方が良いでしょう。
サイコパスの定義に当てはまる人物でなくとも、人を陥れて自分が得をしたいという特徴を持つ人物は存在します。脳の共感性の部位が働いていても、その働きは人それぞれですし、多少ずれた脳の特徴を持っている人は多いです。そういった人たちの被害にあわないように、自分の意志で行動することや、相手の要望を無条件に飲まないことが必要になります。
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被害を最小限に抑えることが重要です。
精神的に追い込まれ過ぎて崩壊してしまうことも・・・
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そして精神崩壊
サイコパスの特徴をもつ遺伝子は親から子どもに受け継がれるのか
サイコパスの特徴が遺伝する可能性はあります。性格的な特徴にしても脳の構造的な特徴にしても遺伝子レベルの問題があり、どうにもならない部分があります。親の知能が子どもに遺伝することは当然ありますし、それと同じことです。よく家庭環境の問題で子どもの学力が変わるという話がありますが、それはもちろん一要素としてあります。しかし、もともとの脳の機能も遺伝します。体の身体的特徴が遺伝するのと同じように、脳の特徴もある程度遺伝するのです。そして、サイコパスは脳の一部が機能していない状況ですが、これも遺伝します。なのでサイコパスの身近な身内もサイコパスのケースは多いです。サイコパス同士が波長が合うかというとそんなわけはないので、互いにいがみ合うか、もしくはお互いに興味がないです。サイコパスは他人を利用価値がある人間とそうでない人間に区分しています。そして、利用価値があれば接近しますが、利用価値がないと気に留めません。
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親子でサイコパスは身近な人は非常に苦労します。
サイコパスの特徴の遺伝に関する科学的な根拠
サイコパスの遺伝性に関して科学的に根拠があるのかというと、それは今のところ明確ではありません。あくまでも統計学的な推測になります。身体的な遺伝性に比較して、脳の分野はまだ解明されていないことが多いのです。そのため、あくまで統計的にサイコパスの子どもはサイコパスが多いことしかはっきりしていません。
見た目での見分け方で判別できるものでもないので、難しいところです。
出典: http://www.acdc.tokyo
サイコパスの話も含めて遺伝子の謎はまだまだ根深い。
見た目にはわからない個人の人間としての定義をいろいろと決定付けている。
職場などの身近にサイコパスっぽい人がいたら、定義や見分け方や特徴をその人に当てはめてみる
仮にサイコパスが職場などの身近にいたとしても、特に害がないのであれば問題ありません。共感性の欠落がサイコパスの定義ですが、サイコパスでなくてもこういった特徴を持つ人はもちろん存在します。仮に共感性を持っている人であっても、その共感性が歪んでいるケースは多々あります。
職場などの話とは多少ずれるのですが、子どもを虐待するようなケースもあります。この親がみんなサイコパスの定義に当てはまるわけではありませんし、むしろ子どものことを考えた結果暴走している可能性もあります。
なので、危険人物がみんなサイコパスとは限らないですし、逆にサイコパスだから絶対に危険人物とも限りません。
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一見普通に働いているように見えても、ひそかにターゲットを追い詰めようとしている場合がある。
特徴を隠すので見分け方もないのですが、追い詰められているような感じや、違和感を感じたら近づかない方が良いです。
また、仮にサイコパスでなくても自分に害のある人物は避けた方が良いでしょう。
見分け方や特徴の後には、どういう特徴をもつサイコパスは危険なのかを考える
職場などにサイコパスの定義や特徴に当てはまる人がいる場合には、当然なるべく距離を置いた方が良いでしょう。普通にずれた人間とはわけが違います。共感する機能を持っていないので、他人がなんと言ったところで気持が伝わるようなことはありえません。
しかし、打算的で共感性がないから危険というわけではなく、利害関係がまったくない人にとっては危険でない場合もあります。職場の人に対して不必要に攻撃的な態度を取れば、サイコパス自身にも害が及ぶので、そのようなことはあまりしません。
しかし、逆に職場で他人を追い詰めることによって自分に利益がある場合には、普通では考えられない方法でそれを実行する可能性があります。追い詰められた相手のことは考えませんし、自分自身のリスクにも鈍感という特徴を持ちます。傍から見分け方があるわけではないのですが、リスクを恐れないので突拍子もない行動を取ることは多いでしょう。
なので、職場にサイコパスの可能性のある人物がいて、さらにその職場のサイコパスが自分を追い詰める理由がありそうな場合には、特に気を付ける必要があります。
まとめ
サイコパスの特徴は複数あり、見分け方もあります。しかし、この特徴の見分け方はあくまでも個人の内面も含めて判断するものです。
ぱっと見で見分ける方法はありませんし、内面を知ったときにはすでにサイコパスのターゲットになっている可能性もあります。そういうときは、空気を読みすぎずにシャットアウトする勇気も必要です。
出典: https://search.yahoo.co.jp
勇気をもって逃げる